●「周りからどんな人と言われるか?」という質問には『志望企業の求める人物像に合った内容を答える』『自分の長所や強みをアピールする』と評価される可能性が高い。
●「周りからどんな人と言われるか?」という質問に答える際は『仕事と関係ないことやネガティブな内容は避ける』『自己評価と他己評価にズレがないように気を付ける』『エピソードは具体的に伝える』の3つを意識する。
- 1 面接で「周りからどんな人と言われるか?」と聞く意図
- 2 「周りからどんな人と言われるか?」に答える準備と考え方のコツ
- 3 「周りからどんな人と言われるか?」を伝えるときに使える性格・特徴ワード一覧
- 4 「周りからどんな人と言われるか?」を面接で聞かれた際の答え方
- 5 もし「周りからどんな人と言われるか?」の回答が自己PRと被りそうな場合は?
- 6 「周りからどんな人と言われるか」の回答例
- 7 「周りからどんな人と言われるか?」の答え方と高評価のコツ
- 8 「周りからどんな人と言われるか?」を面接で伝える際の注意点
- 9 まとめ
- 10 「どんな人と言われる?」に困ったら?エージェントがあなたの魅力を一緒に言語化します
「周りにどんな人と言われるか?」は、面接で聞かれる質問のひとつです。
しかし就活生の中にはこの質問を想定しておらず、回答に詰まってしまったという人も少なくないでしょう。
また、面接官の質問の意図を理解できず周りからの評価をそのまま答えてしまい、マイナスな印象を与えてしまったという人もいると思います。
本記事では面接官はなぜ「周りからどんな人と言われるか」といった質問をするのか、面接で聞かれた時の答え方・注意点、回答例を紹介しています。
これから面接を受けるという人は本記事で紹介する内容を参考に、回答を考えてみてください。
面接で「周りからどんな人と言われるか?」と聞く意図
まずは、面接で「周りからどんな人と言われますか?」と聞かれる理由(意図)を2つご紹介します。
この質問にしっかりと答えるためには、面接官がなぜその質問をするのかを理解しておくことが大切です。
意図を踏まえておけば、表面的な受け答えではなく、説得力のある答え方ができるようになるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
社風に適しているかを見極めたい
面接官が「周りからどんな人と言われるか?」と質問するのは、学生が自社の社風に合う人材かどうかを見極めるためです。
どれほど優秀な人材でも、社風と合っていないと働きづらさを感じたり、能力を十分に発揮できなかったりすることがあります。こうしたミスマッチは、早期離職の原因にもなりかねません。
企業はこうしたミスマッチを防ぐため、この質問を通してあなたの物事の捉え方や仕事への向き合い方を理解しようとしています。単に人柄を聞いているのではなく、入社後の働き方や適応力を見ている質問であることを意識して答えると、より効果的なアピールに繋がるでしょう。
自己分析と周囲の評価がズレていないかを把握したい
「周りからどんな人と言われるか?」という質問には、自己評価と他者からの評価にズレがないかを確認するという意図もあります。
企業は、履歴書やエントリーシート(ES)に書かれた内容をもとに面接を進めながら、就活生の人柄や強みを見極めようとしています。しかし、限られた面接時間の中だけでは、その人物像を正確に把握するのは簡単ではありません。
そこで、「周囲の人からはどんな人だと言われますか?」という質問を通じて、第三者の視点から見た評価を参考にし、より明確に人物像を掴もうとしているのです。
この質問に答える際は、他の自己PRや志望動機の内容と矛盾がないかを確認しておくことが大切です。すべての回答が一貫していれば、自己分析がしっかりできていると判断され、信頼にも繋がるでしょう。
「周りからどんな人と言われるか?」に答える準備と考え方のコツ
