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就活のポイント

筆記試験対策

業者テストとオリジナルテスト

筆記試験には「適性検査」「一般常識」「時事問題」「小論文」などの種類がある。
このうち適性検査は、専門の会社の作成による、いわゆる「業者テスト」、他の一般常識・時事問題・小論文などは、各企業の人事部などが個別に作成・出題するもので、「オリジナルテスト」という分け方ができる。

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  • 業者テスト

    専門の会社の作成による、適性検査

    「適性検査=業者テスト」の代表的なものがSPI(エスピーアイ)。採用のための筆記試験として多くの企業で導入実績があり、受検する可能性が高い。

  • オリジナルテスト

    一般常識・時事問題・小論文など、各企業の人事部などが個別に作成・出題するもの

    企業オリジナルテストの「一般常識」は主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)を基にしたもの、「時事問題」は経済・産業・国際情勢などに関するもの、「小論文」は各社でテーマが出題される。ほか、企業によって「業界用語試験」「英語リスニング」など、専門知識や技能を問う試験が行われる場合もある。

SPIを乗り切ろう

SPIは1973年、日本で初めて開発された総合適性検査で、リクルートマネジメントソリューションズが運営する。これまでバージョンアップが2回行われ、2013年1月から「SPI3」が使われている。
SPIは4択、5択など選択回答方式の適性検査で、大卒向けSPIは、数学力を測る「非言語」、国語力を測る「言語」の基礎能力検査、および性格検査がある。オプションで英語検査などもある。
SPIの難易度は決して高くないが、設問数が多い。多くのSPI問題集が市販されている。

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SPIの実施方式は、4種類

ペーパーテスト

マークシート方式の問題用紙が企業などの受検会場で配られる。

テストセンター

最も多く行われる方式。専用の受検会場のパソコンを使って受検する。受検結果を複数の企業に提出できるという、企業・学生双方にとってのメリットがある。ただし、1問1画面で、できない問題を飛ばせない、制限時間を超えると次の問題に移る、次の問題に進むと前の問題に戻れない、という仕組みになっている。

WEBテスティング

自宅のパソコンで受検するもの。

インハウスCBT

企業内のパソコンで受検するもの(実施例は少ない)。

GAB、CAB、クレペリン…

SPIのほかにも適性検査(業者テスト)の種類は多く、代表的なもので現在10数種類。総合職適性検査として、おもに商社・銀行・証券などの業界で使われるGAB(ギャブ)、コンピュータ職適性検査として使われるCAB(キャブ)などがある(GAB、CABともに日本エス・エイチ・エル運営)。
クレペリン検査(内田クレペリン検査=日本・精神技術研究所)も適性検査として比較的よく使われる。1桁の足し算を一定時間内に繰り返し行わせ、作業量と精度の結果から適性や性格を測る検査方法だ。
SPIなどの適性検査を使う主目的は、面接に向けて人数を絞り込むための「足きり」といっていい。ハードルは高くない。つまづくわけにいかない。GABやCABなども市販の問題集が出ている。

時事問題対策は新聞から

主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)に基づく「一般常識」は、おおむね高校入試程度の難易度。問題集を購入し、練習しておこう。
問題集は1冊で良い…といっても、「立ち読み」では詳細が分からない。出費はかさむが、数冊買って目を通し、自分に合ったものを選ぶという方法が現実的だ。
「時事問題」は、経済分野だけでなく、政治・社会・文化など、全般から出題される。日頃からニュース、とくに新聞をチェックしておきたい。
「ほとんどの時事問題は、新聞から出題される」といわれる。新聞記事は「信頼性」が高いとされ、インターネットのニュースなども新聞を情報源としている。「就活には新聞」と言われるゆえんだ。
新聞の情報量は膨大だが、読み方がある。新聞記事は、見出し~リード(要約)~本文で構成される。記事の内容をつかむには、見出しとリードを読むだけでもよい。さらに本文も、全文でなく、最初のパラグラフを読むだけでもよい。新聞記事は、紙面の割り付けの関係で(すなわち割り付けの都合で、記事の後ろの部分から割愛できるように)結論や重要なことを冒頭や前半で述べるという書き方をしているからだ。
時事問題だけでなく、面接でも「関心のあるニュースを挙げてください」などの設問が出ることがある。ふだんから新聞に親しんでおこう。
大学の図書館やキャリアセンター(就職課)でも新聞を閲覧できる。また、1カ月のニュースを1冊にまとめた「月刊新聞ダイジェスト」(新聞ダイジェスト社)もある。最新時事用語&一般常識の増刊号も定期的に発行されている。

筆記試験対策は極力早めに

就活のピーク時には、エントリーシート作成・提出、会社説明会、OB・OG訪問など、やるべきことが集中し、筆記試験の準備に時間はさけない。筆記試験対策は、就活ピーク時の前に済ませておく必要がある。「就活は早めの準備が決め手」という理由はここにもある。自己分析、業界・企業研究と並行して早期に取り組むこと。
小論文の対策も同様、早期から取り組む。マスコミ志望者は必須。文章力、思考力、常識(漢字・かなづかい・文法など)が求められる。一朝一夕には上達しない。自分でテーマを決め、小論文の練習をしておこう。