就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

更新日|

内定ゼロの落とし穴!?大手病の危険性と脱却方法、自分軸の見つけ方とは?

✔ 本記事のまとめ
●大手病とは、[有名企業=正解]という先入観にとらわれ、自分に合う企業を見落としてしまっている就活の偏った状態のこと。

●大手病に陥ると、企業研究や自己分析が浅くなり、視野が狭まって内定チャンスや本当に合う企業との出会いを逃してしまう可能性がある。

●企業の知名度にとらわれず、「自分の価値観や将来像に合うかどうか」という自分軸で選択肢を広げることで、大手病から抜け出し、納得のいく就活に近づける。

就活準備レベル診断_CTA

目次

「大手に行かないと将来が不安…」「有名企業じゃないと、親や周りになんて言われるか気になる…」といった思いを抱きながら就活をしていませんか?

実は、多くの就活生が陥りやすい状態の1つに[大手病]があります。大手病とは、大手企業に強くこだわりすぎることで視野が狭くなり、自分に本当に合った企業を見失ってしまう状態のことです。

たしかに、大手企業には安定性やブランド力といった魅力があります。しかし、それだけにとらわれてしまうと、[なぜその会社に入りたいのか]が曖昧になったり、倍率の高さに疲弊してしまったりと、就活が思うように進まなくなることもあります。

この記事では、大手病に陥るリスクや原因を解説しながら、自分らしい企業選びをするための具体的な方法と視点を紹介していきます。自分の価値観を見つめ直し、納得のいく就活を進めるために、今できることを一緒に整理していきましょう。

大手病とは?

大手病とは

[大手病(おおてびょう)]とは、大手企業に過度なこだわりを持っている状態を指す言葉です。特に、就活をはじめたばかりの学生に多く見られ、「大手企業に入れば将来は安泰」「親や周囲に誇れる」といったイメージから、大手志向が強くなる傾向があります。

もちろん、大手企業には、福利厚生や研修制度の充実、ネームバリューといった魅力があります。しかし、その一方で[なぜその企業に入りたいのか][自分の価値観や強みが活かせるのか]といった本質的な視点を見失ってしまうリスクもあります。

大手病に陥ると、企業選びの軸が[知名度]や[規模]ばかりに偏り、結果的に就活の選択肢を自ら狭めてしまいます

本来自分に合うかもしれない中小企業や成長企業との出会いを逃してしまったり、倍率の高い大手企業ばかりに挑戦して内定を得られず、就活が長期化したりするケースも少なくありません。

大切なことは[大手だから安心]ではなく、[この環境で自分はどんな成長ができるのか][どんな働き方にやりがいを感じるのか]という自分軸を持つことです。

もし不安や迷いを感じたら、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談することで、自分に合った道を見つけるヒントが得られるでしょう。

目次にもどる▶ ▶

あなたも当てはまるかも?大手病のサイン

以下のような考えにひとつでも当てはまったら、もしかすると[大手病]の傾向があるかもしれません。

大手病のサイン(一部)
  • 知名度が低い企業には最初から興味が湧かない
    → 名前を聞いたことがない企業は「よくわからないからパス」と考えてしまう。
      
  • 「とりあえず大手から受ける」ことが正解だと思っている
    → 業界研究よりも、人気企業ランキングを優先して動いている。
      
  • 「大手に行かないと恥ずかしい」と思っている
    → 周りと比べてしまい、「大手=勝ち」「それ以外=負け」と無意識に分類している。
      
  • 「安定=大手」という思い込みがある
    → 「規模が大きければ倒産しない」「ずっと安心して働ける」と信じ込んでいる。
      
  • 周囲に言える会社名を基準に選んでいる
    → 家族や友達に「ここ受けてる」と言ったときのリアクションを気にしすぎている。
      
  • 企業研究や自己分析が浅いままエントリーしている
    → 「有名だから」「待遇が良さそうだから」といった理由だけで動いている。
      
  • 志望動機をうまく話せず「なんとなく」で動いている
    → 大手=安定・知名度・給料がいい、という話しかできない。
      
  • 「知名度×年収×福利厚生」でしか企業を比較していない
    →企業を比較する際の項目が、「年収」や「有名度」ばかりになっている。
      
  • 就活の目的が「大手に受かること」になっている
    → どんな仕事をしたいかよりも、「どれだけ有名な会社に内定できるか」が目標になってしまっている。
      
  • 「本当に行きたい企業」が自分でもわからない
    → 「○○商事か、○○銀行か、○○メーカーか…」と企業名で迷ってばかりである。
      
  • 「中小企業=妥協」という考えがある
    → 「中小に行く人=就活失敗」といった偏ったイメージを持ってしまっている。

目次にもどる▶ ▶

大手病に陥りやすい人の特徴

大手病に陥りやすい人の特徴

ここからは、先ほど紹介したサインに沿って、大手病に陥りやすい人の特徴について詳しく解説していきます。当てはまる項目があるかどうか、自分自身と照らし合わせながら読み進めてみてください。