「周りからどんな人と言われるか?」という質問は、必ずしも聞かれるわけではありませんが、不意に聞かれると答えに詰まってしまう就活生は少なくありません。そのため、事前に回答を準備しておくことをオススメします。
回答を考える際は、あなたをよく知る家族や親しい友人に「自分はどんな人間だと思うか」と聞いてみましょう。特に友人に聞く場合は、あなたの本質を理解してくれている人を選ぶことが大切です。仮に親しくない人に尋ねてしまうと、表面的な、あるいは実際とは異なる人物像を伝えられてしまう可能性があります。
もし、他者評価が自己分析や自己PRの内容と大きく食い違ってしまうと、面接官に一貫性のない印象を与えかねません。「この人なら自分のことを客観的に見てくれているはず」と思える相手に協力をお願いしましょう。
また、質問する時は必ずそのような性格だと答えた理由とエピソードを聞くようにしてください。例えば[真面目な性格]と言われた場合は、どういったところが真面目だと思うのか、真面目だなと思った時のエピソードはないかを聞きます。
面接では、あらゆる回答に具体的なエピソードが求められます。他者評価を効果的に自己PRに繋げるためにも、理由とエピソードのセットで情報を得ることを忘れないようにしましょう。
「周りからどんな人と言われるか?」を伝えるときに使える性格・特徴ワード一覧

ここでは面接で使える[周りからどんな人と言われるか]の例一覧を紹介します。どんな人と言われるか思いつかないという就活生は参考にしてみてください。
- 信頼できる
- 協力的
- ポジティブ
- 努力家
- 聞き上手
- 柔軟な思考を持っている
- 誠実
- リーダーシップがある
- 向上心が強い
- コミュニケーション能力がある
- 計画性がある
- 細かいところに気が付く
- 責任感がある
- 粘り強い
- 明るい
- 創造力がある
- チャレンジ精神がある
- 謙虚
- 問題解決能力が高い
- 洞察力がある
- 学習意欲が高い
- 礼儀正しい
- 時間管理が得意
- 好奇心旺盛
- 慎重
- 情熱的
- 協調性がある
- 自主性がある
- 何事にも丁寧
- 目標達成志向が強い
- 分析力がある
- 客観的な視点を持っている
- 忍耐力がある
- 適応力がある
- 冷静クリエイティブ
- 効率的
- ポジティブ
- 発想力が豊か
- 観察力がある
- 社交的
- 感受性豊か
- 実行力がある
- 継続力がある
- 公平な判断ができる
- 感情をコントロールできる
- 寛容
- ストレス耐性が高い
- 勤勉
- 決断力がある
- 真面目
「周りからどんな人と言われるか?」を面接で聞かれた際の答え方
面接で聞かれる「周りからどんな人と言われるか?」という質問に答える際は『結論⇒エピソード⇒入社後の意気込み』のフレームワークに沿って答えるようにしましょう。
まず、結論部分では「私は真面目な性格と言われます」のように、周りからどんな人と言われるかを簡潔に伝えます。
最初に結論を伝えると、面接官はその後にどういった内容が続くのかを想定できるため、その後のエピソードの内容を理解しやすくなるでしょう。
そして、次のエピソードの部分でなぜそのような人だと思うのかを説明するエピソードを伝えます。「〇〇と言われました」といった漠然とした返答だと、主張に説得力がなくなるので避けましょう。
上記のようなエピソードを伝えたら、最後に「入社後はどのように貢献して志望企業にメリットを与えるか」について話します。
単なるイメージではなく、具体的にどのようなことを成し遂げたいかを述べると印象が良くなるでしょう。
[面接の質問]への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたいという就活生は下記の記事をご覧ください。
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もし「周りからどんな人と言われるか?」の回答が自己PRと被りそうな場合は?
