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就活のポイント

面接を突破する

面接にはスタイルがある

面接には、個人面接、集団面接、グループ討論、さらにプレゼンテーションなどの形式がある。面接は一次、二次、三次などと段階的に行われ、集団面接やグループ討論から個人面接へという流れが一般的だ。
個人面接は、学生1人に面接官数名が対応。初期段階の個人面接では、エントリーシートなどに基づいて質問が行われ、面接時間も短い。段階が進み、最終面接などになると、時間も増え、難問が飛び出すこともある。
集団面接は、学生数名(3名~10名など)に面接官数名が対応。おもに一次面接で行われる。
グループ討論は「グループディスカッション」「グループワーク」「ディベート」などの形式で行われる(別項で解説)。
また「プレゼンテーション」は、与えられたテーマに基づいて自分で考えた企画を、面接官数名に向かって発表するもの。個人面接の一種ととらえることができる。
前述のように一般的に面接は複数回行われ、一次、二次、三次と進む(四次、五次という企業もある)。通常、各次で面接官が変わり、最終的に役員面接となる。面接の内容や評価点も次第に高度になってゆく。

個人面接対策のポイント

面接には準備が必要だ。
個人面接対策としては、想定される質問に対し、自分の回答を書き出してみる。「暗記する」ということではなく、「整理する」ということだ。
想定される質問としては、「学生時代に打ち込んだこと」「学校でどんな勉強をしてきたか」「あなたの長所・短所」「なぜ当社を選んだのか」「どんな職種を希望するか」など。
それらに対する回答を「具体的な内容」で書き出す。「学生時代に打ち込んだこと」であれば、何を「どのように」「どこまで」「どんな思いで」打ち込み、「どんな成果を得たか」「自分がどんなふうに変わったか」など。
その内容を丸暗記する(面接本番で作文を読むように話す)のではなく、要点を押さえ、回答の「眼目」を把握しておくこと。
「なぜ当社を選んだのか」「どんな職種を希望するか」などについては、志望動機をチェックする。つまり、「学生時代に打ち込んだこと」=自己PRも含め、これまで就活で取り組んできたこと、自己分析・企業研究・エントリーシート作成などをおさらいするということだ。
繰り返すが、丸暗記してそのまま本番で話すのは逆効果。面接官との対話、コミュニケーションが基本だ。

「圧迫面接」と「プレゼンテーション」

二次、三次と段階の進んだ個人面接で「圧迫面接」に出くわすことがある。
圧迫面接とは、面接官が意識的に、学生を挑発するような質問、答えにくい質問、あげ足をとるような質問をすること。
圧迫面接の狙いは、学生の反応を見ることにある。臨機応変の対応、思考の柔軟性、感情のコントロール、ストレス耐性などを確認しようということだ。
取り乱したり、萎縮したり、不快な表情をしたりしては、相手の思うツボ。「これは圧迫面接だ」と判断し、冷静に対処するしかない。
また、同様に段階の進んだ個人面接として「プレゼンテーション」が設定されている場合がある。テーマは面接当日、または事前に与えられる。「自分を売り込むプレゼン」「事業戦略のプレゼン」などのパターンがあり、ホワイトボード、パソコン、プロジェクターなどを使う場合が多い。
プレゼンテーションを面接に取り入れる企業は増える傾向になる。

グループ討論で試されるもの

面接におけるグループ討論形式のひとつ、「グループディスカッション」は、設定されたテーマについて、学生同士で討論させるもの。司会進行役、書記、タイムキーパーなどの役割を学生同士で決め、制限時間内に結論を導き出す。面接官が司会を担当する場合もある。
「グループワーク」は、学生数名のグループが何らかの共同作業をするという設定で、学生同士で役割分担を決めたりしながら、力を合わせて戦略を練っていくというもの。
「ディベート(討論)」は、設定されたテーマに対し、賛成派と反対派に分かれ、議論を進めていくもの。
いずれも、あなたのコミュニケーション能力が試される。

check!

意見の内容だけでなく、言葉づかい、話をしたり聞いたりする態度などがチェックされる。

  • グループディスカッション、グループワーク

    チームワーク力

    交渉力

  • ディベート(討論)

    勝ち負けではなく、話の論理性

    洞察力

面接の基本スタンス(心がまえ)

「面接を突破する」といっても、必要以上に意気込むことはない。
面接は通過しなければならない最終関門(しかも最難関)だが、「スタンドプレー」をする必要も、「盛り上がる」必要もない(返って逆効果となる場合がある)。
「面接」を特別視しない。誠意と尊敬の念をもって、自分の意見を述べ、相手の意見をよく聞き、コミュニケーションをする。
極度な緊張は避けたいが、適度な緊張は必要。リラックスし過ぎない。くだけた感じにならない。見だしなみ、あいさつをきちんとする。
しっかり準備をする。自己分析・企業研究・業界研究、エントリーシートに書いたことなどをおさらいする。正攻法でゆく。
もとより、遅刻厳禁、控え室でおしゃべりしない、面接終了後も学生同士で雑談しないなど、基本マナーを押さえよう。