●企業選びの軸はCan軸(過去)とWill軸(未来)の2つの要素で考える
●企業が企業選びの軸をについて質問する意図は、[自社の価値観と合うかを知るため][意欲をもって長く働けるか確かめるため]
面接で「あなたの企業選びの軸はなんですか?」という質問を受けたことのある就活生の中には「そもそも企業選びの軸ってどういうこと?」「企業選びの軸ってどうやって伝えるのがいいの?」といった疑問を持つ人が多いのではないでしょうか。
企業選びの軸とは『企業を選ぶときの自分なりの基準』です。しかし面接で急に「あなたの企業選びの軸は?」と質問をされても、戸惑う就活生もいるかもしれません。
本記事では、企業選びの軸の見つけ方から、企業が[企業選びの軸]を質問する意図、面接で聞かれた際の回答例20選を紹介していきます。
面接官の質問の意図を理解し、的確に回答できるように準備しておきましょう。
面接で聞かれる「企業選びの軸」とは?

[企業選びの軸]とは、あなたが会社を選ぶ上で大切にしている価値観や判断基準のことです。例えば、[挑戦できる環境][人間関係の良さ][社会貢献度の高い事業]など、人によってその軸は様々です。
面接では「あなたの企業選びの軸は何ですか?」と直接聞かれることも多く、志望動機や自己PRと並んで重視される質問の1つです。
一方で、[休みが多い][給料が高い]といった条件面をそのまま伝えてしまうと、仕事への意欲が低いと受け取られかねません。そのため、このような軸を伝える場合は、「ワークライフバランスを大切にしたい」のように、前向きな表現に言い換える工夫が大切です。
企業選びの軸が明確であれば、自分に合った企業を見つけやすくなり、志望動機にも説得力が増します。結果として、選考を有利に進めやすくなります。
なぜ必要?企業選びの軸を持つべき3つの理由
就活では[企業選びの軸]を持っているかどうかが、志望動機の深さや選考の通過率にも大きく関わってきます。 ここでは、企業選びの軸がなぜ大切なのかを、3つの視点から解説します。
①志望動機に「説得力」が生まれるため
企業選びの軸が定まっていることで、[なぜこの会社を志望しているのか]を自分の言葉で具体的に説明できるようになります。
例えば、[若手から挑戦できる環境]を軸にしている場合、「御社では若いうちから大きなプロジェクトを任せていると知り、私の軸と合致していると感じました」のように、軸と企業の特色を結びつけることで、志望動機に説得力を持たせることができます。
②自分に合う企業を見つけやすくなるから
数多くの企業情報に触れる就活において、企業選びの軸は、自分に合った会社を効率的に見つけるための道しるべとなります。
例えば、[チームで協力する風土]や[事業の社会貢献性]といった軸を大切にしているのであれば、それらの価値観に合致する企業を見つけられるようになるでしょう。
③面接でもブレずに話せるようになるから
面接経験を重ねるほど、話の一貫性がなくなってきたと感じる就活生も少なくありません。
しかし、企業選びの軸がしっかり定まっていれば、どの企業の面接でも、あなたの価値観に基づいた一貫性のある回答をすることができます。その結果、面接官に「考えに芯がある」「信頼できる人物だ」といった好印象を与え、評価に繋がりやすくなるでしょう。
ブレない就活の第一歩!企業選びの2つの軸の立て方

企業選びの軸は以下の2つの要素から考えることができます。
これまでの経験から考える「Can軸」
Can軸とは、過去の経験から[自分にできること]や[得意なこと(強み)]を明確にし、それを活かせる企業を見つけるための考え方です。
例えば、「調整力を活かしてチームで協力する仕事がしたい」「コミュニケーション能力を発揮し、多くの人と関わりたい」といった視点で企業を探します。
このように経験をもとに企業選びをおこなうことで、自分の強みを活かせる環境を見つけやすくなり、選考においても具体的なアピールがしやすくなるというメリットがあります。
なりたい自分から考える「Will軸」
Will軸とは、将来の理想像(なりたい社会人像や実現したいキャリアなど)を起点とし、それが叶えられる企業を選ぶ考え方です。
この軸を明確にするには、例えば[将来どんな社会人として活躍したいか][どの分野で専門性を高めたいか][理想の働き方は何か]といった問いを通じて、自身の将来像を具体的に掘り下げてみましょう。
Will軸に基づいて企業を選ぶことで、入社後のモチベーション維持や目標を達成した際の大きな充実感に繋がるというメリットがあります。
自己分析から始める!企業選びの軸を明確にする方法
ここでは、企業選びの軸を言語化するのに役立つ、3つの自己分析法をご紹介します。これらを組み合わせることで、[自分はどんな会社で働きたいのか][何を重視して企業を選びたいのか]といった点が、自然と明確になってくるでしょう。
①自分の過去を振り返る「自分史」を書く

[自分史]とは、これまでの人生経験を時系列に沿って書き出し、客観的に振り返る自己分析の方法です。まずは、学生時代に印象に残っている出来事や、頑張ったこと、悩んだことなどを具体的に書き出してみましょう。