「周りからどんな人と言われるか?」という質問に対して、「これって自己PRと同じ内容になりそうだけど大丈夫?」と不安を感じたことがある就活生もいるかもしれません。
結論から言うと、自己PRや長所と内容が重なっていても問題ありません。
ただし、面接は自分の魅力を多角的に伝えるチャンスの場です。自己PRとは異なる角度から自分の強みを伝えられると、より深く自分を知ってもらえるきっかけになります。
一方で、どの回答も一貫性を持たせることが重要です。
例えば、自己PRでは「計画性がある」と話していたのに、周囲の評価として「猪突猛進なタイプと言われる」と答えてしまうと、面接官は「本当に計画性があるのか?」と疑問に感じるかもしれません。
そのため、「周りからどう見られているか」を答えるときは、自己PRや他の質問との整合性を意識し、あなたの強みや人柄がブレずに伝わるよう工夫しましょう。
「周りからどんな人と言われるか」の回答例
ここでは「周りからどんな人と言われるか?」と面接で聞かれた時の回答例を紹介します。
また、あなたの回答に対して面接官から想定される質問も併せて紹介しているので、是非チェックしてみてください。
協調性
私は野球部に所属していて、部長などのポジションではありませんでしたが、チームの話し合いの場ではみんなの意見をまとめる役目を担ってきたからだと思います。
チームとして優秀な成績を収めていたわけではありませんが、メンバー間の意思疎通を図ることで、レベルアップや成績向上につながることを実感できました。
意見を尊重しすぎると自分の意見やその他の意見とのバランスが悪くなるので、ひとつの意見を聞きすぎることなく自分の意見も取り入れられるようになりたいと考えています。
優しい
この性格については生まれ持った性格もありますが、誰に対しても贔屓せず優しく接していた両親の影響が大きいと感じています。
誰に対してもおおらかに接することは、良い人間関係を築く上で非常に重要だと考えています。この姿勢を大切にし、お客様はもちろんのこと、職場でも良好な関係を築いていきたいです。
真面目
他の人がやりたがらないことをやろうと思って行動したわけではありませんが、店長から褒めていただいたことをきっかけに、他人がやりたがらないことをまじめにやると誰かが必ず見て評価をしてくれることを知りました。
これからも、みんながやりたがらないことでもまじめに取り組んでいこうと思います。
行動力
学生時代に所属していたサッカー部は、公式戦で一勝もできない状況が続いていました。私はチームが試合で勝てない原因を探る中で、練習メニューが長年見直されず、現在のチームの弱点克服に適していない点に問題があると考えました。
そこで、チームの課題を徹底的に分析し、弱点を克服するための新しい練習メニューを自ら考案してチームに提案しました。その結果、練習の質と選手のモチベーションが向上し、チームは念願だった公式戦初勝利を挙げることができました。
この経験で培った行動力を活かし、御社に入社後も現状に満足することなく、常に改善点を見つけ出し、チームの成果向上に貢献していきたいです。
聞き上手
カフェでのアルバイト時代、バイト仲間からシフトに関する不満や相談を受けることが頻繁にありました。私はまず、相手の話を遮らずに最後まで聞き、不満の背景にある「本当はどうしたいのか」という本音の部分を丁寧に引き出すことを心がけました。
そして、ヒアリングした内容を整理して店長との間に立ち、双方が納得できるシフト調整案を提案した結果、職場の人間関係が改善し、離職率の低下にも繋がりました。
御社に入社後も、この[聞く力]を最大限に活かし、お客様の言葉の奥にある真のニーズを的確に捉え、最適なご提案をおこなうことで事業の成長に貢献したいと考えています。
粘り強い
学生時代に〇〇試験△級の合格を目指しましたが、2度続けて不合格という悔しい結果を味わいました。しかし、そこで諦めるのではなく、「なぜ合格できないのか」を冷静に分析し、これまでのインプット中心の学習方法を改め、アウトプットを重視した実践的な演習に切り替えました。
学習方法を根本から見直した結果、3度目の挑戦でようやく合格することができました。
