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理学療法士の志望動機の書き方と例文

理学療法士の仕事は療法の成果が出るまで時間もかかり、体の不自由な人のケアも重労働で大変な仕事と思っていませんか?

しかし、理学療法で少しでも体の機能を回復させることができれば、生活の質が向上します。

これまで不自由な生活を強いられてきた患者にとって、喜びは大きいでしょう。

多くの患者が社会復帰できるのは、その人にとって人生がより良きものになるという高い価値があります。

さらに、一人でも多くの人が社会で活躍できるようになるという社会的価値も有ります。

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目次

理学療法士のトピック

近年は高齢化による地域医療の需要が高まり、理学療法士の活躍が期待されています。

理学療法士は増加傾向にありますがまだまだ需要も高いので、しばらくは安定している仕事です。

理学療法士の合格率は2020年2月の試験で86.4%と高く、しっかり勉強してのぞめば合格しやすくなっています。

参照元:第55回理学療法士国家試験及び第55回作業療法士国家試験の合格発表について|厚生労働省

理学療法士で必要な資格

理学療法士の仕事に就くためには、国家試験を受けて理学療法士の資格を取得することが必要です。

国家試験を受験するためには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上学習することが必要になります。

4年制大学、3年制の短大、3年制または4年制の専門学校です。

すでに作業療法士の資格を保有している場合は、一部のカリキュラムが免除されるという特例があります。

理学療法士の仕事内容

理学療法士といっても、働く職場はさまざまです。以下で詳しく説明していきます。

理学療法士の職場は病院やクリニックなどの医療施設が6割、介護老人保健施設や介護老人福祉施設などの介護施設が2割ほどで、その他、医療機器メーカーなどの一般企業で機器の販売や製造業務に携わることもあります。

また、スポーツ施設のインストラクターとして活躍する人もいます。

理学療法士が行うリハビリテーションでは、運動療法や物理療法などを用います。

運動療法は立ち上がる、歩くなどの運動を患者が実際に行ったり、麻痺している部分を理学療法士が動かしたりして、関節のスムーズな動きや筋力の回復を図る方法です。

物理療法とは、外部から物理的に温熱や寒冷、水、電気刺激などの刺激を与え、身体機能の回復や痛みの緩和などを図るものです。

病院での仕事

医師の処方に基づき、患者に最も効果的な治療計画を立て、運動療法や物理療法を行います。看護師など他の職員とも協力し合い、連携して仕事をします。

介護施設での仕事

施設内リハビリテーションやデイサービス、訪問リハビリテーションなどに携わります。

医師や看護師がいないか、少ない中でのリハビリになるので、経験を積んだ熟練した理学療法士に向いています。

スポーツ施設などでの仕事

スポーツ施設などのインストラクターとして働く理学療法士もいます。怪我の予防やパフォーマンスの向上のため、適切な身体動作を行えるように指導します。

就活で何をしたら良いかわからない、または効率的に就活を進めたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。

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理学療法士の志望動機の書き方とポイント

志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、その職種の中でもなぜその職場なのかを明確にし、ロジカルにアピールできるようにしましょう。

理学療法士の職場はいろいろありますが、ここでは病院を志望する場合を想定して紹介します。

なぜその職種か

数ある職種の中でなぜその職種なのかを説明する必要があります。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば理学療法士であれば、「家族がリハビリテーションで理学療法士に助けられた経験から、同じように誰かに貢献したい」「自分のスキルで直接人助けがしたい」などといった、理学療法士ならではの理由を述べるようにしましょう。