書き出したエピソード全体を眺めてみると、そこに共通する考え方や行動パターンが見えてくることがあります。それが、[自分はどんな価値観を大切にしているのか][どんな環境で力を発揮しやすいのか]といった、あなた自身の企業選びの軸を発見する手がかりとなります。
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②感情の波を可視化する「モチベーショングラフ」を作る

[モチベーショングラフ]は、これまでの人生におけるモチベーション(やる気)の波をグラフで可視化する自己分析法です。横軸に時間(例:小学校~現在)、縦軸にモチベーションの高さを設定し、まずは自分の気持ちの浮き沈みを曲線で描いてみましょう。
次に、グラフが大きく上がったり下がったりしている箇所について、「なぜそうなったのか?」を具体的に書き出します。この分析を通じて、自分が何にやりがいを感じ、どのような状況で意欲を失いやすいのか、その傾向が見えてきます。例えば、[競争環境でモチベーションが上がる]とわかれば、[挑戦できる環境]が企業選びの軸の候補となるでしょう。
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③頭の中を整理する「マインドマップ」を描く

マインドマップは、1つのテーマから連想する言葉や感情を枝のように広げていく自己分析の手法です。テーマとしては[好きなこと]や[大変だったこと]などを設定し、そこから『なぜそう感じたのか?』『その背景は?』といった問いで思考を深掘りしていくと良いでしょう。
マインドマップのやり方は以下の通りです。
このように、自分の行動の裏にある価値観を可視化することで、[人との関わりを大切にしたい]といった企業選びの軸に繋がっていきます。

学生
自己分析はひと通りやったつもりなんですけど、正直、企業選びの軸がいまいち定まらなくて…。

アドバイザー
それなら、自分と価値観が近そうな先輩や、理想のキャリアを歩んでいる方に話を聞いてみるのもオススメですよ。

学生
なるほど…。どんなことを聞けばいいんでしょうか?

アドバイザー
「なぜその企業を選んだのか」「就活でどんな軸を大切にしていたか」などを聞いてみると、考え方のヒントになりますよ。
もちろん、軸は人それぞれなので真似をする必要はありませんが、“自分はどうしたいか”を見つけるきっかけにはなります。
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面接で「企業選びの軸」を聞かれる理由
面接で「あなたの企業選びの軸は何ですか?」と聞かれると、なんとなく答えてしまいがちですが、実は企業側には明確な質問の意図があります。ここでは、企業がこの質問をする3つの理由を紹介します。
志望度や企業とのマッチ度を見極めるため
企業は、あなたの価値観や考え方が自社の方向性や文化と合っているかを確認したいと思っています。どれほど優秀であっても、企業との相性が良くなければ、入社後に能力を発揮しきれず、早期離職に繋がってしまう可能性があります。
そのため、企業は軸を通じて[自社で長く活躍してくれる人材か]を見極めようとしているのです。
したがって面接で軸を伝える際には、単に「〇〇が軸です」と述べるだけでなく、[なぜその軸を大切にしているのか]という背景や、具体的なエピソードを交えて話すことが重要です。そうすることで、あなたの考えや企業への適性が伝わり、説得力が増すでしょう。
入社後にミスマッチや早期離職を防ぐため
企業は入社後のミスマッチを防ぎたいという思いから[自社で意欲を持って長く活躍してくれるか]を見極めるようとしています。そのため、あなたの熱意やキャリアプランを理解しようと、企業選びの軸について質問しています。
もし軸がはっきりせず、「とりあえず応募した」という印象を与えてしまうと、入社意欲が低いと判断されかねません。
そのため、面接では企業選びの軸と合わせて、[入社後にどう働き、どのように成長したいか]という具体的なビジョンを伝えることも大切です。これにより、仕事に対する前向きな姿勢と熱意を効果的にアピールすることができます。
主体性や自己理解の深さを見ているため
[企業選びの軸]は、自己理解ができていなければ明確に答えることが難しい質問です。
企業はこの質問を通じて、あなたが[自分のことをどれだけ理解しているか]、そして[物事を主体的に考え、行動できるか]といった点を見極めようとしています。
周囲の意見や情報に流されるのではなく、自分自身の考えで企業を選んでいる学生は、入社後も自律的に活躍できる人材として、高く評価される可能性が高いと言えます。
「企業選びの軸は?」にうまく答えるための3つの手順
面接で企業選びの軸を尋ねられた際、単に「福利厚生が良い会社です」のように表面的な条件だけを答えてしまうと、あなたらしさが伝わらず、面接官の印象に残りにくいことがあります。
ここでは、あなた自身の経験や価値観に基づいた企業選びの軸を明確にするための3つのステップをご紹介します。
