●志望動機を作成する際は論理的な構成を意識し、[志望理由][自己アピール][入社後のビジョン][熱意]をバランスよく盛り込むと良い。
●抽象的な表現を避け、自分だけのエピソードや経験を盛り込むことができると、面接官の印象に残りやすい志望動機となる。
- 1 志望動機とは?
- 2 志望動機で採用担当者が見ているポイント
- 3 これだけは押さえたい!志望動機作成の3つの基本
- 4 志望動機が思い浮かばないときの自己分析方法
- 5 過去の経験を具体的に掘り下げる方法と実践例
- 6 面接官に熱意が伝わりやすい志望動機の構成とポイント
- 7 志望動機で避けたい落とし穴
- 8 【例文38選】志望動機サンプル集
- 9 【まとめ】唯一無二の志望動機で、採用担当者に熱意をアピールしよう
- 「志望動機って何を答えればいいの?」
- 「採用担当者が志望動機で見ているポイントは何?」
- 「どういう志望動機が選考で評価されるんだろう?」
就活のさまざまな場面で求められる『志望動機』に対して、上記のような疑問を持つ就活生は少なくないでしょう。
就活において『志望動機』が頻出質問であることには理由があります。
そこで本記事では[就活における志望動機の役割]や[採用担当者が志望動機から見ているポイント][評価される志望動機の書き方]などを紹介していきます。
これから志望動機を作成しようと考えている就活生は、是非参考にしてください。
志望動機とは?

志望動機とは、『選考を受ける企業で働きたいと思った理由』のことです。
就活生に志望動機を聞くことで、[自社への理解度]や[入社意欲・熱]、[自社の社風や社員との相性度]などを見極めようとしています。
そのため『数ある企業の中で、その企業を志望している理由』を必ず伝えるようにしてください。志望動機が浮かばないという人は、その企業だから実現できること・実現したいことを考えてみると良いでしょう。
しかし、どの企業にもあてはまる内容や使いまわしができる内容だと、「別に弊社じゃなくても良さそうだな…」と思われてしまう可能性があるため、同じ志望動機を複数社で使うことは控えてください。
志望動機と自己PRの違い
志望動機と自己PRは、就活においてそれぞれ異なる役割を持ちます。
志望動機は、特定の企業に対するあなたの興味や熱意を伝えるものであり、その企業でどのように活躍したいかを具体的に述べることが求められます。一方、自己PRはあなた自身の強みやスキル、経験をアピールする場であり、どのような状況でも通用する普遍的な能力を示すことが目的です。
【志望動機と自己PRとの違い】

つまり、志望動機は企業に対する個別のアプローチであり、自己PRはあなた自身の全体像を伝えるものです。両者をうまく組み合わせることで、企業に対して自分の魅力を最大限に伝えることができます。
それぞれの役割を理解し、バランスよく文章を構成することが、就活での成功に繋がります。
就職エージェントneoは15年以上培ってきたノウハウに基づき、以下のようなお悩みを持つ就活生に、内定が獲得できるようにサポートをしています。
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志望動機で採用担当者が見ているポイント

