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自己PRとガクチカの違いは?内容が被っても大丈夫?|テーマ別の例文16選

✔ 本記事のまとめ
●自己PRを質問する理由は『自社との相性を知りたいから』、ガクチカを質問する理由は『仕事に対する姿勢を知りたいから』というように、質問する意図が異なる

●自己PRとガクチカのテーマは被っても問題ないが、内容やアピールポイントが被ることはNG

●自己PRとガクチカが書けない時は、自己分析を見直してみる

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目次

ガクチカと自己PRを作っていく中で「内容がかぶる…」「同じエピソードで、マイナスの評価はされないかな?」と不安に思う人は多くいます。

結論、別々のエピソードを記載した方が「様々な経験をした人」という高評価を得られやすい傾向にありますが、必ず別のエピソードにするという決まりはないので、「どうしてもない…」という人は、かぶってしまっても構いません。

しかし全く同じ内容を記載してしまうと、質問の意図を理解していないと思われ、評価が下がってしまします。

本記事で紹介している書き方の違いや何を重視して書くべきなのかを確認して、エピソードの差別化をしましょう。

自己PRとガクチカの違い

自己PR ガクチカ_違い/自己PRとガクチカの違い

まず、自己PRとガクチカの違いを、『企業が質問する意図』『アピールポイント』『書き方・構成』の3点から説明します。

企業が質問する意図

自己PRとガクチカの1つ目の違いは、『企業側がエントリーシートや面接などで質問をする意図』です。

自己PRを聞く理由『自社との相性を知りたいから』

まず、自己PRを質問する背景には、『就活生の人柄や長所が企業の求める人材とマッチするのかを確認したい』という意図があります。
企業は単に優秀な人材を求めている訳ではありません。いくら優秀な人材でも、自分の強みや希望のキャリアパス、価値観や性格などが企業とマッチしていなければ、入社したとしても自分の力を発揮できず、活躍できない恐れがあるからです。ミスマッチの大きさによっては、早期退職にも繋がりかねません。

そのため、企業は自己PRを通して、学生の人柄や長所を把握し、自社との相性を確認したいのです。

■ガクチカを聞く理由は『仕事に対する姿勢を知りたいから』

一方、ガクチカを質問する背景には『学生の困難への向き合い方、仕事に対する意欲や取り組み方を知りたい』という意図があります。

例えば、TOEICや資格の取得に向けて、計画的に粘り強く取り組んだ経験のある学生に対しては、「長期的なプロジェクトを任せたとしても、計画的に取り組み成功させてくれそうだ」と考えることができます。

このように、企業はガクチカを通して、「入社後、壁に直面した時、この学生はどのように行動するのか」「そもそも乗り越える力があるのか」という部分を見抜こうとしているのです。

アピールポイント

企業側の質問の意図が違うのであれば、学生側がアピールすべきポイントも異なります。

■自己PRのアピールポイントは『長所・強み・人柄』

まず、「学生と企業の相性を確かめたい」という意図がある自己PRでは、『自分の長所や強み、人柄』をアピールしましょう。ここで大切なことは、企業の求める長所や強みをアピールするということです。

繰り返しになりますが、どれだけ素晴らしい能力や強みを持っていても、それが企業とマッチしなければ高評価に繋がりません。アピールする長所や強みを選ぶ際には、企業の『求める人物像』などを参考にすると良いでしょう。

■ガクチカのアピールポイントは『物事への取り組み方』

一方、「学生の仕事に対する取り組み方を知りたい」という意図があるガクチカでは、『物事に対する自分の取り組み方』をアピールします。

就活生の中には、ガクチカを作成する際に、「アルバイトで売上を〇%上げた」「塾のアルバイトで偏差値を〇上げた」などの成果や結果に重きを置いて考える人がいます。しかし、企業側が1番知りたいことは結果ではなく、『課題に対してどう考えて、何をしたのか』という過程の部分です。

そのため、ガクチカとして挙げるエピソードの成果は「○○大会で優勝した」「アルバイト先のお店の売上を全国1位にした」といった大層なものである必要はありません。あくまでも、過程の部分を通して『学生の仕事に対する取り組み方』を見極めたい、という企業側の意図を忘れないようにしましょう。

構成

自己PRやガクチカには決められた書き方はないものの、『それぞれのアピールポイントを強調しやすい構成』というものが存在します。

■自己PRは『PREP法』

自己PR ガクチカ_違い/自己PRの書き方(PREP法)

PREP法とは、Point(論)、Reason(理由)、 Example(具体例)、 Point(結論)の頭文字をとった文章構成のことです。

自己PRをPREP法で述べる場合、まず最初に「私の強みは〇〇です」という結論を述べましょう。最初に話の結論を述べることで、相手に話の内容を理解してもらいやすくなります。この時、強みについて細かいことまで述べる必要はありません。なるべく簡潔に伝えることが大切です。