【STEP1】自分の価値観・経験から軸の“キーワード”を見つける
まずは、これまでの経験を振り返り、特に感情が動いた出来事(嬉しかったこと、頑張ったこと、つらかったことなど)を具体的に書き出してみましょう。アルバイト、部活動、学業など、どんな経験でも構いません。
- 部活で仲間と協力して大会を乗り越えた
→ 「チームで取り組むことにやりがいを感じる」
- アルバイトで「ありがとう」と言われたことが嬉しかった
→ 「人の役に立ちたい」
- テストで努力が結果に繋がったときに達成感を感じた
→ 「成果が目に見える環境で頑張りたい」
次に、書き出したエピソードについて[なぜそう感じたのか?]を掘り下げ、そこに共通するあなたが大事にしている考え方や感じ方をキーワードとしてまとめていきましょう。
【STEP2】その軸を持つに至った「理由・背景」を整理する
次に、STEP1でまとめたそのキーワードを[なぜ大切に思うのか]、理由を深掘りしていきます。同じ[安定性]という軸でも、その理由は人それぞれ異なります。
- 家族が転職を繰り返していて不安だったから
- 自分自身が経済的に不安定な状況を経験したから
- 落ち着いて長く働ける環境が自分に合っていると感じたから
このように、[その考え方に至った背景]を自分の経験と結びつけて話すと、あなたの言葉に説得力が生まれます。
【STEP3】企業選びの軸を見つけ、企業との相性を見極める
最後に、STEP1・2で明確にした軸をもとに、[どんな会社が自分に合っているか]を考えます。企業研究を通して、自分の軸と企業の特徴を照らし合わせてみましょう。
- 軸:「若手でも挑戦できる会社がいい」
→ 企業A:新卒でもプロジェクトリーダーに挑戦できる制度がある → 合っている!
- 軸:「誰かの役に立つことにやりがいを感じる」
→ 企業B:地域密着でお客様と長く付き合うスタイル → 自分の価値観に合いそう!
このように、自分の軸と企業の方向性が合致しているほど、面接で話す志望理由にも一貫性が生まれ、[主体的に考えている]という印象を与えやすくなります。
面接で使える「企業選びの軸」の回答例50選
ここでは、よくある考え方や価値観ごとに[企業選びの軸]の回答例を50パターンご紹介します。自分自身の経験や思いと照らし合わせながら、面接で自分らしく伝えられる軸を見つけていきましょう。
価値観・やりがい重視
「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」といった想いや、自分らしいやりがいを感じられるかどうかを軸に企業を選ぶ人も多くいます。自分の行動が誰かの笑顔や安心に繋がることにやりがいを感じる人は、是非参考にしてみてください。
人の役に立てる
私はこれまで、アルバイトやボランティア活動の中で、誰かに感謝されたり、役に立ったと感じたりした場面に強いやりがいを感じてきました。目に見える成果ももちろん大切ですが、人の役に立てたと感じる瞬間の充実感が、私の大きなモチベーションの源泉です。
そのため、日々の仕事の中で誰かの課題を解決して、支えになれる業務があるかどうかを企業選びの大切な判断基準としています。御社が提供されている〇〇サービスは、まさに人々の生活を支える存在だと感じたため、強く惹かれました。
お客様から「ありがとう」と直接言われる
大学時代に接客アルバイトをしていた際、お客様からの感謝の言葉が仕事へのやりがいに繋がっていました。自分の行動が誰かの満足や安心に繋がっていると実感できることで、もっと頑張りたいという前向きな気持ちになれたからです。
そのため、感謝の言葉が届く距離感で仕事ができるかどうかを重視し、企業選びを進めています。御社の〇〇事業では、現場でお客様と直接向き合いながら価値を提供できると感じたため、志望いたしました。
社会インフラや日常生活を支える仕事に携われる
私は普段の生活の中で、当たり前に使っているものやサービスが多くの人に支えられて成り立っていると気づき、その裏側で機能を保ち続ける仕事に大きな意義を感じるようになりました。自分の仕事が社会の安心・安全と直結していると実感できる環境で働くことで、長くやりがいを持って取り組めると考えています。
御社の事業は社会基盤を支える重要な役割を担っており、まさに私の価値観と一致していると感じたため、志望いたしました。
世の中に新しい価値を提供できる
学生時代、ゼロから企画を立ち上げるプロジェクトに関わった際、自分のアイデアが形になり、人に喜ばれる経験が大きなやりがいになりました。社会の課題やニーズに対して新しい視点で挑戦し、これまでになかった価値を生み出せるような企業で働くことに魅力を感じています。既存の枠にとらわれず、変化を恐れず行動できる風土があるかを重視しています。
御社の〇〇事業における挑戦的な取り組みに共感し、自らも新しい価値創造に貢献したいと強く感じ、志望いたしました。
自分の仕事が誰かの笑顔や安心に繋がる
