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Web-CABはこう解く!高得点を取るための必勝テクや勉強法とは?

✔ 本記事のまとめ

● Web-CABは、IT系企業を中心に導入されている適性検査で、SPIや玉手箱とは出題形式・難易度が異なるため専用の対策が必要。

四則逆算・法則性・命令表・暗号といった論理的思考を問う科目が中心で、短時間での処理力が求められる。

● Web-CAB対策には、参考書やアプリで形式に慣れることに加え、就活エージェントの活用も効果的。

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目次

Web-CABの試験を受けるにあたり、「どのように対策を進めれば良いのかわからない…」と悩む就活生は少なくありません。

Web-CABとは、論理的思考力やプログラミング的思考を問う適性検査で、多くのIT系企業や技術職の採用選考で活用されています。SPIとは異なる出題形式が特徴で、対策には慣れとコツが大切です。

この記事では、Web-CABの出題内容や受検形式、突破に向けた対策方法までをわかりやすく解説します。はじめて受験する人でも安心して臨めるよう、実践的な情報をお届けします。

Web-CABとは?

Web-CABとは?

Web-CABとは、主にIT系企業や技術職の採用選考で活用されている適性検査です。問題処理能力や論理的思考力を測る設問が中心で、業務での情報処理スキルが重視される職種に適していることから、多くの企業で採用されています。

SPIや玉手箱と同様、筆記試験の1つとして実施されますが、出題形式や内容には明確な違いがあります。

Web-CABは「ペーパーテスト」の場合もある

[Web-CAB]という名称から、すべてオンラインで実施されると思われがちですが、実際には企業によって会場でのペーパーテスト形式が採用されることもあります。

【Web-CABとペーパー方式の受検方法の違い】
Web-CAB ペーパー方式
受検場所 自宅 指定された会場
受検タイミング 自由 指定された日時
受検科目を分けること 可能 不可能

どちらの形式でも出題傾向はほぼ同様ですが、Web版は特にスピードが重視される設問構成になっており、UI(操作性)や時間感覚に慣れておく必要があります。

SPIや玉手箱との違い

SPIや玉手箱が、言語・非言語・性格検査などをバランスよく含む総合的な適性検査です。一方、Web-CABは理系の職種を想定しており、論理的思考力や数学的な問題処理能力を問う内容が中心となっています。

具体的には以下のような違いがあります。

▼SPI・玉手箱
・基礎学力・性格を測定
・多くの業界で使用

▼Web-CAB
・論理的思考力・数理的能力を重視
・IT・技術系企業に特化

そのため、普段から論理パズルや数学問題に慣れていない人は、特に事前対策が重要となります。

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Web-CABの試験内容と出題傾向

Web-CABの試験内容と出題傾向

Web-CABの受験を控えている人は、事前に時間配分・問題形式などの内容をしっかりと把握しておきましょう。ここでは、Web-CABの出題科目や制限時間、難易度、出題傾向などをわかりやすく解説していきます。

Web-CABの試験内容と出題傾向

【出題内容】4科目で構成されている

Web-CABは主に以下の4科目で構成されており、全体で約1時間弱の試験です。

【Web-CABの各テスト項目と問題数・制限時間】
問題数 制限時間
計数理解テスト(四則逆算) 50問 9分
直感的推理テスト(法則性) 30問 12分
プログラミング言語テスト(命令表) 36問 15分
構造理解テスト(暗号) 30問 16分
性格検査 68問 30分

※参照:Unistyle

例えば、計数理解テストでは制限時間9分の中で50問の問題が出題されるため、正確な読解力と処理スピードが求められます

【試験形式】スピード重視のWeb実施形式

Web-CABの大きな特徴は、問題数の多さとスピードが求められる構成です。試験では限られた時間の中で大量の問題に取り組む必要があるため、全問正解を目指すというよりは、自分が解ける問題を見極めて、素早く処理する力が求められます。

また、Web実施形式では操作性や画面レイアウトにも慣れておくことが重要です。特に、時間に追われながらの受験になるため、「どこに問題文が表示されるのか」「どのように選択肢をクリックするのか」といった基本的な操作で戸惑う時間も最小限に抑える必要があります。