就活における[志望動機]は、採用担当者が最も注目するポイントの1つです。[なぜこの企業を選んだのか]や[どんな貢献ができるのか]を伝えるには、ただ熱意を語るだけでは伝わりません。
ここでは、採用担当者が特に注目している7つの視点を具体的に解説します。
企業への理解度
志望動機を作る上で、まず大切なのが[なぜこの企業を選んだのか]という理由を、明確に示すことです。採用担当者は、その企業に対する理解度の深さを見ています。
企業の理念や事業内容、業界内での立ち位置をきちんと調べた上で、具体的な志望動機を伝えましょう。例えば、「〇〇という事業に共感し、その中で自分が挑戦したいと思ったから」といったように、他社との違いを意識した理由付けが大事です。
仕事内容への適性と熱意
志望動機から[このポジションで働きたい]や[この仕事内容に関わりたい]という具体的な熱意が伝わるかどうかも大切です。そのためには、事前に仕事内容をしっかり理解しておき、自分のスキルや経験がどう役立つのかを示す必要があります。
具体的には「アルバイトで身につけた〇〇力を活かして、貴社の〇〇プロジェクトで貢献したい」というように、応募ポジションと自分の経験を繋げて話すと良いでしょう。
価値観や将来のビジョン
応募者の価値観や目指すキャリアが企業の方向性と一致しているかどうかも、採用担当者が注目するポイントです。
「自分が重視する〇〇という価値観が、貴社の〇〇の理念と共通している」と伝えた上で、[この会社で長く働きたい]という意志を示すことで、企業にとっての信頼性を高めることができます。自分の目指すビジョンを具体的に描き、それが企業の成長にどう貢献できるかを伝えましょう。
あなたの強み
志望動機では、自分の強みやスキルを具体的に述べ、それが企業やポジションにどう役立つのかを示すことが求められます。
例えば、「リーダー経験で培ったチームの統率力を活かして、御社の〇〇チームの一員として成果を上げたい」といった形で、自分の強みと仕事の関連性を明確にしましょう。
論理的な構成と説得力
志望動機は、話の筋が通っていて論理的に説得力があることが求められます。いくら志望動機に熱意が溢れていたとしても、話の筋が通っていなければ採用担当者には響きません。
主張が具体的なエピソードや根拠に基づいているかどうかを確認し、採用担当者に納得感を与える内容に仕上げましょう。論理的な構成で、自分の考えを明確に伝えることが大切です。
企業文化へのフィット感
企業のカルチャーや風土にマッチしそうな人材かどうかも、採用担当者が注目しているポイントです。
社内で協調性を持ちつつ活躍できる人物像を描くことで、その企業でどのように貢献できるかを示すことができます。また、自分の性格や価値観が企業文化にどのようにフィットするかを具体的に伝えましょう。
例えば、チームワークを重視する企業には自身の協調性、挑戦を重んじる企業には自分の積極性や柔軟性をアピールするなど、具体例を交えると説得力が増します。
熱意と独自性
志望動機に熱意が込められているかどうかは、採用担当者にとって大切な評価基準の1つです。そのため、具体的なエピソードや深い企業研究をもとに、独自性を感じさせる志望動機を作りましょう。
例えば、「貴社の〇〇な取り組みに共感し、他社では実現できない目標を達成したい」といった熱意を込めると良いです。
当メディアが提供する「就職エージェントneo」では、プロのアドバイザーがあなたの志望動機の作成や面接対策を徹底サポートします。志望動機の作成で困ったことがあれば、是非気軽にご相談ください。
これだけは押さえたい!志望動機作成の3つの基本

志望動機を作成する際に大切なことは、採用担当者に[この人を採用したい]と思わせる内容にすることです。そのためには、基本をしっかり押さえた上で、自分の言葉で伝える必要があります。
ここでは、志望動機を作成する上で外せない[3つの基本]について解説します。
企業研究を徹底する
志望動機を作成する上で、[企業研究]は欠かせないステップです。企業の理念やビジョン、事業内容、競合他社との差別化ポイントなどを深く理解することが求められます。これによって、自分がその企業でどのように貢献できるかを、具体的にイメージすることができます。
企業研究をおこなう際は、企業の公式ウェブサイトやニュース記事、業界レポートなどを活用し、最新の情報を常にチェックすることが大切です。さらに、OB・OG訪問やインターンシップなどを通じて、実際の職場環境や企業文化に触れることも効果的です。
ここまで集めた情報をもとに、企業に対する理解を深めることで、より具体的で説得力のある志望動機を作成することができます。
自己分析をしっかりおこなう
志望動機の作成において、[自己分析]も欠かせないステップです。過去の経験を振り返り、自分がどのような場面で力を発揮できたか、どのような価値観を大切にしているかを明確にすることが求められます。
自分の強みや弱み、価値観、過去の経験から得た学びなどを整理することで、企業が求める人物像に自分がどのように当てはまるかを考えることができます。そうすることで、自分自身をより深く理解することができるので、自分自身を魅力的に伝えることができるでしょう。
「なぜその企業なのか」を明確にする
志望動機を作成する際に最も重視される部分は、[なぜその企業なのか]を明確に伝えられるかどうかです。多くの企業が存在する中で、その企業を選んだ理由を具体的に述べることが求められます。
企業の特徴や強み、自分の価値観やキャリアビジョンとどのように一致するのかを具体的に説明することを心がけましょう。例えば、その企業の特定のプロジェクトに魅力を感じた理由や、自分のスキルがどのように活かせるかを具体的に述べることで、説得力のある志望動機を作成することができます。
こうすることで、面接官にあなたの熱意と適性をしっかりと伝えることができるでしょう。
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志望動機が思い浮かばないときの自己分析方法