これまでの経験の中で、誰かに支えられたときに最も強い喜びとやりがいを感じてきました。直接的な関わりがなくても、自分の関わった仕事の先にいる人々の安心や満足を想像できる仕事に魅力を感じます。目立つ成果よりも、着実に人の役に立つことを実感できる仕事に携わることで、自分らしく働けると考えています。
御社の事業は多くの人々の生活に密接に関わっており、私の想いを実現できる環境だと感じたため、志望いたしました。
困っている人を支える仕組みづくりに関わることができる
大学時代、地域の子ども支援活動に参加した際、一時的な支援だけでなく、持続可能な「仕組み」によって多くの人が救われるということを学びました。この経験から、個人では解決が難しい社会課題に対し、仕組みや制度を通じて貢献できる企業で働きたいと強く思うようになりました。
多くの人々を巻き込み、より良い社会の基盤を構築できる環境に魅力を感じています。貴社の〇〇という取り組みは、まさに私が目指す[仕組みを通じた支援]を体現されており、自身の価値観とも強く重なると感じ、志望いたしました。
長期的に社会貢献できるビジネスに携わることができる
きっかけとなったのは、大学時代のボランティア活動です。そこでの経験から支援における継続性の重要性を学び、持続可能なビジネスのあり方に関心を持つようになりました。
そのため、社会課題の解決に真摯に取り組む企業で、自身もその一員として長く貢献できる働き方をしたいと考えています。御社の〇〇事業は、まさに持続的に社会へ価値を提供していると感じ、私もその一翼を担いたいと考えています。
価値観が合う仲間と一緒に成長できる環境がある
学生時代のグループ活動やアルバイトで、周囲と同じ方向を向いて協力し合えた経験が、最も達成感ややりがいを感じた瞬間でした。1人ではできないことでも、信頼できる仲間と一緒だからこそ乗り越えられることがあると感じています。そのため、風通しの良さやチームワークを大切にする社風があるかどうかを、企業選びで重視しています。
御社の“人”を大切にする文化や、チームで成果を出す風土に共感し、自分も共に成長できると感じたため、志望いたしました。
働き方・裁量重視
「若手のうちから挑戦したい」「自分のアイデアで動ける環境がいい」というふうに、働くスタイルや裁量の大きさを重視して企業を選ぶ就活生も多くいます。ここでは、主体的に働けるかどうかを軸にした回答例を紹介します。
若手でも挑戦できる環境がある
学生時代、ゼミ活動で大きな役割を任されたことで、大きな成長を実感できた経験があり、自ら動くことで学びが深まると感じました。年次に関係なく意欲を評価してくれる環境で、主体的に行動し、失敗も含めて経験値を積みたいと考えています。成長のチャンスが豊富にある企業で働くことで、自分の可能性を広げていきたいです。
御社の「挑戦を後押しする風土」に共感し、自分もその中で成長していきたいと考え、志望いたしました。
年齢や年次に関係なく、実力で評価される
学生時代、アルバイト先で年齢に関係なく信頼して仕事を任せてもらえた経験から、自分の努力や成果を正当に見てもらえることにやりがいを感じました。年功序列ではなく、自分の成長と実力でキャリアを築いていける環境で働きたいと考えています。
御社の評価制度や早期活躍を支える仕組みに魅力を感じ、志望いたしました。
自分の意見やアイデアを発信できる風土がある
大学ではプロジェクト型の授業に参加し、自由に提案しながら形にしていく過程に面白さと成長を感じました。上からの指示を待つのではなく、自ら考えたことを発言し、チームでより良い方向に進んでいけるような環境でこそ力を発揮できると感じています。
御社のオープンな風土や、若手の提案を積極的に取り入れる文化に惹かれ、志望いたしました。
入社後すぐに現場で活躍できるチャンスがある
私は、実践を通じてこそ真の学びが得られると考えており、大学時代に参加したインターンでも、実務に携わる中で大きな成長を実感しました。そのため、早期から現場での仕事に挑戦し、持ち前の吸収力を活かして自身の能力を高めていきたいと思っています。
御社では若手社員が早期から第一線で活躍されていると伺い、私もここで多くの経験を積み、貢献したいと考え、志望いたしました。
チームで連携しながら働ける環境がある
大学時代のサークル活動で、チーム一丸となって目標を達成した経験から、個人の能力だけでなく、メンバーと協力して成果を出すことの素晴らしさを実感しました。活発な情報共有や相互サポートがある職場でこそ、安心して新たな挑戦ができると考えています。
そのため、信頼できる仲間と共に切磋琢磨し、成長していける環境を求めています。御社が大切にされている[チームワークを重んじる文化]に深く共感し、その一員として貢献しながら自身も成長したいと考え、志望いたしました。
1人ひとりの裁量が大きく主体的に動ける
私は学生時代、自由に企画や運営に関われる活動で最もやりがいを感じました。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて動ける職場の方が、自分の力を試せると感じています。責任を持ちながら、裁量の中で成長していける環境を望んでいます。