次に、「この強みは〇〇での活動で発揮されました」というような強みを裏付けるエピソードを述べます。自分の強みが最大限に発揮されたと思う過去のエピソードを選びましょう。また、当時の自分の感情や具体的な数字などを交えることで、より説得力のある自己PRにすることができます。

PREP法におけるReason(理由)とExample(具体例)には、明確な境界線がありません。あくまでも『結論を裏付けるエピソードを具体的に説明する』ことが大切です。

そして、最後に「この強みは、入社後〇〇という場面で活かせると考えております」というような結論で締めます

エントリーシートや面接などの選考では、企業に『自社との相性が良い=採用するメリットがある』と思ってもらうことが非常に重要です。そのため、最後の結論では、「その強みを入社後どのような場面で活かすことができるのか」という部分を必ず述べるようにしましょう。

企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
「選考通過できる自己PRを書くためにはどうしたら良い?」「自己PRの正しい書き方がわからない」という方に向けて、本記事では自己PRの書き方について詳しく解説しています。

■ガクチカは『STAR法』

自己PR ガクチカ_違い/ガクチカの書き方(STAR法)

STAR法とは、Situation(状況)、Target & Task(目的・課題)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字を取った文章校正のことです。

ガクチカをSTAR法で述べる場合、まず最初に「私は大学で〇〇に力を入れました」というように、学生時代に力を入れたことを端的に説明します。上述の通り、企業がガクチカで一番知りたいことは過程の部分(STAR法だとAction(行動)の部分)であるため、Situation(状況)はなるべく簡潔に述べるようにしましょう。

次に、取り組んできたことに対して、どのような目標を掲げ、その目標を達成するまでにどのような困難・課題があったのか、について説明しますこの時、目標や課題はなるべく定量的に述べるようにしましょう。例えば、「部員数を増やすことを目標にしました」という回答だけだと、なぜその目標を立てたのか、どれぐらい部員数を増やしたいのかがわからず、その後のAction(行動)部分の内容をスムーズに理解してもらえない恐れがあるからです。

目標や課題を説明したら、次に、その目標達成や課題解決に向けて自分が取った行動を具体的に述べます。この時、取った行動のみだけではなく、『どのような考えからその行動をとったのか』という部分も含めて説明するようにしましょう。

例えば、「私は、まずは部員数が減少している原因を把握する必要があると考え、昨年度の新入生に「この部活を選ぶにあたって不安だったことは何か?」という質問をしました。すると多くの人が「部活の様子が良くわからなかった」という点を挙げており、広報活動が不足していたことに気づいたのです。そこで、チーム全体で話し合い、部活の日常風景を載せるInstagramのアカウントを開設することにしました。」というように、行動の『経緯』から説明することで、自分の仕事への取組み方をより効果的にアピールすることができます。

そして、最後に、それらの行動から得た結果や成果を簡潔に説明しましょう。結果についても、「その結果、昨年度の5月には過去最高となる50人以上の新入生が部活に所属してくれました。」と定量的に示すことで説得力が増します。

また、経験から自分が学んだことも合わせて述べるようにしましょう。繰り返しになりますが、企業がガクチカを通して知りたいことは『仕事に対する姿勢です。「この経験から、目標を達成するためには、課題とその原因を分析し、計画的に進めることが重要であることを学びました。」と説明することで、自分の仕事に対する姿勢をよりアピールすることができます。

評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき
ガクチカはエントリーシートや面接でよく聞かれる質問の1つです。就活では、多くの企業がエントリーシート選考の次に面接選考を行っているため、エントリーシートが通らなくては面接には進めません。そのため、ガクチカの書き方をしっかり理解して、まずはエントリーシート通過を目指しましょう。

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自己PRとガクチカのエピソードは被っても良いの?

自己PR ガクチカ_違い/自己PRとガクチカは被っても大丈夫?

「自己PRとガクチカのエピソードは被っても良いの?」という疑問を持っている就活生も多いのではないでしょうか?

結論、自己PRとガクチカのテーマは被っても問題がありません。

テーマとは、「部活動」「サークル活動」「アルバイト」などのことです。例えば、アルバイトという同じテーマにする場合、自己PRでは「自分の強みである明るさとコミュニケーション能力の高さを活かした対応でお客様に喜んでもらえた」という経験を、ガクチカでは「アルバイトの接客サービスの質を向上させるためにマニュアルを作成した」という経験をアピールすることは問題ありません。

一方、テーマも内容も被っていると十分にアピールしきれない恐れがあるため、注意が必要です。

h2自己PRとガクチカの違いでも説明した通り、自己PRとガクチカでは質問の意図やアピールすべきポイントが明確に異なります。そのため、同じ内容やアピールポイントでは、企業側が知りたいことを十分にアピールできず、高い評価には繋がらないでしょう。同じテーマを扱う場合には、それぞれの意図やアピールポイントの違いをしっかりと理解した上で作成することが大切です。

