就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

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更新日|

【オススメの業界研究サイト・本まとめ】先輩のリアルな声&選び方なども実録

✔ 本記事のまとめ
●Webサイトを活用して業界研究をおこなう際は、[目的]を明確にしてそれに合ったWebサイトを選ぶと良い

●業界研究サイトを活用する際は、[複数のWebサイトから情報を収集する][Webサイト以外からも情報を収集する][業界研究に時間をかけすぎない]などに注意する。

●「業界の全体像が知りたい!」という就活生は[マイナビ][リクナビ][ワンキャリア][キャリタス][オープンワーク]などの活用がオススメ

●さらに詳しく業界理解を深めたいと考える就活生は[News Picks][帝国データバンク]などを活用すると良い

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目次

就活を成功させるには、[業界研究]が欠かせません。特に、就活初期で志望業界が決まっていない人にとっては、業界研究を通して自分に合った選択肢を見つけることができるでしょう。

また、すでに志望業界が決まっている人も、業界研究を続けることで最新の動向を把握し、エントリーシートや面接で説得力のある回答ができるようになります。

とはいえ、「業界研究って、何をどこまで調べればいいの?」「効率よく情報収集したいけど、何で調べるのがいいんだろう?」といった疑問を持つ就活生も少なくないでしょう。

そこで本記事では、就活生にとって役立つ業界研究サイトを目的別に紹介します。自分に合ったサイトを活用し、効果的に業界研究を進めましょう。

【今すぐ知りたい人向け】業界研究にオススメのサイト・本まとめ

「とにかく早くオススメが知りたい!」という就活生のために、業界研究に役立つサイトと書籍を一覧でご紹介します。詳細な特徴や使い方はこのあとで解説しているので、まずはざっくりチェックしたい人に必見です。

【幅広い業界に対応|業界研究にオススメのサイト】
サイト名 特徴 対象者
業界研究大図鑑 イラストや図解で視覚的にわかりやすい 業界研究の初心者向け
就職ジャーナル 業界別のリアルな情報が得られる 業界選びに悩んでいる人
Unistyle 実際のESや面接体験談が豊富 志望企業の選考対策をしたい人
就活の教科書 就活全体の流れから業界研究まで網羅 初めて就活に取り組む学生
5分でわかる業界 業界ごとの基本情報と市場動向が簡潔にまとまっている 短時間で要点を押さえたい人
業界MAP 図で業界の関係性を俯瞰 自分に合う業界を探している人
帝国データバンク 企業の信用調査・財務情報など詳細な企業分析が可能 経営実態や数字から企業を深く知りたい人


【志望業界・目的別|業界研究にオススメのサイト】
サイト名 特徴 活用目的(どんなときに使う?)
OpenWork 社員口コミで社風や働き方を把握 企業の雰囲気や働き方を知りたいとき
みん就(みんなの就職活動日記) 就活生のリアルな体験談を読める 実際の選考内容や流れを知りたいとき
就活会議 業界ごとの選考フローや口コミが見られる 志望業界の選考対策を始めたいとき
AdverTimes(アドタイ) 広告・マスコミ業界の最新情報に強い 広告・出版業界の最新動向を調べたいとき
AnswersNews(アンサーズニュース) 製薬・医療業界のニュースに特化 医療・製薬分野を深く研究したいとき
ITmedia ビジネスオンライン IT業界の最新動向や課題に詳しい IT系業界の時事や流れを把握したいとき
MONOist(モノイスト) 製造・技術系の業界トレンドを紹介 技術系業界のテーマや課題を知りたいとき
エネルギーフォーラム インフラ・エネルギー分野の専門メディア インフラ系の将来性や業界課題を調べたいとき


【業界研究にオススメの本・書籍】
本・書籍名 特徴 対象者
就職四季報 各企業のデータが網羅的に掲載 データを重視して企業比較したい人
会社四季報 業界地図 業界全体の構造を俯瞰できる 全体像から理解したい人
日経業界地図 トレンドや経済動向もカバー 業界の将来性を知りたい人
絶対内定 業界・企業研究 就活ノウハウと業界情報を両立 就活準備を本格的に進めたい人

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そもそも業界研究とは?

そもそも業界研究とは?

業界研究とは、複数ある業界の特徴や仕組み、主な企業、今後の動向などを調べて理解することです。

 就活においては[どの業界に自分が向いているのか][その業界でどんな仕事ができるのか][業界ごとの働き方や価値観はどう違うのか]を見極めるための大切なステップです。

特に新卒の就活では、自分が知らなかった業界との出会いが大きなチャンスになることもあります。知名度だけで業界を選ぶのではなく、幅広く情報収集することで、視野を広げ、自分に合ったキャリアを見つけやすくなります。

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業界研究を軽視しないで!納得内定に近づく理由とは

業界研究を軽視しないで!納得内定に近づく理由とは

「とりあえず有名企業にエントリーすればいいか!」と考えてしまう就活生も少なくないと思いますが、それでは面接でうまく話せなかったり、入社後のミスマッチに繋がったりする可能性もあります。

一方で、しっかり業界研究をしておくことで、自分に本当に合った企業を見つけやすくなり、納得のいく内定をつかむチャンスが広がります。

ここでは、業界研究をすることが、なぜ就活の成功に欠かせないのか、その3つの理由を解説します。

業界研究が大切な理由

①面接官に刺さる志望理由を伝えられるから

面接では、「なぜこの業界を選んだのか」とよく聞かれます。

業界研究をしっかりしておけば、表面的な理由にとどまらず、業界の課題や将来性を踏まえた自分らしい視点で志望動機を伝えられるようになります。企業側も、[業界の理解がある=入社後も長く働いてくれそう]と判断し、高評価に繋がります。

②入社後に後悔するリスクを減らせるから

業界によって、働き方や求められる資質、仕事のスタイルは大きく異なります。事前に業界研究をしておけば、「イメージと違った」「自分には合わなかった」というミスマッチを避けることができます。