いざ志望動機を考え始めると、何を書けば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。本項では、志望動機が思い浮かばないときに役立つ自己分析の方法を紹介します。
自分の過去を振り返る
自己分析の第一歩として、自分の過去を振り返ることが大切です。過去の経験を見直すことで、自分の価値観や強みを再確認することができます。例えば、一番達成したと感じる出来事や、挫折を乗り越えた経験、自分が熱中して取り組んだことなどを思い出してみましょう。これらの出来事は、あなたの成長や価値観を形作っているはずです。
具体的には、年代ごとに経験を書き出し、それぞれの経験で学んだことや得たスキルを整理してみてください。

このように書きだすことで、自分の強みや価値観が浮き彫りになり、志望動機を考える際のヒントになるでしょう。
好きなことや興味を探る
自分が好きなことや興味を持っている分野を考えてみましょう。例えば、趣味や休日の過ごし方、つい調べたくなるテーマなどが手がかりになります。
それらを[なぜ好きなのか][どんなときに興味を感じるのか]を深掘りすることで、自分の価値観や仕事選びの基準が見えてきます。自分の興味を深掘りすることで、より具体的で説得力のある志望動機を作成することができるでしょう。
価値観を整理する
自分が大切にしている価値観を整理するのも効果的です。[人と関わる仕事が好き]や[新しいことに挑戦するのが楽しい]など、自分が大事にしていることをリストアップしましょう。
価値観が明確になると、どのような企業や仕事が自分に合っているかが見えてきます。また、これにより、企業の理念や社風と自分の価値観が一致するかを判断しやすくなり、志望動機に一貫性と説得力が生まれます。
理想の働き方をイメージする
理想の働き方をイメージすることも、志望動機を考える上で役立ちます。どのような環境で働きたいのか、どのような役割を担いたいのかを具体的に考えてみましょう。そうすることで、自分が求める職場や職種が明確になります。
例えば、チームで協力して成果を上げることに喜びを感じるのか、それとも個人で責任を持ってプロジェクトを進めるのが好きなのかを考えることで、志望する企業や職種がより具体的に絞り込めます。理想の働き方を明確にすることで、志望動機に具体性が加わります。
企業研究を深める
志望動機を作成する際には、企業研究を深めることも必要不可欠です。企業の理念やビジョン、業績や将来の展望を理解することで、自分の価値観や目標とどのように一致するかを考えることができます。企業の公式ウェブサイトやニュース記事、業界レポートなどを活用して、情報を集めましょう。
企業研究を通じて、自分がどのようにして企業に貢献できるか、またどのように成長できるかを具体的にイメージすることがポイントです。これにより、志望動機に企業への理解と熱意を含めることができます。
自己分析と企業研究を結びつける
最後に、自己分析と企業研究を結びつけることで、より具体的で説得力のある志望動機を作成できます。自分の強みや価値観が、企業の求める人物像と一致している点を明確にした上で、志望動機に反映させましょう。
例えば、企業が求めるスキルや価値観と自分の経験が、どのようにリンクしているかを具体的に示すことで、採用担当者にあなたの適性を伝えることができます。自己分析と企業研究を結びつけることで、志望動機に一貫性と説得力が生まれ、採用担当者に強い印象を与えることができます。
当メディアが提供する「就職エージェントneo」では、プロのアドバイザーがあなたの志望動機の作成や面接対策を徹底サポートします。志望動機の作成で困ったことがあれば、是非気軽にご相談ください。
過去の経験を具体的に掘り下げる方法と実践例
志望動機をより具体的で説得力のあるものにするためには、自分の経験を深掘りし、それを企業の特徴やポジションに結びつける必要があります。
本項では、アルバイト経験やゼミ活動など、学生時代の代表的な経験をどのように志望動機につなげるかを具体例とともに解説します。
具体的かつ説得力のある志望動機を作成するためには、過去の経験を振り返り、その中から自分の強みや価値観を見つけ出すことが重要です。その上で、志望企業の求める人物像や価値観と結び付けましょう。
ここではアルバイト経験やゼミ活動など、学生時代の代表的な経験を掘り下げて志望動機に繋げる方法を具体例とともに解説します。
【例1】アルバイト経験から志望動機を深掘り
アルバイト経験を通じて得た学びを志望動機に繋げるケースを考えてみましょう。
■ STEP1. 経験を振り返る
まず、アルバイトでおこなった業務内容を具体的に思い出します。例えば、「ファストフード店での接客業務を3年間担当した」といった事実を整理します。
■ STEP2. スキルや学びを抽出する
その経験を通じて身につけたスキルや学びを深掘りします。例えば、「短時間で顧客のニーズを汲み取り、迅速かつ丁寧に対応する能力を培った」といった点が挙げられます。
■ STEP3. 志望企業との関連性を示す
志望企業が「顧客満足を重視する営業職」を募集している場合、以下のように結びつけます。
ただ「接客経験がある」と述べるだけではなく、[何を学び、それをどう活かせるか]を具体的に伝えることで説得力が増します。
この例では、アルバイトで得たスキルや成果を具体的に伝えることで、応募する企業で自分がどのように役立つかを明確にしています。その経験から何を学び、それを企業でどう活かすかを示すことがポイントです。
【例2】ゼミ活動から志望動機を深掘り
ゼミ活動からを通じて得た学びを志望動機に繋げるケースを深堀りましょう。
■ STEP1. 経験を特定する
ゼミ活動の中で特に印象深いエピソードを選びます。例えば、「地域活性化プロジェクトを担当した」という具体的な経験を整理します。
■ STEP2. 得たスキルを深掘りする
ゼミ活動を通じて得たスキルを洗い出します。[データ分析][プレゼン力][チームリーダーシップ]などが挙げられるでしょう。
■ STEP3. 志望企業に関連付ける
志望企業が「地域密着型の事業」をおこなっている場合、以下のように関連付けます。
エピソードを掘り下げた上で、企業の特徴や事業内容に合致する志望動機を示すことで、説得力を持たせることができます。
この例では、ゼミ活動での経験を通じて得た具体的なスキルを挙げ、それが企業の事業内容とどのように関連するかを示しています。地域活性化というテーマが企業の特徴と合致しているため、説得力のある志望動機となります。
当メディアが提供する「就職エージェントneo」では、プロのアドバイザーがあなたの志望動機の作成や面接対策を徹底サポートします。志望動機の内容に不安のある方は、是非お気軽にご相談ください。
面接官に熱意が伝わりやすい志望動機の構成とポイント

