就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

更新日|

【役立つテンプレ付き】企業研究のまとめ方を紹介!

「企業研究ノートを作成すると良いと聞くけど、まとめ方ってあるの?」と思ったことはありませんか?就活を行う上で、重要な作業の1つである企業研究ですが、どのようにまとめたら良いのかが分からないという人もいるかと思います。

まとめ方を理解することで、効率的に企業情報を整理することができるだけでなく、ES作成時や面接時に他学生と差別化を図ることが出来るでしょう。

本記事では、企業研究をまとめる際に見てほしいポイントをテンプレ付きで紹介していくので、確認をしながら実際に企業研究をしてみてください。

セミナー・イベント情報をチェックする_オレンジ

目次

企業研究ノートとは?

まず、企業研究ノートとは「就職を希望している企業について知ったことをまとめ、情報を整理するノート」のことを指します。

就活では、採用サイトや説明会などを利用しながら様々な企業と出会い、話を聞き、比較検討をした上で、選考を進める企業を絞り込んでいきます。

ディスコによると、21卒の先輩は平均24.4社のエントリー、12.1社のES提出を行っていました。つまり10社以上の企業情報を調べなくてはいけないため、ノートなどに記載せず、頭の中だけで情報を整理・比較検討をすることは至難の技とも言えるでしょう。

選考中に他社情報と内容が混ざらないようにするためにも、企業研究ノートを作成していくことをオススメします。

▶参照元:株式会社ディスコ/22卒学生の4月1日時点の就職意識調査~キャリタス就活2022 学生モニター調査結果(2021年4月調査)

企業研究ノートにまとめる目的とメリット

ここでは、企業研究ノートを作る目的とメリットについて紹介していきます。

企業研究を行う”目的”

最初に”目的”について2つ紹介していきます。企業研究を行う目的を理解していないと、企業について調べる行為自体を億劫に感じてしまうこともあるので、しっかり見ていきましょう。

1つ目は「自分に合う企業かどうかを確認するため(ミスマッチを防ぐため)」です。

企業研究の前に自己分析を行ったかと思います。そこで見えた自分軸や大切にしていることと、企業が大事にしていることや展望などがマッチしているかを確認していきましょう。

例えば「0→1の事業に携わっていきたい!成長をしていきたい」という自分軸を持っている学生にとって、「現在展開している事業を守ることを第一に考えている保守的な企業」はマッチしません。

上記のようなミスマッチを防ぐためにも志望企業の事業展開や強み、特性などをきちんと理解していきましょう。

2つ目は「志望動機の明確化(入社意欲を伝えるため)」です。

企業研究を行った後はES作成や面接を行っていきます。その際に、多くの企業が「なぜ当社で働きたいのか?」「なぜ他社ではなく、当社なのか?」「自社で何をしたいのか?」などのように質問してきます。

質問をする背景には、長く一緒に働ける人を企業は探していることや入社意欲が高い学生を採用したいと思っているからです。そのため、入社意欲を問う「なぜ?」に対する回答をしていかなくてはいけません。

より具体的な志望動機を伝えることで、入社意欲が高いことが伝わりやすくなるので、企業の知識を深めていく必要があるのです。

さらに詳しく企業研究を行う意味を知りたい人は下記URLを確認してみてください。

関連記事:企業研究を行う意味を徹底解剖~同じ会社に長く務めたいなら〇〇をすべし~

企業研究を行う”メリット”

続いて、”メリット”について5つ紹介していきます。

✓企業情報を整理することが出来る
✓企業の比較がしやすくなる
✓質の高いESが作成しやすくなる
✓面接での受け答えがしやすくなる
✓企業とのミスマッチが防げる

■企業情報を整理することが出来る

上述しましたが、企業研究ノートを作成することで、様々な企業の情報を整理することが出来ます。

希望する1社だけにエントリーをして、選考を進め、内定をもらうことが出来る人はほとんどいません。そのため、多くの学生が何十社という企業にエントリーをしながら選考を進めていきます。

ノートなどにまとめず数十社の選考を同時に進めていくと「この会社の特徴ってなんだっけ?」と選考途中に企業情報が混在してしまい、再度企業情報を調べなくてはいけなくなります。

