携帯ショップと聞いて、仕事内容が多く、またノルマのある大変な仕事というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
携帯ショップは、最新機種や新しく搭載された機能ををいち早く確かめることができ、携帯電話やスマートフォンに興味がある人にとって楽しい仕事でもあります。
携帯は、今や、子どもから高齢者まで生活に欠かせない機器となっています。
しかし、携帯の使い方や料金プランは複雑でわかりづらいといった面があります。
プロの立場からわかりやすく説明することで、お客様の情報源の「困った」を解決することができ、人の役に立てるという実感がもてます。
また、ノルマがあると大変と思うかもしれませんが、実力主義だからこそ販売成果にやりがいを感じることができます。
携帯ショップのトピック
携帯ショップは、2019年に楽天が携帯電話事業に新規参入しました。
携帯ショップは大きくわけて、「街のショップ」「量販店」「併売店」の3種類にわけられますが、楽天参入により、採用先はより増えたといえるでしょう。
この数年、モバイル業界で注目を集めてきた5Gですが、5Gが取り入れられることで、高速、大容量、超低遅延、同時多元接続などのメリットが生まれます。
今後、携帯電話は、コミュニケーションインフラから社会インフラへ変化していき、より生活に根ざしたものになります。
携帯ショップでは、このような最先端の技術をいち早く学び、触れることができます。
携帯ショップで得られるスキル
ここでは、携帯ショップで働くことで得られるスキルを紹介します。
説明力やコミュニケーションスキル
携帯ショップを訪れるお客様のニーズはさまざまです。携帯電話の新規購入や機種変更、操作方法など、わかりやすい説明が欠かせません。
限られた時間のなかで、お客様に不愉快な思いをさせないような配慮と正確でスピーディーな説明が求められます。
また、幅広い年齢層のお客様が来店するため、それぞれの年齢層に合わせたコミュニケーションが必須です。特に年配のお客様にとっては、携帯は扱いの難しい商品です。
年配の方には、時間をかけた丁寧な説明が必要ですし、比較的若いお客様であれば、端的に効率よく説明することが喜ばれます。
このようにお客様によってふさわしい対応を心がけることで、自然と説明力とコミュニケーション能力が身につきます。
販売スキル
販売スキルは営業力とも言い換えられるでしょう。携帯電話は数万円もする商品です。
そのような高価な商品を購入してもらうために、わかりやすい資料や丁寧な説明をすることで購入に繋げることができます。
どのようにして購入してもらうかを考えることで高い販売スキルが身につくでしょう。
携帯ショップの仕事内容
携帯ショップの仕事は、携帯電話の販売がメインですが、販売にともなう契約業務や販売後のアフターフォロー業務など多岐にわたります。
ここでは、携帯ショップの仕事内容について詳しく説明します。
携帯販売(新規・乗り換え・機種変更など)
携帯ショップのメインの仕事は、携帯電話を新規に販売したり、キャリアの乗り換えや機種変更などの手続きを行なうことです。
携帯電話会社が提供するサービスやプランはさまざななので、その違いをきちんと把握して説明する必要があります。
ユーザーサポート
携帯ショップには、携帯電話を初めて使うという人も訪れます。
マニュアル通りに説明するだけでは不十分で、お客様のニーズに合わせたサポートをしなければなりません。
ユーザーサポートの満足度が高い店舗は、同じお客様が何度も足を運んでくれる可能性があります。
ユーザーサポートは、その携帯ショップの評価に影響する大切な仕事です。
イベントやキャンペーン業務
新しい機種やモデルが発表されると、イベントやキャンペーンを行なって宣伝します。
ティッシュやチラシを配ったり呼び込みをしたりして、新規のお客様の獲得を図ります。
在庫管理
携帯電話は機種も多くモデルチェンジも頻繁に行われる商品なので、在庫管理は大切な仕事のひとつです。
お客様のニーズに合わせた在庫管理が大切で、欠品や過剰在庫がないように気を配ります。
携帯教室インストラクター
携帯技術は日々進化しており、ユーザーからすると最新技術に追いつくのはひと苦労です。
携帯の使い方を丁寧にわかりやすく教えてくれる携帯教室インストラクターは、ユーザーにとって欠かせない存在です。
一般事務
携帯ショップのバックオフィスでは、スタッフのシフト管理や給料計算、売上計算、また店内に飾るPOP作りなど、一般的な事務作業を行っています。
スタッフが気持ちよく働けるようにサポートする裏方の仕事です。
携帯ショップの志望動機の書き方とポイント
志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、なぜ数ある携帯ショップのなかからその携帯ショップを選んだのかを明確に、ロジカルにアピールすることが大切です。
なぜその職種か?
