バイヤー 志望動機の書き方・例文

バイヤーの志望動機の書き方と例文

バイヤーの仕事と聞いてただ商品を買い付けるだけの仕事というイメージがあると思います。バイヤーの仕事は、商品をカタログで購入するだけとは違い、実際に現地まで行き商品を手に取り確かめる必要があるため世界中を旅する仕事です。 自分が買い付けた商品がブームとなることもあり、やりがいを感じられる仕事です。 

バイヤーのトピック

バイヤーと聞いてイメージするのは、百貨店などの小売バイヤーでしょう。洋服から雑貨、ジュエリー、食品に至るまでマーケットを詳しく調査し、次に流行りそうなものを世界中から探し出します。この種のバイヤーには、マーケティング能力や交渉力が欠かせません。

一方、製造業バイヤーという仕事もあります。このバイヤーは「安くて良いものを短納期に」買うことが使命といえます。取引先を決める役割も担っており、窓口としての交渉力が求められます。

バイヤーと言えども、どの業界に属するかで必要とされる能力や資質が異なります。例えば、アパレルのバイヤーであれば、ブランドのコンセプトを正しく理解したうえで消費者のニーズを予想し、売れそうな商品を買い付けるセンスや、実際に各地を飛び回る体力や交渉力が必要です。

「売れる」と判断した根拠を会社に説明する必要があるため、市場調査やトレンド情報の収集、分析は欠かせません。自分のセンスが問われ、売上に多大な影響を与えるのため責任の重い仕事ですが、その一方、数字として成果に出るのでやりがいを感じられます。

バイヤーであると便利な資格

バイヤーになるためには特別な学歴や資格は必要ありません。しかし持っていると便利な資格がありますので詳しく説明します。

販売士

「販売士」とは、販売士検定試験に合格することで得られる資格のひとつです。試験では、マーケティングや販売管理の知識が問われ、1級の合格率は25%ほどしかないため、販売士1級を持っていると販売に関する豊富な知識をもっているとアピールできます。

販売士の資格は、流通業界で働く人にとっては定番といえる資格です。

語学力

バイヤーは、国内だけでなく国外まで商品を買い付けに出かけます。語学力があれば、商談もスムーズに進み交渉を有利に導くことが可能となります。

インポートものを扱うショップであれば、海外へ出向く機会は多いでしょう。バイヤーに求められる英語力は、ビジネス会話レベルです。このレベルの英語力があれば、海外での買い付けの際に円滑な商談が可能でしょう。

バイヤーの仕事内容

世の中には有名ではないけれど、とても品質の良い商品が数多くあります。バイヤーは良い商品を発掘し世の中の人に知ってもらうチャンスを作ることができます。

それでは、次にバイヤーの仕事内容を詳しく解説します。想像しているより多くの仕事を担っていることがわかるでしょう。

トレンドリサーチ、情報収集

バイヤーにとって一番重要なことは、「これから売れるだろう」という商品を見極めることです。自分が属している業界の動向や市場のニーズ、トレンドについて常にアンテナを張り巡らせ情報を集めることが求められます。

競合店より先に売れ筋の商品を取り入れ、店頭に並べることで差別化が図れます。トレンドをいち早く読むセンスと洞察力、分析力が求められます。

顧客データ分析

売れそうな商品だからと、何でも買い付けていいわけではありません。顧客が何を求めているのかのデータ分析も非常に大切です。

昨今の若者は、一昔前のように、高級な車やゴルフにはあまり興味を示さないとよく言われます。しかし、自分の興味ある分野については出し惜しみすることなく消費する傾向にあります。

ターゲット層が何を欲しがっているのか、顧客データの分析なしに買い付けを行なうことはできません。

商品選定

買い付けたい商品はひとつではなく、さまざまな商品を選ぶ必要があるでしょう。例えば、次のバレンタイン商戦に向けて買い付けをするなら、多くの種類のチョコレートを揃えなければなりません。

翌年、翌々年のトレンドを予想しながら、世界中の店舗を見て回り商品を選ぶことになります。この商品選定が非常に重要なことはいうまでもありません。

メーカーや商社との交渉

実際に買い付ける商品や販売目標数を決めたら、メーカーと交渉することになります。仕入れ値をいかに安く抑えられるかが、バイヤーとしての腕の見せ所でしょう。

仕入れ値や販売数など、常に数字を頭に入れながらの交渉になるので、数字に強くなければいけません。

また、どのように店舗まで輸送するのか決めることも大事な仕事です。例えば、インポートものの家具を販売しているなら、輸送費は高額になることが予想されます。

より安い輸送費で良い状態を保ったまま、いかに店舗まで輸送するのかを考えることは不可欠です。

販売管理

買い付けた商品の魅力を最大限に引き出し、売るための算段をつけるのも仕事のひとつです。販売員や広報担当者に価格や商品のコンセプトを伝え、売り場でのディスプレイまで考える必要があります。

バイヤーは、買い付けから商品がお客様の手に届くまでを見届け、その売上を次の買い付けに反映させ一層商品選定のセンスを磨かなければなりません。

バイヤーの志望動機の書き方とポイント

志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、なぜ数ある業種のなかからバイヤーを選んだのかを明確に、ロジカルにアピールすることが大切です。

なぜその職種か?