そのため、事前に模擬試験や市販のWeb対応問題集で操作感に慣れておくと安心でしょう。

【制限時間】1時間弱で設定されている

Web-CABは、Web実施形式で極めてスピードが重視される試験です。全体で約50〜60分という限られた時間内に大量の問題に取り組む必要があり、全問正解を目指すよりも、解ける問題を素早く見極め、効率的に処理する力が求められます。

試験は以下の4科目で構成され、それぞれに個別の制限時間が設けられています。

・計数理解テスト(四則逆算):9分
・直感的推理テスト(法則性):12分
・プログラミング言語テスト(命令表):15分
・構造理解テスト(暗号):16分
※性格検査は別途約30分で実施されます。

Web形式特有の操作性や画面レイアウトに慣れておくことも重要で、時間に追われる中でスムーズな解答を妨げないためにも、事前の模擬試験や問題集での対策が不可欠です。時間配分を意識しながら、問題形式に慣れておくことが高得点への鍵となるでしょう。

【難易度】SPIよりも高めで事前対策が必要

Web-CABはSPIや玉手箱よりも難易度が高い傾向があると言われてます。特に論理的思考力を問う問題が多く、時間制限の厳しさと相まって、初見で対応するのが難しいケースもあります

中でも、論理的思考テストの[構造理解(暗号)]や、命令のルールを読み解く[命令表(命令命題)]などは、独特の解法やルールを理解する必要があり、初めて見ると戸惑う受験者も少なくありません。

事前に出題パターンを知り、時間を意識したトレーニングをおこなうことで、初見での対応力が高まります。

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Web-CABを導入している企業の特徴

論理的思考力や数学的センスを測ることができるWeb-CABは、特定の業界や職種で導入される傾向があります。ここでは、Web-CABを導入している企業の主な業界・職種について解説します。

Web-CABを導入している企業の特徴

【業界】IT業界・コンサルティング業界

Web-CABは、主にIT業界やコンサルティング業界の企業で導入されています。これらの業界では、日常的に高度な論理思考や課題解決力が求められるため、入社前にその適性を評価できるWeb-CABが適していると考えられています。

特に大手SIerやITベンダー、外資系コンサルティングファームでは採用試験の一環として導入されており、情報処理の正確さとスピードの両方が試されます。

そのため、思考の速さだけでなく、限られた時間内で冷静に正答を導き出す力が重視されるのが特徴です。

【職種】エンジニア職・開発職などの技術職

Web-CABは、論理性や数学的処理能力を測る試験であるため、技術系の職種で広く利用されています。

特にエンジニア職やシステム開発職、AI・データ分析などの分野では、日々の業務で複雑な論理構造や数字の扱いが求められるため、こうした能力を事前に測ることができるWeb-CABが適しています。

またこのような職種では、学歴や知識以上に[実務に活かせる思考力]や[地頭の良さ]が重視される傾向にあります。

🔶SPI対策だけでは不十分?他の適性検査を導入する企業も増加中!
近年、多くの就活生がSPI対策に力を入れていることから、上述したようなIT系や技術職の採用に限らず、あえてSPI以外の適性検査を導入する企業が増えてきています。

企業側としては、SPI対策が進みすぎて学生間の差が出にくくなっていることや、より実務に近い思考力や処理力を見極めたいといった背景から、Web-CABのような別形式のテストを導入する傾向が強まっています。

そのため、志望企業の選考フローを事前に確認し、自分に必要な対策を見極めることが重要です。

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Web-CAB突破には「論理的思考力」が不可欠!