御社の若手にも大きな裁量を与える文化に共感し、自分の考えを活かしながら主体的に挑戦できる環境だと感じ、志望いたしました。
様々な人と関わりながら仕事ができる環境がある
大学時代、異なる価値観を持つ人との協働を通じて多くの学びを得た経験があり、多様な視点に触れることで自分の視野が広がると実感しました。社内外問わず人との関わりが多い仕事を通して、刺激を受けながら成長していきたいと考えています。
御社のような多様な関係者と連携して仕事を進める環境に惹かれ、自らもその一員として貢献したいと感じ、志望いたしました。
専門性を深めながら、他職種とも連携できる
専門知識を持つ人と連携しながら、チームで課題を解決していくプロセスに魅力を感じてきました。1人で完結するのではなく、職種を超えて関わり合いながら、互いの強みを活かして働くことで、大きな成果に繋げたいと考えています。
御社のように専門性とチーム力の両方を重視している組織に魅力を感じ、自分の強みを活かして成長したいと考え、志望いたしました。
職場環境・人間関係重視
[どんな仕事をするか]と同じくらい、[誰と働くか]も大切な企業選びのポイントです。ここでは、社風や人間関係の心地よさを重視した企業選びの軸をご紹介します。チームワークや安心感を重視する人にオススメの考え方です。
風通しがよく相談しやすい社風がある
学生時代のグループ活動で、意見が言いづらい雰囲気では良い成果を出しにくい一方、自由に意見を交換できる環境では全員が前向きに取り組めることを経験しました。
この経験から、悩みやアイデアをオープンに共有できる職場でこそ、個々の力を最大限に発揮できると考えています。御社の社員インタビューなどから、まさにそのような自由に意見を交わせる雰囲気を感じ、私の価値観と合致すると確信し、志望いたしました。
オープンなコミュニケーションができる
私は、人と深く関わりながら仕事を進めることに楽しさとやりがいを感じます。学生時代のチーム活動でも、メンバー間で率直に意見を出し合える関係性が、成果の向上に不可欠だと実感しました。
そのため、情報共有が活発で、互いを尊重し合える建設的なコミュニケーションが根付いている企業に強く惹かれます。御社の[風通しの良い社風]や[チームで協力を重視する文化]は、まさに私の理想とする環境であり、その中で自身も成長したいと考え、志望いたしました。
社員同士が尊重し合い協力しながら働ける環境がある
学生時代のグループワークでは、メンバーの意見を尊重し、認め合うことで、チーム全体が前向きに進み、より良い結果を出せた経験があります。この経験から、良好な人間関係と相互理解が、個々の能力を最大限に引き出すと確信しました。
御社が大切にされている[チームでの連携]や[協働を重視する姿勢]に深く共感し、このような環境でこそ安心して自身の力を発揮できると考え、志望いたしました。
成果だけでなく、過程も評価される環境がある
学生時代、課題に対して粘り強く試行錯誤を重ねたプロセスを評価された経験があり、それが大きな自信とさらなる成長への意欲に繋がりました。
そのため、日々の努力が認められ、それが次の挑戦への糧となるような社風に強く惹かれます。御社の評価制度が結果だけでなく過程も重視されていると伺い、ここでなら自分らしく、常に前向きに仕事に取り組めると感じ、志望いたしました。
他部署とも積極的に関われる環境がある
大学時代、学部を超えたチームで活動した際、それぞれの専門知識や経験を持ち寄ることで、1人では成し遂げられない大きな成果を達成できました。この経験から、組織内での多様な連携がもたらす可能性に強い魅力を感じています。
御社が、部門間の連携や協働プロジェクトを積極的に推進されている点に深く共感いたしました。そのような環境でこそ、私自身も柔軟な発想と行動力を活かし貢献できると考えています。
1人ひとりの裁量が大きく主体的に動ける
アルバイトで責任あるポジションを任された際、自ら考えて行動する楽しさと、結果が出たときの達成感を強く感じました。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて動ける環境に魅力を感じており、その中で自分の成長を実感しながら働きたいと考えています。
御社の若手にも責任ある仕事を任せる文化に共感し、自ら考えて行動できる環境で挑戦したいと思い、志望いたしました。
一緒に働く人の人柄や価値観に共感できる
どんな仕事をするかと同じくらい、誰と一緒に働くかが重要だと考えています。学生時代の活動でも、価値観が合うメンバーと協力したときは、互いに補い合いながら良いチームワークが生まれました。企業でも、尊敬できる人たちと一緒に目標に向かえる環境に身を置きたいです。
説明会や社員の方との対話を通じて、御社には共感できる価値観を持った方が多く、ぜひこの環境で働きたいと感じました。
社員が生き生きと活躍している
会社説明会やOB・OG訪問では、実際に働く方々の表情や仕事への姿勢から、職場の雰囲気を知ることを大切にしてきました。楽しそうに働く社員が多い企業には、自然と前向きな風土が根付いていると感じます。