しかし、アピールできるエピソードが複数ある人は、自己PRとガクチカで異なるテーマを選ぶことをオススメします。

企業はエントリーシートや面接を通して、学生の人柄を知りたいと考えています。異なるテーマを選ぶことで、自分をより多面的にアピールすることに繋がるでしょう。

【テーマ別】自己PRとガクチカの例文

自己PR ガクチカ_違い/自己PRとガクチカの例文

以下では、自己PRとガクチカの例文をテーマ別に紹介します。

テーマは、アルバイト、学業、サークル活動、ゼミ・研究室の4種類です。

「テーマや内容が被ってしまう…」と悩んでいる人は、自己PRとガクチカのアピールポイントや構成の違いに注目してみて読んでみましょう。

アルバイト

■アルバイトを題材にした自己PR①

自己PR
私の強みは、相手目線に立って考える力です。
その根拠として、大学2年次に個別指導塾のアルバイトで、確認テストの正当率を70%から100%近くにまで上げた経験を挙げます。
当時11人の生徒を担当していた私は、確認テストの正答率の低下を問題視しました。指導時間外にヒアリングを実施したところ、原因は2つあると考えました。1つ目は、他教科を担当する講師と宿題の量に関する情報共有ができていなかったため、宿題の量が多すぎたこと2つ目は、生徒のやる気を引き出せていないことです。1つ目に関しては、事務作業中に講師同士で情報共有を行い、他教科の進捗を考慮することによって、生徒にとって適切な量の宿題を出すことを実現しました。2つ目に関しては、指導時間で生徒との関係構築を重視しました。雑談を交えながら共に課題や解決策を考える指導をし、悩みを打ち明けやすい環境づくりをしました。そして、生徒にとって私が先生ではなく相談相手となることを意識しました。その結果、確認テストの正答率を100%近く維持させることに成功しました。私の強みを活かし、社会に出てからも、お客さま目線の提案をしたいです。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(ゆうちょ銀行24卒)

■アルバイトを題材にした自己PR

過去の経験に基づく自己PRを具体的な行動を含めて入力してください。
私の強みは、「決めたことや頼まれたことは、どんなに困難でも粘り強くやり抜く力」です。この強みは大学入学を機に始め、3年間続けている◯◯◯◯レストランのアルバイトにて、新人スタッフの指導を担当した際に生かされました。私は同職場でアルバイトを始めて半年が経った大学一年生の◯◯頃から新人スタッフの指導を担当しています。しかし、教育担当として指導を始めた当初は、新人スタッフに対して上手く指導ができず、店長や先輩アルバイトの方からは指導の仕方に関する指摘を新人スタッフからは指導に対する不満を言われることが多々ありました。私はこのままでは教育担当として成果を残せないと考え、自身の指導を改善する必要があると考えました。そこで以下二点の施策を行いました。
1. 新人スタッフらに実際の指導での不満や改善して欲しい点のヒヤリング
2. 店長や先輩アルバイトの方が実際行っている指導法の観察
上記二点の施策を通し、私の指導は説明が全体的に端的になり過ぎている、相手が新人であるという認識が欠如しているという二点の課題が分かりました。そこで、その後の指導では説明の内容を端折らない、専門用語を多用するのではなく、分かりやすい言葉、単語で説明するという二点を心掛けて新人スタッフの指導を行いました。その結果、新人スタッフから、「指導が分かりやすくなった」と言ってもらえるようになり、新人教育の担当として、始めて指導を行った新人スタッフ2人の指導を最後までやり抜くことができました。このように、私は、困難なことでも投げ出すのではなく、自分なりに改善を図りながら、最後まで粘り強くやり抜き、成果を出すことができます。貴社でもこの強みを活かし、困難なことでも粘り強くやり抜くことで成果を出せる人材になりたいと考えます。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(オリエントコーポレーション24卒)

■アルバイトを題材にした自己PR

自己PR
お客様目線で考え、行動できることが私の長所です。この強みはスポーツクラブのプールの監視のアルバイトで活かされました。例えば、いつも同じ道具を使うお客様に対し、その方の姿が見えたらその道具を予め用意しておき、スムーズに施設を利用して頂けるようにしました。するとその方から、「気が利くね、ありがとう。」という言葉をいただくことができました。他には、ウォーキングする人が多い場合はウォーキングコースを増やすといったように、利用者数に応じてコースの配置を変更しました。このような行動から、顧客満足度を高めることができました。入社後は、お客様目線で考え行動できるという強みを、SEとして顧客の課題を解決していきたいです。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(NTTデータフィナンシャルテクノロジー22卒)