納得して選んだ業界・企業であれば、入社後のモチベーションも維持しやすくなります。

③自分の「就活の軸」が定まるから

業界研究を通して様々な情報に触れることで、「自分はどういう働き方をしたいのか」「何を大切にして仕事を選びたいのか」といった就活の軸が明確になります

軸が定まると企業選びの基準ができ、迷わずに行動できるようになり、納得のいく内定獲得に近づけます。

業界研究について相談する_赤

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サイトも本も使い方次第!自分に合った業界研究ツールの選び方

サイトも本も使い方次第!自分に合った業界研究ツールの選び方

業界研究に取り組む上で、業界研究に使えるツールはたくさんありますが、大切なのは目的や自分に合った使い方をすることです。ここでは、選び方のポイントを5つに分けて解説します。

自分に合った業界研究ツールの選び方

目的から選ぶ

業界研究を始める上で、まず大切なことは「何のために情報を集めるのか」という目的をはっきりさせることです。目的が曖昧なまま進めてしまうと、必要な情報を見極められず、膨大な情報に振り回されてしまう可能性があります。

目的をしっかり意識しておくことで、情報収集がぐっと効率的になりますし、就活全体の方向性も定まりやすくなります。まずは一度立ち止まって、「自分は何のために業界研究をしているのか?」を明確にしてみましょう。

情報の深さから選ぶ

業界研究の手段には様々な種類がありますが、それぞれが持つ情報の[深さ]には違いがあります。業界の概要や主要企業の一覧など、まず全体像を把握したいときには、就活ナビサイトや企業の公式ページが便利です。

特に就活を始めたばかりの段階では、こうした手軽にアクセスできる情報から業界の輪郭をつかむことが大切です。一方で、業界が抱える課題や今後の展望など、より深い理解を得たい場合には、日経新聞や業界専門紙、業界地図などが役立ちます。

このように、情報の深さは業界理解の深さに直結します。まずは[広く浅く情報]を集めて視野を広げ、気になった業界については[狭く深く信頼性の高い情報源]で掘り下げていきましょう

信頼性から選ぶ

業界研究を進める上で、もう1つ欠かせないのが[情報の信頼性]です。業界研究において大切なことは、[誰が][いつ][何の目的で]発信した情報なのかを冷静に見極めることです。

信頼性が高いとされるのは、企業の公式サイトや新聞・業界紙、出版社が発行する業界研究書など、出典が明確なメディアです。一方で、口コミサイトやSNSの投稿などは、企業の[中の空気感]を知る参考になることもあります。ただし、あくまで1つの個人的な意見として受け取り、情報の裏付けを取る姿勢が必要です。

信頼性の高い情報を軸にしながら、多角的な視点をバランスよく取り入れていくことが、納得のいく業界選びへと繋がっていきます。

自分の興味・志向から選ぶ

どれだけ優れたツールがあっても、自分に合っていなければ継続するのは難しいものです。業界研究を[面倒な作業]ではなく[習慣]として取り入れるには、自分の情報収集スタイルや興味に合ったツールを選ぶことがとても大切です。

例えば、本を読むのが好きな人には、書店や図書館で手に入る業界地図や就職四季報などの冊子タイプが向いています。一方、動画や音声コンテンツでのインプットに慣れている人は、YouTubeの業界解説チャンネルtなどが相性バツグンです。通学中や寝る前のリラックスタイムに流し聞きするだけでも、自然と知識が身につくので、忙しい人にもオススメといえます。

大切なことは、無理に流行りのツールに合わせることではなく、自分にとって心地よい方法で学べるかどうかということです。業界研究がストレスにならず、自分の興味を広げてくれるものだと感じられれば、面接での受け答えにも自信が持てるようになります。

時間や場所の使い方から選ぶ

就活中は、説明会やエントリーシート、面接準備などでスケジュールが埋まりがちです。だからこそ、[いつ・どこで業界研究をするか]という視点で、自分の生活に合ったやり方を工夫することが大切です。

例えば、通学中などの移動時間には、スマートフォンで就活アプリを開いたり、YouTubeで業界解説動画を視聴するのがオススメです。もし、まとまった時間が取れる週末や授業の空きコマには、業界地図や専門書、企業のIR資料などをじっくり読み込むのも良いでしょう。

忙しいからできないのではなく、[生活の中のどこで取り組めるか]を工夫してみましょう。時間と場所をうまく活用すれば、無理なく、でも確実に業界理解を深めることができます。

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幅広い業界に対応!初心者にもオススメの業界研究サイト

まずは「いろんな業界を知りたい」「業界研究をこれから始める」という就活生にぴったりな、網羅型の業界研究サイトを紹介します。

幅広い業界に対応|業界研究にオススメのサイト

イラストや図解入りでわかりやすい「業界研究大図鑑(マイナビ)」

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引用元: 業界研究大図鑑(マイナビ)

[業界研究大図鑑]は、マイナビが提供する業界研究コンテンツです。イラストや図解が豊富に使われており、はじめて業界を調べる人でも理解しやすい構成になっています

【業界研究大図鑑(マイナビ)の概要】
サイト名 業界研究大図鑑
運営元 株式会社マイナビ
特徴 ・業界ごとの構造や特徴を図解で解説している
・情報が視覚的に整理されていて見やすい
対応業界 全44業界
(メーカー、金融、IT、建設など主要分野を網羅)
対象 就活を始めたばかり~選考対策中の就活生向け

業界研究大図鑑は、複雑な業界構造や関連性を視覚的に把握できるよう、図解やイラストで丁寧に解説されています。各業界の[全体像][主な職種][市場規模][最新トレンド]などが一目でわかる構成のため、[どんな業界があるのか][自分に合う業界はどこか]を考える最初のステップに最適です。

また、業界の中でも具体的な企業例や職種の役割まで紹介されており、実際の志望動機や面接準備にも繋がります。

オススメのポイント
  • 図解やイラストで、業界の仕組みが直感的にわかる
  • 各業界の基本情報+トレンドまで網羅されている
  • スマホでも見やすく、短時間で理解が進む
  • 業界比較にも便利な構成でわかりやすい

業界の今がサクッとつかめる「就職ジャーナル(リクナビ)」

就職ジャーナル_トップキャプチャ就職ジャーナル_トップキャプチャ
引用元: 就職ジャーナル(リクナビ)