私もそのような環境でこそ、自分らしさを活かし、いきいきと力を発揮できると考えています。御社の社員の皆様が仕事に情熱を持って取り組む姿が印象的で、その一員として共に成長したいと強く感じ、志望いたしました。
業界・ビジネス内容重視
興味のある業界や社会的な意義のある事業に関わりたいという思いから、「何をしている企業か」を軸に企業選びをする人も少なくありません。ここでは、事業内容や業界への関心をもとにした回答例をまとめています。
挑戦的な取り組みをしつつ、経営基盤が安定している会社
私は、変化の激しい社会の中でも、柔軟に挑戦し続ける姿勢を大切にしたいと考えています。その一方で、安心して長く働くためには、しっかりとした土台があることも必要だと感じています。安定性と挑戦性の両方を兼ね備えた企業で、自らも成長しながら社会に貢献していきたいです。
御社の安定した事業基盤と、新規事業にも積極的に取り組む姿勢に魅力を感じ、志望いたしました。
モノづくりの現場や工程に関わることができる
学生時代の工場見学で、製品が形作られていく過程を目の当たりにし、そこに携わる方々の情熱と誇りに深く感銘を受けました。この経験から、自身もモノが生み出されるプロセスに直接関わることで、大きな責任感とやりがいを感じながら働けると確信しています。
そのため、製造現場との距離が近く、モノづくりの醍醐味を実感できる企業を志望しています。御社の、製造現場と営業・開発部門が密接に連携し、一体となって製品開発に取り組まれている点に強く惹かれ、その一員として貢献したいと考えております。
事業の幅広さと社会貢献性の両方を感じられる
多角的な事業を展開している企業は、社会の変化にも柔軟に対応でき、様々な形で人々の生活を支えていると感じています。私は1つの分野にとらわれず、幅広い事業の中から自分の力を活かせる領域を見つけ、社会に貢献していきたいと考えています。
そのため、挑戦の幅と社会的意義の両方を重視しています。御社が多様な事業を展開しながら、社会課題の解決にも向き合っている点に共感し、志望いたしました。
社会や顧客の課題に向き合うビジネスを展開している
単にモノやサービスを提供するだけでなく、相手の課題を深く理解し、本質的な解決策を追求し続けることが、真の信頼と大きなやりがいに繋がると考えています。
そのため、そのような価値観を共有し、社会や顧客への貢献を追求する企業で、私自身も課題解決の一翼を担いたいと思っています。御社が掲げる[顧客起点]の事業姿勢や、社会課題への積極的な取り組みは、まさに私の理想と合致しており、深く共感し志望いたしました。
日本の技術や文化を世界に発信している
学生時代、海外の方々と交流する中で、日本の製品や独自の考え方に対する彼らの強い信頼や深い興味に触れる機会が多々ありました。この経験から、日本の素晴らしい技術や伝統、そして高い品質を世界に届け、その価値を広める仕事に貢献したいと強く思うようになりました。
グローバルな舞台で日本の価値向上に挑戦できる環境を求めています。御社が積極的に推進されているグローバル展開と、日本の高い技術力を活かした製品開発は、まさに私の目指す姿と合致しており、強く惹かれ志望いたしました。
BtoB領域でクライアントの成長に貢献できる
直接的な消費者との関わりは少なくても、様々な企業活動を陰から支え、その発展に貢献する仕事に大きな価値を感じています。学生時代に中小企業を取材した際、外部からの支援によって企業が飛躍する様を目の当たりにし、[縁の下の力持ち]の重要性を強く認識しました。
そのため、クライアントと深い信頼関係を築き、その挑戦を継続的にサポートできる仕事に就きたいと考えています。御社がBtoBビジネスにおいて発揮されている高い提案力と、顧客に寄り添う支援の姿勢に深く共感し、自身の強みを活かして貢献したいと願い、志望いたしました。
成長性の高い業界で挑戦できるフィールドがある
変化の速い現代においては、常に新しいことを学び、未知の分野にも積極的に取り組む姿勢が不可欠だと考えています。業界自体が成長している環境であれば、個人の挑戦も肯定されやすく、仕事の幅や面白さも広がると感じています。
今後も変化を恐れることなく、成長市場で自身の能力を最大限に発揮し、貢献していきたいです。御社が属する業界の高い成長性と、若手にも積極的に挑戦の機会を与えるという社風に強く惹かれ、志望いたしました。
社会課題の解決をビジネスで実現している
ボランティアや一時的な支援ではなく、持続可能な形で社会を良くする取り組みに強く惹かれます。学生時代に福祉分野のスタートアップを取材した際、課題解決と収益の両立に挑む姿に感銘を受けました。私も、社会の痛みに向き合いながら、仕組みで人を助けるビジネスに関わりたいと考えています。
御社が事業を通じて社会的な課題に真摯に取り組んでいる点に強く共感し、ぜひその一員として貢献したいと思い志望いたしました。
働き方・福利厚生・制度重視