大手病に陥りやすい人の特徴

①「有名企業じゃないと恥ずかしい」と思っている

「有名企業=すごい」「聞いたことのある会社じゃないと自信が持てない」と感じる人は少なくありません。SNSで「○○商事の最終面接に進んだ」といった投稿を見て焦りを感じたり、テレビCMなどで見かける企業に安心感を抱いたりするのも、大手病の特徴の1つです。

しかし、就活は他人と競うものではなく、自分に合った場所を見つけるプロセスです。

企業名や知名度にとらわれず、[どんな仕事ができるか][どんな人と働くか]といった自分にとっての[軸に]に目を向けることが大切です。

②「大手=安定している」と思い込んでいる

「大手企業なら一生安泰」「知名度があるからリストラされない」などと思い込んでいませんか?親や先生、周囲の大人たちの価値観から、そう思い込んでいるケースも多いかもしれません。

しかし実際には、事業環境の変化や早期退職制度の導入などがあるため、「大手企業だから絶対安定している」とは限りません

企業選びでは、企業の規模や知名度だけで判断するのではなく、「この会社でどんな経験ができるか?」「どんなスキルが身につくか?」といった、自分自身の成長に注目することが重要です。

③「中小企業=魅力が少ない」と誤解している

中小企業は大手に比べて知名度が低いため、情報が少ないため「魅力がない」と誤解してしまう就活生もいるかもしれません。

しかし、実際には裁量権の大きさや風通しの良さ、若いうちから挑戦できる環境など、大手企業にはない魅力が多くあります

また、人材育成に力を入れている中小企業も多く、自分らしいキャリアを築けるチャンスは十分にあります。見た目の知名度や規模だけで判断し、可能性を狭めてしまうことは、非常にもったいないことです。

④「周りが受けているから自分も受けなきゃ」と流されている

周囲の動きに流され、「みんなが受けているから自分も…」となんとなく大手企業を志望してしまう人は少なくありません。しかし、これでは自分の就活の軸が曖昧になり、企業選びが他人任せになってしまう恐れがあります。

自分に合った選択をするためには、自己分析を通じて「何を大切にしたいのか」「どんな環境で力を発揮できるか」を明確にしておくことが大切です。

他人の意見に流されず、自分の意思で選んだ企業こそ、本当のやりがいや成長を実感できるはずです。

⑤「大手に内定すれば人生安泰」だと思っている

大手企業に内定すれば人生が安泰だと考える人もいます。しかし内定をゴールと捉え、入社後のキャリアや働き方まで深く考えないまま就職すると、ギャップを感じやすくなります。

どんな企業でも、入社後は学びや挑戦の連続で、その他にも配属や異動、評価制度など思い通りにいかないことがたくさんあります。

大切なことは、どこに入るかよりも、[どう働くか][どんなスキルや価値を発揮したいか]を軸に企業を選ぶことです。その先のキャリアを見据えて企業を選ぶことで、長期的に納得のいくキャリアに繋がります。

⑥「とりあえず大手だけ受ければOK」だと思っている

企業研究を十分にせず、「名前を聞いたことがあるから」と大手企業を選んでしまう人もいます。このような人は、志望動機が浅くなり、選考通過に苦戦する可能性が高まります。

志望企業を選ぶ際は、知名度だけでなく、「その企業はどんなビジョンを持っているか」「どんな働き方ができるか」といった点にも目を向けましょう

このように自分の価値観に合った企業を見つけることで、納得感を持って選考に臨むことができるはずです。

⑦「勝ち組・負け組」という世間の評価で判断している

自分の軸よりも[勝ち組・負け組]で判断する人がいます。しかし本当に大切なことは、肩書ではなく、どのように成長し、どのように社会に貢献できるかです。

世間の評価に振り回されず、自分の価値観に正直でいることが、後悔のない選択に繋がります

自分の価値観に基づいて選択をすることで、他人の評価に左右されずに済みます。自分の人生を自分で決める意志を持ち、自分にとって最適な選択をすることが、長期的な満足感に繋がります。