[就職ジャーナル]は、リクナビが運営する就活情報サイトで、業界研究・職種研究・就活ノウハウなど幅広く掲載されています。特に、業界トレンドや働く人インタビューは、業界の今を知るのにぴったりです。

【就職ジャーナル(リクナビ)の概要】
サイト名 就職ジャーナル
運営元 株式会社リクルート
特徴 ・業界・職種トレンドがコンパクトにまとまっている
・OB体験談が豊富にある
対応業界 幅広い業界に対応
(IT・メーカー・金融・流通など)
対象 就活を始めたばかり~選考対策中の就活生向け

就職ジャーナルは、業界研究をこれから始める就活生にとって非常に使いやすいサイトです。特に業界トレンドでは、業界の基本情報だけでなく、今後の成長性や注目テーマ、最新の課題などが簡潔にまとめられています

また、働く人インタビューでは、現場で働く若手社員の声が読めるため、実際の仕事の雰囲気をつかむのにも役立ちます。文字量も多すぎず、通学中やスキマ時間でも手軽に読める構成が魅力です。

オススメのポイント
  • 業界ごとの[今]が簡単に把握できる
  • OBインタビューで働くイメージがつかめる
  • 就活スケジュールや選考対策などの情報も豊富にある
  • 初心者にも読みやすい構成と文章量

実際のES・面接レポでリアルを知る「Unistyle」

Unistyle_トップキャプチャ就職ジャーナル_トップキャプチャ
引用元: Unistyle

[Unistyle(ユニスタイル)]は、実際に選考を経験した就活生によるES(エントリーシート)や面接の体験談が豊富に掲載されている情報サイトです。企業研究や面接対策を「リアルな声」から進めたい人にオススメです。

【Unistyle(ユニスタイル)の概要】
サイト名 Unistyle(ユニスタイル)
運営元 株式会社ネオキャリア
特徴 ・実際のESや面接レポートを多数掲載されている
・内定者のリアルな体験を元に業界・企業研究ができる
対応企業数 約4,000社以上
(業界問わず大手・有名企業中心)
対象 ・志望企業の傾向をつかみたい、選考対策中の就活生向け
・業界・企業ごとの違いを把握したい就活生にオススメ

Unistyleの最大の特徴は、実際に就活を経験した先輩たちが投稿した選考体験記の豊富さです。ESの設問ごとの回答例や、面接での質問内容・雰囲気などが具体的に掲載されており、志望企業ごとの傾向をつかみやすくなっています。

また、ES検索では企業名やキーワードで絞り込みができ、自分と近い経験や志望理由を探すのにも役立ちます。志望動機や自己PRの参考にするだけでなく、自分の考えをブラッシュアップする材料としても有効です。

オススメのポイント
  • 内定者のESが実名企業ごとに多数掲載されている
  • 面接レポートで実際の質問内容や雰囲気を知れる
  • キーワード検索やカテゴリ分けで探しやすい
  • 志望理由や自己PR作成の参考になる具体的な文例が豊富にある

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初めての就活でも安心できる「就活の教科書」

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引用元: 就活の教科書

[就活の教科書]は、就活初心者に向けてわかりやすく業界・職種・選考対策の情報をまとめた就活メディアです。基礎から丁寧に解説されており、何から始めていいかわからない人にオススメです。

【就活の教科書の概要】
サイト名 就活の教科書
運営元 株式会社Synergy Career(シナジーキャリア)
特徴 ・初心者向けに就活全般を解説している
・業界研究・選考対策の記事が豊富にある
対応範囲 業界研究、職種研究、ES対策、面接対策、自己分析など幅広く網羅
対象 ・就活をこれから始める・基本から知りたい就活生向け
・初めての就活に不安がある就活生にオススメ

就活の教科書は、就活の準備がこれからという学生に向けて、やさしく丁寧に解説された記事が特徴のメディアです。業界研究のコンテンツも充実しており、各業界の特徴や仕事内容、向いている人の傾向などを読みやすい文章とイラストで紹介しています

また、自己分析やESの書き方、面接対策なども段階的に学べる構成になっているため、就活に苦手意識がある人でも安心して取り組めます。記事内では[例文]や[質問テンプレート]なども豊富に紹介されており、実践にも活かしやすい点が魅力です。

オススメのポイント
  • 業界研究からES・面接まで就活全体をカバーしている
  • 就活初心者でも理解しやすい文章と構成されている
  • イラストや例文が豊富で、実践的に使いやすい
  • 検索しやすく、目的別に記事を見つけやすい

業界の基本と市場動向を短時間で理解できる「5分でわかる業界(日経新聞)」

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引用元: 5分でわかる業界(日経新聞)

[5分でわかる業界]は、日本経済新聞が提供する、業界の基礎知識や最新トピックを短時間で把握できる情報コンテンツです。各業界の全体像をつかみたい方や、時事ネタとセットで業界を学びたい就活生にオススメです。

【5分でわかる業界(日経新聞)の概要】
サイト名 5分でわかる業界(日経新聞)
運営元 日本経済新聞社
特徴 業界の基礎知識と市場動向がコンパクトにまとまっている
対応範囲 業界概要、主要企業、注目のトレンド、時事性の高い話題など
対象 ・忙しくても効率よく業界研究を進めたい就活生向け
・限られた時間で業界の全体像をつかみたい就活生にオススメ

5分でわかる業界は、日経電子版の中でも就活生に人気のあるコンテンツの1つです。金融、メーカー、IT、流通など、幅広い業界の基礎情報や主要プレーヤーを簡潔に紹介しており、名前の通り[5分]で読むことを前提に設計された構成となっています

その時々の経済情勢や業界の注目ニュースを背景に解説されているため、単なる業界の説明にとどまらず、[今なぜこの業界が注目されているのか]が明確に理解できます。選考で[業界の今後]などを聞かれるケースでも、この情報は大いに役立ちます。

