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ライターの志望動機の書き方と例文~選考通過ESを公開~

ライターと聞いて、ただ決められたテーマについて文章を書くだけの仕事だと思っている人も多いかもしれません。

しかし、実際のライターはテーマに対して独自の取材を行ったり、記事に自身の考察を盛り込んだりすることで、

事件の真実や知られていない知識を世間に伝え、世間を動かすこともあります。

ライターが文章にしなければ知られないままになってしまう事案もあり、ライターは世の中に無くてはならない仕事と言えます。

また、自身の記事が多くの人に影響を与えられたり、常に新しい情報に触れられたりすることにやりがいを感じられるでしょう。

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目次

ライターのトレンド

ライターには大きく2つのトレンドがあります。

1つ目は、今までは紙面だった雑誌もIT化が進み、web雑誌が登場し出したことです。

web雑誌は紙の雑誌と違い、置き場所に困らないので近年人気を集めています。

web雑誌はパソコン上で作られ、ネットを介して発信されるので、ライターもwebに関する知識が求められるようになりました。

2つ目のトレンドは、1つ目のトレンドであるweb雑誌の登場により、クラウドソーシングなどでの記事作成の発注が増えたことです。

今までライターになるには、まず出版社に入社し、先輩について様々なノウハウを学びながら一人前を目指す、という流れが一般的でした。

しかし、web雑誌やメディアサイトが増えたことで、ライター経験がない人でも、とりあえず文章が書ければ良いということで、クラウドソーシングを介して素人に記事を発注する会社も増えました。

その結果、ライターの数が増え、競争が激しくなったのです。

この競争を勝ち抜くには、努力を惜しまずライターとしての腕を磨くより他はありません。

しかし、逆を言えば、努力を怠らずライターとしての腕を磨き続ければ、生き残ることができる確率は大きいのです。

ライターであると便利な資格

ライターになるために必須の資格はありませんが、取得しておくと就職に有利になる資格はあるので、以下で紹介します。

志望する雑誌の方向性に合わせた資格

一口に雑誌と言っても、その内容や方向性は様々です。

そのため、例えば音楽雑誌なら音楽に関する資格である「MIDI検定(電子音楽の事実上の標準規格であるMIDIを理解し、活用できる人材を育成することを目的とする検定)」を取得しておくなど、志望する雑誌の方向性に合わせた資格を取得しておくと、就職においてアピールポイントとなります。

DTP検定

DTPとは「Desk Top Publishing」の略であり、パソコンで印刷物のデータを作成することです。

パソコンが普及していない時代では、印刷物の作成には版下の作成、製版、印刷など多くの工程があり、それぞれの専門家が必要だったので、多くの人手が必要でした。

しかし、パソコンが普及してDTPが可能となってからは、これらの作業を一人でもこなすことが出来るようになりました。

そのためDTPの技術を持つ人は出版業界では必要不可欠な存在です。

ライターは文章を書くだけではなく、記事のレイアウトなどを担当することも少なくないので、DTPの資格を取得しておくと就職で有利になるのです。

校正技能検定

ライターは記事を書いたらそこで終わりというわけではありません。

自身が書いた記事に、誤字脱字などのケアレスミスや、文章におかしなところがないかなどをしっかりチェックしなければなりません。

ここで役立つのが「校正力」です。校正技能検定も、ライターを志す上であると便利な資格です。

日本語検定、日本漢字能力検定

文章を書く仕事では、正しい日本語と漢字知識は必須です。そのため日本語検定、日本漢字能力検定の資格を取得しておくと、アピールポイントとなるでしょう。

ライターの仕事内容

ライターの仕事は文章を書くだけと思われがちですが、その文章を書く前のリサーチや、執筆後の記事のデザインを整えることも仕事のうちです。

以下でライターの仕事を詳しく説明していきます。

企画立案

企画立案は編集者が行う場合がほとんどですが、時にはライターから企画を編集者に提案することもあります。

今話題になっている事柄の中から、雑誌の雰囲気に合ったネタを探し、さらにそのネタから読者が知りたがっていることを見出して企画を立案します。

企画立案はただ話題になっていることをそのまま記事にすれば良いというわけではなく、読者が知りたいことを伝えられる内容にしなければならないので、簡単な仕事ではありません。

そのため企画立案もできるライターは重宝されます。

リサーチ

記事を執筆するためには、内容を調べなければなりません。

このリサーチの出来具合によって記事の充実度も左右されるので、リサーチはライターの仕事の中でも非常に重要であり、ライターの腕の見せどころであるとも言えます。

取材

記事にインタビュー内容などを載せる際は取材活動もします。

インタビューでは相手の心を開いてより情報を引き出すために、コミュニケーション能力が必要です。

また、取材先によっては一度では答えてもらえない場合もあるので、何度も交渉に向かったり、相手を出先で待ったりと粘り強さも必要と言えるでしょう。

執筆

ライターは執筆において、正しい日本語で読者の興味を引くような魅力的な文章を書けることが重要です。

しかし、良い文章が書ければそれで良しというわけではありません。

雑誌は発売日が決まっているので、発売に間に合うよう、決められた日時までに入稿する必要があります。

いくら良い文章が書けても、入稿日に間に合わなければ意味がありません。そのため、計画性と責任感もライターには必須のスキルです。

記事全体のデザイン

ライターは場合によっては記事のレイアウトやデザインも担当します。良い文章も記事のレイアウトがいまいちでは魅力が半減してしまいます。

そのため、デザイン能力や、デザインをするためのパソコンツールを使いこなす力が必要な場合もあります。

就活で何をしたら良いかわからない、または効率的に就活を進めたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。

