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専攻別特集

機械・電気

機械専攻学科一例

機械工学科/機械システム工学科
ロボット工学科/ロボティクス学科/ロボット・メカトロニクス学科
機械知能工学科/機械知能システム学科/機械知能システム工学科
動力機械工学科/交通機械工学科
航空・宇宙工学科/航海工学科/海事システム工学科/船舶・海洋工学科
材料工学科/機能材料工学科/マテリアル工学科/環境資源工学科など

機械工学から始まる、ものづくり

機械工学はものづくりの根幹をなす。鉛筆から宇宙ロケットまで、ものづくりのあるところ、必ず機械があり、機械工学の知識と技術が求められる。質の高いものづくり、生産能力の向上、品質管理などに機械工学は欠かせない。
 特に、自動車や家電製品などの製造業を中心に経済を発展させてきた日本では、機械工学のエンジニアたちが「ものづくり大国」の屋台骨を支えてきた。機械工学の系譜はさまざまな学科となって、全国の工学系学部の中にちらばめられ、エンジニアの卵たちがそこで学んでいる。
機械工学の領域は、工作機械、輸送用機械(自動車、電車、航空機、ロケット、船舶など)、熱機関(燃料電池、クリーンエネルギーを利用した動力機関など)、さらにロボット(ヒト型ロボット、工業用ロボットなど)にいたるまで幅広い。
二足歩行するヒト型ロボットの開発には、機械工学の先端技術が凝縮されている。医用ロボット、介護ロボット、探査ロボットなどの研究・開発も進められている。
ロボット技術を学ぶロボット工学関連学科のほか、機械の知能化技術やマンマシンシステムなどについて学ぶ機械知能関連学科、さらに、機械工学に関連する材料工学・資源工学分野として、材料工学科、機能材料工学科などの諸学科がある。

製造業全般、開発・設計・生産の全工程で

機械工学を学んだ学生の活躍の場は広く、製造業全般に及ぶ。
まず、ものづくりのマザーマシンとしての工作機械があり、その開発・設計・生産の仕事がある。さらに製造業には生産ラインや規模の大きなプラントがあり、それを操作・管理する仕事がある。
工作機械や産業用ロボットのメーカーをはじめ、自動車、電機、情報機器、精密機器、建設機械、医療・福祉機器などの各メーカーで、機械工学の知識・技術を持つ技術者が求められている。
ものづくりには、研究・開発・設計・生産などの工程がある。そのすべてのプロセスに機械工学の技術者が携わる。生産工程では、生産技術・生産管理・品質管理などに担当が分かれる。量産化や多品種少量生産、省人化・省エネ化などへの取り組みも必要となり、そこに機械工学の知見が発揮される。
現場では、機械工学単独ではなく、電気や情報通信などの分野と横断する仕事が多く、他分野のエンジニアとの連携プレーも必要となる。

電気専攻学科一例

電気工学科/電子工学科/電気電子工学科/電気電子システム工学科
通信工学科/電気電子情報工学科/メディア通信学科
情報システム工学科/電気情報工学科/電子情報工学科
電気電子情報通信工学科/情報エレクトロニクス学科など

メカトロニクスなど電気・電子の先端性

電気専攻分野には代表的なものとして、電気工学科、電子工学科、通信工学科などがあり、まとめて「電気・電子工学」とも呼ばれる。電気・電子工学には「制御・システム」「エネルギー」「情報通信」などの領域がある。

制御・システム系 制御・システム系では、ロボットなどの機械の制御を対象とする。機械工学(メカニックス)と電子工学(エレクトロニクス)が融合したメカトロニクスは、日本が得意とする分野でもある(そもそも「メカトロニクス」は和製英語)。
電子制御に使われるマイクロプロセッサの演算能力はかつてのスパコン(スーパーコンピュータ)を凌ぐといわれ、複雑な動きをするロボットの開発に貢献している。
エネルギー系 エネルギー系では、燃料電池や再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電など)の分野、またリニアモーターカーなどの超電導(超伝導)技術にも電気・電子工学の研究が生かされている。
情報通信系 情報通信系については、特に電気・電子工学と情報工学との関連は深く、電気電子情報通信工学科、情報エレクトロニクス学科など、電気・電子工学と情報工学の2つの分野にわたって学ぶ学科は多い。両者が融合したネットワーク関連の研究も進められている。

「電」の付く業界から非製造業まで

電気・電子工学専攻の学生は、大学院の修士課程に進学する場合が多い。その背景には、エレクトロニクス分野などの進歩が急速で、実社会でいっそう専門性の高い知見が求められているという実情がある。
学部や大学院修士課程を修了した学生の進路は、さまざま。
電力、電機、家電、電子機器、電気設備、半導体、情報通信、自動車、医療機器、ソフトウェア関連などのほか、機械工学と連動したメカトロニクスの知識・技術が、あらゆる製造業で必要とされている。さらに情報通信系まで含めると、非製造業でもシステム開発などで人材の需要は大きい。
適合職種の幅広さに加えて、電気主任技術者、電気通信主任技術者、EMC設計技術者(電気機器・電子回路・プリント基板などを設計する技術者)など、業務に関連する資格も多い。