オススメのポイント
  • 短時間で各業界の基本情報と市場の動きがつかめる
  • 主要企業やトレンドがコンパクトにまとまっている
  • 信頼性の高い日経新聞の情報をベースに学べる
  • 面接やエントリーシートで使える時事ネタの補強にも有効になる

図で俯瞰しやすく志望業界を絞りやすい「業界MAP(Re就活® キャンパス)」

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引用元: 業界MAP(Re就活® キャンパス)

[業界MAP(Re就活® キャンパス)]は、業界ごとの特徴や相関関係を視覚的に理解できるツールです。どの業界に興味があるかまだ明確でない就活生や、業界同士の繋がりを把握したい人に最適です。

【業界MAP(Re就活® キャンパス)の概要】
サイト名 業界MAP(Re就活® キャンパス)
運営元 株式会社学情(Re就活®)
特徴 業界同士の関係や特徴を図でわかりやすく解説している
対応業界 約30種類以上の業界に対応
対象 ・幅広い業界を見比べながら進めたい就活生向け
・視覚的にわかりやすく業界を理解したい就活生にオススメ

業界MAPは、図やマップを使って業界の関係性や分類を可視化しているのが最大の特徴です。各業界の基本情報だけでなく、どの業界が似ているか、どんな分野と関係しているかをひと目で確認できるため、「なんとなく興味はあるけどまだ方向性が定まっていない」という就活生にとって非常に使いやすいツールです。

さらに、業界ごとの説明には図解や簡潔なキーワードが使われており、短時間での情報収集にも向いています。各業界に関連した企業情報へもアクセスできるため、次のアクションにつなげやすい点も魅力です。

オススメのポイント
  • 業界の構造や関連性を[図]で俯瞰できる
  • 自分の興味や価値観に合う業界を探しやすい
  • 企業ごとの詳細情報にもアクセスできる設計になっている
  • 情報が簡潔かつビジュアル中心で、初心者にもやさしい

経営実態や財務面まで深掘りしたいなら「帝国データバンク」

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引用元: 帝国データバンク

[帝国データバンク]は、企業信用調査や経済情報を提供している日本有数の調査機関です。業界研究だけでなく、各企業の経営実態や財務状況まで踏み込んだ情報を知りたい就活生にオススメのサイトです。

【帝国データバンクの概要】
サイト名 帝国データバンク(TDB)
運営元 株式会社帝国データバンク
特徴 財務情報・企業分析データに強みがある業界調査サービスである
対応範囲 上場・非上場を問わず多数の企業に対応
対象 ・志望企業を絞り込み、企業研究を深めたい就活生向け
・志望先を明確にして選考対策を進めたい就活生にオススメ

帝国データバンクは、企業の与信調査をはじめ、経営指標、財務分析、業界ごとの動向分析など、ビジネスの現場で活用されている情報を幅広く提供しています。業界レポートでは、各分野の市場規模や成長性、主要プレイヤーの動向などがデータに基づいて整理されており、信頼性の高い業界分析が可能です。

また、志望企業の実態を把握したい場合には、TDBの企業コードや信用レポートを使って、実際の売上高、利益率、従業員数など詳細な財務指標を確認できます。これは、表面的な業界理解を超えて、競合比較や企業選びの視野を広げる上でも非常に有効です。

オススメのポイント
  • 数値に基づいたリアルな業界・企業分析ができる
  • 財務情報や経営実態まで把握でき、志望動機の裏付けになる
  • データソースの信頼性が高く、ビジネスの現場でも活用されている
  • 特定企業の研究を深めたい場合によい

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志望業界・目的別で選べる!オススメの業界研究サイト

ここでは、業界別・目的別にオススメできる業界研究サイトを紹介します。自分の関心や就活の進み具合に合わせて、使い分けてみましょう。

志望業界・目的別|オススメの業界研究サイト

業界の雰囲気を知るなら「OpenWork」

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引用元: OpenWork

[OpenWork]は、現役社員や元社員による口コミをもとに、企業のリアルな職場環境や雰囲気を知ることができる情報サイトです。業界ごとの傾向や、企業の社風・働きやすさに関する具体的な声が掲載されており、志望企業の“中の様子”を把握したい人にとって非常に有益です。

【OpenWorkの概要】
サイト名 OpenWork(旧:Vorkers)
運営元 オープンワーク株式会社
特徴 企業の口コミ・社員評価・満足度スコアを多数掲載している
対応範囲 約16万社以上(国内・外資問わず幅広く対応)
対象 職場の雰囲気・働き方を重視したい学生向け

OpenWorkは、実際にその企業で働いた経験のある人による評価スコアと自由記述によって、企業の“生の姿”を伝えているのが大きな特徴です。特に[組織体制][働きがい][成長環境][ワークライフバランス]など、就活生が気になるポイントにフォーカスした情報が多く、業界や企業ごとの比較がしやすくなっています。

また、各企業のランキング機能やスコア平均なども閲覧できるため、「この業界の中で働きやすい会社は?」「成長できる環境が整っている企業はどこ?」といった疑問をデータで解決できます。

さらに、企業の強み・弱みだけでなく、社員から見た経営課題や改善点も見ることができ、志望動機の裏付けや逆質問のネタにもなります。

オススメのポイント
  • 社員のリアルな口コミで、企業の内側が見える
  • 業界別・職種別に雰囲気や評価を比較できる
  • 志望動機や逆質問の具体性を高める材料になる
  • ブラック企業を避けるための判断材料にもなる

就活生の体験談を知りたいなら「みん就(みんなの就職活動日記)」

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引用元: みん就(みんなの就職活動日記)

[みん就(みんなの就職活動日記)]は、実際に就活を経験した学生によるクチコミ・選考体験談を閲覧できる情報共有サイトです。企業ごとのエントリー状況、面接内容、GD・筆記対策、内定報告などが多数投稿されており、先輩たちのリアルな声をもとに就活対策をしたい人にオススメです。

【みん就(みんなの就職活動日記)の概要】
サイト名 みん就(みんなの就職活動日記)
運営元 楽天グループ株式会社
特徴 就活生の体験談・選考情報を企業別に多数掲載している
対応範囲 国内企業の選考情報・就活掲示板(業界・職種別)
対象 企業ごとのリアルな選考体験を知りたい学生向け