Web-CABの問題は暗記型ではなく、思考力を問う設問が中心です。高得点を狙うためには、論理的に物事を考え、短時間で答えを導き出すスキルが必要です。

ここでは、論理的思考力を養う方法を紹介します。

論理的思考力を養う方法

問題集・参考書で反復練習する

Web-CAB対策として最も基本的かつ効果的なのが、専用の問題集や参考書を使った反復練習です。出題形式に慣れ、パターンを掴むことで、問題を解くスピードと正確性が格段に上がります。

特に[命令表][暗号解読][論理問題]などは、慣れがものを言う分野です。初見では難しく感じる問題も、繰り返し解くことでコツを掴めるようになってくるでしょう。

日常で「なぜ?」を意識して考える習慣をつける

論理的思考力は、日々の生活の中でも鍛えることが可能です。例えば、「なぜこの作業はこうなっているのか?」「どうすればもっと効率的にできるか?」といった問いを持ちながら行動することで、原因と結果を繋げて考える力が養われます

また、ニュース記事や話題のトピックを見たときに「背景にどんな要因があるのか?」を考えるクセをつけると、より深く物事を捉えられるようになるでしょう。

思考を整理するためのフレームワークを知る

論理的に物事を整理するためには、フレームワークの活用も効果的です。例えば[MECE(モレなくダブりなく)]や[ロジックツリー]、[5W1H]などは、考えを体系的にまとめる上で有効です。

これらのフレームワークを活かした考え方を身につけておくと、Web-CABの問題を解く際にも、無駄な情報を切り捨て、要点を整理しながら解答を導き出す力が高まります。就活の期間に関わらず、社会人になっても使えるスキルなので、積極的に取り入れていきましょう。

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【例題付】Web-CABの科目別対策ポイントと解き方のコツ

Web-CABは問題形式に独特のクセがあるため、出題傾向に慣れておくことが突破の鍵となります。ここでは各科目ごとの特徴や解き方のコツ、対策ポイントを例題付きで解説していきます。

Web-CABの科目別対策ポイントと解き方のコツ

計数理解テスト(四則逆算)

計数理解テストは、四則演算(+−×÷)の知識と論理的思考力を組み合わせて解く問題で構成されています。与えられた数字と記号の組み合わせから、空欄に当てはまる正しい数値や記号を導き出す力が求められます。また、制限時間が非常に短いため、スピード感を持って正確に解く力が重要です。

計数理解テスト(四則逆算)の問題例

▼例題
次の空欄に当てはまる数字を選びなさい。

( )× 4 - 6 = 10

▼選択肢
A. 3 B. 4 C. 5 D. 6

アコーディオンボックス
正解
正解は[B. 4]です。
解き方のコツ
この問題では、まず方程式の形にして逆算することがポイントです。

10 + 6 = 16 → 16 ÷ 4 = 4

このように、順を追って逆算することで答えにたどりつけます。計算式の順番を間違えないように注意しましょう。また、選択肢を代入して検証する方法も有効です。

この分野では[速く・正確に逆算できる力]を鍛える必要があります。市販のWeb-CAB対策問題集を繰り返し解くことで、形式に慣れることが重要です。

また、普段から暗算力を高めるために、日常的に簡単な計算問題をこなす習慣をつけておくとスピードアップに繋がります。

直観的推理テスト(法則性)

直観的推理テストは、図形や記号の並びに隠された[法則性]を見抜いて、次に来る図形や適切な選択肢を導き出す問題です。空間認識力やパターン認識力、そして瞬時に違和感を見つける直感的思考が求められます。文章の読み取りではなく、視覚的な処理力が重要です。

直観的推理テスト(法則性)の問題例

▼例題
次のうち、問の図形の「?」に入る図形として最も適切なものを選びなさい。
※実際のWeb-CABでは図形の問題ですが、ここではテキスト形式の例として以下のように記載します

【例】
■ ▲ ● □ ?

