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受付の志望動機の書き方と例文~選考通過ESを公開~

受付と聞いて、綺麗な女性しかなれない職種だというイメージを持たれている方もいるかもしれません。確かに見た目の”清潔さ”は大切ですが、実際には外面よりも内面の美しさが重要視されています。

仕事相手や社員が気持ちよく仕事に取り組むために欠かせない職種である受付は、人の役に立っていることが直接感じられるとてもやりがいのある仕事です。

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目次

受付の最新情報

受付には大きく2つの最新情報があります。

まず1つめはオリンピックや訪日外国人の増加によって、語学スキルが求められるようになる可能性が高い傾向にあることです。

特に大型施設やホテルなどの場合、多くの外国人が訪れることが予測されるため、英語や中国語などの語学スキルは重宝されるでしょう。

また最近では、外資系企業だけでなく一般企業でも、海外との取引を行う企業が増えてきています。ビジネス英会話までは必要ない場合でも、日常英会話程度は必須スキルになっていくでしょう。

2つめは、受付業務のIT化です。

企業においての受付は、大企業で採用していることが多く、中小企業では受付の必要性が低いことや予算の関係から、一般職員が対応するか、無人の受付がほとんどでした。

しかし、従来の無人受付は内線電話や総合部署での対応で、取次までに時間がかかる、担当業務を一時中断しなければならない、などといった問題点がありました。

このような背景から、現在ではIT技術を活用した無人受付の普及が徐々に進んできています。

iPadなどのデバイスを受付に設置し、訪問者は直観的な操作のみで、担当者にはSMSで通知が行くなどといった便利なシステムやロボットが受付業務を行うタイプも登場しています。

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受付で得られるスキル

企業や職種によっても異なりますが、受付で得ることができる様々なスキルを以下で紹介していきます。

ビジネスマナー

来客はもちろん、電話やメールでの受付対応も行うため、それぞれに適切なビジネスマナーが身につきます。ビジネスマナーは、研修やマニュアルがあれば充分と思われる方もいるでしょう。

しかし、実際にクライアントや来訪者へ対応しなければわからないこともあり、常に自分が見られているという意識から、自然と姿勢や立ち振る舞いも美しくなります。

コミュニケーション能力

ホテルやエステサロンなど、お客様対応が必要な受付の場合、待ち時間や施設やサービスの説明などで対話をする必要があります。

また、受付は一人ではなくチームで行うため、スタッフ同士の連携が欠かせません。

様々な人々と、会話する機会が多いため、自然とコミュニケーション能力が向上していきます。

パソコンスキル

顧客情報の管理、社員やスタッフのスケジュール管理、会議室の予約などには、パソコンを使用することがほとんどです。

また、顧客情報のデータ入力などの事務的な作業を行うことも多く、使用する専用ソフトや、WordやExcelなどの基本的なパソコンスキルを使用するうちに、自然と身についていきます。

判断、対応能力

アポイントなしの急な来訪者への対応、予約していたクライアントが急に来られなくなったなど、当日のスケジュールは変更になることもあります。

このようにスケジュールが日々変化する受付には、臨機応変な対応力が求められるため、自然と判断する力や対応能力が身についていきます。

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受付の仕事内容

受付と言っても具体的にどのような業務を行っているのでしょうか。企業によって、業務内容が異なるため、それぞれの業種ごとに紹介していきます。

企業の受付

主に来訪者への対応や、担当社員への取次を行います。代表電話の対応やメールチェック、各種事務作業なども、日々行う業務の一つです。

企業の顔であるため、企業イメージに合わせた適切な対応や、ビジネスマナーが求められる重要なポジションです。

企業の場合、大企業などが受付を採用しているケースが多く、訪問者や顧客も多いため、意外と業務内容が多いのが特徴です。

ホテルフロントの受付

お客様のチェックイン、チェックアウト手続きや会計を行うのがメインですが、予約の確認やお客様情報、宿泊予定の管理なども日々行っています。

また、サービス業なのでモーニングコールや、お部屋への案内などといった業務を行う場合もあります。海外から訪れるお客様も多く、英語力が必要になるケースがあるのがホテル受付の特徴です。

病院、クリニックの受付

他の受付と異なり、相手にするお客様は患者になります。主に受診のご案内や会計を行いますが、規模や持っている資格によってはカルテの作成、管理などを行う場合もあります。

サービスの提供ではなく、相手にいかに安心感を持ってもらうかが大切です。

エステサロンの受付

大手エステサロンや施設の形態によって、受付と施術者が別々の場合もありますが、ほとんどはエステティシャンとして施術も行う受付が多いです。

お客様が訪れた際のお出迎え、予約の確認、会計などをメインに行います。電話やメールなど、お客様から問い合わせや予約連絡があった場合の対応も、日々の業務です。

また、時には商品の販売や説明を行うこともあります。綺麗になりたいお客様が訪れることがほとんどなので、清潔感や身だしなみには特に注意が必要です。

ジム、フィットネスクラブの受付

こちらも、ジムのインストラクターや内部の仕事と兼任しながら行うケースが多い業種です。主に、来館したお客様の受付や、入会、休会などの各種手続きを行います。

また、施設案内や施設内の清掃なども行うため、業務内容は多岐に渡ります。明るく元気なイメージが必要なので、落ち着いた対応よりは、ハキハキとした対応が求められるのが特徴です。

受付の志望動機の書き方とポイント

志望動機を書く際は、なぜ受付として働きたいのか、受付の中でもなぜその企業なのかを明確にし、ロジカルにアピールできるようにしましょう。

なぜ受付か?