多くの業種があるなかで、なぜ携帯ショップを選んだのかを明確に説明する必要があります。
例えば、携帯キャリアのCMは、誰もがほぼ毎日のように目にするものであり、いずれも楽しい作りとなっています。
日本人にとって、携帯は「最新で話題性があり面白いもの」と捉えられるようになりました。
「注目度の高い業界で働きたい」というような、具体的なメッセージを伝えることが大切です。
また今後は、5Gの本格的な導入が進むことが予想されます。
最新機種にいち早く触れ、最先端の技術を学びたいなど、自分の興味と何かしらの話題を繋げて伝えることで、より説得力のあるアピールとなります。
携帯ショップでアピールすべき強み
携帯ショップは、人対人の仕事です。他業界であっても接客に関わる経歴があれば、その経験はプラスとして捉えられるでしょう。
営業などであっても、どのような接客をしてきたかを、どんな成果を上げてきたのかなどを伝えることで、コミュニケーションスキルをアピールできます。
また、業務のなかで多くの書類作成をするため、PCソフトが使えることも1つのアピールとなります。
店内のPOPや、日々の管理表、日報や月報などを作成することができる能力があると好印象を持ってもらえます。
なぜその携帯ショップか?
多くの携帯ショップがあるなかで、なぜその携帯ショップなのかを説明します。ほかの携帯ショップとの差別化が欠かせないでしょう。
例えば、「携帯の使い方がわからないときに丁寧に接客してもらった」など、その店舗に関わるエピソードがあるとより良いでしょう。
実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。
志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
関連記事:
・「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
・「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」
携帯ショップの志望動機のNG例
以下では携帯ショップの志望動機のNG例を紹介しています。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。
→携帯電話業界についての知識はあるものの、単に知識をまとめたという印象が残り、なぜ携帯ショップを選んだのかという理由が書かれていません。
携帯電話が大事なものということは伝わりますが、自分の強みをアピールできていない点がマイナス評価となるでしょう。
携帯ショップの志望動機の例文
実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。
現在でも、高齢者の見守りや介護でのサポート、病院まで行かずとも診療が受けられる遠隔サービスなど、便利なサービスが誕生しています。しかしながら実際のところ、高齢者がそのようなサービスにアクセスすることは難しいのが現状です。
私の祖母も足が不自由ですが、携帯を常に肌身離さず持っており、何かあればすぐに連絡がつくことで安心して生活することができています。私は、貴社のショップで、高齢者に寄り添った丁寧な接客で、便利なサービスが使えるようにサポートしていきたいと思います。
→なぜこの企業を志望したのか、具体的な例を挙げて説明がされています。また自分の祖母のエピソードを入れることにより、説得力のあるアピールとなっています。
レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。
関連記事:
「志望動機のおすすめ例文10選!」
まとめ
携帯ショップの仕事は、ノルマのある多忙な仕事だと思われがちですが、ノルマがあることで目標を持って仕事をすることができます。また、人の役に立てるやりがいのある仕事でもあります。
店舗によって経営理念が異なっているので、どのような店舗運営を目指しているのかをよく研究してから志望動機を作成するようにしましょう。
志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。
関連記事:
「志望動機の書き方・例文」
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