▼選択肢
A. ● B. ▲ C. □ D. ■

アコーディオンボックス
正解
正解は[A. ●]です。
解き方のコツ
まず、並んでいる図形にどんな規則性があるかを探ります。[形の繰り返し][左右の反転][回転][要素の増減]などが典型です。

この問題の場合、図形の出現順序に注目すると、「■→▲→●→□→?」というように形が順番に入れ替わっており、元に戻るサイクルのような法則性が見て取れます。

図形の並びがループしていることに気づけば、5番目には再び[●]が来るとわかります。

まずは図形問題に慣れることが最重要です。市販のWeb-CAB対策問題集やアプリには多数の類題が収録されていますので、日々繰り返して慣れていきましょう

また、パターン認識を鍛えるために[間違い探し]や[視覚パズル]なども有効です。本番では素早く図形を読み取ることが必要となるため、図を見る時間を短くする訓練も意識すると良いでしょう。

プログラミング言語テスト(命令表)

この項目では、指定された[命令表(仮想的なプログラミング言語)]を使って、図形やマス目の動きをシミュレーションし、最終的な位置や状態を答える問題が出題されます。実際のプログラミング知識は必要なく、論理的に情報を処理・追跡する力が求められます。論理的思考や手順の正確な理解が得点のカギになります。

プログラミング言語テスト(命令表)の問題例

▼例題
以下の命令表に従って、初期位置A(左上)から動いた後の位置を選びなさい。

【命令表】
X:右に1マス移動
Y:下に2マス移動
Z:左に1マス移動して、Yを実行

【命令の列】
X → Y → Z

(※4×4マスのグリッドを想定し、A地点を左上(1,1)とする)

アコーディオンボックス
正解
A(1,1)から
・Xで →(2,1)
・Yで →(2,3)
・Zで →(1,3)→Y=(1,5)→(※4×4マスを想定していたら範囲外になる)
解き方のコツ
命令を1つずつ順に処理していきます。Zは複合命令であることに注意し、Z=左に1マス+Y(=下に2マス)と解釈します。

複雑な命令は分解して順番に追うこと、1手ずつ紙に書いてシミュレーションするのが効果的です。

このように、命令の実行によって[移動不可能]や[範囲外]が起こることもあるので、選択肢には[範囲外]や[移動不可]も含まれる場合があります。

※今回は位置(1,5)は存在しないので[範囲外]となり、正解は[範囲外]が妥当です。

まずは命令の分解と組み合わせに慣れることが重要です。繰り返し同じ形式の問題を解くことで、頭の中で動きをシミュレーションするスピードが上がっていきます。

また、選択肢に「到達不可」や「ループ」などの特殊ケースがある場合も多いため、最後まで油断せず丁寧に追跡しましょう。紙とペンを使って図を描きながら進めると、視覚的にも理解しやすくなります。

構造理解テスト(暗号)

構造理解テストでは、記号や図形、文字列の並びに一定のルール(暗号)が設定されており、そのルールを見抜いて正しい答えを導き出す力が問われます。主に[記号の並び][アルファベットの変換][図形の変化ルール]などが出題され、論理的思考力やパターン認識力が求められます。

構造理解テスト(暗号)の問題例

▼例題
以下のルールに従って「CDE」を暗号化した文字列を選びなさい。

【暗号ルール】
・アルファベットは3文字ずつずらす
・Zを超える場合はAから再スタートとする(例:X→A、Y→B、Z→C)

▼選択肢
A. FGH
B. HIJ
C. GHI
D. ABC

アコーディオンボックス
正解
「C」→3文字後→「F」
「D」→3文字後→「G」
「E」→3文字後→「H」
よって正解は A. FGH
解き方のコツ
文字列を1文字ずつルールに当てはめて変換していきましょう。アルファベットの変換規則では[Zを超えたときの処理]がポイントです。

選択肢はどれもよく似ているため、1文字ずつ丁寧にずらして考え、ケアレスミスに注意しましょう。A〜Zまでの対応表を頭に入れておくと効率的です。

構造理解では[一定のルールに従う処理]が何よりも重要です。日常的にアルファベットや数字の並びを意識してみたり、パズル系のアプリや問題集で訓練を積んだりするとよいでしょう。

特に出題されやすいパターンとして[アルファベット変換][記号の入れ替え][図形の回転法則]などがあるため、それぞれに対応した問題に触れて慣れておくことが得点アップに繋がります。