みん就は、就活生同士が匿名で情報を共有できる掲示板型の情報サイトです。企業ごとに[エントリー開始時期][ESの通過率][GDや面接で聞かれた質問][内定者の傾向]など、実体験ベースの投稿が充実しています。

さらに、企業によっては何年にもわたる過去の投稿が蓄積されており、選考傾向や質問パターンを予測するのにも役立ちます。また、就活の進捗報告や「みんな今どこまで進んでる?」といった声が多数あるため、孤独になりがちな就活中に安心感が得られるのも魅力のひとつです。

オススメのポイント
  • 就活生のリアルな選考体験談が読める
  • 企業ごとの選考フローや雰囲気を事前に把握できる
  • 同期の就活生との情報交換・相談ができる掲示板つき
  • 面接やGDの内容・通過率などの傾向分析に役立つ

業界別の選考フローを知るなら「就活会議」

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引用元: 就活会議

[就活会議]は、就活生と社会人のクチコミが集まる総合就活情報サイトです。企業別の選考情報・ES・面接内容・インターン体験談まで幅広くカバーされており、特に選考フローを時系列で把握したい就活生にぴったりのサイトです。

【就活会議の概要】
サイト名 就活会議
運営元 株式会社リブセンス
特徴 企業別のES・選考フロー・面接情報を網羅している
対応範囲 国内企業・業界別の選考体験談、クチコミ、評判など
対象 実践的な選考情報を知りたい学生向け

就活会議は、実際にその企業の選考を受けた学生による[ES内容][書類選考の通過率][面接の流れや雰囲気]などが、企業ごとに時系列で整理されています。企業名で検索すれば、どのステップで何を聞かれたのかを把握でき、他の就活生がどこでつまずいたか、何に対策をしたのかなど、非常に実用的な情報が得られます。

また、社会人のクチコミも掲載されており、選考対策だけでなく、入社後の働き方や雰囲気の把握にも役立ちます。気になる業界の企業同士を比較検討するのにも使える便利なツールです。

オススメのポイント
  • 業界・企業別の選考フローを時系列でチェックできる
  • 実際に選考を受けた就活生のES・面接情報が充実している
  • 社会人のクチコミもあり、内定後の働き方の参考にもなる
  • 業界・企業ごとの[選考通過率]が参考になる

広告・マスコミ・出版系に興味があるなら「AdverTimes(アドタイ)」

AdverTimes(アドタイ)_トップキャプチャ
引用元: AdverTimes(アドタイ)

[AdverTimes(アドタイ)]は、広告・マーケティング・メディア業界に特化した情報を発信している専門メディアです。最新の業界ニュースや注目のキャンペーン事例、業界で活躍する人へのインタビュー記事など、広告・マスコミ・出版業界への理解を深めるのに最適な情報源です。

【AdverTimes(アドタイ)の概要】
サイト名 AdverTimes(アドタイ)
運営元 株式会社宣伝会議
特徴 広告・マーケティング・マスコミ業界に特化した業界専門メディア
対応範囲 広告業界のトレンド、著名人インタビュー、企業事例、業界イベント情報など
対象 ・広告・マスコミ・出版業界を志望する学生向け
・業界の動向を把握したい学生向け

AdverTimesは、広告業界最大手の1つ[宣伝会議]が運営する情報サイトで、業界内外で注目されている広告・PR事例や、企業のマーケティング戦略の裏側に迫る記事が多数掲載されています。読者には広告業界のプロも多く、内容の信頼性・専門性も高いのが特長です。

特に[広告代理店を目指している][メディアで働きたい]という学生にとっては、企業ごとの思想やトレンドの移り変わり、働く人たちの価値観を知る絶好の機会となるでしょう。業界で活躍する若手・中堅社員のリアルな声も読めるため、企業選びや志望動機づくりのヒントにも繋がります。

オススメのポイント
  • 広告・マスコミ・出版業界の最新動向を把握できる
  • 実際の企業事例やキャンペーンが豊富で学びになる
  • 広告業界を志望する人にとって、企業研究・志望動機づくりに活用しやすい
  • 著名な広告人のインタビューで、業界のリアルな声に触れられる

医療・福祉・製薬系に興味があるなら「AnswersNews(アンサーズニュース)」

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引用元: AnswersNews(アンサーズニュース)

[AnswersNews(アンサーズニュース)]は、医薬・製薬業界を専門に扱うニュースメディアです。業界の最新トピックから企業動向、働く人々のキャリア情報まで、就活生が業界理解を深めるために役立つ情報が豊富に掲載されています。

【AnswersNews(アンサーズニュース)の概要】
サイト名 AnswersNews(アンサーズニュース)
運営元 株式会社クイック(Answers)
特徴 製薬・医療業界に特化したニュースメディア
対応範囲 製薬企業の動向、業界ニュース、研究開発、就職・キャリア情報など
対象 ・医薬・製薬業界に関心のある学生向け
・医療系の進路を考えている学生向け

AnswersNewsは、製薬・医療系業界に特化しており、大手製薬企業の戦略、MR職や研究職の働き方、業界の課題・将来性などがわかりやすく解説されています。最新の業界ニュースや、企業ごとの取り組み・キャリアインタビューなども掲載されており、製薬業界への理解を深めるのに役立ちます

また、[業界研究]や[職種理解]に加えて、[どんな人が活躍しているのか]や[学生時代に何をしていたのか]といった人材像も紹介されており、志望動機や自己PRを考える上での参考にもなります。

オススメのポイント
  • 製薬・医療業界の最新ニュースが手軽にチェックできる
  • 企業ごとの方針や採用トレンドがわかる
  • 実際に働く社員へのインタビューでリアルなキャリア像が見える
  • MR職・研究職・開発職など、職種別の理解にも繋がる

IT・通信系に興味があるなら「ITmedia ビジネスオンライン」

ITmedia ビジネスオンライン_トップキャプチャ
引用元: ITmedia ビジネスオンライン

[ITmedia ビジネスオンライン]は、IT業界を中心に、テクノロジーや経済動向に関するニュースを幅広く取り扱うビジネスメディアです。特にIT・通信業界のトレンドや企業動向を追いたい就活生にとって、業界理解を深めるのに最適な情報源です。