■アルバイトを題材にしたガクチカ①

学生時代に力を入れて取り組んだこと(400文字)
老舗天ぷら屋の接客リーダーとして、接客力の底上げを通して顧客獲得に尽力した。当初コロナ禍で客足が遠のいていたため、私はコロナ禍前を知る唯一のアルバイトとして状況を改善し、社員からの期待に応えたいという想いから顧客獲得を目標に定めた。そこで顧客数が多い他店舗へ調査を行った結果、スタッフ間の接客レベルに格差が少ないことがわかった。新人が多く、スタッフの接客力に差がある自店舗において、再来店促進には接客力の底上げが不可欠だと考え、2つの施策を実行した。1つ目にOneNoteでマニュアルを作成し、スタッフ皆で更新できる仕組みを確立した。技術・知識面の強化を図り、お客様の期待を超える接客レベルの実現を目指した。2つ目は指導体制の構築だ。個別指導でスタッフに指導のコツを伝え、次世代もノウハウを活かせる体制を整えた。結果、スタッフ全体の接客力が底上げされ、顧客数増加率は全国29店舗中1位となった。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(みずほフィナンシャルグループ24卒)

■アルバイトを題材にしたガクチカ

学生時代、学業以外に力を入れたことを教えてください。
ワインバルのアルバイトでインスタグラムを開設したことである。大学1年次から現在まで、ワインバルのキッチンでアルバイトをしている。ホールスタッフから、「毎月変わるワインメニューが知識不足から勧めることができない」という声があがった。ワインの知識を付けることはもちろん、それを勧めるにはインプットとアウトプットの仕組みづくりが必要であると考えた。そこで私は、アウトプットの場であるインスタグラムを運営することを店長に提案した。しかし、世代が違うメンバーと1つのものを運営するのは困難であった。そこで、1人ずつと個別に連絡をとり、1)役割を明確化、2)徹底的なルール作成を行った。これを行ったことで、15人のアルバイトメンバーと円滑に運営できた。結果、接客の質を向上させ、ワイン売上を1.2倍にすることができた。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(デロイトトーマツコンサルティング(DTC)23卒)

■アルバイトを題材にしたガクチカ

これまで最も力を入れた活動について教えてください。(大学/大学院時代に限定しません)(400字以内)
私は惣菜店のアルバイトにおいて、お客様の期待に応えられるように、接客スキルの向上に努めました。勤務していた店舗では毎日商品が売れ残るという課題がありました。原因は混雑時に商品の購入をあきらめる方がいることや、常連客が少ないことだと考えました。そこで、現状を改善すべく(1)惣菜の計量技術を高めること、(2)顧客満足度を高めて再来店してもらうことを意識して行動しました。具体的に(1)では、混雑時に素早く対応するために、お客様がいない時間帯に一度で注文グラムの惣菜を量れるように練習をしました。(2)では、惣菜に関する質問に答えられるように自宅で惣菜の特徴を勉強し、スタッフと説明練習を行いました。常連客には相手が好みそうな商品を勧めるたり、話しかけたりしました。その結果、月に1日、商品が完売する日がありました。この経験から相手の期待に応えられるように、日々努力し、行動し続ける大切さを学びました。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(三井住友信託銀行23卒)

学業

■学業を題材にした自己PR

自己PRを教えて下さい。(300文字)(400字以内)
私は計画性と粘り強さを持って目標を達成できる。高校時代にはこの強みを活かして志望大学に合格した。私は高校1年時に受験を決めて3年間の勉強計画を練り、状況に応じて計画を修正しながら地道に学習を進めた。当初は「模試での成績が伸びない」という課題があったが、複数の模試の結果を振り返って原因を分析したところ、応用問題の正答率が低いということがわかった。そこで、大学の過去問や問題集を解く時間を毎日必ず設け、知識のアウトプットを行う機会を増やすことで様々な形式の応用問題に対応する能力を磨いた。その結果、偏差値は3年間で20以上上がり、余裕をもって合格することができた。以上より、私は計画性と粘り強さを持つ。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(三菱UFJモルガン・スタンレー証券22卒)

■学業を題材にしたガクチカ

これまで最も力を入れた活動について教えてください。
大学1年次に効率的に学業に取り組み、学部長特別賞を受賞した。第一志望不合格の悔しさから、商学部生1059人中成績上位10人に与えられる学部長特別賞を目標とした。大学受験の経験から、質の高い自学自習が成績向上の最大要因であると考え、自学自習の非効率性とモチベーション低下を問題視した。原因は、①課題取り組み時間が長いこと、②他者との関わりがないことだ。①に関して予習復習と授業中の発言を欠かさず行い、確実な内容定着により、アウトプットの速度を向上させた。加えてレポートの構成を確立し、時間短縮を達成した。②は同級生10人の勉強チームを立ち上げ、疑問解消の場を構築した。他者の疑問を積極的に解消し、自身の理解度とモチベーションを向上させた。メンバーの意識改革も果たし、授業の質向上にも繋がった。上記を1年間実施した結果、目標を達成し、目標に対して計画性をもって効率的に取り組む力を身につけることができた。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(三井住友信託銀行24卒)