1. 志望動機を明確に述べる
志望動機の冒頭では、なぜその企業を志望するのかを明確に伝えましょう。企業の理念やビジョンに共感した点や、業界の中での独自性に惹かれた理由などを具体的に述べましょう。
例えば、「貴社の〇〇という理念に共感し、〇〇業界での経験を活かしたいと思い応募しました」というように、企業への理解を示しながら具体的な理由を述べることが大切です。そうすることで、面接官にあなたの理解度と熱意が伝わりやすくなります。
また、志望動機を述べる際には、他の企業ではなく、その企業でなければならない理由を強調することを意識してください。企業の特徴や強みをリサーチし、それが自分の価値観や将来の目標とどのように結びつくのかを明確に示すことで、より説得力のある志望動機となります。
2. 自分の経験やスキルをアピールする
次に、自分の経験やスキルを具体的にアピールすることで、企業への貢献度を示しましょう。過去のアルバイトやインターンシップ、学業での経験を通じて培ったスキルを、どのように企業で活かせるかを具体的に説明することが大切です。特に、企業が求めるスキルと自分の強みが一致する場合は、その点を強調すると良いでしょう。
経験やスキルをアピールする際には、具体的なエピソードを交えることで、面接官に対して自分がどのように企業に貢献できるかを明確に伝えることができます。
3. 企業で実現したいことを具体化する
志望動機の中で、企業で何を実現したいのかを具体的に述べることも大切です。自分のキャリアビジョンと企業の方向性がどのように一致するのかを示し、入社後にどのような貢献をしたいのかを明確に伝えましょう。
例えば、新しいプロジェクトの立ち上げや、既存の業務の改善に取り組みたいという具体的な目標を挙げると良いです。
企業で実現したいことを述べる際には、具体的な行動計画を示しましょう。どのようなスキルを活かし、どのようなプロセスで目標を達成するのかを考え、それを面接官に伝えることで、あなたのビジョンがより現実味を帯びたものになります。
そうすることで、企業でのあなたの役割がより明確になり、面接官に強い印象を与えることができるかもしれません。
4. 最後に熱意を強調する
最後に、志望動機の締めくくりとして、あなたの熱意を強調することが大切です。これまで述べた内容を総括し、企業で働くことへの意欲や情熱をしっかりと伝えましょう。面接官にあなたの本気度を伝えるためには、具体的な言葉を用いると伝わりやすいです。
熱意を強調する際には、企業の一員としてどのように成長し、貢献していきたいのかを再度確認する形で述べると良いです。
また、企業の未来に対する期待や自分のキャリアプランとの一致を示すことで、あなたの志望動機が単なる言葉ではなく、実際の行動に裏付けられたものであることを示すことができます。
就職エージェントneoでは15年以上培ってきたノウハウに基づき、以下のようなお悩みを持つ就活生に、内定が獲得できるようにサポートをしております。
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志望動機で避けたい落とし穴