【ITmedia ビジネスオンラインの概要】
サイト名 ITmedia ビジネスオンライン
運営元 アイティメディア株式会社
特徴 テクノロジー×ビジネスの観点でIT・通信業界を分析
対応範囲 企業動向、業界ニュース、働き方改革、イノベーション、就活トピックなど
対象 ・IT・通信業界に興味のある学生向け
・時事に強くなりたい学生向け

ITmedia ビジネスオンラインでは、最新テクノロジーやデジタル化、スタートアップの動きから大手IT企業の戦略まで、業界全体の潮流を掴む記事が豊富に掲載されています。[働き方][イノベーション][人材育成]などのテーマも扱っており、業界で求められる人物像やスキルをイメージしやすくなるでしょう。

また、IT企業の成長性や課題、社会的役割についても分析されており、志望動機や業界研究の材料として活用するのに非常に役立ちます。

オススメのポイント
  • IT業界の最新トレンドや動向を網羅的に把握できる
  • 大手企業からスタートアップまで幅広くカバーしている
  • テクノロジーとビジネスの関係性が理解できる
  • 面接で話題にできる業界時事ネタが豊富にある

商社・メーカー系に興味があるなら「MONOist(モノイスト)」

MONOist(モノイスト)_トップキャプチャ
引用元: MONOist(モノイスト)

[MONOist(モノイスト)]は、製造業・ものづくり分野の最新技術や業界動向を深掘りする専門メディアです。商社やメーカー、エンジニアリング業界に興味がある就活生にとって、リアルな業界情報を得られる貴重な情報源です。

【MONOist(モノイスト)の概要】
サイト名 MONOist(モノイスト)
運営元 アイティメディア株式会社
特徴 製造業を中心に、技術動向・現場改善・IoTなど幅広い話題を扱う
対応範囲 自動車、電子機器、素材、商社の取り扱い商品や技術、製造業全般
対象 ・メーカー・商社・エンジニア志望の学生向け
・技術系業界を深く知りたい学生向け

MONOistは、製造業に関わる様々な分野(自動車、電子機器、工場のスマート化、エネルギー、ロボティクスなど)の情報を網羅的に扱っています。特に技術革新のスピードが早い分野において、今「業界で何が起きているか」をリアルに掴める点が特徴です。

また、現場で活躍する技術者のインタビューや導入事例も豊富に掲載されているため、商社の技術営業やメーカーの開発・生産管理職を目指す方にとっては、志望動機や自己PRに活かせる“業界理解”が深まります。

オススメのポイント
  • 製造業・技術系業界の動向や課題をリアルに知れる
  • 商社が扱う製品や技術の背景知識として役立つ
  • 最新技術や業界トレンドを就活に取り入れやすい
  • 現場で働く人の声を知ることで、企業研究の質が上がる

インフラ系に興味があるなら「エネルギーフォーラム」

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引用元: エネルギーフォーラム

[エネルギーフォーラム]は、電力・ガス・再生可能エネルギーといったインフラ業界に特化した専門情報メディアです。エネルギー政策や業界の最新動向を深く理解したい就活生にぴったりのサイトです。

【エネルギーフォーラムの概要】
サイト名 エネルギーフォーラム
運営元 株式会社エネルギーフォーラム
特徴 エネルギー・インフラに特化した業界専門メディア
対応範囲 電力、ガス、再生可能エネルギー、電力小売、インフラ政策
対象 エネルギー業界・インフラ企業・商社のエネルギー部門を志望する学生向け

エネルギーフォーラムは、エネルギー業界に特化した老舗メディアであり、政策動向や各電力会社の取り組み、再生可能エネルギーの普及、地域インフラ整備に関する専門的な記事を数多く掲載しています。

インフラ業界における最新トピックを把握できるのはもちろん、カーボンニュートラルや電力自由化、災害時のインフラ対策など、就活で話題にしやすいテーマの背景知識を深めることができます。特に、電力会社やエネルギー商社を目指す人にとって、志望動機の厚みを増す情報源となるでしょう。

オススメのポイント
  • インフラ業界に特化した貴重な情報が集約されている
  • 業界の課題・政策動向などを深く理解できる
  • 志望動機やガクチカに盛り込みやすい話題が豊富にある
  • 電力・エネルギーを扱う企業の理解に役立つ

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目的やレベルに応じて選べる!業界・企業研究に役立つ本

ここでは、初心者向けの入門書から、業界の最新動向を知るための本、OB訪問前に読んでおきたい実践的な書籍まで、幅広くご紹介します。

それぞれの特徴や活用ポイントもあわせて解説しているため、自分にぴったりの一冊を見つける参考にしてみてください。

業界・企業研究に役立つ本・書籍

企業比較やデータ重視なら「就職四季報」

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引用元: 就職四季報

[就職四季報]は、就活生に定番の情報源であり、企業の採用実績や待遇、離職率などの客観的なデータをもとに比較できる点が魅力の一冊です。

【就職四季報の概要】
書籍名 就職四季報
発行元 東洋経済新報社
主な内容 採用実績校、応募者数、選考の流れ、離職率、残業時間、年収など
特徴 ・実データに基づいた企業比較が可能
・ノンフィクションベース

就職四季報は、企業が実際に提出した情報をベースにしており、噂や主観ではなく“数字”で企業を知ることができます。例えば[3年後離職率]や[残業時間][有給取得率]などは、入社後の働きやすさや職場のリアルを見極める上で役立ちます。

また、[選考フロー]や[採用実績校]も一覧でチェックできるため、自分の大学からの採用実績があるかどうかを確認したい人にも便利です。志望企業を絞る材料としても使いやすく、就活後期まで手元に置いておきたい1冊です。

オススメのポイント
  • 客観的データで企業比較ができる
  • 離職率や残業時間など、リアルな職場情報が見える
  • 志望企業の採用実績校を確認できる
  • ESや面接対策の優先度が決めやすい

