建築士 志望動機の書き方・例文

建築士の志望動機の書き方と例文~住友林業の選考通過ESを公開~

建築士は、お客様からの要望を取り入れつつ、安全面・法律・意匠性など全てを考慮して建築物の設計を行わなければいけません。

また、人の命に関わる仕事であり、小さなミスでも許されないことから、神経を使う仕事と言えるでしょう。

しかし、自分がゼロから造り上げた建築物が、イメージした通りに完成した時には達成感や喜びを味わえます。

 また、その建築物は今後何十年と残り続けるため、街づくりへ貢献していることや人の役に立っていることを感じられ、大きなやりがいを持てる職業です。 

建築士のトピックス

建築士には、大きく分けて2つのトピックがあります。

建築用3Dプリンター

近年、3Dプリンターが普及し、医療現場など様々な用途で利用されています。海外では建築現場で活用できる「建築用3Dプリンター」の導入が開始されています。

実際に、アメリカや中国などで建築用3Dプリンターを用いて住宅や橋を造ったという事例が報告されています。

建築用3Dプリンターを導入することで、「人材不足の解消・工期短縮・材料削減・費用削減・新しい構造/形状の具現化」など複数のメリットがあるようです。

日本でも導入しようという動きはありますが、まだ実用化には至っておらず、今後の動きに期待が高まっています。

第5世代移動通信システム「5G」の建築現場への導入

2020年春より、第5世代移動通信システム「5G」の商用化が日本でもスタートしました。

5Gは「高速・大容量」、「低遅延」、「多数接続」という特徴を持っており、今後多くの業界で導入されることが想定されます。

今、建築業界にも5Gを導入しようという動きが進められているようです。

建築業界に5Gが導入されることで、「建築機械の遠隔操作・ドローンによる測量解析・VRによる建築物3D化」など、様々なことが実現できるようになり、業務効率化が図れると期待が高まっています。

建築士で必要な資格

建築士として働くためには、次のような資格の取得が求められます。

建築士資格(国家資格)

建築士資格には、「一級建築士」、「二級建築士」、「木造建築士」の3種類があり、いずれかを取得しないと建築士にはなれません。いずれも取得することで、建物の設計・工事監理ができるようになりますが、それぞれ特徴や受験資格に違いがあります。

一級建築士・・・難易度が最も高く、あらゆる建物の設計・工事監理ができるようになる。
二級建築士・・・一般的な戸建て住宅規模の設計・工事監理ができるようになる。
木造建築士・・・2階建てまでの木造建築物の設計・工事監理ができるようになる。

建築施工管理技士(国家資格)

建築施工管理技士には、「1級建築施工管理技士」、「2級建築施工管理技士」の2種類の資格があります。取得することで、建築士としての仕事の幅が広がるでしょう。

1級建築施工管理技士・・・全建設工事の施工管理が可能であり、工事を管理する高度な知識を持つ技術者。施工技術の指導を行う立場となる。
2級建築施工管理技士・・・1級より施工管理できる建設工事が少なく、小規模な建築工事の施工管理が可能。

インテリアプランナー

建築技術教育普及センターが実施する、インテリアプランナー試験に合格することで取得可能です。取得すれば、建築物の室内空間の企画・設計から工事監理までトータルで請け負えるようになります。

インテリアに特化した建築士を目指すのであれば、建築士資格と合わせて取得することがおすすめです。

建築士の仕事内容

建築士と聞くと、建築物の設計を行うだけだと思われがちですが、設計を行う中でもいくつかの工程に分かれており、工事監理を行うことも仕事の一つです。

ここでは、建築士の仕事内容について詳しく解説します。

設計

まず顧客に、建築物の用途やイメージをヒアリングします。顧客の希望と予算と法規制を考慮し、建築物のイメージを具体的に固めていきます。図面には、設備設計・構造設計・意匠設計の3種類があります。

設備設計・・・建築物の用途を考慮しながら、空調、電気など建物の設備の設計を行う。
構造設計・・・建物の耐震性や安全性を考慮しながら、建物の基礎や柱・梁などを計算し設計を行う。
意匠設計・・・建物の間取りや外観を設計し、顧客にわかりやすいように図面だけではなく模型を作ることも多い。

工事監理

顧客より設計の承諾を得たら、工事監理に取り掛かります。工事監理は、建設現場に実際に赴いて、設計図通りに工事が進んでいるか確認する仕事です。工事を進める中で、設計の見直しを行うこともあります。