そのため企業研究ノートを作成することで、見返すだけで情報を整理・理解し、再調べをする手間もなくすことが出来るメリットがあると言えるでしょう。

■企業の比較がしやすくなる

次に企業情報の比較がしやすいこともメリットの1つに挙げられます。世の中には同業で同じようなサービスを展開している企業が多く存在しています。

しかし、同じサービスを展開しつつも各企業で強みや課題、トピックス、社風などは異なるのです。例えば、お菓子業界のカルビーは開発・育種(品質改良など)から店頭への流通までの一貫したバリューチェーンを構築していることが強みの1つですが、明治はチョコレートなどを扱うお菓子や健康を支える栄養などの幅広い事業展開を強みの1つとしています。

このように同業や同サービスを展開していても企業によって異なるところが必ず存在します。特徴などをノートにまとめることで、違いを明確にすることができ、比較検討がしやすくなるでしょう。

■質の高いESを作成しやすくなる

ES作成時に質の高い内容を記載しやすくなるメリットも存在します。理由としては、上述した企業情報の整理や企業同士の比較検討がしやすくなるので、説得力のある志望動機を記載しやすくなるからです。

企業同士の違いなどを理解することは、自身の強みや大事にしている軸と各企業の大事にしていることなどのマッチ度を知るきっかけにもなります。さらにES設問の「なぜ当社なのか?」という質問に対して、マッチ度を基にした根拠(理由)を入れた回答をしやすくなるので、志望動機の質を高めることが出来るでしょう。

企業は、志望度が高く自社で活躍してくれる人を求めています。志望度や他の学生よりも活躍をする可能性が高いことをアピールするためにも、企業研究ノートを作成して情報を整理しながら質の高いESを作成していきましょう。

■面接での受け答えがしやすくなる

面接では、ESで作成した志望動機に加え「数ある企業の中で、なぜ他社ではなく当社なのか?」と志望動機を深掘りされることもあります。その際、ノートにまとめた内容を基に回答することで、志望度の高さや説得力を増すことが出来ます。

就活の面接はアルバイトなどの面接とは違い独特の空気感があり、緊張しやすいです。そのため普段の生活の流れであれば回答出来ることも、頭が真っ白になってしまい、うまく回答ができないことも往々にしてあるのです。

ノートなどに一度まとめ、頭の中を整理しておくことで、企業情報をWEBなどでただ見ただけのときよりも覚えやすくなり、緊張しやすい場面でも情報が浮かんできやすいというメリットも存在するでしょう。

■企業とのミスマッチが防げる

入社後にミスマッチを防げるメリットもあります。

選考を受ける前に企業が求める人物像や必要とされる強み・スキルなどを確認する人も多いでしょう。さらに、企業の求める人物像によって強みやアピールしたいことを変えようとしている人もいるかと思います。

企業研究ノートを作成する際に、各企業で求めることも記載することで、自身のどの強みをアピールしたら良いかを理解することが出来ます。

他にも、実際にどんな働き方をして、どのような人が在籍しているのかも整理することもできるでしょう。そのため、自分軸や特性とかけ離れた企業への入社を避けることができ、入社後にギャップを感じにくくなるメリットもあります。

今すぐ相談する_CV

ノートにまとめるべき項目

続いて、ノートに記載した方が良い項目について紹介していきます。書いたほうが良い項目を把握して、実際に書いてみましょう。

✓企業理念(経営理念)
✓事業内容
✓業界内順位やシェア率
✓今後の展望
✓社風
✓キャリア形成
✓勤務条件
✓関連企業
✓現在の課題

企業理念(経営理念)

企業理念(経営理念)では、各企業が目指している方向性や想いなどを知ることが出来ます。

例えば、セブンイレブンジャパンでは「私たちは いかなる時代にもお店と共に あまねく地域社会の利便性を追求し続け 毎日の豊かな暮らしを実現する」、ファミリーマートでは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念を掲げています。

同じような採用サイトを扱っている企業でも、それぞれで大切にしていることが異なり、目指している方向性や想いを知ることが出来るでしょう。

事業内容

事業内容を調べることで、商品・サービス・業態・対象者などの違いを知ることが出来ます。

企業によっては同じジャンルの商材を販売していても、注力している商品や対象としているお客様、販売方法などが異なる場合があります。具体的には、営業職と言っても対個人と接するtoC向けと対企業と接するtoB向け(※)、新規開拓営業と既存営業(すでに取引のある企業)などの種類があります。

それぞれ行う内容や特性が異なるので、自身の興味のあることに挑戦できる会社なのかを確認しておくことが大事でしょう。

(※)対個人と接するtoC向けと対企業と接するtoB向けとは?

