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リクルーター面談の実態とは?質問例と知らないと損する成功秘訣を解説!

✔ 本記事のまとめ
●リクルーター面談は選考要素を含む場合もあり、企業によって回数や実施方法が異なるため、毎回の面談にしっかり準備して臨むことが大切

●面談の案内が途絶えた場合、不合格の通知がなくても「今回はご縁がなかった」と判断し、気持ちを切り替えて次に進む姿勢が重要

●リクルーター面談は、対面・オンラインなど様々な形式でおこなわれ、内容も浅い雑談から深い質問まで幅広いため、事前に企業理解と自己分析を深めておくと良い

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目次

「リクルーター面談って聞いたことはあるけど、実際にどんなものかよくわからない…」そんな就活生は少なくありません。

しかし、リクルーター面談は企業との距離を縮め、選考を有利に進めるための大きなチャンスです。

本記事では、リクルーター面談の目的やメリット、実際の流れ、事前準備のポイントまでをわかりやすく解説しています。さらに、好印象を与える逆質問の例やリクルーター面談が多い業界についても紹介しています。

リクルーター面談に不安がある方も、この記事を読むことで具体的な対策が立てられ、自信を持って臨むことができるはずです。知らないと損するリクルーター面談の実態を把握し、就活を一歩リードしましょう。

リクルーター面談とは?

リクルーター面談とは?

リクルーター面談は、企業の採用担当者や現場社員が学生と個別に接点を持ち、カジュアルな雰囲気でおこなう面談です。通常の面接と異なり、リラックスした形式が特徴で、企業のオフィスやその近くのカフェ、またはオンラインで実施されることが多いです。

学生にとっては、企業の実情や社風を直接知る場であり、企業にとっては、学生の適性や意欲を見極める場でもあります。

このように、リクルーター面談は双方にとって有益な情報交換の場となります。面談の結果が選考に直接影響することもあるため、準備を怠らないことが重要です。

企業がリクルーター面談をおこなう3つの目的

企業がリクルーター面談をおこなう3つの目的

リクルーター面談の表向きは[カジュアルな会話]のようでも、実際には重要な目的があります。ここでは企業がリクルーター面談をおこなう目的について解説していきます。

企業がリクルーター面談をおこなう3つの目的

優秀な学生を早期に確保するため

リクルーター面談の主な目的の1つは、他社に先駆けて優秀な学生を早期に確保することです。特に人気のある業界や大手企業では、新卒採用市場の競争が激しいため、企業はプレエントリーや説明会を通じて注目した学生に対し、早期にアプローチをおこないます。

また、学生にとっても早期に企業と接点を持つことで、職業選択の幅が広がります。リクルーター面談を通じて得られる情報やフィードバックは、学生が自分のキャリアプランを具体化する助けとなるでしょう。

このように、リクルーター面談は企業が優秀な学生と早期に接点を持ち、採用につなげるための重要な手段となっています。

学生の本音を引き出し、適性を見極めるため

企業はリクルーター面談を通じて、学生の本質を把握し、入社後のミスマッチを防ごうとしています

通常の面接では、自分を良く見せようとする学生が多く、本音や自然な考え方が見えにくくなりがちです。そこで、リクルーター面談のカジュアルな雰囲気の対話を通じて、より自然な受け答えや価値観を引き出そうとしています。

具体的には、志望動機やキャリアビジョンに加え、普段の学生生活や考え方も聞くことで、人柄を深く理解し、「社風に合うか」「どんな場面で力を発揮できるか」といった適性を見極めようとしているのです。

企業の魅力を伝え、志望度を高めるため

企業はリクルーター面談を通じて、説明会やナビサイトでは伝わりづらい社風や働き方、現場のリアルな話を直接伝えることで、「この企業で働きたい!」という気持ちを引き出そうとしています。

その中で、 学生は社員の声を聞くことで企業への理解を深め、入社後のイメージをより具体的に持つことができます。

リクルーター面談は、こうした理解を深める場としての役割に加え、 学生が安心して選考に進めるためのフォローの場としても活用されています。

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リクルーター面談で得られる3つのメリット

リクルーター面談で得られる3つのメリット

リクルーター面談に参加することで、どのようなメリットがあるのか気になる就活生も多いでしょう。ここでは、リクルーター面談を通じて得られる具体的なメリットを3つ紹介します。

