たくさんの選択肢から自分にあった1社を選んでほしい

私が就転職サポートをしていた時に感じたことなのですが、「〇〇業界での就職を希望していたので、〇〇業界しか受けませんでした。」といった志望業界が固まりすぎている人ほど、理想と現実のギャップが原因で入社後に早期退職となってしまうことが多かった印象です。
もちろん就活生の中にも「私はこの業界・この企業に入社したい!」と強い希望を持っている方もいらっしゃると思います。
しかし私は、業界比較をせずに「これ!」と絞ってしまうのは危険だと考えています。
例えば最初から[広告業界]に絞った場合のイメージですが、この世の中にはたくさんの業界がある中で、最初から「広告業界のみ!」と入口を絞ってしまうと母数が大きく異なるため、最終的に1社を決めるときの選択肢が少なくなってしまいますよね。
そのため私は希望業界が決まっているという学生さんにも、いろいろな業界・企業を視野にいれて比較することをすすめています。
いろいろな業界を比較した上で「やっぱり私は広告業界が良い!」となったのであれば、仮に入社後に理想と現実のギャップを感じたとしても「でも自分で選んだし!頑張ろう!」と前向きな気持ちに切り替えることができるでしょう。
就活を楽しむために[見方]を変えよう!
就活は社会人がやるとしても、難しいことだと思います。
自分自身のことがわからない中「自己理解を深めなさい。わからない中でも相手に評価されるように自分をアピールしなさい。」というのは相当プレッシャーもかかりますし、相当難易度が高いことですよね。
しかし、就活を[ゲーム]のように捉えることができると少し考え方を変えることができると思います。
例えば[自分の新しい一面に気付く=新たな発見がある][面接の場数を踏むごとに上手く話せるようになった=レベルがあがった][内定を獲得する=ボスを倒した]というように考えてみると、就活を通して自分のことを知りレベルアップをしているように感じることができるのではないでしょうか?
このように少しでも見方を変えて、難しい就活を乗り越えてもらえたらなと思っています。