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【志望動機の書き方】選考通過率をUPさせる方法とは?

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

目次

志望動機はESで頻出の質問です。人事の目に留まる志望動機はどうすれば書くことができるのでしょうか。

企業は、「志望度の高さや会社の社風・ビジョンとマッチする人材かどうか」を判断するために志望動機を聞きます。それらを満たす志望動機を作成するためには、以下の4点を含んでおく必要があります。

◎なぜその業界・企業・職種なのか
◎そのきっかけや経験はなんなのか
◎将来どうしたいのか
◎入社後どんなことに自分は貢献していけるか

実際に書き始める時は、この4点が明確になっている状態で書き始めましょう。

志望動機を書くときの基本ルール

志望動機を書き始める前に、必ず抑えておきたいポイントが3点あります。

志望動機を書くときの基本ルール

志望動機の書き出しは「結論」から

志望動機作成において、書き出しは重要です。

特に、毎年多くの就活生から応募がある企業であれば、採用にかけられる人員は限られているため、送られてくる全てのESを隅々まで目を通せているとは限りません。

そのため、最初の書き出しで人事担当者に「読んでみたい」と思ってもらう必要があります。

志望動機は、いわば企業に向けて送る”自分”のプレゼンです。この場合は、「PREP法」を用いてみましょう。

「PREP法」とは、分かりやすく説得力のある文章を作成したい時に、よく用いられる文章構成のことで、ビジネスシーンでよく用いられています。

●POINT(要点・結論)
●REASON(理由・根拠)
●EXAMPLE(実例)
●POINT(要点・結論)

上記4つの要素から成り立っており、最初に結論を述べ、その理由を説明し、さらに具体例や事例を紹介して、最後にもう一度結論を述べるという形です。

最初に結論を共有しておくことで、読み手は情報を整理しながら読み進められるので、スムーズに理解することができます。これにより、納得感を得やすく、印象に残りやすくなることが期待できます。

具体的にアピールし、想像してもらう

志望動機に限らず、就活生が作成したガクチカや自己PRによくあるのが、内容が抽象的でわかりにくくなってしまうことです。

自分のモチベーションや会社への貢献度が伝われば抽象的でも良いという意見もあります。

ただ、具体性がある内容の方が人事担当者が読んでいてイメージしやすくなります。また、志望動機と過去の経験を結びつけられることで、共感しやすくもなるので、具体性はある方が良いでしょう。

実際に書く際は、「実績を数字で記載する・経験を交えて書く」と具体性をもたせることができます。

共感できるということは、自分の経験とともに自分の思いも伝わっていると考えられるので、印象に残ると考えられます。

自分を採用するメリットを伝える

志望動機を書いていると、「どうしても、自分はこの企業に行きたい!」ということを伝えたくなってしまい、文章全体を通して、なぜこの企業に行きたいのかが大きく割合を占めてしまいます。

ただ、企業は熱意だけでは採用しません。

この学生は入社後どんなことをしてくれるか、どの部署で活躍できるか、など人事担当者は就活生の働く姿までを考えて採用するか否かを判断します。

そのため、過去の経験からどんな能力が身につき、入社後どの様に活かせるか、企業にどう貢献できるのかを伝えることが重要になります。

実際に書く際には、結論を最初に伝える・具体性をもたせる・自分を採用するメリットを伝えることを念頭に置き書いてみましょう。

志望動機について相談する_オレンジ

基本の文章構成(フロー)

志望動機を作成する基本的なフレームワークは以下の通りです。

無理に長くしたりオリジナルの構成にする必要はありません。読み手を意識して、シンプルかつ分かりやすい文章を目指しましょう。

志望動機を一言で伝える

まずは、最初に志望動機を伝えます。これが冒頭でも述べた「書き出しは結論から」です。志望動機の書き出しでは、「この企業に就いて成し遂げたいこと」を述べます。

例えばこんな感じです。「◎◎を成し遂げたいと思い、志望しています。」

働いていく中で、どんなことを成し遂げたいのかを伝えることができると、意欲があることを示すことができます。

ここが書けない場合、自己分析・企業研究が足りていない可能性があります。そのため、再度業界・企業研究を行ったり、OB・OG訪問をして、実際に働いている人がどんな仕事をしているのかを知ることから始めましょう。

(2)背景・動機で単に熱意だけの志望ではないことを伝える

次に、「成し遂げたい」と思った背景や動機を書きます。ここで、きっかけとなる過去の経験や動機を書くことで、ただ「理想だけで書いているのではない」ということを伝えることができます。

ここで重要なのが、「自分自身の経験に基づく」エピソードを書くことです。誰でも当てはまる経験を書いたり、本で読んだ内容を書いてもそれは自分自身が考えたことではありません。