リクルーター面談のメリット

企業のリアルな情報を直接聞ける

リクルーター面談では、現場で働く社員と1対1で、比較的カジュアルな雰囲気で会話できるため、会社説明会では得られない[リアルな情報]を直接知ることができます。

例えば、職場の雰囲気や働き方、部署間の関係性、キャリアパスなど、パンフレットや公式サイトからではわからない情報に触れるチャンスです。

さらに、社員のリアルな声を聞くことで、「この企業は自分に合っているか」を判断しやすくなり、志望動機の深掘りにも役立ちます。

選考を有利に進められる可能性がある

企業によっては、リクルーター面談を通じて早期選考に案内されたり、一部の選考がスキップされたりする場合があります。実際に、リクルーターとの面談を経て、ES提出前に面接へ進めたケースも少なくありません。

特に人気企業や大手では応募者が多く、早期に見つけた優秀な学生を囲い込むための手段としてリクルーター面談が活用されています。ここで好印象を残すことが選考突破のカギになることもあります。

面接対策の練習になる

リクルーター面談はカジュアルな形式でおこなわれますが、実際には面接に近い質問をされることも多く、面接練習の場としても非常に有効です。

 自己紹介や志望動機、学生時代に頑張ったことなど、定番の質問に答える機会があるため、自分の話し方や伝え方を試す良い機会になります。

また、面談後に「どのような受け答えが伝わりやすいか」「自分の話にどこまで興味を持ってもらえるか」などを振り返ることで、今後の面接対策にも繋がります。プレッシャーが少ない分、本番前の実践練習としてもオススメです。

知っておきたい!リクルーター面談の特徴とポイント

リクルーター面談は、一般的な面接とは異なる形式や雰囲気でおこなわれます。事前にその特徴やポイントを把握しておくことで、当日も落ち着いて対応しやすくなります。ここでは、リクルーター面談の主な特徴について詳しく解説します。

リクルーター面談の特徴とポイント

【担当者】学生に近い立場の若手社員が多い

リクルーター面談では、学生と年齢の近い若手社員が担当するケースが多く見られます。これは、学生がリラックスして話しやすい雰囲気をつくるためです。

若手社員は、自身の就職活動の経験をもとに、学生の目線に立ったアドバイスをおこなうことができます。同じ世代であることから共感を得やすく、親しみやすい雰囲気をつくれることも特徴です。

【面談内容】学生やリクルーターからの質問に応じて進行する

形式的な質疑応答というよりは、お互いの質問や会話の流れに沿って進むケースが多いのがリクルーター面談の特徴です。

企業側から学生に質問を投げかけることもありますが、学生からの質問を歓迎するスタンスの企業も多いため、事前に聞きたいことを準備しておくとスムーズに対応しやすくなります。

【時期】選考開始前の段階でおこなわれるケースが多い

リクルーター面談は、本選考が始まる前の早期段階(大学3年の秋から春頃)におこなわれることが多いです。これは、企業が他社に先んじて学生と接点を持ち、志望度を高めてもらうことを目的としているためです。

このように早い段階で接触があった場合、その企業があなたに強い関心を持っている可能性が高いと考えられます。

【所要時間】30分から1時間程度が一般的

リクルーター面談の所要時間は、企業にもよりますが、一般的に30分から1時間程度です。

面談というよりは、ざっくばらんに話す[カジュアルな雑談]のような雰囲気のことも多く、あまり緊張しすぎずリラックスして臨むと良いでしょう。

とはいえ、時間内で自分の強みや志望度をうまく伝えられるように、事前に話したい内容や質問を整理しておくことが大切です。限られた時間を有効に使うことで、相手にしっかりと印象を残すことができます。

【服装】指定がない場合が多い

リクルーター面談では、服装の指定がない場合も多く、「私服可」「私服でお越しください」と案内されることもあります。とはいえ、企業との初対面である以上、オフィスカジュアルを意識した清潔感のある服装を選ぶのが無難です。迷ったときはスーツでも問題ありません。

リクルーター面談では、服装の指定がない場合が多いです。これは、学生がリラックスした状態で参加できるようにするためです。ただし、ビジネスカジュアルを心がけると、好印象を与えることができます。企業の雰囲気に合わせた服装選びが大切です。

【場所】オフィスやカフェなど多様な場所で実施される

リクルーター面談は、企業のオフィスやその近くのカフェ、またはオンラインで実施されることが多いです。最近はWeb会議ツールを用いたオンライン面談が主流ですが、対面でおこなう企業もあります。

