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【新卒採用】「内定辞退」を懸念する中小企業が続出

来春卒業の大学生らの就職活動がヤマ場を迎えている。

県内の中小企業は、6月1日の選考解禁前から事実上の面接や内定出しを進め人材の獲得に動いてきた。

一方、大手の採用本格化で前年のように辞退者の増加を懸念する声も漏れる。

今月上旬に選考を本格化させた県内拠点の経団連加盟の大手企業によると、前年同様、内定率が減少したという。

県内大手といえども、人材確保に楽観はできない。この会社は選考過程は変えないが、内定を出す日程を早める。

また、土日の面接に加えて今年は平日の夕方にも選考時間を拡大し、より多くの学生と面接して見極めるという。

一方、前年、8月1日の大手の選考解禁を受け辞退者が相次いだ中小企業側は戦々恐々としている。

2月以降、継続的に選考を実施している県中部の小売業の人事担当者は「内定を出した学生は現時点で全て保留」と不安の色を覗かせる。

就職支援財団の鈴木寿彦事務局長は「短期決戦が叫ばれ、学生は企業を絞って活動している。中小企業の人材確保はより厳しさを増す可能性がある」と話す。

(6月8日 静岡新聞より転記)