建築士の志望動機の書き方とポイント

志望動機を書く際は、なぜその職種を選んだのか、なぜその企業を選んだのかを明確にし、ロジカルにアピールできるようにしましょう。

なぜその職種か

数多くある職種から建築士を選択した理由を書くことが必要です。

建築士の資格を必要としないデザイン性に特化した「建築家」や、建築設備士・建築模型士など、建築に携われる職種が多数ある中で、なぜ建築士を選択したのかを明確にできると良いでしょう。

また、建築士の就職先には、設計事務所・ゼネコン・地方自治体といったいくつかの選択肢があり、それぞれ仕事内容に大きな違いがあります。

そのため、自分が建築士としてどのような仕事に大きく関わっていきたいのかアピールすることも大切です。

建築士でアピールすべき強み

建築士は、建物の形状・デザイン・配色・素材など、建築物に関するあらゆるものを自身で決定しなければいけないため、美的感覚が必要です。

また、顧客の要望によって建築物の設計を考えなければならず、美的感覚に加えて創造性を持っていることも大きな強みとなります。

そのほかにも、顧客に建築物の提案を行う場合や、「コンペ」といって複数の企業と競い合い、仕事を勝ち取らなければいけない場合もあるため、提案力が問われる職業です。

建築物の設計をする際には、理数系科目が生かされるため、理数系科目の成績が良いことや豊富な知識を有していることもアピールポイントとなるでしょう。

なぜその企業か

建築士と言っても企業によって強みや特徴は異なります。

例えば、竹中工務店であれば、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という企業理念に基づき活動しています。

社会に貢献するという思いを持った企業は多いですが、「どのように貢献するのか」、「どのような思いを持って貢献するのか」は企業によって異なります。企業ごとの細かな特徴を把握するためにも企業研究は必ず行いましょう。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機を一言で
(2)背景・動機
(3)その会社を選んだ理由
(4)入社後どの様に活躍したいか

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建築士の志望動機のNG例

以下では、建築士の志望動機のNG例を紹介しています。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機のNG例
貴社を志望した理由は大きく2つあります。1つ目は、貴社でなら自分が成長できると感じたためです。売上高、経常利益共に増加しており、若いうちから挑戦が出来る安定した環境が整っている貴社に身を置くことで、多くの魅力ある経験が出来ると共に、人間的にも成長ができると感じています。

2つ目は、ものづくりに関わる仕事がしたいからです。大学のプロジェクト活動で、自分で考え施工をすることにやりがいを感じたため、仕事でも継続して自分のやりがいを追い求めたいです。

→売上高、経常利益共に増加している企業は他にもあります。また、ものづくりに関わる仕事がしたいというだけでは、建築士である必要性が伝わってきません。

企業理念に絡めたり、具体的にこの企業が行っている事業について記すことでなぜこの企業を選んだのかという理由を明確に伝えましょう。また、なぜ建築士になりたいのかという動機を述べることも必要です。

建築士の志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

住友林業の選考通過ESの志望動機

志望動機の良い例
私は、お客様の想いに寄り添い、全てのニーズを満たすフルオーダーメイドにどこにも負けない自信を持ち、本当の満足そして信頼を積み重ねてきた貴社の姿勢に強く共感しました。

私は研究室での「失われた街プロジェクト」という被災地での活動を通して、様々な地域の住民約500人以上の方と街や住居に根ざす思いに寄り添い、暮らしの記憶の聞き取りを行ってきました。

この経験から、人と深く対話し考えを共有することで信頼関係を育むことにやりがいと楽しさを感じました。

また貴社は、お客様ごとに専任チームを組むという体制をとっていることから、お客様との密なコミュニケーションの下、最良の提案ができることも魅力に感じています。

自分自身の提案に妥協せず最後までお客様に寄り添え、人々の豊かな暮らしを実現できる環境が貴社にはあると強く感じ志望しました。

→企業研究をしっかり行えていることが伺える志望動機です。また、自身の大学での経験や思いを元に企業でどのように働いていきたいのかが明確に記されています。

自分が「どのような建築物を造っていきたいのか」ということにも触れられると、さらに良い志望動機になるでしょう。

まとめ

建築士は、ただお客様の希望を叶えるだけでなく、安全面・意匠性・法律を考慮して建築物の設計を行う必要があります。

また、設計だけではなく現場に赴いて、工事監理を行うことも大事な仕事の一つです。

建設会社・ハウスメーカー・家具メーカー・自治体の都市開発など、就職先は多岐にわたるため、自分がどのような建築物を設計したいのかを考え、企業研究をしっかりと行ってから志望動機を作成するようにしましょう。

就活の不安・悩みはプロに相談

ここまでは、志望動機を書くために必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の就活はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

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