開催場所によっては交通費が支給されることもあるため、事前の案内をしっかり確認しておきましょう。

【回数】1~8回程度と企業によって異なる

企業によっては、リクルーター面談が1回で終わることもあれば、最大で5〜8回程度に及ぶこともあります。

回数が多い場合は、学生の成長や適性をより詳しく見極めたいという意図があり、選考要素が含まれている可能性も高まります。面談が進むにつれて、より深い内容や課題の提示がおこなわれるケースもあるため、毎回しっかりと準備して臨むことが大切です。

【結果通知】明確な連絡がなく、お祈りされる場合も多い

リクルーター面談は、明確な合否の連絡がないまま終了することが多く、「その後連絡がこなかった=今回はご縁がなかった」というケースが一般的です。

特に不合格の通知が届くことは少ないため、案内が途絶えた場合は、次のチャンスに向けて気持ちを切り替えることが大切です。結果に一喜一憂しすぎず、前向きに就活を進めていきましょう。

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リクルーター面談はどう進む?基本の流れ

リクルーター面談はどう進む?基本の流れ

繰り返しお伝えしていますが、リクルーター面談は一般的な面接よりも柔らかい雰囲気で進みますが、選考要素を含んでいる場合もあるため、事前の準備と丁寧な対応が重要です。

ここでは、リクルーター面談の基本的な流れを3つのステップに分けて紹介します。

リクルーター面談の流れ

①面談前の準備

面談前には、企業研究や自己分析を通じて「自分がなぜその企業に興味を持ったのか」「どんな強みをアピールしたいか」を整理しておきましょう。

企業の事業内容や理念を事前に理解しておくことで、質問にもスムーズに答えやすくなります。また、志望動機や学生時代の経験を簡潔に伝えられるよう準備しておくと、会話の中でも自信を持って話せます。

②面談当日

面談当日は、以下のような流れで進むのが一般的です。

面談当日の流れ

1. 挨拶・自己紹介

最初は軽い挨拶や自己紹介からスタートします。かしこまりすぎず、明るくハキハキとした受け答えを心がけましょう。自己紹介は1分以内に簡潔にまとめると、好印象に繋がります。

2. リクルーターからの企業説明

リクルーター側から、企業の事業内容や社風、仕事内容について説明されるパートです。ここではメモを取りながら聞き、後半の逆質問で活用できそうなポイントを押さえておくのがオススメです。

3. 学生への質問

自己PRや志望動機、学生時代の経験など、簡単な質問を受ける時間です。形式ばった面接ではありませんが、回答の内容や受け答えの様子はしっかり見られています。カジュアルでも油断せず、丁寧な言葉遣いで答えるようにしましょう。

4. 逆質問

最後は、学生からリクルーターへの質問タイムが設けられることが多いです。実際の働き方や若手社員のキャリアパス、社内の雰囲気など、興味を持ったことを具体的に聞いてみましょう。ここでのやり取りから、企業への関心度や理解度を見られることもあります。

③面談後

面談が終わったら、24時間以内にお礼メールを送るのがマナーです。内容は簡潔で構いませんが、感謝の気持ちと、面談で印象に残った話や学びを添えると好印象です。

【お礼メールの例文】
▼件名
面談のお礼(〇〇大学・氏名)

▼本文
〇〇株式会社 
〇〇様
 
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇(氏名)と申します。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
リクルーター面談では、〇〇様から直接お話を伺うことができ、貴社の事業内容や社内の雰囲気について、より深く理解することができました。

特に、〇〇の取り組みに関するお話は大変興味深く、実際に働く方々の想いや職場環境のリアルな側面を知ることができたことで、貴社で働きたいという気持ちが一層強まりました。

今後の選考に向けて、改めて自己分析と企業研究に励み、準備を進めてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

―――――――――――――― 
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名(フリガナ)
TEL:090-○○○○-○○○○ 
E-mail:example@example.com 
――――――――――――――

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リクルーター面談には種類がある?タイプ別の特徴と対策

リクルーター面談には種類がある?タイプ別の特徴と対策

一口にリクルーター面談といっても、その目的や内容は企業によって様々です。大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれに合った心構えや準備が求められます。

ここでは、代表的な3つのリクルーター面談の特徴と、それぞれの対策ポイントをご紹介します。

リクルーター面談の種類

情報提供型リクルーター面談

企業側が会社の情報を提供することを主な目的とした面談です。仕事内容や職場の雰囲気、働き方などについて、リクルーターが丁寧に説明してくれるため、学生が企業への理解を深める機会となります。

