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住宅業界の志望動機の書き方・例文~積水ハウスなど3社の選考通過ESを公開~

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目次

住宅購入は人生で1番大きな買い物と言われています。

住宅購入に携わることができる住宅業界の仕事は非常に責任感が求められる仕事ですが、やりがいも大きいと言えます。

住宅業界の選考を突破するためには他の就活生と差別化の図れている志望動機を作成する必要があります。

本記事の志望動機の例文を参考に書き方のコツを掴んでいきましょう。

住宅業界の特徴

この章では住宅業界の動向と特徴について解説していきます。

住宅業界の動向

2022年の親切住宅着工戸数は前年比0.4%増の85万9,529戸となり、5年ぶりの増加となった前年から横ばいに推移しています。

全体的に見ると新築一戸建て住宅の戸数は増加傾向にあり、特に首都圏ではマンション価格の高騰により一戸建て住宅の方が割安と捉えられ、マンションから一戸建てに需要が流れています。

しかし少子高齢化に伴い人口・世帯数が減少していることもあり、今後を見据え住宅業界大手各社は新規の事業の強化を進めています。

例えばハウスメーカー各社が建築部材の開発促進、サービス付高齢者向け住宅やオフィスビルなどを手掛けていたり、飯田グループHDが世界初の二酸化炭素を活用した人工光合成ハウスの実証実験を行っています。

さらに住宅メーカー各社は海外事業に力を入れており、先進国のみならず東南アジアなどの新興国にも進出しています。

一例として大和ハウスはアジアでジャカルタの南東部の都市開発やミャンマーの大規模複合開発事業などを行っています。

また、近年では異業種による住宅メーカーの買収が相次いでおり、トヨタ自動車やパナソニック、ヤマダ電機が住宅業界に参入しています。

住宅業界の主な仕事内容

❏技術系(設計、施工)

設計はお客様のニーズや人気住宅の傾向に合わせて新たな住宅の設計を行っていく仕事です。

具体的には実際に家を建てる土地の地質や地盤、形状などを踏まえた上で、営業担当と共に施主と打ち合わせを重ね図面を作成します。

また、企業によっては、新規物件の開発や確認申請の許可といった法律関係の事務業務を行うケースもあります。

施工は実際に現場に行き、設計された図面をベースに住宅の施工を行う仕事で、建設会社・大工さんとのやり取りや、監督・管理業務を行います。

着工準備に始まり工事期間中の安全確保や施工状況の把握や工事を円滑に進めていく役割を担っています。

❏営業

展示場に訪れたお客様にライフプランに合った住宅提案や相談、資金計画のアドバイスなどを行い、お客様のニーズを設計に伝達します。

売ったら終わりではなく、引き渡し後もリフォームや住み替えといったライフスタイルの変化に応じ施主と長期的に付き合っていくこともあります。

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住宅業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

ここでは住宅業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は「なぜ住宅業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。

“なぜ住宅業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜ住宅業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。

「お客様の人生で1番大きな買い物を成功させたい」のような住宅業界ならではの理由を入れましょう。

そして“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えることが大切です。

例えば、大和ハウスであれば「人・街・暮らしの価値共創グループとして、お客様と共に新たな価値を創り、活かし、高め、人が心豊かに生きる社会の実現を目指します。」という経営ビジョンを掲げており、不動産や建設業だけでなく、環境エネルギーやロボット、農業などの新分野にも進出しています。

このように企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望動機を作成してください。

(2)住宅業界の求める人物像を把握する

住宅業界は業種が多岐に渡るため求められる人材も様々ですが、どの業種で働くにしても大前提としてコミュニケーション能力は大切です。

住宅を設計する際にはお客様が何を求めているのかを聞き出す傾聴力や、適切なアドバイスができる知識と提案力も必要になります。

また、消費者のニーズは刻々と変わっていくため、何事にも柔軟に対応できる力や、流行などの情報をキャッチアップする力も求められます。

最後に、住宅の購入は人生で1番大きい買い物であり、お客様の人生に深く携わることになるため、責任感は必ず必要な素養であると言えるでしょう。

(3)志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

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住宅業界の志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

