就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

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就職活動におけるSNS活用状況の調査結果

就職エージェントneoは、就職エージェントneoに登録している23年卒学生を対象に、就職活動におけるSNS活用状況について調査しました。

▾調査サマリ
・就活時にSNSを活用している学生は31%。(文系は66%、理系は7%)
・使用頻度が最も高いSNSは「Twitter」と回答した学生が31%。
・SNSを活用している学生は「面接での受け答え方」や「自己PRやガクチカの作成方法」についての情報収集をしている。
・自身の志望している・興味のある企業に関する情報収集において「ネガティブな情報も含めた口コミ」を探している学生が63%。
・SNSの投稿をきっかけに企業に興味を持ち、選考に応募したことがあると回答した学生は27%。うち42%の学生は社内の雰囲気や取り組み(社風)に関しての投稿から興味を持ったと回答。
・就職活動において「SNSを活用しない」と回答した学生の理由第1位は『得たい情報を得られないから(40%)』、2位は『SNSはプライベートで使いたいから(13%)』。

就活時にSNSを活用している23年卒は31%

23年卒の学生296名に「就職活動においてSNSを活用していますか」という質問をしたところ「いいえ」と回答した学生が69%、「はい」と回答した学生が31%という結果がでました。

また文理専攻ごとにSNSの活用状況を比較してみたところ、文系学生の66%はSNSを活用していると回答した一方で、理系学生の93%はSNSを活用していないと回答しています。

このように文系理系という専攻によっても、就職活動におけるSNSの活用状況が異なることがわかります。

就活時のSNS利用

就活時の情報収集のためにTwitterを活用している学生は31%

SNSを活用していると回答した学生の”使用頻度が高いSNS”は、以下のような結果でした。

就職活動のために使っているSNS_使用頻度

しかし文理専攻で分けてみると、1位Twitterと2位Youtubeという結果は同様でしたが、3位から5位にかけては以下のように異なる結果がでています。

就職活動のために使っているSNS_文理

また就活生がSNSで情報収集している『就職活動』に関する内容として、面接での受け答え方や自己PR・ガクチカの作成方法を選択している学生は半数(50%)を超えています。

自身の志望している・興味のある企業に関する情報収集において「ネガティブな情報も含めた口コミ」を探している学生が63%

この設問に関しては、文系・理系学生で%に多少の差はあれど、項目の順番に違いはありませんでした。

やはり文系理系問わず、就活生は口コミや社風に重点を置き、企業理解を深めようとしていることがわかります。

SNSで集めている情報_就職活動

アカウントフォローのきっかけはノウハウ収集のためと回答した学生が51%

就職活動時のSNS活用において、51%の学生がアカウントをフォローするきっかけとして「就職活動ノウハウを収集するため」と回答しています。

また「志望度の高い業界に関するアカウントのため」、「説明会や選考情報に関する情報をいち早く知れるため」といった選択肢が上位に来ていることからも、自分の好きなタイミングで興味のある情報を得ることができるSNSならではの利点が反映されているように感じます。

そして3位の「説明会や選考情報に関する情報をいち早く知れるため(33%)」、4位の「企業説明会への参加時にフォローする必要があったため(25%)」という結果から、新卒採用において多くの企業が積極的にSNSを活用し始めていることが伺えるでしょう。

SNSをフォローするきっかけ_就職活動

SNS投稿きっかけの選考応募経験者は、まだ少数派

「SNSの投稿をきっかけに企業に興味を持ち、選考に応募したことがあるか」という質問に対して「ある」と回答した学生は全体の約4分の1である27%でした。

実際に応募に至ったことがある学生はまだ少ないが、検討段階の学生を加えると34%と、今後徐々に増えていくことが考えられます。

また「ある」と回答した学生は、「社内の雰囲気や取り組み(社風)」「提供しているサービスに関する発信」や「社員によるプライベートな発信」から興味を持ったと回答しています。

その他、自由記述にて「インターンシップの内容やES締め切り情報」「選考の締め切り情報」などから、実際に応募に踏み切ったと回答してくれた学生もいました。

SNSきっかけの応募の有無_就職活動
SNS経由の応募に繋がった投稿_就職活動

「得たい情報を得られないから」SNSを活用しないと回答した学生は40%

「就職活動の情報収集においてSNSを活用していない」と回答した学生は、本アンケート回答者全体の69%です。

SNSを活用していない学生にその理由を尋ねたところ、「得たい情報を得られないから」を選択している人が40%でした。

また「SNSはプライベートで使いたいから」や「裏アカが企業にばれてしまうのが不安だから」といった回答を選択している学生もいました。

SNSを活用しない理由_就職活動

23年卒学生がSNSで検索するキーワードやハッシュタグ

就職活動においてSNSで情報収集をしていると回答した23年卒の学生に「よく見る検索キーワードやハッシュタグ」を聞いたところ、以下のような回答をいただきました。

▼同じ卒年度やカテゴリーなどで検索

#23卒
#23卒と繋がりたい
#絶対内定
#〇〇卒と仲良くなりたい
#就活生と繋がりたい
#23卒泥溜り界隈繋がろう
#NNTと繋がりたい
#文系就活生 
#私文就活生
#NNT 
#就活垢

▼同じ卒年度やカテゴリーなどで検索同じ志望企業・業界などで検索

#大企業
#〇〇志望
#コンサル(企業名やメーカー名)
#美容部員になりたい人と繋がりたい
企業も絵文字で表したものなどで検索

▼同じ卒年度やカテゴリーなどで検索欲しいノウハウやアドバイスに合わせて検索

#ガクチカ
#自己PR
#面接
#元人事
#選考対策
#解答集
#自己分析作成ツール
#就活アドバイス

最後に

今回の調査では「就活にはSNSを活用していない」と回答した学生が多いという結果になりましたが、文理区分によってSNSを活用している学生の割合に大きな差があるということもわかりました。

また情報収集している内容に関しても、ノウハウや選考情報など役に立つ情報を知ろうとしている学生が多いことから、今後、企業は採用ターゲットに合わせて使用するSNSやツールを見直し、彼らのニーズにあった情報発信をしていく必要があるでしょう。

<調査概要>
調査対象:就職エージェントneoに登録のある2023年に卒業予定の大学4年生の男女
調査時期:2022年8月25日~2022年9月15日
調査方法:インターネット
調査回答者数:296人 
引用・転載時のクレジット表記:「就職エージェントneo」

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