この経験を通じて得た、失敗から学び、やり方を変えてでも目標を達成する粘り強さを、御社の業務においても発揮し、チームの目標達成に貢献したいです。
努力家
朝練には誰よりも早く参加し、練習を終えるのも最後と決めて練習に励んでいました。その後レギュラー入りを果たし、そこであぐらをかくことなく引退するまでレギュラーとして活動できたのです。
目標を達成するために努力は不可欠だと考えています。入社後も誰よりも努力する気持ちを忘れずにいたいと思います。
コミュニケーション力
派遣スタッフとして複数の職場を経験しましたが、そこでは社員の方と派遣スタッフとの間に、考え方や業務の進め方で若干の壁を感じることがありました。
私はチームの成果を上げるには、社員と派遣スタッフの間の壁を取り払うことが不可欠だと考え、双方の意見や状況を丁寧に伝え合うことで、相互理解を促す橋渡し役を務めました。
その結果、相互理解が深まって指示や報告が円滑になり、業務ミスの減少に繋がりました。さらに、職場全体の雰囲気も改善され、双方から感謝の言葉をいただくことができました。
御社に入社後も、社内外を問わず様々な立場の方々と良好な関係を築き、円滑な事業推進に貢献したいと考えています。
気配り上手
カフェでのアルバイト時代、私はお客様の些細な表情や仕草から、何を求めているかを常に考えるようにしていました。例えば、カバンを床に置こうか迷っているお客様には、さっと荷物カゴをお持ちしたり、少し寒そうにしているお客様には、空調についてお声がけしたりといった行動を心がけていました。
こうした小さな気配りを続けた結果、お客様から「よく気がつくね、ありがとう」と直接お褒めの言葉を頂く機会が増え、常連のお客様からは顔と名前を覚えていただけるようになりました。
入社後も、ニーズを察知し先回りする力を活かして期待を超えるサービスを提供し、お客様の満足度向上と信頼関係の構築に貢献します。
計画性がある
学生時代は、学業、部活動、アルバイトの3つに力を入れていました。全てで成果を出すために、私はまず「何を、いつまでに、どのレベルまで達成するか」という具体的なゴールを設定しました。
例えば、部活動では[次の大会までに〇〇の技術を習得する]、学業では[試験2週間前までに全範囲の復習を1周終える]といった中間目標を立て、そこから逆算して日々の行動計画を作成しました。計画通りに進まない際には、その都度原因を分析して軌道修正を繰り返した結果、最終的には全ての活動で目標を達成することができました。
御社に入社後も、この目標達成に向けた計画性を活かし、着実に成果を出すことで貢献したいと考えています。
親しみやすい人
例えば、大学のゼミで新しく加わったメンバーに積極的に話しかけ、雰囲気になじめるようサポートしたことがあります。結果として、そのメンバーが打ち解けてゼミ全体の雰囲気も良くなりました。
入社後も、社内外問わず信頼関係を築けるような、親しみやすい雰囲気を大切にしていきたいです。
素直な人
アルバイト先では、先輩から「こうするともっと早く作業できるよ」とアドバイスをもらった際、すぐに実践し、改善した結果、作業効率が上がり感謝されました。
素直に受け入れて改善していく姿勢は、成長につながると実感しています。入社後も先輩や上司の助言を吸収し、柔軟に成長していきたいと思っています。
責任感がある人
また、イベント運営においては、当日までにメンバーと何度も綿密な調整を重ね、トラブルのないスムーズな進行を実現できたことで、担当教員からも信頼していただくことができました。
これらの経験から、与えられた役割を最後まで責任持ってやり遂げることの重要性を深く学びました。入社後も、任された業務に責任を持ち、周囲から信頼される社会人になりたいです。
頼りになる人
大学のゼミ活動では、進行管理や資料作成といった役割を任されることが多く、「○○さんがいると安心する」と言われたこともありました。これは、予期せぬトラブルが発生した際も、常に落ち着いて状況を把握し、チームが混乱しないようサポートすることを心がけてきた結果だと感じています。
この経験から、冷静な対応と周囲への配慮が、チームに安心感をもたらし、円滑な活動に繋がることを学びました。