今の選択、本当に「自分に合っている」と言えますか

就活に迷ったら、自分の強みや価値観に立ち返ることが大切です。就職エージェントneoでは、あなたの性格や希望に合った企業を一緒に探し、「大手じゃなくても納得できるキャリア」を見つけるお手伝いをしています。

  • 特長①自分の特性に合った企業をプロがご提案!
  • 特長②志望動機の整理や面接対策も一貫サポート
  • 特長③完全無料・オンライン対応で気軽に相談可能

大手にこだわりすぎて視野が狭くなっていませんか?まずは話すことで、あなたらしい働き方のヒントが見つかるかもしれません。

目次にもどる▶ ▶

大手ばかり見ていると危険?就活に潜むリスク

大手ばかり見ていると危険?就活に潜むリスク

繰り返しになりますが、大手企業だけに目を向けて就活を進めてしまうと、知らず知らずのうちに視野が狭まり、本来の自分に合った企業やチャンスを見逃してしまうことがあります。

ここでは、[大手病]に陥ることで生じる具体的なリスクについて解説します。

大手病のリスク

自己分析や企業研究が浅くなりがち

「名前を知っているから」「世間的に評価されているから」といった理由で企業を選んでしまうと、自分自身のことや企業への理解が浅いまま、選考に臨むことになりがちです。

このような選び方では、自己分析や企業研究に時間をかけず、表面的な情報だけで進めてしまうケースも少なくありません。

その結果、志望動機や自己PRが曖昧になり、面接でも熱意や適性が伝わりにくくなってしまいます。[自分が本当にやりたいことは何か][なぜこの企業なのか]という問いへの答えを持っていないと、選考通過は難しくなりがちです。

だからこそ、[自分が本当にやりたいことは何か][どんな価値観で働きたいのか]といった軸を明確にし、企業ごとの特徴と照らし合わせながら丁寧に向き合うことが大切です。

視野が狭くなり、チャンスを逃す

大手企業にばかり注目して就活を進めていると、実は自分に合った企業との出会いを逃してしまう可能性があります。

例えば、知名度が高くなくても、[独自の技術やサービスで安定した経営を続けている企業]や[働きやすさに定評のある中堅・中小企業]、[若手に大きな裁量と成長機会を与えるベンチャー企業]など、魅力的な企業は数多く存在しています。

しかし、大手企業しか見ていないとこうした企業が自然と候補から外れてしまい、[知らない=検討しない]というもったいない判断に繋がることがあります。

実際に就活を終えた人の中には、「もっと視野を広げて探していれば、自分に合った企業が見つかったかもしれない」と後悔する声も少なくありません。

知名度だけにとらわれず、自分の価値観や働き方にフィットする企業を見つける視点を持つことが、納得のいく就職への第一歩となるでしょう。

内定獲得のチャンスが減る

大手企業は圧倒的な人気を誇り、1社あたり数千〜数万件のエントリーが集まることも珍しくありません。

選考倍率が数百倍にのぼることもあり、内定を獲得するには入念な準備とある程度の運も必要とされる[超狭き門]です。

そのため、志望先を大手企業のみに絞ってしまうと、選考に落ち続けるリスクが高まり、精神的にも大きな負担となってしまいます。特に、連続して不合格が続くと、「もう自分にはどこも内定が出ないのでは…」と自信を喪失し、モチベーション低下の原因にもなります。

選択肢を広げて視野を柔軟に持つことで、自分に合った企業と出会える可能性も高まり、前向きな気持ちで就活を進めやすくなります。

入社後のミスマッチに繋がりやすい

「知っている企業だから」「とにかく大手だから」という理由で入社を決めてしまうと、入社後に「こんな働き方をしたかったわけじゃない…」と違和感を抱く可能性があります。

企業の知名度やブランドイメージだけでは、本当の職場環境や仕事の中身までは見えてきません。 

実際、大手企業といっても、社風や業務内容、働き方、評価制度、キャリアステップの仕組みなどは1社ごとに大きく異なります。

例えば、「安定していると思って入社したのに、実は成果主義でプレッシャーが強かった」「風通しが良いと聞いていたのに、年功序列の文化が根強く残っていた」など、ギャップに悩むケースも珍しくありません。