数ある職種の中で、なぜ受付として就業したいのかを説明する必要があります。

具体的には「人と関わる仕事がしたい」「誰かをサポートするのが好き」「様々な人と関わり、対応力を身につけたい」などといった受付ならではの理由を述べるようにしましょう。

受付でアピールすべき強み

■接客の経験

クライアントやお客様など、様々な人に対応しなければならないため、受付ではコミュニケーション能力が重視されます。アルバイトなどで接客の経験は、ESを書く上で強みになります。

■よく気が利くねと言われる

受付は、周りへの気配りも重要です。自分で自分のことをどう思っているかよりも、周りからの印象を伝えた方が説得力があります。

気配りに関しては、ありがた迷惑をしている可能性もあり、自分では客観的な判断しずらいので、周囲の意見を聞いてみましょう。

■根性があるとよく言われる

周りから、根性があると良く言われる場合は、忍耐力があることになるので、アピールした方がいいでしょう。

受付では、様々な人が訪れます。時にはクレーム対応や、多くのスケジュール変更による焦りなど、ストレスを感じることも多いので、忍耐力や根性があることは受付を志望する上で必要なポイントになります。

■語学力を活かしたい

外資系企や海外とのやり取りが多い企業では、特に英語や中国語などの語学力がある人材は重宝されます。

また、資格を持っているというアピールだけではなく、実際に海外留学したなどのエピソードがあった方が有利になるでしょう。

■誰かをサポートするのが好き、向いている

受付は、顧客や社員のサポートがメインの仕事です。そのため、自分から何かしたいという強い意欲がある人材は、あまり好まれないでしょう。

自分が前に出るよりも、縁の下の力持ちになることをアピールすると好印象を与えられるでしょう。

なぜその企業か

受付と言っても企業によって求める人材は異なります。

例えば、適切な日本語を使えるビジネスマナーに長けれている人材を求めている企業には、英語力やコミュニケーションスキルはさほど重要視されません。

このように企業によって特徴は異なるため、企業ごとの特徴を把握するためにも企業研究は必ず行いましょう。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
・「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
・「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」

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受付の志望動機のNG例

以下では受付の志望動機NG例を紹介します。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機のNG例
私は、オープンキャンパスの運営に3年間携わり、特に高校生から相談を受ける「高校生相談会」ブースの責任者として、来場者の満足度を上げるべく力を入れて取り組みました。 この経験から「対象者のニーズに応えることの難しさ」を感じ、1人ひとりの人生計画に沿ったアドバイスをすることにやりがいを見出すことができた。

「お話を聞く中で相手の求めていることを把握して、答えを提示する」「少ない時間の中で信頼関係を築く」という自分の強みを窓口業務で最も活かせると考えている。貴行によせられた信頼をもとに、よりその信頼を大きくできるような働きをしたい。

どのような取り組みを行ったかなどの具体例がないため、なぜそのような経験からやりがいを感じることになったのかわかりません。

企業に寄せられた信頼がどの程度のものか、本当に理解しているのか、具体性がないため企業研究の薄さを感じます。

受付の志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

志望動機の良い例
私は、オープンキャンパスの運営に3年間携わり、特に高校生から相談を受ける「高校生相談会」ブースの責任者として、来場者の満足度を上げるべく力を入れて取り組みました。初めて相談員メンバーとなった1年の頃、うまく相談にのれていないメンバーがいることに気づいたことがきっかけで、翌年このブースの責任者に立候補しました。「相談に来た高校生全員を満足させる」という目標のもと高校生が何を求めているのか、ニーズに応えるためにメンバー20人の団結を高めることを重視しながら改革に取り組みました。

具体的には、学部編成の知識をつけるための勉強会の開催や、メンバーそれぞれに詳しくなってほしい担当分野を振り分けることなどです。結果、「聞きたいことに対して、期待以上のアドバイスがもらえた」などの言葉をいただき、来場者満足度も前年比25%上昇しました。「対象者のニーズに応えることの難しさとやりがい」を感じた経験でした。

このような経験から、1人ひとりの人生計画に沿ったアドバイスをすることにやりがいを感じてきた。「お話を聞く中で相手の求めていることを把握して、答えを提示する」「少ない時間の中で信頼関係を築く」という自分の強みを窓口業務で最も活かせると考えている。日本において圧倒的1位を誇る貴行によせられた信頼をもとに、よりその信頼を大きくできるような働きをしたい。

自分の過去の経験がかなり具体的に書かれているので、強みをしっかりアピールできる説得力のある文章になっています。強みをどのように仕事に活かせるかも、具体的にアピールできています。

経験談が少々長めに感じるので、もう少し簡潔に書き、さらに企業で興味を持っている事業や魅力を感じた理念などを述べると、志望する理由が伝わるでしょう。

レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。

関連記事:
「志望動機のおすすめ例文10選!」

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

まとめ

受付は意外にも、様々な業務をしています。企業や業種によって、事務作業が多い場合もあれば、お客様サービス優先など求められている人材も様々です。

その企業が求めている人物像や必要なスキルは異なってくるため、企業研究をしっかりと行ってから志望動機を作成するようにしましょう。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
「志望動機の書き方・例文」

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