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新卒採用60.3% 1.5ポイント減少 採用率減少も人手不足は続く見込み。

埼玉県内企業で今春、新卒者を採用するのは60・3%で、

前年と比べ1・5ポイント減少したことが2日、ぶぎん地域経済研究所の調査で分かった。


同研究所は「景気は足踏み気味だが、人手不足感は続いており、採用意欲は引き続き高い」との見方を示している。

調査は2月、埼玉県内の568社を対象に実施。製造業138社、非製造業101社の計239社から回答を得た。


採用人数が増加したのは前年比2・7ポイント減の21・8%で、「減少」は同1・9ポイント減の11・3%、

「ほぼ同じ」は同3・1ポイント増の27・2%。「採用見送り」は同1・7ポイント増の14・2%、

「数年間採用なし」は同0・2ポイント減の25・5%だった。


業種別では非製造業の採用割合が64・3%で製造業を7・0ポイント上回り、積極姿勢がうかがえた。

規模別では従業員100人以上の企業で84・2%が採用し、100人未満の企業の38・4%を45・8ポイント上回った。


採用人数が「増加」「ほぼ同じ」だった理由(複数回答)は「退職者の補充」が50・4%(同3・5ポイント増)で最多。

「経営戦略として例年程度採用」43・6%(同4・4ポイント増)、「適切な人材が応募」23・9%(同6・1ポイント減)と続いた。


「減少」「見送り」の理由(同)は「定年退職者らの継続雇用の実施」30・3%(同5・3ポイント増)▽

「適切な人材が集まらなかった」26・2%(同1・2ポイント増)▽

「臨時採用を実施」22・1%(同3・6ポイント減)-の順だった。


全体として1・5%採用率の減少となったが、減少理由として

「定年退職者らの継続雇用の実施」、「適切な人材が集まらなかった」との理由が挙げられた。

このことから埼玉県内では労働者不足が不足しており、企業側の採用意欲も高いと見られる。


(4月3日 産経新聞より転記)