自分の性格や価値観、働き方の志向に合わない職場で働き続けることは、日々のモチベーションを下げるだけでなく、心身の不調や早期離職に繋がるリスクもあります。

最終的に「自分は何がしたかったのか分からない…」と、キャリアに迷いを感じてしまう可能性もあるため注意が必要です。

「大手じゃないとダメ」という価値観に縛られる

たとえ中小企業やベンチャー企業から内定をもらえたとしても、「でも大手じゃないから……」「周りと比べて見劣りするかも」と感じてしまい、素直にその結果を受け入れられない人は少なくありません。

そのまま納得感を得られないまま就活を続け、迷いながらエントリーを繰り返してしまう人もいるのではないでしょうか。

こうした背景には、[大手=正解][それ以外は妥協]という思い込みが根強く存在しています。しかし、この固定観念にとらわれると、自分に合った企業との出会いにも気づけず、せっかくのチャンスや可能性を自ら手放してしまうことにもなりかねません

また、大手じゃないからという理由で自信を失ったまま就職を決めてしまうと、入社後も「自分は本当にここで良かったのか」と迷い続け、仕事へのモチベーションや成長意欲にも影響を及ぼす恐れがあります。

どの企業に入社するかよりも、[その会社でどんな経験ができるのか]そして[自分がどれだけ納得感を持って選べたか]が、入社後の満足度やキャリアの充実度を大きく左右します。世間的な評価よりも、自分の価値観や将来像に合った選択を大切にしましょう

今の選択、本当に「自分に合っている」と言えますか

就活に迷ったら、自分の強みや価値観に立ち返ることが大切です。就職エージェントneoでは、あなたの性格や希望に合った企業を一緒に探し、「大手じゃなくても納得できるキャリア」を見つけるお手伝いをしています。

  • 特長①自分の特性に合った企業をプロがご提案!
  • 特長②志望動機の整理や面接対策も一貫サポート
  • 特長③完全無料・オンライン対応で気軽に相談可能

大手にこだわりすぎて視野が狭くなっていませんか?まずは話すことで、あなたらしい働き方のヒントが見つかるかもしれません。

目次にもどる▶ ▶

「大手じゃなきゃダメ」を手放すための3つの意識改革

「大手じゃなきゃダメ」を手放すための3つの意識改革

就活において[大手企業=正解]という思い込みを抱えていると、企業選びの視野が狭まり、結果的にミスマッチや後悔に繋がってしまうこともあります。ここでは、その思い込みから脱却するために必要な3つの意識改革について解説します。

「大手じゃなきゃダメ」を手放すための意識改革

①企業の規模より「自分に合うか」を大切にする

企業の規模や知名度は、確かに1つの判断材料にはなりますが、それだけが就職先を決める基準ではありません。本当に大切なことは[自分の価値観や働き方と合っているかどうか]です。

例えば、裁量をもって働きたい人にとっては、大手よりもベンチャー企業の方が適しているかもしれません。逆に、安定した環境で専門性を高めたい人にとっては、大手企業が向いているケースもあります。

大手・中小にかかわらず、自分が[どんな仕事をしたいのか][どんな職場で過ごしたいのか]といった“自分軸”をしっかり持つことが、納得のいく選択に繋がります

②「知っている企業以外にも、良い会社はたくさんある」と気づく

繰り返しになりますが、テレビCMやネット広告でよく見る企業だけが、良い会社ではありません。実際には、社会に不可欠な役割を担っているのに、一般にはあまり知られていない優良企業が数多く存在します。

特にBtoB(企業間取引)中心の企業や、ニッチな領域で技術力を持つ中小企業は、知名度こそ高くないものの、働きやすさ・成長機会・事業の安定性などにおいて非常に魅力的です。

[見たことがあるか]ではなく、[自分が共感できるか][やりがいを感じられるか]を軸に企業を探すようにすると、より多くのチャンスに出会えるはずです。

③「大手=安定」という思い込みを捨てる

一昔前までは、[大手に入れば一生安泰]という考え方が一般的でしたが、今はそうとは限りません。終身雇用制度の見直し、早期退職制度の導入、外資系の台頭など、環境は大きく変化しています。

たとえ大手企業であっても、組織改編や事業撤退、海外移転などによって仕事内容や配属が大きく変わることもあります。

また、[大手だから自分に合っている]という保証もありません。安心感だけで企業を選ぶのではなく、自分のやりたいことや価値観と照らし合わせて、「ここで働きたい」と思える企業を探すことが重要です。