積水ハウスの志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は2つあります。1つ目は、「人間愛」を原点とした相手本位の住まいづくりに共感したからです。私は人々の生活に密着した、豊かな社会の創造に寄与できる仕事に携わりたいという想いがあります。

そこで、住宅メーカーというお客様の人生をより豊かにできる仕事を通じて、多くの人に幸せを提供したいと考えました。「相手本位の住まいづくり」と「業界屈指の高い商品力」を誇る貴社でなら、お客様により満足度の高いご提案ができると思います。

2つ目は、貴社で働く社員の方にとても魅力を感じたからです。貴社の会社説明会で拝見させて頂いたビデオには、No.1Prideという誇りを胸に働いている姿があり、それを見て私もあんな風に働きたいと強く思いました。

業界No.1の貴社で、魅力あふれる社員の方からたくさんの刺激を受けながら成長していきたいです。そして、一人でも多くのお客様の笑顔のために尽力し、貴社に貢献していきたいと思います。

→住宅業界や積水ハウスを志望している理由については書けていますが、なぜそのような考えを持ったのかという背景についてあまり書かれていないため、自分の過去の経験を踏まえて、「このような経験のもと〇〇を志望しています」というように書けるとさらに良いと思います。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(積水ハウス20卒)

旭化成ホームズの志望動機の例文

私は、「人の不安や決断に寄り添い将来を支える仕事」がしたいと考え、人生最大の買い物である「住宅」にかかわりたいと考えている。

中でも貴社を志望する理由は、旭化成グループの高水準と技術力と、お客様の要望に深く寄り添うオーダーメイドの住宅作りを掛け合わせることで、お客様の快適な暮らしを一番サポートできると感じたからだ。

私の強みを活かし、貴社自慢の住宅をお客様の要望通りに提供したいと考え、志望する。

→まず自分の仕事選びの軸を明示し、その軸に沿って業界を選べているため、志望動機の信憑性が増しています。

最後に「私の強みを活かし」と書かれていますが、強みが何なのかが書かれていないため、文字数制限がある中で少しでも強みについて触れられてると良いと思います。

参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(旭化成ホームズ20卒)

住宅業界の志望動機の例文

家づくりを通してお客様の幸せづくりに貢献したいと思ったからです。この思いはボランティアを通して人がわくわくすることへのお手伝いをする楽しさや感動を経験したことに由来します。

キャンプ場のボランティアではキャンパーの方の期待に応えられるよう、一緒にキャンプを考え実現してきました。その先にはいつもキャンパーの方の笑顔があり、今後も人の期待に応えられる仕事をしたいと思いました。

住宅業界では、お客様と深く関わり信頼関係を築くうえで、家づくりを通してお客様の期待に応えられ、形にみえて実現できると思いました。

また貴社の〇〇戦略における〇〇や〇〇は特に価値創造において重要だと考えており、自然が好きな私と深く共感する部分がありました。

これらの活動はお客様からの信頼や理解が必要になると思うので、人との関わりを深く持ち信頼していただくことでお客様の幸せづくりと地域の環境に貢献したいです。

→過去の経験について具体的に書けているため、住宅業界を志望している背景がわかりやすい志望動機となっています。

また文字数制限が400文字と比較的余裕があるため、入社後自分の強みを活かしてどのようなことで貢献できるかまで書けるとさらに良いと思います。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(積水ハウス19卒)

レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。

ユニスタイル_志望動機_CTA

まとめ

住宅業界は市場規模減少という課題に対し、大手企業中心に新規事業や海外進出などの対策を行っています。

自分の志望企業がどのような施策をとっているのかを把握し、志望動機を作成する際に活かしてみてください。

そのため、各企業がどのような施策や事業を展開しているのかを把握し、具体的且つ説得力のある志望動機を作成しましょう。

「就活に出遅れた」「志望動機の書き方がわからない」「とにかく内定がほしい」という就活生は就職エージェントneoを利用してみてください。

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