性格検査

Web-CABにおける性格検査は、正式には[性格適性検査]とも呼ばれ、受検者の価値観や行動傾向、職務適性を測る目的で実施されます。論理問題や計数問題とは異なり、正解・不正解はなく、[あなたが普段どのように考え、行動するか]を企業が見極めるための試験です。

性格検査の問題例

▼例題
以下の設問に対して、もっとも当てはまるものを選んでください。

【設問】
「物事に取り組むとき、綿密に計画を立ててから行動する方だ」

▼選択肢
A. そう思う
B. ややそう思う
C. どちらともいえない
D. あまりそう思わない
E. まったくそう思わない

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回答
性格検査には正解・不正解がないため、回答は個人の判断に委ねられます。ただし、仮にこの設問で「A」と答えた場合は、他の質問でも「計画性が高い」ことを示すような選択が一貫していると、企業に好印象を与えやすくなります。
解き方のコツ
性格検査では、一貫性のある回答を心がけることが大切です。似たような質問が言い回しを変えて複数回登場するため、回答にブレがあると「自分を取り繕っている」と見なされる可能性があります。

自分の性格や行動傾向を偽るのではなく、正直に答えることが最も高評価に繋がる対策です。

性格検査の対策は、自分を偽らずに、ブレのない回答を意識することが基本です。事前に自己分析をおこない、自分の強みや行動スタイルを理解しておくと回答に迷いがなくなります。

また、[職種ごとに求められる人物像(例えば営業なら積極性、開発なら綿密さ)]も知っておくと、企業とのマッチ度が高い回答がしやすくなるでしょう。

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Web-CAB受検前に知っておくべき注意点

Web-CABを受検するにあたって、事前に知っておくべき注意点があります。あらかじめ理解し準備することで、試験当日を安心して迎えることができるでしょう。

Web-CAB受検前に知っておくべき注意点

パソコン以外から受検できない

Web-CABはスマートフォンやタブレットには対応しておらず、パソコン(Windows/Mac)での受検が必須です。特に一部の問題ではキーボード操作やマウス操作が必要となるため、タッチ操作では対応できません。

また、受検時には安定したインターネット環境も不可欠です。通信が途切れたり遅延が発生したりすると、試験が正常に進まない可能性があるため、自宅Wi-Fiの通信環境やブラウザの動作確認を事前に済ませておくことをオススメします。

「操作確認テスト」は事前に必ず受ける

多くの企業はWeb-CAB受検前に[動作確認テスト]または[システムチェック]の案内を出しています。これは本番と似た形式で、パソコンやブラウザの動作確認、操作感を確かめる目的で実施されるものです。

試験本番は時間との勝負でもあるため、どのような出題形式か、どのような操作が必要かを事前に体験しておくことが非常に重要です。「本番で戸惑って時間が足りなかった…」とならないためにも、必ず実施しておきましょう。

試験中の不正行為は厳しく監視されている

Web-CABは不正防止のための監視体制が整えられており、カンニングや代理受検などの不正行為が発覚した場合は、即座に失格扱いとなります。

受検中はカメラやマイクの使用を求められることもあり、目線の動きや別画面への切り替え、音声なども検出対象になります。また、テスト終了後に[不正の有無]に関する確認画面や、企業からのヒアリングがおこなわれる場合もあります。

誠実に受検する姿勢が最も重要であることを忘れずに臨みましょう。

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Web-CABを実際に受けた先輩のリアルな体験談

ここでは、実際にWeb-CABを受検した就活生のリアルな声を紹介します。「想像以上に難しかった」「操作に戸惑った」「練習していてよかった」など、受検者だからこそわかる気づきや学びが詰まっています。

これから受ける人が本番で焦らないためのヒントがきっと見つかるはずです。

<かんぽシステムソリューションズ(25卒)>
Q. 筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。

A. オンラインでWEBCAB
特に勉強をする必要はないですが、模擬問題などで答え方に慣らしておけばよい
 

引用:Unistyle/本選考レポート(エンジニア部)(システムエンジニア)

<NTTデータビジネスシステムズ(24卒)>
Q. 筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。