対策のポイント
  • 積極的にメモを取りながら話を聞く姿勢を見せる
  • 質問を準備しておき、「企業に興味がある」姿勢をアピールする
  • 自己紹介や簡単な志望動機も話す場面があるため、最低限の準備をしておく

情報提供型だとはいえ、気を引き締めて誠実な対応を心がけることで好印象に繋がります。

選考型リクルーター面談

実質的に選考の一環として扱われる面談であり、面接のような質問がされるのが特徴です。志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことなど、面接でよく問われるテーマが中心となります。

ここで高く評価されれば、本選考を一部スキップできるなど、特別なルートで選考が進むケースもあります。

対策のポイント
  • 面接と同様の準備をしておく(ES内容、志望理由など)
  • 自分の強みやエピソードを明確に伝えられるようにしておく
  • 話す内容に一貫性を持たせ、論理的に伝えることを意識する

このタイプの面談では選考に関わる評価がされることもあるため、事前の準備が欠かせません。

フィードバック型リクルーター面談

過去の選考や面談に対するフィードバックを中心におこなう面談です。たとえば「ESのこの部分を改善するともっと良くなる!」といった具体的なアドバイスがもらえることが多く、学生の成長を支援し、次の選考へつなげることを目的としています。

対策のポイント
  • フィードバックは素直に受け止め、改善意欲を示すことが大切
  • その場でメモを取り、次の選考準備に活かす
  • 質問されたら、自分なりに考えた改善点や努力を伝える

この面談では、成長意欲や素直さが評価されやすいため、前向きな姿勢で臨みましょう。

事前準備で差をつける!リクルーター面談前に準備すべき5つのこと

事前準備で差をつける!リクルーター面談前に準備すべき5つのこと

リクルーター面談前に準備をしておくことで、自信を持って面談に臨むことができ、好印象にも繋がります。ここでは、リクルーター面談前に準備しておきたい5つのポイントを紹介します。

リクルーター面談前に準備すべきこと

①企業研究を徹底する

まずは、面談をおこなう企業についての情報をしっかり把握しておきましょ。公式サイトの[企業理念][事業内容][採用ページ]に加え、ニュースリリースやIR情報なども確認しておくと、理解が深まります。

また、競合他社との違いや、なぜその企業に惹かれたのかを言語化できるようにしておくと、志望度の高さをアピールできるでしょう。

②自己PRやガクチカを整理する

自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は、面談の中で聞かれる可能性が高い項目です。過去の経験から自分の強みを明確にし、「どんな場面でどのように力を発揮したか」「どんな成果に繋がったか」を端的に説明できるようにしておきましょう。

PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)を使うと、説得力のある話し方ができるので、以下の記事からおさらいをしてくださいね。

▼関連記事
PREP法で作る魅力的な自己PR!新卒が押さえるべきポイントと注意点とは?

③志望動機を明確にしておく

カジュアルな面談とはいえ、「なぜその企業に興味があるのか」は必ず見られています。志望動機は、企業研究と自己分析を掛け合わせて作ることが大切です。

「事業内容に魅力を感じた」「社風に共感した」「自分の強みが活かせそう」など、具体的な理由を用意し、「だから御社を志望しています」としっかり伝えられるように準備しておきましょう。

④逆質問を準備しておく

リクルーター面談の最後では、「何か質問はありますか?」と逆質問を求められることがほとんどです。ここで何も聞けないと、志望度が低いと思われてしまうこともあるため、あらかじめ質問を2〜3個用意しておきましょう

例えば、「若手社員のキャリアステップ」「リクルーターの方の就活経験」「入社前にやっておくと良いこと」など、相手に合わせた質問を選ぶと自然なやり取りができます。

⑤面談のマナーや服装を確認する

リクルーター面談は、私服OKとされていても[清潔感]が最優先です。オフィスカジュアルを意識し、派手すぎず落ち着いた服装を心がけましょう。

また、面談当日の挨拶や言葉遣い、聞き方・話し方なども最低限のビジネスマナーを押さえておくと安心です。オンライン面談の場合は、背景や照明、音声環境なども事前に確認しておきましょう。

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リクルーター面談で好印象を与える逆質問リスト30選

リクルーター面談における逆質問は、企業理解を深めるだけでなく、「この学生は意欲がある」と印象づけるチャンスでもあります。ここでは目的別に、リクルーター面談で活用できる逆質問を30個厳選しました。