業界全体を俯瞰するなら「会社四季報 業界地図」

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引用元: 会社四季報 業界地図

[会社四季報 業界地図]は、業界構造・勢力図・企業の繋がりなどをビジュアルで把握できる1冊。業界の全体像をつかみたい就活生にぴったりの業界研究書です。

【会社四季報 業界地図の概要】
書籍名 会社四季報 業界地図
発行元 東洋経済新報社
主な内容 業界の構造図、主要企業の関係性、業界ごとの最新トピックなど
特徴 ・業界の[今]と[勢力図]を図解で俯瞰できる
・ビジュアル中心でわかりやすい

会社四季報 業界地図は、150以上の業界を図解でまとめており、複雑な業界の繋がりや力関係が一目でわかる構成になっています。例えば、ある業界に属する主要企業がどこで、どのように競合・連携しているかを地図のように把握できるため、「どの会社が自分に合っているか」「同じ業界内でどんな選択肢があるか」といった視点を得られます。

また、業界ごとに注目のキーワードや成長分野が記載されており、最新トレンドの把握にも役立ちます。業界研究の[導入本]としても優秀で、最初の1冊として選ぶ人も多いです。

オススメのポイント
  • 図解中心で、業界の構造や勢力図が直感的にわかる
  • 各業界の最新トレンド・課題も把握できる
  • 業界比較や志望業界の絞り込みに使いやすい
  • 情報が網羅的なので、選考対策の下地づくりに最適

トレンドと経済の視点を押さえるなら「日経業界地図」

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引用元: 日経業界地図

[日経業界地図]は、各業界の市場構造だけでなく、最新の経済動向や注目トピックまでカバーした業界研究書の定番です。毎年のアップデートにより、今の[業界の流れ]や[勢力図]がひと目でわかるため、面接やESでも使える情報が満載です。

【日経業界地図の概要】
書籍名 日経業界地図
発行元 日本経済新聞社
主な内容 業界の構造、主要企業の比較、トレンド、連携図など
特徴 業界ごとに詳細な地図+最新トピックで構成され、企業間の関係性もわかる

本書は、就活生向けの[業界研究]だけでなく、ビジネスパーソンや経済記者も使うレベルの情報量を誇ります。企業同士の競合関係や資本関係、再編の動き、業界を揺るがす法改正・技術革新なども反映されており、1冊で[業界全体+背景]を理解できるのが強みです。

特に、業界ごとに配置された[業界地図]は視覚的にわかりやすく、企業同士の関係を把握しながら志望先を絞る際に非常に役立ちます。

オススメのポイント
  • 各業界の最新トレンドや経済情勢も反映されている
  • 図解形式で企業の位置関係や市場構造が一目でわかる
  • 一般紙の信頼性があるため、面接・ESでも安心して引用できる
  • 就活だけでなく入社後も使える、長く活躍する一冊になっている

業界研究のやり方を知りたいなら「絶対内定 業界・企業研究」

絶対内定 業界・企業研究の概要_トップキャプチャ
引用元: 絶対内定 業界・企業研究

[絶対内定 業界・企業研究]は、就活生向けの人気シリーズ『絶対内定』の中でも、業界・企業研究の進め方に特化した一冊です。「そもそも業界研究ってどうやるの?」という初学者から、「企業選びに自信が持てない」という就活中盤層にも役立つ内容が詰まっています。

【絶対内定 業界・企業研究の概要】
書籍名 絶対内定 業界・企業研究
発行元 ダイヤモンド社
主な内容 業界研究の方法、企業研究の進め方、自己分析とのつなげ方など
特徴 わかりやすい解説+ワーク形式で、考えながら学べる構成

本書の最大の特徴は、[業界・企業研究=情報収集]ではなく、[自分に合う企業を見つける手段]として丁寧に解説している点です。各業界の情報だけでなく、なぜそれが自分に合っているのかを見極めるためのワークが豊富に盛り込まれており、自己分析と併せて使うことで納得感のある志望理由を作れるようになります。

また、志望動機や面接で使える“言語化のコツ”にも触れているため、アウトプットの練習にも最適です。

オススメのポイント
  • 「業界研究のやり方」から丁寧に学べるので、初心者でも安心できる
  • 自己分析と組み合わせて使えるワークが豊富にある
  • 志望理由のつくり方・考え方まで学べる
  • 自分に合う企業を見つける軸の整理にも役立つ

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先輩たちは何を使ってた?業界・企業研究や選考対策に役立ったサイト&本一覧

就活を成功させた先輩たちは、どんなサイトや資料を使って企業・業界研究をしていたのでしょうか。

ここでは、Unistyle掲載の本選考レポートをもとに、実際の就活生が業界研究に活用していたサイトや本などの情報源を[業界別]にまとめて紹介します。

※重複項目は統一・省略しています。

【コンサル・シンクタンク業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・OpenWork
・外資就活ドットコム
・YouTube
・学校のキャリア支援サービス
 

※参考:Unistyle/野村総合研究所(NRI)の本選考レポート(24~25卒より抜粋)
※参考:Unistyle/アクセンチュアの本選考レポート(25卒より抜粋)

【IT・通信業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・エンカレッジ
・マイナビ
・学校のキャリア支援サービス
 

※参考:Unistyle/サイバーエージェントの本選考レポート(23~24卒より抜粋)
※参考:Unistyle/NTTデータの本選考レポート(24~25卒より抜粋)

【インフラ・交通業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・外資就活ドットコム
・有価証券報告書
・中期経営計画
 

※参考:Unistyle/日本航空(JAL)の本選考レポート(20~21卒より抜粋)
※参考:Unistyle/全日本空輸(ANA)の本選考レポート(23~24卒より抜粋)

【電機・精密機械・電子部品・重工・自動車業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・YouTube
・外資就活ドットコム
・就活会議
・マイナビ
・楽天みん就
 

※参考:Unistyle/ソニーグループの本選考レポート(24~25卒より抜粋)
※参考:Unistyle/パナソニックの本選考レポート(24~25卒より抜粋)

【金融業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・就職四季報
・外資就活ドットコム
・就活会議
・業界地図
・ビズリーチ・キャンパス
 