WP①ダウンロード用_CTA

目次にもどる▶ ▶

大手病から抜け出す!「自分軸」で動き出すための3ステップ

大手病から抜け出す!「自分軸」で動き出すための3ステップ

大手病に気づいたとしても、「じゃあ結局、何を基準に企業を選べばいいの?」「どんな会社なら自分に合っているって言えるの?」と、次にどう動けばいいのかわからなくなってしまう人も多いはずです。

そこで、以下の3ステップを参考にしながら、自分に合った企業を見つける準備を始めてみましょう。

「自分軸」で動き出すための3ステップ

【STEP1】自分を知る|「働く目的」と「大切にしたいこと」を明確にする

まずは、「なぜ働くのか」「働く上で何を大切にしたいのか」を言語化してみましょう。 これはいわば就活の土台となる部分であり、企業選びや志望動機の説得力にも繋がります。

言語化する際は、以下のような観点から整理してみるのがオススメです。

オススメの観点
  • どんなときにやりがいを感じるか(例:人の役に立てたとき、成果が数字で見えるとき)
  • どんな働き方を望んでいるか(例:チームで協力したい、自分のペースで集中したい)
  • 将来どうなりたいか(例:専門性を高めたい、リーダーを目指したい)

このような価値観や目標を明確にすることで、大手かどうかに左右されず「自分に合うかどうか」で判断できるようになります。

【STEP2】選択肢を広げる|知名度だけにとらわれず企業を知る

就活でよくあるのが、聞いたことのある企業ばかり見てしまうパターンです。 しかし、本当に自分に合った企業は、その枠の外にあるかもしれません。

例えばこんな企業があるかも?
  • 知名度は高くなくても業績好調なBtoB企業
  • 社員の満足度や定着率が高い中小企業
  • 早期から成長できる裁量のあるベンチャー

こうした企業を知るためには、[就活サイトの検索条件を広げる][口コミサイトで実際の声を見てみる][複数の業界研究サイトを活用する]といった情報収集も効果的です。

知らないから受けないではなく、「知らなかったけど調べてみよう」と思える柔軟な視点を持つことが、納得のいく企業との出会いに繋がります。

【STEP3】行動する|自分の軸に合う企業と出会う機会を作る

頭で考えているだけでは、本当に自分に合う企業かどうかはわかりません。 だからこそ、実際に人に会って話す機会を積極的につくることが大切です。

オススメの行動例
  • 合同企業説明会で一度に複数の企業に出会う
  • 逆求人サービスで企業からの声かけを受けて視野を広げる
  • OB訪問でリアルな働き方を聞いてみる
  • 就活サイトの“条件検索”を使って、価値観に合う企業を見つける

大切なことは、[気になったらエントリー!]というよりも、[まず会ってみる・話を聞いてみる]くらいの気軽な姿勢でアプローチしていくことです。

そうすることで、就活はただの企業探しではなく、自分の軸と企業が合っているかどうかを確かめるマッチングの場になっていきます

WP①ダウンロード用_CTA

目次にもどる▶ ▶

大手病の親を説得するには?押さえておきたい話し方の工夫

大手病の親を説得するには?押さえておきたい話し方の工夫

中には、両親から「大手企業に就職しなさい」「やっぱり大手が安心」などと言われ、どう向き合えばいいか悩んでいる就活生もいるでしょう。ここでは、親との関係を崩さずに、自分の納得いく進路を選ぶための具体的な伝え方の工夫を紹介します。

大手病の親を説得する伝え方

親の気持ちを否定せず「共感」から入る

「なんで大手じゃなきゃダメなの?」と、感情的に反発してしまいたくなる気持ちはよくわかります。しかし、親も“子どもの将来が心配”という純粋な気持ちから意見していることがほとんどです。

例えば、以下のように気持ちを受け止める姿勢を見せるだけでも、会話の雰囲気は大きく変わります。

伝え方の例
  • 「心配してくれてありがとう」
  • 「安定した会社で働いてほしいって思ってくれる気持ちはわかるよ」
  • 「自分のことを大切に思ってくれてるのは、すごく伝わってる」

共感のワンクッションがあるだけで、そのあとの説明がグッと聞き入れてもらいやすくなります

自分の考えは「論理+根拠」で伝える

「私は大手じゃなくてもいいと思うんだよね」といった感覚的な伝え方では、親にとっては不安が残ってしまいます。特に親世代は[数字]や[情報]を重視する傾向があるため、客観的な根拠を交えて伝えることが効果的です。