数ある業種のなかからなぜバイヤーを選んだのかを明確に説明する必要があります。商品を買い付けるだけなら発注業務とあまり変わらないでしょう。

例えば、「世の中にまだ知られていない良い商品を紹介したい」や「日本にない海外の商品を日本で売り出したい」など、バイヤーだからこそできる具体的な内容を書くとより説得力のある志望動機となるでしょう。

バイヤーでアピールすべき強み

バイヤーでアピールすべき強みを想像しながら志望動機を作成することが大事です。「行動力」や「決断力」また「海外生活の経験があり語学が堪能」など、さまざまな強みが考えられます。

コミュニケーション能力ひとつを取ってみても、「接客能力がある」より「交渉力がある」のほうが、バイヤーとしてよりふさわしい強みとして捉えられるでしょう。どのように伝えるかもよく考えて作成しましょう。

なぜその企業か?

バイヤーとして商品を買い付ける場合、志望する企業によってまた担当する部署によって求める商品は異なります。

例えば、スイーツに力入れている企業であれば、スイーツ好きを伝えることで志望動機を説明できます。

また、アパレル関係の学校を卒業したのであれば、洋服を買い付けるバイヤーとして十分な動機となり得るでしょう。

自分の強みや興味と関連づけて、なぜその企業なのかを説明できるように企業ごとの特徴を把握する企業研究は必要不可欠です。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)背景・動機
(3)その会社を選んだ理由
(4)入社後どの様に活躍したいか

バイヤーの志望動機のNG例

以下ではバイヤーの志望動機のNG例を紹介しています。
どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機のNG例
私は、大学生のときにインポートものを扱うアパレルショップでアルバイトをしていました。その御社で働いていたバイヤーのセンスが素晴らしく、客足が途絶えることはありませんでした。私もこのような優れたバイヤーとして働きたいと、御社に志望しました。

御社は、取り扱う商品が幅広く、お客様に喜ばれる魅力的な商品選定をしていると感じています。御社の社員となった暁には、ほかの社員と協力しながらさらなる魅力的な店舗作りに貢献できるバイヤーを目指して頑張りたいと思います。

→志望動機のなかに、「優れたバイヤーとして働きたい」とありますが、実際にバイヤーとして何を目指しているのかがあいまいです。また、どのような強みがあるのかが全くアピールされておらず、採用しても企業にとってどのようなメリットがあるのかがわかりません。

バイヤーの志望動機の例文

志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

志望動機の良い例
私は、小さい頃から洋服が大好きでファッション業界で働くことが夢でした。高等学校卒業後は、専門学校でファッションについて学びました。

学生のころは、ネットオークションやフリーマーケットなどで、珍しい洋服を発掘し値段交渉して手に入れる楽しさを覚えました。手に入れた洋服を着ていくと、ファッション学校でもセンスがいいと好評で、友達に頼まれて洋服やバックを購入したことが何度もあります。

海外のブランドにも大変興味があり、英語の勉強にも力を入れてきました。そのため現地の方とも問題なくコミュニケーションが図れます。御社は百貨店業界でも企画力に強みがあり、よく知られたブランドから海外の珍しい商品まで品揃えが素晴らしいと感じています。そのような御社の環境で、お客様に喜ばれる商品を買い付けるバイヤーを目指したいと思います。

まず、現場でお客様の生の声を聞くことからスタートし、将来的にはブームを起こせるようなバイヤーとして活躍していきたいと考えています。

→どうしてバイヤーなのかが明確に示されており、バイヤーにつくために普段から語学の勉強を頑張るなど「行動力」もアピールできています。

志望する企業がどのような強みを持った企業なのかも書かれており、ほかの企業との差別化がしっかりとされています。将来どのようなバイヤーを目指しているのかがわかり、企業側からみてもイメージがつきやすいでしょう。

終わりに

バイヤーといっても、業種や企業によって求められる人材像は異なります。志望する企業がどのような商品を扱っているのか、企業研究をしっかりと行ってから志望動機を作成するようにしましょう。

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