サークル

■サークルを題材にした自己PR①

これまでにやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえて自己PRしてください。(600字以内)
私の強みは、課題解決能力だ。
私が主将である柔道部は他大学と比べて練習時間が短い。この環境下でも大会で結果を残し、チームを活性化させるために、日々のミーティングの実行と練習メニューの刷新によるチーム一体化を図った。
当時、各部員が練習を通して獲得したい能力が異なるために、チームにばらつきがあり、部員の練習へのモチベーション低下が生じていた。具体的には、それぞれ練習を通して獲得したい強みが違うが故に、各部員が行いたい練習メニューを主張していた。柔道は個人競技であるため、各部員に「自分がほしいスキルを自分で獲得しろ」と言うことは簡単である。しかし、大学の部活動というチームで活動をしている以上、そのような放任主義的なことはしたくなかった。
そこで私は、チーム全体で取り組む稽古の中で、個々の部員が抱える課題の解決を図ることにした。
そのために、以下2つを取り組んだ。
1つ目は日々のミーティングの実行だ。
話し合いの機会を設けることで、部員一人ひとりが何を求めているのかを互いに理解し合った。
2つ目は練習メニューの刷新だ。
従来は毎回ほぼ同じ内容の練習を繰り返していた。
そこで私は日々異なる練習メニューを作成し、全員がモチベーション高く練習に参加できるようにした。
その結果、部員の柔道技術が大きく向上し、前年度最下位だった大会で、上智大学柔道部史上最高順位となる団体3位を獲得し、チームとしての一体感も高まった。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(キッコーマン24卒)

■サークルを題材にした自己PR

自己PR
私の強みは柔軟な発想と工夫ができることです。私が所属するサークルでは新型コロナウイルスの影響により新入生を迎え入れることが困難になっていました。コロナ禍であってもサークルを存続させたいという思いから、私はサークルの新歓担当メンバーとしてオンライン新歓を実施しました。初めてオンラインで新歓をすることを決め、SNSを活用して参加を呼びかける説明会を実施しました。当初は数名程度しか集まりませんでしたが、学部別の座談会やメンバーでのライブ配信など、サークルの雰囲気が伝わるようなイベントを開催することで前年度の約2倍である〇名以上の入会応募数を集めることが出来ました。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(日立システムズ24卒)

■サークルを題材にしたガクチカ①

学生時代に最も力を入れたことをご記入ください。(400文字以下)
テニスサークルで全体の技術向上に取り組んだ経験だ。私のサークルの所属する団体は4部に分かれており、私達は2部に昇格するため秋の大会で優勝することを目指していた。しかしそのためには2つの課題があった。1つ目は、練習メニューの内容が楽しむことを目的としているために効率が悪いこと、2つ目は全体の中でも特に初心者の技術レベルが低いことだ。私は先輩方の引退前に何としても昇格を実現させたいという思いから、課題に取り組んだ。1つ目の課題への施策として、サークル内の経験者に片っ端から声をかけて集め、部活時代の練習を参考により効率の良い練習メニューを作成した。2つ目の課題への施策として、幹部に掛け合って初心者向けの集中練習会を開催し、経験者に頼んで指導に当たってもらった。その結果、秋の大会では優勝し、2部に昇格することが出来た。以上の経験から、私は「周囲を巻き込んで行動すること」の大切さを学んだ。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(三井住友海上火災保険23卒)

■サークルを題材にしたガクチカ②

学生時代にもっとも力を入れたことを教えてください。(400文字以下)
所属するバスケットボールサークルの新勧代表を務め、85名の新入生を迎えた経験である。取り組む中で、コロナの影響により、新入生との対面の接点を持つことが難しい状況であった。これにより、自身の入会のきっかけ、かつサークルの強みである「人柄と雰囲気」が伝えられない問題があった。そこで2つの施策を行った。①上級生が新入生を受け持つ担当制度の導入②サークル活動をまとめた動画の配信。①では新入生と上級生が個別のやり取りにて、疑問や不安を解消すると同時に、人柄を身近に感じられる体制を作った。②ではオンラインでは伝わらない雰囲気を把握してもらい、入会後のビジョンを強く描いてもらえるようにした。また他サークルとの相互PRや閲覧履歴を分析し、投稿時間帯の選別等を行うことで知る機会の増加を促した。その結果、強みである「人柄や雰囲気」に惹かれて入会するという声を多く貰い、昨年の2倍である85名の新入生を獲得した。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(日鉄ソリューションズ23卒)