理学療法士でアピールすべき強み

理学療法士の仕事にエントリーするときにアピールできる強みには、どのようなものがあるでしょうか?ここでは代表的なものを3つ紹介します。

■コミュニケーション能力が高い

理学療法士の仕事は高いコミュニケーション能力が求められます。患者だけではなく、医師や看護師、他のスタッフなど、医療関係者との十分な意思疎通が不可欠です。

近年増えている自宅訪問のケアでは、患者の家族と接する機会も増えています。家族との信頼関係を築くことも質の良いケアを行う上で重要です。

コミュニケーション能力が高いことは、理学療法士としての大きな強みになるでしょう。

■観察力がある

理学療法士は患者の気持ちを読み取る観察力がなければなりません。患者の心の状態や体調の変化によく気がつくことで、適切なケアが可能になります。

観察力があることは高いアピールポイントになるでしょう。

■常に学び続ける向上心がある

理学療法士は試験に合格すればいいのではなく、資格取得後もリハビリに関して学び続ける向上心が必要です。

すべての医師がリハビリに詳しいとは限らず、患者に適切な処置は何かを判断しなければならないケースもあります。

患者の身体機能が回復して社会生活に復帰できるよう、日々学び続ける向上心があることは高いアピールポイントです。

なぜその病院(施設)か

理学療法士といっても働く場所によって強みや特徴は異なり、同じ病院であっても病院ごとに違いがあります。

例えば、JR東京総合病院であれば「質の高い医療を通して安心とやすらぎを提供し、患者の信頼に応える」という理念を掲げています。

多摩北部医療センターでは「患者の人格を尊重した、患者中心の医療を実践する」ことを理念としています。

このように病院によって理念や経営方針は異なるため、病院ごとの特徴を把握するためにも個別の研究は必ず行いましょう。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
・志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~
・志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~

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理学療法士の志望動機のNG例

以下では理学療法士の志望動機のNG例を紹介します。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機のNG例
私が貴院を志望した理由は、リハビリテーションの施設が充実し、仕事がしやすいと考えたからです。

また、受け入れている患者の数も多く、理学療法士の活躍の場が多いことにも魅力を感じました。現場の経験がない自分にとって、たくさんの患者さんのケアをできることは経験を積むのに理想的だと思います。

少しでも多くの患者さんが社会生活に復帰できるよう、自己研鑽を行いながら頑張りたいと考えています。

→病院を志望した理由について自分のメリットだけを書いており、理学療法士として働きたいという強い意思があまり伝わりません。説得力の弱い志望動機になっています。

また、理学療法士としての自分には何ができるのか、将来どんな理学療法士になりたいのか具体的に触れておらず、アピールとして不十分です。

なぜ理学療法士なのか、なぜその企業・学校なのかを自分の経験も交えて具体的に書くようにしましょう。

理学療法士の志望動機の例文

ESの志望動機の例文および考察から書き方を学び、自身のESや面接に活かしてください。

志望動機の良い例
私は学生時代に怪我を負い、そのとき理学療法士の方にリハビリテーションを受けて、いろいろ相談に乗ってもらいながら復帰することができました。精神面でのケアで励まされたことが大きく、将来は理学療法士として同じような苦しみを持つ患者さんに、身体面だけでなく精神面でも役に立ちたいと考えるようになりました。

また、アルバイトでデイサービスのサポートに携わり、リハビリで高齢者が元気になっていく姿を見てきました。

このような経験は理学療法士の仕事にも活かすことができ、貴院の「患者に安心とやすらぎを提供する」という理念を実現できる強みになると考えています。患者を励まし、元気にできる理学療法士として働きたいと思い、貴院を志望いたしました。

→過去のエピソードを盛り込んで志望理由を分かりやすく書いており、説得力がある志望動機となっています。

志望している理由も志望した病院のどのようなところに共感を得ているのか、具体的にどのような貢献ができるのかが伝わり、しっかりアピールできている例文です。

レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。

関連記事:志望動機のおすすめ例文10選!

まとめ

今日の高齢化社会では、理学療法士はますます大切な仕事になっていきます。

自分のスキルで患者の社会復帰を助け、生きる喜びを与えられるので、とてもやりがいのある仕事です。

病院など施設によって力をいれている内容は異なってくるため、施設ごとの研究をしっかりと行ってから志望動機を作成するようにしましょう。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
「志望動機の書き方・例文」

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