長く安心して働くには、制度や環境の充実も重要です。ここでは、ワークライフバランスや柔軟な働き方、福利厚生制度などの働きやすさにフォーカスした企業選びの軸を紹介します。ライフプランも含めてキャリアを考える人にオススメです。
ワークライフバランスを保ちながら働ける
学生時代に学業とアルバイトを両立させた経験から、プライベートの充実が仕事の質を高めると実感しました。社会人になっても、業務に集中する時間と、しっかりと休息を取りリフレッシュする時間の両方を大切にすることで、長期的に高いパフォーマンスを発揮し、活躍し続けられると考えています。
そのため、オンとオフのメリハリをつけやすい社風の企業に魅力を感じます。御社の働き方改革への取り組みや、有給取得の促進制度などからも、長く働ける環境づくりに力を入れていると感じ、志望いたしました。
働きやすさとやりがいの両立ができる
学生時代のチーム活動では、目標に向かって努力する中で、メンバーと協力し支え合える環境が、安心して挑戦するための基盤となることを実感しました。この経験から、働きやすさと自己成長の機会が調和した職場でこそ、長期的に貢献できると考えています。
御社の充実したサポート制度や、挑戦を後押しする社風からは、まさに私が求める[働きやすさ]と[成長機会]の双方を感じました。このような環境でなら、前向きに、そして長く活躍できると確信し、志望いたしました。
キャリアと家庭の両立を支援する制度がある
そのため、育児や介護に関する休暇・勤務制度が整備されているだけでなく、それらの制度が実際に活用され、社員が安心して長期的なキャリアを築ける社風であるかを重視しています。
御社では、多様な働き方を実現されている先輩社員が多くいらっしゃると伺い、私もそのような環境でなら安心してキャリアを重ねていけると確信し、志望いたしました。
安定した基盤の中で安心して長く働ける
不安定な状況では仕事に集中しづらい一方、腰を据えて働ける安心感が、日々の業務への前向きな取り組みと、結果としての良い成果に繋がると考えています。そのため、将来を見据えた長期的なキャリア形成が可能な環境を重視しています。
御社の長年にわたる安定した事業基盤と確かな実績に強い魅力を感じております。そのような環境でこそ、私自身も腰を据えて仕事に打ち込み、貢献していきたいと考え、志望いたしました。
リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方ができる
大学時代、個人の裁量で活動や学習を進められる機会が多く、その中で自分に合ったリズムで取り組むことが、より高い成果に繋がると実感しました。
社会人としても、多様な働き方が認められる環境でこそ、自身のパフォーマンスを最大限に発揮し、主体的に仕事に取り組めると考えています。御社が導入されている柔軟な勤務制度や、社員の自主性を尊重する社風に強く惹かれ、そのような環境で貢献したいと思い、志望いたしました。
福利厚生や教育制度など社員への投資に力を入れている
会社が社員を大切にしているかどうかは、制度やサポートの充実度に現れると考えています。自分が安心して働ける環境であることはもちろん、スキルアップやキャリア形成を後押ししてくれる企業で、長く成長し続けたいと考えています。
御社の充実した研修制度やキャリア支援制度を拝見し、社員の成長を大切にしている姿勢に共感しました。ここで自分の力を伸ばしたいと思い、志望いたしました。
無理なく成長できる制度が整っている
これまでの経験から、過度なプレッシャーではなく、自主的に挑戦できる環境でこそ力を発揮できると実感しています。研修制度やOJTなど、丁寧なサポートがある企業で、段階的にステップアップしていけることを重視しています。
御社の段階的な教育制度やフォロー体制に魅力を感じ、自分も安心して挑戦を重ねていけると感じたため、志望いたしました。
働く人の健康やメンタル面に配慮している
やりがいのある仕事であっても、心身が健康でなければ長期的に能力を発揮することは難しいと考えています。大学時代に周囲のサポートに支えられた経験から、気軽に相談でき、ケア体制が整った職場の重要性を感じました。
そのため、社員が心身ともに健やかに、そして意欲的に働き続けられる環境づくりに注力している企業に強く惹かれます。御社が推進されている健康経営の取り組みや、充実した相談体制に惹かれ、ここでなら自身も前向きに貢献し続けられると確信し、志望いたしました。
その他・視野を広げる系
最後にご紹介するのは、学びの姿勢や理念への共感など、視野を広げた観点での企業選びの軸です。働く上での価値観や将来のキャリア観とリンクしやすく、就職後の納得感や成長意欲にも繋がる内容です。
就職後も学び続ける文化を大切にしている
変化の多い時代だからこそ、社会人になっても成長を止めず、新しい知識やスキルを柔軟に吸収していきたいと考えています。社内研修や外部セミナーなど、学ぶ機会が用意されているだけでなく、学びに前向きな風土がある企業に惹かれています。
御社が継続学習を重視し、社員の挑戦を支える風土を大切にしている点に強く共感し、ここで自分自身の成長を重ねていきたいと考え志望いたしました。