ゼミ・研究室

■ゼミ・研究室を題材にした自己PR①

自己PR(300字以内)
私は中心となり集団を束ねることができます。中でも、多くの人の意見をくみ取りながらまとめられます。私は薬学部で4年間総代を務め、学生間の話し合いで決める研究室配属を取りまとめました。研究室配属は各人の進路に深く関わるため、強引な決定が無いよう進める必要がありました。そこで、賛同を得つつ公平に進めるべく、次の策を講じました。
・配属先の決め方の提示
「専攻科目のGPT上位者から選択する」という基準を全員で決めました。
・研究室を知る機会の確保
先生方に協力を仰ぎ事前訪問の時間を設け、研究内容や雰囲気を知る機会を増やしました。
上記の取り組みの結果、円滑に研究室配属を取りまとめられました。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(新日本科学PPD24卒)

■ゼミ・研究室を題材にした自己PR

自己PR(400文字)
私の強みは計画性である。大学3年次に研究室に仮配属され、そこで研究成果を発表する機会があった。3カ月という短い期間の中で実験から発表の準備までを行う必要があり、実験に割くことの出来る時間は多くなかった。そこで私は発表会での表彰を目指し、研究計画を作成した。準備期間の短さから、発表での伝え方が特に重要であると考えた。伝えたいポイントを先行研究との差別化という点に絞り、それに必要なデータを取る形での実験の段取りを行った。実験は計画よりも前倒しで進み、余った時間で発表での質問を想定した追加実験を行うことで、より質の高い発表を目指した。その結果、発表練習にも十分な時間を割くことが可能になり、学年での最優秀賞を受賞することができた。このように、状況に応じて優先順位を決め計画を進める力は、貴社での業務においても活かせると考えている。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(キオクシア23卒)

■ゼミ・研究室を題材にしたガクチカ①

最も力を入れた取り組みについて活動期間、役割、人数等具体的なイメージが出来るように内容を教えてください。(400文字以下)
ゼミの産学連携を通してのPR活動です。地元企業と提携し商品開発や販売促進を学ぶゼミで、私は地域活性化と地域食材の認知度向上を目的として、カフェと焼き菓子を共同開発しました。しかし販売する中で、商品のPRはできていても食材の素材の良さを伝えられていないことに気づきました。この課題に対してチーム5人で話し合い、魅力を伝えるための視覚的な情報が必要だという共通認識を持ちました。そこで私は「名刺サイズのPOP作り」を提案しました。全員の意見を掛け合わせて食材の魅力と次のアクションを取ってもらえるような記載内容を決め、自身が文字構成やデザインを考案してPOPを作成し来店された方に渡しました。その結果食材に興味を持った方が増え、他商品が1時間で平均10個売れている中、30個以上売ることで認知度向上に貢献できました。この経験からチームで意見を出し合うことで柔軟な策が生まれ、成果に繋がることを学びました。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(東京海上日動火災保険24卒)

■ゼミ・研究室を題材にしたガクチカ②

学生時代に最も苦労あるいは努力した経験、そしてそこから学んだことを具体的に記載してください。(400文字)
環境学のゼミで、ペットボトルごみ削減のために大学構内にウォーターサーバーを導入する活動で広報役として注力し、サーバー利用量を当初の15倍に伸ばすことに成功した。活動では、水道直結型の本格的なサーバー設置の許可を大学から頂くことを目標に、まずは簡易的なサーバーを設置し、利用促進のための宣伝を行った。当初は、環境改善やエコを呼びかける宣伝をしたが、あまり利用されなかった。ヒアリングから、学生が環境問題に敷居が高く感じていることが原因だと分かった。そこで「エコ」など学生に負担を強いるような印象を持つ宣伝方法を変え、「ペットボトル飲料の購入費用の節約」などの学生に対するメリットを前面に押し出して宣伝した。結果、利用量を当初の15倍にまで伸ばすことに成功し、調査結果を大学に報告したところ、本格的なサーバー設置に成功した。この経験から、当事者視点で現状を捉え、解決策を導き出すことの重要性を学んだ。

参照元:unistyle/選考通過者本選考エントリーシート(かんぽ生命保険24卒)

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自己PRとガクチカが見つからない時の対処法

自己PR ガクチカ_違い/自己PRとガクチカが見つからない時の対処法

それぞれのエピソードを考えていく中で「何を書けば良いのかわからない」「自分の強みが良くわからない…」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

このような人は、自己分析の深堀りが足りていない可能性が上がるため、再度自己分析から見直してみることをオススメします。

以下で5つの自己分析方法を紹介していきますので、自分に合ったものを探し、試してみてください。

マインドマップ

マインドマップとは、ひとつのキーワードから想像できる言葉を書き出し、地図のように具現化・可視化する思考の表現方法です。紙に書き出すことで思考を可視化することができるため、頭の中を整理しつつ自己分析を進めたいという人にオススメな方法です。