すごいことを成し遂げていたり、どんなに大きな目標があっても、自分自身の経験と志望動機が紐付いていなければ説得力にかけてしまいます。

(3)その会社を選んだ理由

自分の将来の目標、背景・動機を伝えられたところで、これまでの自分の経験や思いと企業を結びつけていきます。

自分の成し遂げたいことがどんなに良いものでも、この企業ではできないことだったり、企業の目指す姿と異なっている場合、採用されるとは考えにくいです。

その会社を選んだ理由を述べる時は、以下の観点から1つ、もしくはかけ合わせて書くと良いでしょう。

●企業の社風から
●企業で働く社員から
●企業の強みから  
∟業務内容  
∟サービス/商品(コンセプト)  
∟社会貢献活動

(4)入社後どのように活躍したいか

最後に、入社後どの様に活躍したいか、企業にどんな形で貢献できるかを伝えましょう。冒頭でも述べましたが、企業は入社後に活躍してくれる人を採用したいと思っています。

入社後に取り組む仕事をどれくらい理解しているのか、そこで働いた時にどんなふうに貢献できるのかを言語化して伝えましょう。

ここまでの流れを書くことができたら、最後にもう一度志望している旨を伝え、締めくくれば志望動機の完成です。

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

文字数が異なる場合はどうする?

志望動機は短くて200~300文字、長いときで600~800文字ほど記述する必要があります。

文字数によって伝えるべき内容とその濃さは異なります。文字数の多い少ないに関わらず必ず書くべきこと、省いても良いこと、それぞれを知った上で、外さない志望動機を作成しましょう。

この章では文字数別に志望動機について分析していきます。

【600~800文字】文字数が多い時は具体例を丁寧に伝える

実際に書いたことがあれば分かると思いますが、600~800文字あれば、先程お伝えしたフレームワークの4つの要素を全て盛り込むことはできます。

ただ、ある程度の量を求められるため、言い回しや文章構成を工夫したりして、読みやすい文章にすることを意識しましょう。

私は貴社のコンサルタントとして、顧客企業の抱える問題を解決することで、企業価値の向上に貢献したい。また、様々な知識やスキルを身に付け、自分を磨くことで、「周りを巻き込める人間」になりたい。

私が所属するゼミではケース・スタディを頻繁に行う。このケース・スタディでは、企業がどこに問題を抱えているのかを分析し、どのソリューションが最適なのか、そして、そのソリューションは本当に正しいのかを徹底的に議論する。

私はケース・スタディの「答えのないことを考える」というところに面白みを感じている。 また、企業の抱える問題のソリューションという「答えのないことを考える」ことによって社会に影響を与えることができる仕事がコンサルタントであると思う。コンサルタントの仕事は、経営者の視点に立って、彼らの抱える問題に主体性を持って取り組み、顧客企業全体を動かすことで問題を解決へと導くものである。

従って、私自身の働きによって企業価値に大きな影響を与えることができ、さらには、それらの蓄積によって社会全体にも影響を与えることもできる。 また、コンサルタントの仕事の過程では、顧客企業に納得してもらうための論理性、問題点を独自の視点で分析するための判断力、そして、顧客企業を魅了するプレゼンテーション力が必要とされる。

これらを貴社で実現したいと考えるのは、自社プロダクトに捕らわれず、様々な業界・領域の業務に挑戦できると思ったからだ。また、貴社には目的意識を明確に持った魅力的な社員が多いと感じたからである。

そのような魅力的な社員と同じ職場で働くことで、自分の成長へとつながると確信している。貴社のように恵まれた環境でコンサルタントとして業務に携わることで、私自身を成長させること、顧客企業の価値を高めること、そして貴社に貢献することができると考える。

全体の8~9割ほど埋められていると理想的ではありますが、自分が伝えたいポイント、企業が知りたいと思っていることが分かる内容を書きましょう。

【200~300文字】字数が少ない時に必ず書くべきこと

200~300文字は思っている以上に短いです。Twitterでの1投稿あたりが140文字なので、その1.5~2倍の量しか書くことができません。

無駄なことを書く余裕はないので、必要なことを最低限盛りやすく述べる必要があります。文字数が少ない場合は以下の点を必ず盛り込むようにしてください。

●志望動機(成し遂げたいこと)
●背景/動機
●入社後に実現したいこと(どんなふうに働きたいか)

それぞれ1文ほどで端的に伝えましょう。長くなりすぎてまとまらない時は、回りくどい表現がないか、意味が重複している箇所はないか、趣旨と関連性が低い項目がないかを探し、要約を試みてください。

今回は例として、先程と同じ内容の志望動機を200文字以内に要約してみました。

コンサルタントとして、顧客の課題を解決することで、企業価値の向上に貢献したい。そう思ったのは、ゼミでのケース・スタディがきっかけだ。企業の課題を分析し、それに対する解決策が最適か否かを徹底的に議論し、「答えのないことを考える」とこに面白みを感じた。貴社には目的を明確に持つ魅力的な社員が多いと感じた。彼らと同じ職場で働くことで、自身を成長させ、顧客企業の価値を高めることで、貴社に貢献していきたい。

ユニスタイル_志望動機_CTA

まとめ

志望動機を書く際に大切なポイントは、結論から述べること、分かりやすく具体的に書くこと、自分を採用するメリットが伝わる様に書くことです。書き出しの例や実際の志望動機をチェックしながら実際に書いてみましょう。

就活に対して不安や悩みがある方は、少しでも早く悩みを解決し、自信を持って本番に臨めるようにしましょう。

就職エージェントneoの紹介

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