企業理念やビジョンに共感できる
企業の目指す方向や価値観が自身の考えと深く合致していれば、困難な業務にも前向きに取り組むことができ、真のやりがいを感じながら働けると信じています。
御社の掲げる理念や事業に対する姿勢は、私自身が大切にしている価値観と重なる部分が多く、ここでなら心から共感し、誇りを持って仕事に取り組めると感じ、志望いたしました。
要注意!評価が下がる「企業選びの軸」の伝え方
企業選びの軸は自分らしさをアピールできるチャンスですが、伝え方によってはかえって評価を下げてしまうことがあります。たとえ本心だったとしても、「志望度が低そう」「自己理解が浅い」と受け取られてしまえば、面接通過は難しくなってしまうでしょう。
ここでは、面接で避けたい伝え方のパターンとその改善方法をわかりやすく解説します。
軸がその企業にマッチしていない
企業ごとに[求める人物像]や[大切にしている価値観]は異なります。そのため、企業の方向性と合わない企業選びの軸を伝えてしまうと、「自社の文化には合わないかもしれない」「この会社では活躍の場が少ないかも…」と判断される可能性があります。
- 企業研究を徹底し、事業・社風・社員の声などからマッチする価値観を確認しておく
- 「どの部署・配属でも前向きに取り組むつもりです」など、柔軟な姿勢を伝えると好印象
条件(年収・休み)だけを軸にしてしまう
[給料の高さ]や[休みの多さ]などを軸にすると、目先の条件だけで企業を選んでいる印象を与えてしまいます。
- 「長く働くためにバランスを大切にしている」など、前向きな理由とセットにする
- 「働きやすさ+やりがい」「制度+成長環境」など、複合的な視点を意識する
有名企業で働きたいという思いから軸を選んでいる
「名前が知られているから」「大企業だから」という理由だけでは、仕事への関心や熱意が感じられません。企業側も、「他社でもよさそう」と思ってしまうでしょう。
- 興味を持ったきっかけは知名度でもOK。ただし、その後企業について調べた中で感じた魅力や共感ポイントを具体的に語る
- 「取り組みに共感した」「社員の姿勢に惹かれた」など、自分なりの視点を加える
軸が曖昧で抽象的すぎる
面接で「成長したいです」「やりがいのある仕事がしたいです」のように、抽象的な軸を伝えてしまうと、具体性に欠け、あなたの個性や熱意が十分に伝わりません。
- その軸に至った背景や体験を具体的に語る
- 「どんなときにやりがいを感じるのか」「何をもって成長と捉えているのか」を自分の言葉で説明する
他責思考に聞こえる言い回しになっている
過去の不満をそのまま話すと、責任転嫁するタイプだと受け取られることがあります。たとえ事実であっても、伝え方には注意が必要です。
- 「こういう環境で自分は力を発揮しやすいと感じた」など、前向きに言い換える
- 相手や過去の環境を否定せず、自分の価値観として語るようにする
「企業選びの軸」に関するよくある悩み
ここでは企業選びの軸における、就活生のよくある悩み・質問に回答していきます。自分の悩みに近いものがあれば、是非回答を参考にしてください。
Q.企業選びの軸っていくつくらい持つべき?
企業選びの軸は、基本的には1つから3つ程度に絞って考えておくのが一般的です。特に面接の場では、最も伝えたい軸を1つに定めて話す方が、あなたの考えが明確に伝わり、面接官の印象にも残りやすいでしょう。
とはいえ、就活を進める中で、重視したい[譲れないポイント]が複数見つかるのは自然なことです。そのため、面接に臨む前に、自分の中でそれらに優先順位をつけ、考えを整理しておくことをオススメします。
Q.企業選びの軸が複数ある場合は優先順位をつけるべき?
企業選びの軸に、必ずしも優先順位をつけなければならないわけではありません。
しかし、あらかじめ軸の優先度を決めておくと、複数の企業から内定を獲得した際に最終的にどの企業へ入社するかを決める上で役立つでしょう。
Q.企業選びの軸を選考途中で変えても良い?
選考が進むにつれて、企業選びの軸が変化したり、新たに見つかったりすることはよくあります。
就活では、自身の価値観について深く考える機会が増えるため、本当に大切にしたいことが明確になったり、逆にこれまでの軸に疑問を感じたりするのは、決して珍しいことではありません。
もし軸が揺らいだり、定まらないと感じたりした場合は、「何に違和感があるのか?」「なぜそう感じるのか?」と、ご自身の気持ちの変化と向き合う良い機会です。焦らず、その原因を探ってみましょう。
まとめ
本記事では企業選びの軸について聞く意図や回答例、評価が下がる伝え方などについて解説してきました。
明確な[企業選びの軸]を伝えることは、企業の価値観とあなたの考え方が合っていることを示し、相性の良さを効果的にアピールする上で重要です。
本記事でご紹介した、企業が軸を尋ねる意図や伝える際の注意点を踏まえ、あなたの軸を面接でしっかりと伝え、選考突破を目指しましょう。
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