マインドマップでは自分の価値観をメインに深堀りすることができるため、特に【自己PR】を作成する際に役に立ちます。

ガクチカと自己PRがかぶる_マインドマップ

手順は下記の通りです。

(1)中央に主題を書く
(2)テーマを設定する
(3)それぞれの項目に「なぜ?」と問いかける
(4)価値観をまとめる
(5)分析結果と合うような企業を選ぶ

さらに詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

【図解あり】「マインドマップ」を活用した自己分析のやり方とは?
「自己分析をしたいけど、どうやってやったらいいんだろう」と悩んでいる人にマインドマップ”を活用した自己分析のやり方を紹介していきます。マインドマップは頭の中を紙に書き出すことで思考を可視化することができるため、頭の中を整理しつつ自己分析を進めたいという人にオススメな自己分析方法です。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、幼少期から現在までの出来事のモチベーションを書き出すことで、自分のモチベーションの源泉を知ることができる方法です。

テンションが下降している所から上昇した瞬間が「困難を乗り越えた出来事」の1つになります。そのため、モチベーショングラフでは特に【ガクチカ】の深堀りをする際に役に立ちます。

ガクチカと自己PRがかぶる_モチベーショングラフ

モチベーショングラフを作成する手順は以下の5ステップです。

(1)2つの軸を書く
(2)出来事を具体的に書く
(3)出来事が起こった際の感情や思考を書く
(4)感情や思考に共通点を探す
(5)言語化する

さらに詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

【図解あり】「モチベーショングラフ」を活用した自己分析のやり方とは?
「自己分析をしたいけど、どうやってやったらいいんだろう」と悩んでいる人に”モチベーショングラフ”を活用する自己分析のやり方を紹介していきます。モチベーショングラフを作成すると、幼少期から現在までの出来事の中で、自分がどんなときにモチベーションが上がるのか、逆にどんなことがあるとモチベーションが下がるのかを、わかりやすく可視化することができます。

SWOT分析

SWOT分析は自分の長所・短所などの内部要因、就活市場、業界の動向などの外部要因をかけ合わせて、自分について考えていく自己分析方法です。

SWOT分析では自分の強みや弱みを知ることができるため、特に【自己PR】を深掘りする際に役に立ちます。

ガクチカと自己PRがかぶる_SWOT分析

SWOT分析をおこなう手順は以下の6ステップです。

(1)上図の様に4つの項目を書いた紙とペンを用意する

(2)自分の長所・強みを書き出す

(3)自分の短所・弱みを書き出す

(4)就活市場における自分へのメリットを書き出す
例:
・売り手市場で内定が出やすい
・働き方改革による労働環境の変化
・副業が解禁されはじめている
・海外進出が増えている

(5)就活市場における自分へのデメリットを書き出す
例:
・ AIの発達
・他業界の参入
・終身雇用の崩壊
・変化が激しい時代になった
・〇〇業界の市場縮小

(6)4つの項目を掛け合わせてみる
例:
「人見知りしない×海外進出が増えている×他業界の参入=海外展開に注力している企業」
「難しいことに挑戦するのが好き×変化が激しい時代になった=クリエティブ系の仕事」

さらに詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

【図解あり】「SWOT分析」を活用した自己分析のやり方とは?
「自己分析をしたいけど、どうやってやったら良いんだろう」と悩んでいる人に向け、「SWOT分析」を活用した自己分析のやり方を紹介していきます。SWOT分析は自分の長所・短所などの内部要因、就活市場、業界の動向などの外部要因をかけ合わせて、自分について考えていく自己分析方法です。

自分史

自分史は幼少期~現在までの実体験を書き出し、その出来事を深堀りしていくことで自分の価値観や行動パターンを見つけていく自己分析方法です。

出来事の洗い出しにも使えますし、自分の価値観を見つけることで企業選びの軸や自分に向いている仕事を知ることもできます。

自分史を作ることで「〇〇の習慣を今も続けていた」「△△の時に困難を乗り越えていた」という気付きにも繋がるため、自分史では特に【ガクチカ】を深堀りしていく際に役に立ちます。

ガクチカと自己PRがかぶる_自分史

自分史を作成する際の手順は以下の2ステップです。

(1)過去の経験を振り返る
(2)過去の経験を”喜怒哀楽”に分類する

さらに詳しいやり方を知りたい人は下記のURLを確認してみましょう。

【図解あり】「自分史」を活用した自己分析のやり方とは?
「自己分析をしたいけど、どうやってやったらいいんだろう」と悩んでいる人に自己分析の方法を紹介していきます。本記事では”自分史”を活用した自己分析のやり方を紹介します。自分史は幼少期~現在までの実体験を書き出し、その出来事を深堀りしていくことで自分の価値観や行動パターンを見つけていく自己分析方法です。