BtoCとは、「Business to Consumer」の略で、一般消費者を顧客としたビジネスを指します。例えば、コンビニ・スーパー・百貨店・食品などなどが挙げられるでしょう。

BtoBとは、「Buisiness to Business」の略で、法人と法人の取引を意味したビジネスを指します。簡単にいうと、自社サービス・商品の提供先が企業である事業のことです。例えば、商社やコンサル会社、広告代理店などが挙げられるでしょう。

業界内順位やシェア率

業界内での立ち位置を知るために、希望する企業の業界内順位(売上高や営業利益、利益率など)やシェア率を確認しておきましょう。さらに今年の数字だけを見るのでなく、年ごとに順位や率がどれぐらい変わっているかなども確認しておくことをオススメします。

理由としては、順位やシェア率が上位になくても数値が年々上がっていれば、成長をしている会社であることが分かるからです。そのため、業界内での順位が低いから良くないと言うわけではありません。

今後の展望

今後の展望を見る際には、売上高や事業の動きなどを見ておきましょう。売上高に関しては、年々数値が伸びてきているのか変わらないのかなどによって、企業の将来性を見ることができます。

事業の動きに関しては、企業によって将来的に、今までとは異なった別分野に事業を展開していく可能性もあるため、確認しておくことをオススメします。企業があなたの興味のある分野ではない方向に事業を展開、もしくは力を入れていく場合、入社後にミスマッチが起きてしまうかもしれないからです。

そのため、上述した新聞やニュース、業界地図などを確認しながら企業の今後の動きを把握しておきましょう。

他にも企業の動向や成長性は、企業のIR(Invester Relations)(※)に記載されているので、確認をしておくことをオススメします。IRには、企業の課題や目標、改善点が記載されており、成長率や今後の動向を数字で把握することが出来ます。

(※)IRとは

企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績・今後の見通しなどを広報するための活動を指します。企業HPに載せている可能性が高いので、希望企業のIRを確認してみてください。

社風

社風では、年齢・男女比・職場の雰囲気・福利厚生などを確認しておきましょう。どんなに興味のある職種や業務に関われたとしても、働く環境が自身に合っていなければ長く働くことは難しくなってきます。

そのため、社風は入社後のミスマッチを防ぐためにも重要な要素になるでしょう。HPや本などで情報収集をして終わりにするのではなく、直接社員の方に会ったり職場見学をさせてもらったりしながら、社風を確認してみてください。

キャリア形成

キャリア形成においては、昇給・昇進の仕組み・平均勤続年数・平均年齢などを見ておきましょう。

何年後にどのようなポジションで仕事をすることが出来るのか、どれぐらい給料がもらえるのかなどのキャリア形成について、入社前に知っておくことをオススメします。理由としては、入社後のギャップを防ぐだけでなく、キャリアのイメージを持つことにも繋がるからです。

さらに、勤続年数や平均年齢を見ておくことで、どれぐらい長く働ける会社なのかや離職者が多い会社なのかが分かり、長期キャリアを目指せるかどうかを知ることが出来ます。

勤務条件

勤務条件については、勤務地・勤務時間・休日・給料などを確認しましょう。働く上で毎日の生活に直接影響を与える重要なポイントです。見る内容としては、下記を参考にしてみてください。

・勤務地 :転勤の有無/駐在の有無/自由(ノマドワーカー)(※)など
・勤務時間:就業時間帯/残業時間/フレックスタイム制/時短勤務の有無など
・休日  :年間休日/シフト休み/固定休み/育休・産休の有無/有給休暇制度など
・給料  :月給制/年俸制など
(※)ノマドワーカーとは?

