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就活のポイント

エントリーシートと履歴書

エントリーシートとは?

エントリーシートは、就職希望者が志望企業に提出する書類。「ES」と略称される。企業側が用意する「応募用紙」で、いくつかのタイプがあるが、志望動機や自己PRなどを書く場合が多い。いわば、書面による「あなたのプレゼンテーション」だ。
採用担当者は多くの場合、エントリーシートによって、履歴書ではすくいとれない個人の資質や思いを読み取ろうとする。面接の資料にすることも多い。
エントリーシートは、3年生の3月から入手できる。
複数の企業(人によるが、およそ20~30社)に出すことになる。作成・提出は計画的に。

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入手方法例

企業のホームページに掲載されたエントリーフォームを受信する(回答してメールで送信する)

ホームページからエントリーシートをダウンロードして、プリントアウトする

会社案内などの郵送資料に同封される

会社説明会で配付される

直に企業まで取りに行く

提出方法例

メール

郵送

持参

設問に答えて、自分を表現する

エントリーシートは「応募用紙」なので、企業によって形式は異なる。
大学名や学科・専攻・資格など簡単な質問事項だけのもの、あるいは職種別採用などを目的として専門性の高い質問が並ぶものなど。
なかでも最も多いのは、「自己PR」「志望動機」「学生時代に打ち込んだこと」など、さまざまな設問を用意して、それに答えさせる形式だ。
エントリーシートの書き方は、基本的に「記入上の注意(ガイドライン)」に準拠する。なかには、設問がなく、自己PRなどをイラスト・グラフ・写真などをまじえて自由に表現させる「フリープレゼンテーション形式」もある。または、設問形式でも、その一部に「自由に自己PRしてください」など、ホワイトスペースを設けているものが少なくない。
エントリーシートの段階から、仕事に対する意欲や感性、表現力などが試されている。
自己分析や企業研究の成果を設問形式(およびフリープレゼンテーション形式)で求められる「自己PR」「志望動機」などの設問に答えるため、自己分析や業界・企業研究などをしておくことが必要だ。
就活の中で最も早期に取り組むべき「自己分析」と「業界・企業研究」。エントリーシートは、その成果が文章というかたちで発揮される最初の機会といっていい。自分の思いを企業に伝える媒体がエントリーシートなのだ。

エントリーシートでは「当社で何がしたいか」という設問も多い。この答えには、企業研究の深掘りが欠かせない。採用担当者は「どれだけ当社のことを理解しているか」を探ろうとする。
「学生時代に打ち込んだこと」という設問も、エントリーシートでは良く出される。具体的に、どんなことに、どのように取り組んだのか。得たものは何か。この答えも、自己分析の深度が左右する。

文章力も求められる

エントリーシートでは内容だけでなく、文章力も求められる。
文章は「簡潔、的確」が基本。記述内容は具体的に。自己PRなども具体的なエピソードを添える。また、最初に結論を述べて、その理由を(簡潔に)挙げていくという書き方が望ましい。論文を書くわけではなく、自分を表現し、担当者へメッセージを伝えるのがエントリーシートの眼目だ。
企業には膨大な…といっていいエントリーシートが送られてくる。採用担当者の目にとまるような見出しの書き方、趣向を凝らした表現なども必要だ。といって、奇をてらうのは逆効果。自分らしさ、自分の良いところを良く考え、それを的確に表現できる方法を考えよう。正直で誠実であること。ウソや粉飾は、面接でバケの皮がはがれる。
なお、必ず下書きをしてから清書すること。また、必ずコピーをとっておき、面接の際には事前に目を通す。面接時、担当者はエントリーシートを参考にする。

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簡潔文のコツ

簡潔な文章を書くコツは、センテンス(文)を短く

1つのセンテンスで言うことは1つ(2つ以上の物事を1つのセンテンスの中に盛り込まない)

なるべく接続詞(そして、だから…など)を使わない

改行を効果的に使い、読みやすく

強調したい部分は「カギカッコ」を使う

履歴書の書き方

エントリーシート以外に企業へ提出する書類に、履歴書がある。
履歴書も面接の際の資料になる。自己PRや志望動機などの記述は、エントリーシートの内容との整合性を踏まえよう。
エントリーシートとの違いは、履歴書は公的文書であり、れっきとしたビジネス文書であること。入社後もデータファイルとして保管され、配属など人事の資料となる。
エントリーシート同様、履歴書もコピーをとっておく。また、下書きしてから清書すること。清書の途中で間違えたら、新しい用紙で最初から書き直す。
履歴書も複数の企業に出す。身上書(自己紹介書)の資格・免許・趣味などは「使い回し」ができるが、志望動機などは企業ごとに変えることになる。
履歴書では写真も大事。ビジュアルの第一印象となる。身だしなみを整え、りりしく、さわやかな表情で。
履歴書の用紙は市販のものが一般的。大学指定の履歴書もあり、大学のキャリアセンター(就職課)や購買部などで販売されている。