伝え方の例
  • 「この企業は売上も伸びていて、成長分野に力を入れてるから、将来性もある」
  • 「離職率が低くて、社員の満足度も高いらしい」
  • 「ベンチャーだけど、新卒に裁量が大きく与えられる環境が魅力的」

「なぜその企業を選ぶのか」「何が魅力的なのか」を筋道立てて説明すれば、親も“納得できる理由がある”と感じやすくなります。

社会的な評価・データも交えて伝える

「大手=絶対安心」という考え方は、情報が限られていた時代には当たり前だったかもしれません。でも、現代では倒産や早期退職など、大手にもリスクはあります。

親を説得する際には、下記のような客観的な材料を活用しましょう。

客観的な材料の例
  • 「日経や東洋経済で紹介されている“伸びている中小企業”の特集記事」
  • 「ホワイト企業大賞」「働きがいのある会社ランキング」などの外部評価
  • 「早期退職を募った大手企業の事例」
  • 「副業制度やフレックス導入企業の比較」

第三者の声を使うことで、単なる個人の意見ではなく、世の中の動向として説明できるため、説得力が増すでしょう。

「自分の人生を自分で決める意志」をやさしく伝える

親の考えに寄り添いつつも、最終的には「自分の人生は、自分で責任を持って選びたい」という想いを丁寧に伝えましょう

伝え方の例
  • 「これから何十年と働くのは自分だから、後悔のない選択をしたい」
  • 「親の期待にも応えたい気持ちはあるけど、自分のやりたいことも大切にしたい」
  • 「大手かどうかより、“どんな仕事がしたいか”で選びたい」

伝える際は、決して高圧的にならず、丁寧かつ落ち着いた伝え方を心がけることがポイントです。「意見を押し返す」のではなく、「自分なりにしっかり考えていること」を伝えるよう意識してみてください。

時間をかけて繰り返し伝える

一度で親を完全に納得させようとするのは難しいものです。特に世代間ギャップがある話題は、時間をかけてじっくり伝えていくことが成功のカギになります。

時間をかけてじっくり伝えるポイント
  • 企業説明会に参加した感想を日常会話の中で少しずつ話す
  • OB・OGの話や先輩の事例をさりげなく共有する
  • 実際に志望している企業のパンフレットやサイトを一緒に見る

こうした「間接的な共有」を続けていくうちに、「この子はしっかり考えてるんだな」と徐々に理解を得られる可能性が高まるでしょう。

就活相談をする_60秒で簡単登録

目次にもどる▶ ▶

まとめ

今回の記事では、内定ゼロの落とし穴として知られる[大手病]の危険性と脱却方法を詳しく解説しました。大手病とは、大手企業にこだわりすぎることで視野が狭くなり、就活において様々なリスクを引き起こす状態を指します。

このような状態に陥らないためには、自己分析や企業研究をしっかりおこない、自分に合った企業を見つけることが重要です。また、大手病から抜け出すためには、[自分軸]を持ち、企業の規模にとらわれずに選択肢を広げることが大切です。

さらに、親を説得する際には共感を示しつつ、自分の考えを論理的に伝えることがポイントです。これらのステップを踏むことで、就活の不安を軽減し、自分に合ったキャリアを築くことができるようになるでしょう。

大手病からの脱却をサポート!あなたに合う企業選びをエージェントと一緒に

就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして最も歴史がある就活エージェントです。東証プライム上場企業や大手グループの求人から中小・ベンチャー企業の求人を保有しており、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇ります。

10年後を見据えた企業探しや面接後の個別フィードバックなどをおこなっており、Googleの口コミ評価は4.5と高水準です。

その他、いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあることから、時期によっては最速1日で内定が出る場合もあります。

就職エージェントneoのサービスは、就活生1人ひとりに専任のアドバイザーが付き、就活相談や選考対策などもおこなっているため、就活出遅れ組の学生にもオススメのサービスです。

「1人で自己分析をやってみたけど合っているのかわからない…」「自己分析のやり方を調べてもピンとこない…」といった就活生は、是非一度私たちにご相談ください。

就職エージェントneoのサービス_今すぐ無料で相談する

就活相談の関連記事

前の記事
記事一覧へ
次の記事
ページトップへ