就活において、志望動機は合格を左右する大切なものです。しかし、いくつかの落とし穴に注意しないと、せっかくの志望動機も評価を下げてしまう可能性があります。
ここでは、就活生が陥りやすい落とし穴について解説していきます。
抽象的で具体性に欠ける表現
採用担当者は、志望動機を通してあなたがその企業で何を実現したいのか、具体的なビジョンを知りたいと考えています。そのため、志望動機では抽象的な表現を避けるようにしてください。特に[成長したい]や[挑戦したい]といった言葉だけでは、採用担当者に熱意が伝わりません。
志望動機を伝える際は、具体的なエピソードを交えて、何をきっかけにその業界や企業を志望したのか、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。例えば、「〇〇の経験を通じて貴社の〇〇な取り組みに共感した」というように、具体的に述べると採用担当者に伝わりやすいです。
使い回しが明明らかに使いまわしている内容
志望動機を使い回すことは、採用担当者に見抜かれる可能性が高いです。特に、どの企業にも当てはまるような一般的な内容では、企業への関心が薄いと疑われることがあります。そのため、企業ごとに異なるポイントを強調することが重要です。
企業研究をしっかりとおこない、その企業特有の魅力や特徴を深く理解した上で、[どの企業にも当てはまるような内容]ではなく、企業の特徴や事業内容に基づいたオリジナルの志望動機を作りましょう。
ネガティブな動機
「他の企業に落ちたから」や「家から近いから」といったネガティブな面だけを理由にするのは避けましょう。また、他社に対する不満を志望動機に含めるのもNGです。これでは、企業に対する本気度や熱意が伝わりません。
ポジティブな動機を中心に、自分が企業やポジションでどう貢献できるかを伝えることが大切です。
事実誤認や矛盾した内容
志望動機に事実誤認や矛盾が含まれていると、信頼性を損なう可能性があります。企業の情報を正確に理解し、内容をしっかりと確認することが必要です。特に、企業のビジョンや事業内容については、公式ウェブサイトや最新のニュースをチェックしましょう。
また、自分の経験やスキルについても、矛盾がないように注意が必要です。過去の経験を具体的に振り返り、事実に基づいた内容を心がけることで、説得力のある志望動機を作成できます。
長すぎたり短すぎたりする文章
繰り返しになりますが、志望動機が長すぎると、要点がぼやけてしまい、採用担当者に伝わりにくくなります。一方で、短すぎると内容が薄く、熱意が伝わりません。
採用担当者に志望動機を伝える際は、適切な長さで、ポイントを絞って簡潔に伝えることがポイントとなります。
文章を構成する際には、導入部で簡潔に動機を述べ、具体的な経験やスキルで裏付けし、最後に企業で成し遂げたいことを明確にする流れを意識しましょう。
当メディアが提供する「就職エージェントneo」では、プロのアドバイザーがあなたの志望動機の作成や面接対策を徹底サポートします。場合によっては、志望動機の添削などもおこなっているため、是非お気軽にご連絡ください。
【例文38選】志望動機サンプル集
本項では、業界や職種別に具体的な志望動機の例文を紹介します。自分の経験やスキルを活かした志望動機を作成するための参考にしてください。
■業界別で飛ぶ
→IT業界
→金融業界
→メーカー業界
→商社業界
→広告業界
→教育業界
→医療業界
→観光業界
→不動産業界
→エンタメ業界
→自動車業界
→小売業界
→スポーツ業界
IT業界

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マーケティング
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営業
商社業界

営業
貿易事務
事業企画
広告業界

企画
営業
また、ゼミ活動ではマーケティング調査を通じて、消費者と企業をつなぐ広告の重要性を学びました。御社は、革新的な広告提案で多くの実績を持ち、多様な業界のクライアントを支えている点に強く惹かれています。これまでの経験を活かし、顧客との信頼関係を築きながら、効果的な広告提案をおこなうことで、クライアントの成功に貢献したいです。また、御社の営業職として挑戦を続け、自身の成長を図りたいと考えています。
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【まとめ】唯一無二の志望動機で、採用担当者に熱意をアピールしよう
志望動機は、採用担当者に自分の熱意や適性を伝える大切な場面です。
ただ漠然とした理由を述べるだけではなく、企業研究や自己分析をしっかりおこない、自分と企業の接点を具体的に示すことが重要です。また、採用担当者が何を重視しているのかを理解し、論理的かつ説得力のある内容を心がけてください。
今回紹介したポイントを参考に、あなたらしい志望動機を作成し、採用担当者に熱意をアピールしましょう。
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