入社後も、周囲に安心感を与えられるような行動を積み重ねていきたいと思います。
好奇心旺盛な人
その結果、全体の業務フローを理解することができ、急な人手不足にも柔軟に対応できるようになった経験があります。
御社に入社後も、様々な業務に好奇心をもって取り組み、視野を広げていきたいと考えています。
論理的な人
大学ではプレゼンテーションをおこなう機会が多く、その際には常に[結論から話す]こと、そして情報を整理し順序立てて説明することを意識していました。その結果、「話がわかりやすい」と評価されることが多々ありました。こうした論理的な思考と説明の仕方は、資料作成やグループディスカッションの場面でも役立っていると感じています。
御社に入社後も、この論理的な思考力を活かして、どのような相手にも納得感を持っていただけるような、明確でわかりやすい提案や説明を心がけていきたいです。
発想力がある人
サークルでイベントの企画をした際、従来のマンネリ化した内容を見直し、新しい企画を提案しました。その結果、参加者が前年から1.5倍に増加するという成果に繋がった経験があります。日頃から「どうすればもっと面白くなるか?」「何か違う視点はないか?」と考える習慣が、こうした結果に結びついたのだと感じています。
仕事においても、この既成概念にとらわれない柔軟な発想力を活かし、新たな価値や解決策を生み出すことで貢献していきたいです。
結果にこだわる人
所属していたバスケ部では、技術面だけでなく試合中の動き方や相手チームの戦略分析にも注力し、勝利に向けてできることを徹底的に追求していました目標を達成するためには過程ももちろん重要ですが、最終的に[成果を出すこと]に対して強い責任感を持つよう常に心がけています。
入社後も、求められた成果を出すことにこだわり、周囲から信頼される人材へ成長したいと思っています。
冷静な人
どのような状況でも、まずは落ち着いて情報を整理し、何が問題で、どう対処すべきかを客観的に判断することを得意としています。実際、飲食店でのアルバイト中にオーダーミスが発生した際も、慌てることなく迅速かつ丁寧に対応したことで、お客様にご理解いただき、大きな問題には至りませんでした。
この経験から、予期せぬ事態においても冷静さを保つことの重要性を改めて認識しました。御社に入社後も、この冷静さを活かし、的確な判断と行動で貢献していきたいです。
\ 自分では気づきにくい長所や魅力も “ 客観的な視点 ” でアドバイスがもらえます /
「周りからどんな人と言われるか?」の答え方と高評価のコツ
ここでは、面接で「周りの人からどんな人と言われるか?」と聞かれた際の答え方のポイントを紹介します。
志望企業の求める人物像に合った内容にする
「周りからどんな人と言われるか?」の質問に回答する際は、できるだけ志望企業の求める人物像に合った内容を伝えます。
理由としては、どんなに素敵な人柄や強みであったとしても、志望企業で求められているものでなければ、あなたを採用したいと思ってもらえないためです。
例えば、新しいことに挑戦していく姿勢を重視しているチャレンジ精神のある企業に対して「決められたことを丁寧におこなうことができる」といった人柄をアピールしてしまうと、主体的に動くことができないと思われてしまう可能性があるため、採用したいと思ってもらうのは難しいでしょう。
企業は採用活動を通して自社に貢献してくれる人材を探しているため、できるだけ志望企業の求める人物像に当てはまるエピソードを考えてみてください。
深掘り対策をおこなう
「周りからどんな人と言われるか?」の質問に回答したら、その回答に対して深掘りした質問をされることが予想されます。
例えば「私は人の気持ちを汲み取るのが上手いと言われます」と回答した場合「人の気持ちを汲み取る時に何か意識していることはある?」「人の気持ちを考えるようになったのは何かきっかけがあるの?」など、あなたの人柄をもっと詳しく知ろうと質問してきます。
事前に深掘り対策をしておけば、面接で回答に対してどんなに深掘りされても落ち着いて答えることができるでしょう。