ガクチカと自己PRの見つけ方(5):他己分析

他己分析では友人や先輩、家族に自分の性格や長所・短所、印象などを聞く方法です。客観的な意見を知ることができるため、自分では気づかなかった強みや性格、出来事を知ることが出来ます。

大人に聞くと学生とは違う視点からのあなたを知ることができるため、社会人になった先輩やキャリアアドバイザー、就活エージェントに話を聞くのも1つの手です。

他人に自分のことを聞くことは気恥ずかしさがありますが、他己分析では【ガクチカ】【自己PR】の両方に役立ちますので、色んな人に聞いてみましょう。

ガクチカと自己PRがかぶる_他己分析の質問内容

上記のような質問をしながら、気になったところがあれば「なぜそう思ったのか?」と深堀りをするような質問をしていきましょう。

元人事に聞いた!印象に残るエントリーシートって?

自己PR ガクチカ_違い/印象に残るエントリーシートって?

元人事の方に「印象に残りやすいエントリーシートとは何か」を教えてもらいました。

自分のエントリーシートに自信がない人、さらにクオリティーを上げたい人などはチェックしておきましょう。

『学生の内面が出ているエントリーシート』は印象に残る!

元人事の方の経験上、印象に残りやすいエントリーシートは、ズバリ『学生の内面が出ているもの』だそうです。

例えば、本記事で紹介してき自己PRやガクチカには、アルバイト・塾講師・サークルなど定番エピソードが数多く存在しますが、○○から△△と考えるようになり、留学した」「□□の経験から✖✖と感じ、指導方法を変えた」といったその人の内面が出ているエントリーシートは、エピソードを問わず印象に残りやすく「面接で直接会って話を聞いてみたい」と感じるそうです。


就活生の中には結論→エピソード→入社後というテンプレートや、「○○をして売上を▲▲伸ばした」というような成果・結果を述べることに重きを置いている人も多いのではないでしょうか。

しかし、エントリーシートでは全員が同じ質問に答えるため、内容やテーマが他の学生と被る傾向にあります。つまり、テンプレートや成果を述べただけの内容では、他の学生と差別化できず、面接官の印象に残らない可能性があるのです。

そのため、エントリーシートでは自分自身の『内面部分』を意識的に述べ、自分にしか書けないエントリーシートを書くことが重要です。

例えばあなたが面接官だったとして、「○○をして偏差値を▲▲上げた」という内容のガクチカを2種類見た場合、成果だけが述べられているエントリーシートと「自分が高校受験の時に塾の先生に助けてもらった経験から、私も1人でも多くの学生を支えたいと考え、塾講師を始めました」という『その行動に至った経緯』が述べられているエントリーシートでは、後者の方が印象に残りますよね。さらに、エントリーシートに記載した内面がエントリーシートを提出した企業とマッチしていれば、より強い印象を残すことができます。

本記事で紹介してきた自己PRとガクチカは、自分の内面を比較的アピールしやすい質問です。自分の自己PRやガクチカに内面が表されていないと感じる人は、この機会に一度見直してみましょう。

【番外編】エントリーシートは『一貫性』にこだわりすぎなくても大丈夫!

エントリーシート作成時、自己PRで継続力をアピールした場合、他の質問でも継続力を活かしたエピソードを書くべきかと悩んだことのある就活生は多いのではないでしょうか?

しかし、今回お話を伺った元人事の方いわく『一貫性』や『共通の軸』を強く意識しすぎなくても大丈夫だそうです。

理由としては、上記のように複数の質問で継続力をアピールした場合、人事はその人の一面しか知ることができず「違う状況の時はどう対応するのだろう…」と考えてしまうからです。

それに対して、強み・弱みを含む複数の要素が含まれているエントリーシートの場合、面接官は色んな角度からあなたを知ることができるため、”立体感のある人物”として捉えることができ、より興味・関心を持つようになります。

しかし、反対要素の強みやエピソードを記載することは避けましょう。

例えば、計画力と瞬発力・直感力などは対となる概念であるため、同じエントリーシートの中に含めるべきではありません。複数の要素を含める際には、それらが矛盾していないかを確認するようにしましょう。

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まとめ

本記事では、自己PRとガクチカの様々な違いについて紹介してきました。

自己PRとガクチカでは、企業側が質問する意図に違いがあるため、アピールポイントや文章構成を変える必要があります。同じテーマを扱う場合であっても、2つの違いを理解した上で作成することで、効果的にアピールできる内容にすることができるでしょう。

「テーマと内容が被ってしまう」「構成の違いが良くわからない…」という人は、本記事で紹介した内定者の例文を是非参考にしてください。

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