リクルーター面談で好印象を与える逆質問リスト

企業理解を深めるための質問

企業そのものに対する理解を深めたいときは、事業の強みや方向性について質問すると、熱意と関心が伝わります。

企業理解を深めるための質問例
  • 「御社の○○事業(製品・サービス)の強みは何ですか?」
  • 「業界の中で、御社が特に力を入れている分野はありますか?」
  • 「競合他社と比べて、御社ならではの魅力や差別化ポイントを教えてください。」
  • 「御社が求める人物像を、具体的に教えていただけますか?」
  • 「今後、御社の事業展開や成長戦略について教えてください。」

仕事内容・キャリアパスについての質問

自分の働くイメージを持っていることを示すには、具体的な仕事内容や成長機会について聞くのが効果的です。

仕事内容・キャリアパスについての質問例
  • 「入社1年目の新入社員には、どのような業務が任されることが多いですか?」
  • 「御社では、若手社員が成長するための研修制度やサポート体制はありますか?」
  • 「配属はどのように決まるのでしょうか?希望は考慮されますか?」
  • 「新入社員が成果を上げるために、入社前に準備しておくべきことはありますか?」
  • 「中長期的に、どのようなキャリアパスが描けるか具体例を教えてください。」

社風や働き方についての質問

社内の雰囲気や働きやすさを知りたい場合は、実際に働いている人の声を聞くのが一番の近道です。

社風や働き方についての質問例
  • 「御社の社員の皆さんが大切にしている価値観を教えてください。」
  • 「実際に働いてみて感じる、御社の社風を教えていただけますか?」
  • 「チームワークや部署間の連携は、どのように進められていますか?」
  • 「会社として、社員の働きやすさのために取り組んでいることはありますか?」
  • 「御社で活躍している社員の共通点を教えてください。」

リクルーターの経験やキャリアについての質問

面談相手の経験を聞くことで、信頼関係が築けると同時に、リアルな就業イメージを掴むことができます。

リクルーターの経験やキャリアについて
  • 「〇〇さんが入社を決めた理由を教えてください。」
  • 「実際に働いてみて、入社前と印象が変わったことはありますか?」
  • 「仕事のやりがいを感じる瞬間を教えていただけますか?」
  • 「新人時代に苦労したことや、成長に繋がった経験を教えてください。」
  • 「〇〇さんが今後チャレンジしたいことは何ですか?」

選考や今後のフローについての質問

選考の意図や準備すべき内容を確認することで、今後に向けた対策にも繋がります。

選考や今後のフローについての質問例
  • 「本選考では、どのようなポイントが重視されますか?」
  • 「面接では、どのような質問がよく聞かれますか?」
  • 「面接で評価されやすい学生の特徴を教えてください。」
  • 「選考に向けて、どのような準備をしておくと良いでしょうか?」
  • 「リクルーター面談を通じて、どのような点を見られていますか?」

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リクルーター面談で成功するための3つの心構え

リクルーター面談で成功するための3つの心構え

リクルーター面談は、企業と学生の距離を近づける場であると同時に、選考の一環として位置づけられている場合もあります。気軽な雰囲気に油断せず、以下の3つの心構えを持って臨むことで、面談をより有意義なものにしましょう。

リクルーター面談で成功するための3つの心構え

①選考の一部と考え、しっかり準備する

リクルーター面談は、正式な選考前の[情報交換の場]として実施されることが多いですが、実際にはその場の受け答えや態度が評価の対象になることも少なくありません。

「志望度が高いか」「企業理解があるか」「論理的に話せるか」などを見られている可能性があるため、面接同様に企業研究・自己PR・逆質問の準備をしておくことが大切です。

②自分の言葉で話し、「素の自分」を見せる

リクルーター面談では、マニュアル的な答えよりも、自分の言葉で自然に話すことが好印象に繋がります。リクルーターは、特に学生の人柄や価値観、自社との相性を見ようとしています。

完璧な答えを用意する必要はありませんが、これまでの経験や感じたことを、自分なりに誠実に伝える姿勢を大切にしましょう。素直さや前向きな姿勢が伝わることで、良い評価に繋がることもあります。