A. WebCAB:四則逆算、暗号、命令、法則性
一般的なWebCABと同じくらいの難易度、約90分
 

引用:Unistyle/本選考レポート(SE、営業)

<科学情報システムズ(23卒)>
Q. 筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。

A. ウェブ上で行った。
暗算は10分、規則性は20分、命令表は15分、暗号は30分行った。
難易度は、対策本を2,3通り行い、復習をしっかりすれば解くことができる程度であった。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(システムエンジニア)

<日立ソリューションズ・クリエイト(21卒)>
Q. 筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。

A. Web-CABで、内野は四則逆算、法則問題、命令法や暗号、性格検査。四則逆算は50問、法則問題は30問、命令法は36問、暗号は30問、性格検査は68問。難易度は高いが回答率が低くても通っている印象。時間は、四則逆算が9分、法則問題が12分、命令法は15分、暗号は16分。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(システムエンジニア)

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Web-CABを攻略するための代表的な対策方法

Web-CABはSPIや玉手箱と形式が大きく異なるため、それに応じた対策が必要です。ここでは、効率よくWeb-CABを攻略するための具体的な方法を紹介します。

Web-CABを攻略するための代表的な対策方法

Web-CAB特化の参考書で形式に慣れる

まずは、Web-CABに特化した参考書を使って出題形式に慣れることから始めましょう。繰り返しお伝えしていますが、特に[四則逆算][法則性][命令表][暗号]などの問題は、解き方にコツがあり、慣れがスコアに直結します。

市販の参考書には、実際の出題形式に近い問題が収録されているものが多く、時間を測りながら繰り返し解くことで、本番でも焦らず対応できる力が身につきます。最初から完璧を目指すのではなく、出題傾向を把握しておくことが大切です。

Webサイトやアプリで力試しをする

書籍だけでなく、Web上の模擬問題サイトやアプリを活用することも効果的です。近年はWeb-CABに対応したオンライン演習サービスも増えており、すきま時間を活用した反復練習が可能です。

中には、自動採点機能や成績の可視化ができるものもあるため、自分の弱点を把握しながら対策を進めることができます。参考書と併用することで、紙とデジタル両方の出題形式に慣れることができることもポイントです。

就活エージェントを活用する

Web-CABを課す企業にエントリーする予定があるなら、就活エージェントの利用も有効です。就活エージェントは各企業の選考情報を把握しており、Web-CABの出題傾向や過去の選考フローに基づいたアドバイスを受けることができます

「自分がCABを受ける対象かどうかわからない」「対策の進め方に不安がある」など不安がある人は、“相談の窓口”として気軽に就活エージェントに話してみるのもオススメです。

志望企業にCABが使われているかを教えてもらえたり、自分の予定に合わせた対策スケジュールを一緒に考えてもらえたりと、学習以前の“不安の解消”という意味でも心強い存在です。

模擬試験や面接練習などを無料で実施している就活エージェントもあるため、1人で対策を進めることに不安を感じている就活生は、是非こうしたサービスの活用を検討してみてください。

※一部の就活エージェントでは、Web-CABの対策や模擬試験に対応していない場合があります。利用前に各エージェントのサポート内容を確認するようにしましょう。

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まとめ

Web-CABで高得点を取るためには、しっかりとした事前準備と対策が必要です。

まずは参考書や問題集を使って繰り返し練習し、自分の弱点を把握しておきましょう。あわせて、日頃から「なぜ?」と自問する習慣を持つことで、論理的思考力を自然と養うことができます。

また、Web-CABに特化した教材や模擬試験を活用し、出題形式や操作感にも慣れておくと安心です。

本番前には注意点も確認し、万全の状態で試験に臨みましょう。この記事を参考に、着実な準備を進めてください。

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就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして最も歴史がある就活エージェントです。東証プライム上場企業や大手グループの求人から中小・ベンチャー企業の求人を保有しており、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇ります。

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就職エージェントneoのサービスは、就活生1人ひとりに専任のアドバイザーが付き、就活相談や選考対策などもおこなっているため、就活出遅れ組の学生にもオススメのサービスです。

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