勤務場所に指定がなく、さまざまな場所で自由に仕事をする人のことを指します。自由のため、家で仕事をしてもカフェや図書館などで仕事をしても構わないのです。

関連企業

関連企業とは、希望する企業の親会社・子会社・グループ会社のことを指します。関連企業が存在するとメリット・デメリットが出てくるので、企業同士の繋がりについて確認しておきましょう。

メリットとしては、グループ会社同士の強みや情報を連携しやすいことや大手会社がグループの中にいるとネームバリューがあるなどが挙げられます。

デメリットとしては、別グループ会社へ出向をしなくてはいけくなる場合やグループ会社同士の経営方針・考え方などが異なる場合は対立関係になることが挙げられるでしょう。

現在の課題

希望している企業とその企業が属する業界の課題を確認してみてください。さらに、調べた課題に対して、各企業がどのような方針や対応を取っているのかも確認しておくと良いでしょう。

理由としては、対応を行っているかどうかによって、今後困難な状態に陥ったときに対応する力があるかを知ることが可能です。また対応内容によって、どのように成長を図ろうとしているのかも知ることが出来ます。

例えば、最近でいうとコロナ影響による対応や改善の兆しなどを見ておくと良いかもしれません。

業界動向について知りたい人は、下記URLをクリックし、ページの下部にある【業界別 ランキング・仕組み・動向調査】を確認してみてください。 

関連記事:業界研究|業界別 ランキング・仕組み・動向調査

業界研究について相談する_オレンジ

”テンプレ”を使ってまとめ方をマネよう!

企業研究を行う目的やノートに記載すべき項目について紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ここではES作成や面接対策など、やることが多い就活生が効率的に企業研究を進めていくために、企業研究のまとめ方をテンプレにして紹介します。

すでに情報をまとめている人もまとめた情報に漏れがないかを確かめるために、下記URLからテンプレをダウンロードし、参考にしてみてください。

▶企業研究テンプレ:ダウンロードはこちらから!
ダウンロード方法
ステップ1:保存の仕方
①上記URLをクリック (ファイヤストレージに飛びます)
②青色の「ダウンロードページを開く」ボタンをクリック
③オレンジ色の「ダウンロード」ボタンをクリック
④デスクトップにファイルを保存

ステップ2:EXCELの開き方
①デスクトップに保存したファイルを開く
②ファイル上部に出てくる「編集を有効にする」をクリック
③ポップアップで出てきた「読み取り専用(R)」をクリック

もちろん、上記URLで記載されている内容以外でもあなたが気になった情報やまとめておいたほうが良い内容があれば、追記をしていってくださいね。

まとめ

本記事では、企業研究のまとめ方が分からないという人に向けて、企業研究の仕方や見るべきポイントについて紹介してきました。

「自分に合う企業かどうかを確認するため(ミスマッチを防ぐため)」や「志望動機の明確化するため(入社意欲を伝えるため)」にも企業研究をする必要があります。

もし、企業研究をすることに不安や悩みを抱えている場合は、就活のプロである就職エージェントに相談してみてください。

あなたの声に耳を傾けて、不安を解消してくれます。他にも話を聞いた上で、あなたにあった企業を紹介してくれるので、自分にマッチした企業が分からないという人にもオススメです。

無料で相談する_四角

就職エージェントneoの紹介

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスを提供しております。

何千人もの就活生を見てきた就活のプロがあなたに合ったアドバイスをしてくれるのが特徴と言えます。

受けられるサービス

(1)個別面談(就活相談)
各人の抱える就活の悩みを相談することができます。

(2)企業紹介
面談をした上、あなたの希望や適正にマッチした企業を紹介してくれます。

(3)履歴書・ESアドバイス
専任のアドバイザーが企業から評価されるESの書き方の助言をしてくれます。

(4)面接アドバイス
面談を通して、自分という商材のアピール方法をアドバイスしてくれます。

メリット
  • サポートはすべて無料で受けることができる
  • 模擬面接の予約が取りやすい
  • 面接練習だけではなく本番の面接のセッティングもしてくれる
デメリット
  • 相性のいいコンサルタントに当たるとは限らない
  • 志望度が高くない企業を紹介される可能性がある

就職エージェントneoの専属アドバイザーは、あなたが内定を獲得する最後まで伴走してくれます。

また、サイト登録をすることであなたに適した未公開求人も紹介してくれるためさらに内定の確率がアップします。

とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。

求人数が少ないと、あなたの本来の目的である「内定の獲得」を果たすことは難しい可能性が高いです。

一方で、就職エージェントneoならば多数の求人の紹介・就活の相談を同時に受けることが可能です。このサービスに登録することで、ご自身の人生を変えるキッカケを得ることができるのです。

このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。たった1分の行動が「納得内定」へのキッカケになるでしょう。

本記事を読んで「就活エージェントに相談したい」「効率的な就活がしたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoをご利用ください。

就職エージェントneoのサービス_今すぐ無料で相談する

前の記事
記事一覧へ
次の記事
ページトップへ