深掘り対策をする際は回答に対して、どんな質問をしてきそうかな?自分だったら何を聞くかな?といった観点で考えます。
この時のポイントとしてはあまり難しく考えないことです。自分がその回答を受けた時に話を広げるとしたらどこをつっこむかな?くらいの感覚で問題ありません。
例えば「好きな食べ物はイチゴです」と回答されたら「イチゴのどこが好きなの?」「イチゴはいつから好き?」「イチゴが好きになったきっかけは?」のように簡単に質問を考えることができると思います。
上記と同じくらいのテンポ感で考えてみてください。
考えられる深掘り質問を洗い出したら、次はその深掘り質問に対する回答まで考えておくようにしましょう。
自分の長所や強みをアピールする
[周りからどんな人と言われるか]を答える際は、自分の長所や強みをアピールできる内容を伝えることが大切です。
もしも周りの人に聞いたあなたの印象が[時間にルーズ][かわりもの]などネガティブな内容だった場合、面接では正直に伝える必要はありません。
なぜならネガティブな内容を伝えてしまうと、マイナスな印象を持たれてしまう可能性があるからです。
そのため周りの人に自分の印象を聞く際は、「私の良い所を教えてほしい」と伝え、自分の良い部分を聞くようにしましょう。
「周りからどんな人と言われるか?」を面接で伝える際の注意点
最後に「周りからどんな人と言われるか?」という質問に答える際の注意点を3つ紹介します。これから面接を受けるという就活生は参考にしてください。
仕事と関係ない・ネガティブ回答は避ける
面接で「周りからどんな人と言われるか?」と聞かれた際に、仕事と関係ないことを答えるのはやめましょう。
本記事でもお伝えしていますが、面接官が[周りからどんな人と言われるか]を聞くのは、学生の人柄や考え方を把握し、自社に適した人材かどうかを判断するためです。あなたの性格を知るために、質問しているわけではありません。
例えば「カッコいいと言われる」「面白いと言われる」など仕事と関係ないことを答えても、企業側からするとそれは知りたい情報ではない可能性が高いでしょう。
また「遅刻が多い」「自己中心的と言われる」など社会人として最低限をクリアできていないネガティブ回答は、マイナス評価に繋がりかねません。
[周りからどんな人と言われるか]といった質問に回答する際は、面接の場で言うべきことと言うべきではないことの判断をするのが大切です。
自己評価とズレが生じている
自己評価と他己評価にズレがないかをチェックするのも[周りからどんな人と言われるか]を聞く意図の1つとお伝えしました。
例えば、自己評価では[活発な性格]と言っているのに対し、周囲からは「冷静な性格と言われます」と答えてしまうと、自己評価と周囲の評価にズレがあることになります。
ズレがあるということは自己分析が十分にできていないということになるため、面接官の評価を落としかねません。
自分と周囲の評価に矛盾が生じていないか、しっかりチェックしておきましょう。
エピソードは具体的に伝える
具体的なエピソードがなく「私は周りから真面目だと言われます」だけ伝えてしまうと、面接官にあなたの魅力を十分に伝えることはできません。
面接官はあなたがどんな人と言われているかだけでなく、なぜそのように思われているのかまで知りたいと思っています。
また、具体的なエピソードがないと、面接官はその回答が本当かどうか判断することができないため、採用されるのは難しいと言えるでしょう。
面接はあなたを企業にアピールする貴重な機会であるため、無駄にしないためにもしっかりと具体的なエピソードを交えた上で伝えるようにしてください。
まとめ
本記事では、面接で聞かれる[周りからどんな人と言われるか]といった質問に対する答え方などについて紹介してきました。
記事内でもお伝えしましたが、面接官はこの質問から自社に合う人材なのか、自己分析がしっかりとできているかをチェックしています。
周囲の人に自分の評価を聞くのは恥ずかしい面もありますが、自己分析とズレがないようにしっかりと把握しておきましょう。
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