※参考:Unistyle/三井住友銀行の本選考レポート(23~25卒より抜粋)
※参考:Unistyle/JCBの本選考レポート(23~24卒より抜粋)

【広告・マスコミ業界】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・YouTube
・学士就活
・就職四季報
 

※参考:Unistyle/博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの本選考レポート(23卒より抜粋)
※参考:Unistyle/電通の本選考レポート(25卒より抜粋)

【商社】
・企業ホームページ
・Unistyle
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・YouTube
・外資就活ドットコム
・就職四季報
 

※参考:Unistyle/三菱商事の本選考レポート(25卒より抜粋)
※参考:Unistyle/丸紅の本選考レポート(25卒より抜粋)

ユニスタイル_本選考レポート_CTA

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サイトや本を活用した業界研究のやり方とポイント

サイトや本を活用した業界研究のやり方とポイント

業界研究は、[どんな業界があるのか][どのような企業がその業界に属しているのか][自分に合っているのか]を知るための大切なステップです。ネットや本など様々な情報源を活用し、少しずつ理解を深めていきましょう。

ここでは3つのステップに分けて、効果的な業界研究の進め方をご紹介します。

サイトや書籍を活用した業界研究のやり方とポイント

【STEP1】業界の全体像をつかむ

まずは、世の中にどんな業界があるのか、そしてその業界の規模や役割を把握することから始めましょう。就活ナビサイトや業界地図(本)を活用することで、各業界の概要や市場規模、主要企業の情報がひと目でわかります。

例えば、以下のような情報をチェックすると効果的です。

  • どのような製品・サービスを扱っているか
  • 業界の構造(BtoB/BtoC など)
  • 主要な企業や競合関係
  • 国内外での立ち位置やトレンド

最初は興味のある分野に絞らず、幅広く目を通して比較してみることも大切です。

【STEP2】業界の特徴や課題を深掘りする

全体像をつかんだあとは、興味のある業界についてさらに深掘りしていきます。業界誌や企業HP、IR資料(株主向けの情報)などを使うと、よりリアルな現状や課題が見えてきます。

具体的には、以下のようなポイントをリサーチしてみましょう。

リサーチすべきポイント(例)
  • 業界全体の成長性・将来性
  • テクノロジーや法律の影響
  • コロナ禍やグローバル化による変化
  • 業界内の課題(人手不足、環境対応など)

こうした情報を押さえることで、志望動機や面接での話にも説得力が生まれます。

【STEP3】具体的な企業を調べて比較する

業界への理解が深まったら、興味のある企業をいくつかピックアップして比較してみましょう。企業研究では[同じ業界でも、会社ごとの違い]を意識することが大切です。

企業比較の際に注目すべきポイントの例
  • 事業内容(どの分野に力を入れているか)
  • 企業理念やビジョン
  • 働き方や制度(福利厚生・残業時間など)
  • 売上高や従業員数などの規模
  • 新卒採用で求められる人物像

複数の企業を調べていくうちに、「自分に合いそう」「この会社で働いてみたい」と感じられる企業が見つかるはずです。

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就活サイト・本での業界研究で陥りやすい5つの落とし穴

就活サイト・本での業界研究で陥りやすい5つの落とし穴

就活サイトや業界研究の本は、効率よく情報を得られる便利なツールですが、使い方を間違えると表面的な理解にとどまってしまうこともあります。ここでは、就活生が陥りやすい5つの落とし穴をご紹介します。

就活サイト・本での業界研究における注意点

「1つの情報源」だけで済ませてしまう

1つの就活サイトや業界本だけで情報収集を終えてしまうと、偏った理解になりがちです。情報は複数の媒体から収集することで、異なる視点やより深い理解が得られます

例えば、同じ業界について書かれているとしても、ナビサイト・IR資料・新聞・OB訪問などでは得られる情報の質が異なります。信頼できる複数の情報源を活用しましょう。

自分の言葉で語れず、表面的な理解にとどまる

本やサイトの内容をそのまま暗記したような説明では、面接で「その業界に本当に興味があるのか?」と疑われてしまいます。業界の特徴や将来性を自分なりに解釈し、自分の言葉で説明できるようになることが大切です。

[なぜその業界に惹かれたのか][どんな仕事に魅力を感じたのか]を、自分の価値観や経験と結びつけて話せるよう準備しましょう。

最新の情報にアップデートしていない

業界は社会情勢や技術革新の影響で、日々変化しています。業界本やWebの記事も、情報の発信時期によっては古くなっている可能性があります。

最新の動向を知るには、業界団体の発表、企業のニュースリリース、日経新聞や業界紙などを活用し、常にアップデートされた情報を意識して確認しましょう

「業界=企業」だと思い込んでしまう

業界全体の特徴だけを見て、「この業界ならどこでも同じだろう」と考えてしまうのは危険です。同じ業界でも、企業ごとにビジネスモデルや社風、求める人物像は大きく異なります

業界研究を終えたら、個別の企業研究に進み、「なぜこの企業で働きたいと思ったのか?」を明確にしていくことが重要です。

調べたことで安心し、行動に移さない

サイトや本を読んで[わかった気]になり、実際に行動しないまま就活を進めてしまうケースも少なくありません。

業界研究のゴールは、[自分に合った企業選び]や[説得力ある志望動機づくり]に活かすことです。情報を得たら、企業説明会やOB訪問など、リアルな接点を持つ行動に移しましょう。

選考対策何したらいい?_CTA

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まとめ

業界研究は、納得のいく就職活動を実現するための重要なステップです。まずは幅広く情報を収集し、業界ごとの特徴や違いを知ることで、自分に合った選択肢が見えてきます。

本記事で紹介したように、サイトや書籍にはそれぞれ特長があり、[業界全体を知る][リアルな声を聞く][データを比較する]など目的に応じて使い分けることが大切です。

「知る」で終わらせず、説明会やOB訪問などの行動にもつなげていくことで、より深く納得感のある業界理解が可能になります。自分の就活軸と向き合いながら、適切な情報源を味方にして、後悔のない業界選びを進めましょう。

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