③「企業も学生を選んでいるが、自分も企業を選ぶ」という意識を持つ

面談ではつい「良く見られなければ……」と気負いがちですが、就活は[企業が学生を選ぶ場]であると同時に、[学生が企業を選ぶ場]でもあります

企業の情報を一方的に受け取るだけでなく、自分の価値観や将来像と合うかを見極める場として活用することが重要です。

「この会社で本当に働きたいか」を判断するためにも、遠慮せず質問したり、気になる点を正直に確認したりすることが、納得のいくキャリア選びに繋がります。

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リクルーター面談を導入している主な業界

リクルーター面談は、全ての業界でおこなわれているわけではありません。特に採用活動において「優秀な学生を早期に確保したい」と考えている業界や、対話を通じて相性を重視する業界で導入される傾向があります。具体的には、以下のような業界で多く導入されています。

  • 総合商社・専門商社
    人気業界で応募が多いため、早期からリクルーター面談で候補者を見極める。

  • 外資系企業
    学生の英語力や主体性などを確認するため、個別に接触するケースが多い。

  • 大手金融機関(銀行・証券・保険など)
    人柄や考え方を丁寧に確認するため、面談形式を活用している。

  • 広告・マスコミ業界
    少人数採用のため、人物重視の面談が選考の一部となることがある。

  • 大手メーカー・インフラ系企業
    理系・文系問わず幅広い人材に出会うため、個別フォローを重視している。

  • コンサルティング業界
    論理的思考力や会話力を重視し、早期に見極めたい意向がある。

上記に共通して言えるのは、「企業側が本気で学生と向き合いたい」と考えていることしょう。

【先輩たちの実体験】リクルーター面談に関するレポート

実際にリクルーター面談を経験した就活生たちの声をご紹介します。リアルな体験談は、これから面談を控えている就活生にとって参考になるでしょう。

<アクセンチュア(24卒)>
特に企業研究においては、応募している職種が実際に果たす役割と、自身が想像している役割に乖離があってはならないため、リクルーター面談の際にかなりのすり合わせを行った。また、社内の人が感じている業界での立ち位置など、ネットや書籍の情報から分からないことを重点的に質問した。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(ビジネスコンサルタント)

<アクセンチュア(22卒)>
コンサルティングファームとSIerの違いはもちろん、他社比較やなぜアクセンチュアなのかを明確にした。おそらく、志望している学生は面接で似たり寄ったりなことを言うので、抽象的な話だけでなく、OB訪問やリクルーター面談、ニュース等を活用して具体的な話をして、他の就活生と差別化を図った。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(ソリューションエンジニア)

<船井総合研究所(22卒)>
説明会から選考まで時間がなかったため、最低限の業界研究で船井総研の立ち位置や他の企業との差異を明確にすることを心掛けた。リクルーター面談で、自身の就活の軸や社会人として成し遂げたいこと、コンサルタントとしてやりたい業務、それらを実現するために船井総研が適している理由をまとめたものを提出するため、自己分析を徹底して行った。特にコンサルでなければいけない理由と船井総研でなければいけない理由について重点的に対策した。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(コンサルタント)

<KDDI(21卒)>
kddiが他の競合となにが違い、強みがどこにあるのかなどをリクルーター面談やインターネットなどでたくさん調べて、自分なりに結論を出すことが大切。また、具体的に将来なにがしたいかをかなりの頻度で問われるので、自分なりの課題選定と具体的なアイデアは持っておいた方がいい。それを実際にやっている社員の人に会って話を聞くとかもした方がいいと思う。変革とリーダーシップのエピソードがこの業界で響いたので、その準備。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(総合職)

<JTB(20卒)>
説明会や、マイページでの案内においては6月1日から選考が始まるとのことだったため、油断していたが、4月の中旬にリクルーター面談の案内があった。その際には人生の目的を明確化し、それに沿った志望動機、入ったらやりたいこと、学生時代に頑張ったことを掘り下げて考えることで、話す方に軸を持たせることを意識した。
 

引用:Unistyle/本選考レポート(グローバルマーケティングアンドトラベル)(総合職)

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まとめ

リクルーター面談は、就活生にとって企業との貴重な接点となる場です。形式はカジュアルでも、内容はしっかり評価されていることが多いため、事前準備を怠らずに臨みましょう。

さらに、面談では自分らしさを大切にしつつ、企業研究・自己PR・逆質問などを通して好印象を残すことが重要です。

加えて、リクルーター面談が導入されやすい業界や、先輩たちの実体験も参考にしながら、自分に合った対応を考えておくことで、面談を成功につなげることができます。企業と向き合う姿勢を大切に、是非前向きに取り組んでいきましょう。

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