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就活のポイント

情報を集める

業界研究・企業研究のススメ

世の中にはどんな業界があり、企業があるのか、幅広く情報を集める。
業界に関する情報は「業界地図」「業界本」などの書籍が参考になる。大学のキャリアセンターも活用しよう。また、さまざまな業界について現場第一線の生の声が聞ける「業界研究セミナー」も、誰でも参加可能なオープンセミナーとして開催されている。
企業研究は、各企業のホームページやフェイスブック、書籍・雑誌・新聞などから。客観的な資料も含め、事業内容・業績・理念・事業計画など、企業の全体像をつかむ。
さらにホームページなどから、企業の選考・採用に関する情報を集める。会社説明会の日程、エントリーの締め切りなど、就活に必要な情報は早期にスケジュールに組み込んでおこう。

情報収集の第一歩は「浅く広く」

業界研究・企業研究は、初めから絞り込まず、まず「浅く、広く」。情報を集め、研究をしていく過程で、自分の進路について新たな発見があり、自分に適した業界・企業との出会いもあるかもしれない。
世の中に広く知られているのは、商品やサービスを一般消費者に提供し、マスコミ露出度の高い、いわゆる「BtoC企業」だが、企業間取引を主とする「BtoB企業」もある(BtoC/BtoBは本来、電子商取引(Eコマース)用語だが、一般化した)。
「BtoB企業」には、素材や部品などの製造、物流・情報処理・ITサービス・人材サービスなど、さまざまな業種があり、優良企業も多い。
また、コアコンピタンス(得意分野=事業の中核をなす固有技術やノウハウなど)を事業基盤としながら、異業種に進出し、経営多角化を進めている企業も多い。
業界という枠でひとくくりにせず、その企業がどんな事業を展開しているか精査することも重要だ。

インターネットと紙媒体

情報収集の手段としてインターネットは欠かせない。
3年生の6月、就職情報サイトで、企業のインターンシップの情報がオープンとなる。翌年3月には、各企業のホームページで採用情報が示される。
企業のホームページでは、事業内容などのほか、投資家向け情報(IR)も開示され、売上高や事業目標など、詳細な情報をチェックできる。
さらに各企業で、採用情報の発信にフェイスブックを使うケースが増えている。内容が逐次更新され、新鮮な情報を得ることができる。
インターネットと併せ、書籍・雑誌・新聞などの紙媒体も活用しよう。
「業界地図」「業界本」のほか、就活向け情報誌「就職四季報」(東洋経済新聞社)が参考になる。新年度版は毎年11月発行、例年約5000社掲載。「試験情報」として選考のポイント、倍率なども出ている。
新聞の経済面にも目を通そう。業界や企業の動向など、最新の情報をつかめる。経済に関するニュースは、筆記試験対策にも役立つ。
ダイレクトな紙媒体として会社案内も必見。早めに資料請求をしよう。

OB・OG訪問をする

現場で実際に働いている先輩から「生の声」を聞くOB・OG訪問。就活に関する体験談、採用のポイントなど、リアルな情報を得ることもできる。
どの企業にどんな先輩がいるか、大学のキャリアセンターで卒業者名簿を閲覧できる。職員にも相談してみよう。
さらにゼミや部活、親戚など、つてをたどろう。企業によっては人事部を通して訪問を受け付け、紹介してくれる場合もある(個人情報保護の観点から受け付けていない場合もある)。
アポイントは早めに。電話で簡潔・謙虚・丁寧に依頼する。相手の存在を知った経緯も説明すること。電話の前に手紙やメールを送る場合は、後日電話させていただく旨を明記する(メールの場合は、アドレスの入手先も明記のこと)。
訪問は、礼儀と節度をわきまえて。時間と手間を取らせないよう、質問は簡潔に。あらかじめ質問事項(入社の動機・会社の雰囲気・人間関係など)を整理しておくこと。質問事項を事前にメールなどで送っておいても良い。
また、訪問後の礼状も忘れないよう、すみやかに。

インターンシップに参加する

インターンシップとは一定期間、学生が企業内で就業体験を行うことができる制度。学生にとって「仕事の現場に触れられる」「企業や職種とのミスマッチを防げる」「人事担当者と接触できる」「面接での話題にできる(会社や仕事の感想など)」などのメリットがある。
企業にとっても解禁前に学生と接触できるなどのメリットがあり、大半の企業がインターンシップを実施している。
インターンシップの内容は、補助的業務、業務見学、セミナー型、課題解決型など、さまざま。期間も数日から、長いもので2週間~1カ月程度まで。企業ではおおむねインターンシップ強化、長期化の傾向にある。
学生の参加も多く、先着順や抽選のほか、書類選考などが行われる場合もある。
参加後は、礼状を忘れずに。体験の感想も添えて。
インターンシップの情報は、企業ホームページ、大学キャリアセンターなどから。
なお、インターンシップは、一般的に3年生の夏季・冬季休暇などに行われるので、情報収集の時期としては最も早期となる。
ほか、就活の重要な情報源として、大学のキャリアセンターがある。キャリアセンターの活用については「就活の流れ」で紹介している。