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ライターの志望動機の書き方とポイント

ライターの志望動機を書く際は、なぜライターを志したのか、ライターの中でもなぜその企業を志望したのかを明確にし、アピールできるようにしましょう。

なぜその職種か

志望動機を書くには、まず数ある職種の中でなぜライターを選んだのかを説明する必要があります。

例えば「ライターとして、世の中に正しい情報を広めたい」など、ライターならではの志望動機を述べられるようにしましょう。

ライターでアピールすべき強み

ライターは、記事の内容が真実であることを証明するために、あらゆる角度からの意見を集める必要があるので、コミュニケーション能力は必須です。

また、記事の内容を深く読み応えのあるものにするために、物事を深く掘り下げて調べるリサーチ能力も必要です。

さらに、雑誌は発売日が決まっており、入稿期日もあらかじめ決まっているので、締め切りまでに記事を必ず書き上げるという強い責任感も持たなければなりません。

なぜその企業か

一口にライターと言っても、記事を掲載する雑誌によって内容や特徴は大きく異なります。

例えば同じ女性雑誌でも「anan」の内容はファッションを中心にしていますが、「女性自身」は皇室に関するニュース記事が多いです。

志望動機を書く際には、このような企業の特徴などに触れ「このような記事を書きたいから貴社を志望します」というように書くようにしましょう。

そうでないと、企業側からすれば「別に他の会社へ志望してもよいのでは?」という印象を持たれてしまい、採用に繋がりにくくなってしまうからです。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
・志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~
・志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~

ライターの志望動機のNG例

ライターの志望動機としてNGとされる例を示します。どの部分がNGなのかも解説するのでチェックしてみてください。

志望動機のNG例
私は現在インスタグラムのアカウントでファッションについての発信をしています。

フォロワー数は3000人を超え、人気アカウントであると自負しております。

この発信力を活かし、もっとたくさんの人にファッションの楽しさを知ってもらいたいと思い、ライターを志しました。

貴社は月刊誌ということで、自分が書きたい内容についてじっくり調べて書くことが出来ると思い、自身の性格に合っていると感じたので志望しました。

採用されたあかつきには、雑誌の売り上げを伸ばせるように頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

→ライターを志した理由はとても良いのですが、その企業を選んだ理由とリンクしていません。

また、この企業を志した理由では、月刊誌だからゆっくり仕事ができるだろうと思っているような印象を与えてしまいます。

最後の「頑張ります」という部分も、どのように頑張るのかが具体的に述べられていないので、説得力に欠ける志望動機になってしまっています。

ライターの志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察を紹介します。書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

志望動機の良い例
私は貴社の発行されている「〇〇(雑誌名)」で、憧れのファッションリーダーと出会いファッションの楽しさを知り、たった1冊の本でも人生に影響を与えることを実感しました。

また、私は現在インスタグラムのアカウントでファッションについての発信をしていて、フォロワー数は3000人を超え、人気アカウントであると自負しております。

始めた当初はフォロワー数は伸びず、苦心しましたが、投稿内容のデザインなどを工夫することで、フォロワー数を伸ばすことが出来ました。

この発信力を活かし、もっとたくさんの人にファッションの楽しさを知ってもらいたいと思い、ライターを志しました。

貴社を志望する理由は、最先端のファッションを紹介するだけではなく、そのファッションからさらに先に流行するファッションまでを予測する、貴社の「○○」のような雑誌を作りたいと思ったからです。

採用されたあかつきには、インスタグラムのフォロワーを増やすため、人々により良い情報を発信するために磨いたリサーチ能力を活かし、ファッション以外も流行の最先端を行くような雑誌を作るよう、尽力致します。

→志望する会社の雑誌の特徴に触れることで、その会社に入りたいという強い意志が感じられます。

また採用されたら自分のどんな力を活かせるかという部分も説明できているので、説得力のある志望動機になっています。

レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。

関連記事:志望動機のおすすめ例文10選!

まとめ

ライターはただ決められた企画に沿って文章を書くだけではありません。

記事によって、事件の真相や知られざる情報を世に知らせることで、時に世間を動かすほどの影響力を持つこともあります。

ライターの書く内容は、企業の特徴や得意とする分野よって異なるので、志望動機を書く際は企業研究を必ず行うようにしましょう。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:志望動機の書き方・例文

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