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【逆質問例46選】面接で評価される逆質問とは?考え方や質問する際のポイントも紹介!

✔ 本記事のまとめ
●企業が面接で逆質問を求める背景には『就活生の志望度を知りたい』『コミュニケーション能力を見極めたい』『企業との相性を確かめたい』『疑問や不安を解消したい』などの意図がある

●面接で逆質問をする際には、選考フェーズごとに質問内容を変えるだけでなく、内容が被った時に備えて複数用意しておく

●面接で逆質問をする際は「何もありません」や、福利厚生・待遇に関する質問、「はい・いいえ」で完結する質問、調べたらわかる内容の質問は避ける

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目次

面接の最後に「何か質問はありますか?」と言われて戸惑ったことはありませんか?

これは、いわゆる『逆質問』と言われるもので、効果的に活用することができれば、疑問を解消できるだけでなく、志望度の高さや熱意をアピールすることにも繋がります。

本記事では、逆質問を求める企業側の意図や、逆質問する際のポイント、面接フェーズ別の逆質問の例文を紹介します。逆質問のNG例も合わせて紹介するため、面接を控えている人は是非参考にしてください。

面接における逆質問とは?

逆質問_例/面接における逆質問とは

面接の最後に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。これを逆質問と言います。

逆質問では、就活生が企業に対して気になっていることを自由に質問することができますが、質問の内容によっては合否に大きく影響を及ぼす場合もあります。

なぜなら、最後に示された印象は、受け取り手の記憶に強く残り、その後の判断に大きな影響を与えやすい傾向があるためです。

つまり、面接でどれだけ素晴らしい回答ができたとしても、最後の逆質問でつまずいてしまえばマイナスな印象が強く残ってしまうこともあれば、反対に思うような回答ができなかったとしても、逆質問で挽回することは大いに可能ということです。

そのため、高評価に繋がる逆質問をするためには、質問の意図を汲み取った上で、選考フェーズ別に異なる逆質問を用意しましょう。

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面接で企業が逆質問を求める意図

逆質問_例/面接で逆質問を求める意図

ここでは、企業が面接で逆質問を求める意図について紹介します。高評価に繋がる逆質問をするためには、企業側の意図を理解することが必要不可欠です。しっかりと理解した上で逆質問作りに進むようにしましょう。

就活生の志望度を知りたい

企業は逆質問を通して『就活生の志望度を知りたい』と考えています。

本当に志望している企業であれば、面接前にホームページを読み込む、OB・OG訪問をするなど様々な企業研究をおこなうはずです。また、企業研究をしていく中で、企業に対する疑問も自然と出てくるでしょう。

そのため、いくら優秀な学生であっても、ホームページを読めば分かる内容の逆質問をしたり、そもそも逆質問をしないという学生には『会社に興味がない=志望度が低い』という印象を持ってしまいます。

反対に、実際に働いている人から聞いた話をもとにした質問や、企業が公表している統合報告書などの資料から質問をすることができれば、『自社に強い興味を持ってくれている=志望度が高い』と捉えてもらえるでしょう。

このように、企業は面接の終盤に逆質問をすることで、自社についてどれだけ調べてきているのかをチェックし、就活生の志望度を見極めようとしているのです。

コミュニケーション能力を見極めたい

逆質問には『就活生のコミュニケーション能力を見極めたい』といった意図もあります。

社会人にとってコミュニケーション能力は必要不可欠です。

特に、営業職などお客様を相手にする職種の場合、相手の話に対して話題を広げる力や、自分から興味を示して相手に質問する力、相手から知りたい情報を聞き出す力など、様々なコミュニケーション能力が必要となるでしょう。

そのため、逆質問を通して、就活生のコミュニケーション能力を見極めようとしていると言えます。

企業との相性を確かめたい

就活生に自由に質問してもらうことで、質問内容から就活生の関心や人柄を読み取り、それらが『企業とマッチしているのかを確かめたい』という意図もあります。

企業は、内定辞退や早期離職を防ぐために、就活生の人柄や価値観と企業の相性を重要視する傾向にあります。なぜなら、相性が良い学生ほど、入社後に長く働いてくれると考えているためです。

つまり、逆質問を通して企業の社風に合った価値観や人柄をアピールすることができれば、高評価に繋がる可能性が高いと言えます。

例えば、積極性や行動力を求めている企業の面接で「即戦力になるために今から学んでおくと良い知識はありますか?」といった逆質問をした場合、「積極性があり、真面目な人だな」と好印象を持ってもらえるでしょう。

疑問や不安を解消したい

ここまで企業が面接で逆質問をおこなう意図を紹介してきましたが、純粋に『就活生が疑問や不安に思っていることを解消してあげたい』といった意図もあるでしょう。

何かしらの疑問や不安を残したままだと、入社を決めきれず内定辞退してしまう、入社後にミスマッチに気づき早期離職してしまうなど、様々なリスクがあります。

そのため、企業は面接の時点で就活生の疑問や不安をなるべく解消しておきたいと考えているのです。

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面接で逆質問をする際のポイント

逆質問_例/高評価に繋がる逆質問のポイント

次に、高評価に繋がる逆質問をするためのポイントを4つ紹介します。

自己PRに繋げる

逆質問と聞くと「Aとは何ですか?」「Bってどういう意味ですか?」といったシンプルな質問を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、逆質問は言い方を工夫することで『自己PR』に繋げることも可能です。

例えば、英語力をアピールポイントとしている場合、「私はTOEICで〇〇点を保有しており、海外勤務を目指しております。他にどのような点に注力したら良いでしょうか?」という流れで質問することで、自分の強みを自然にアピールできるでしょう。

他にも、「私は御社の○○業務で活躍できるよう△△の資格取得を目指し、勉強しています。入社までに△△以外で勉強しておいた方が良いことはありますか?」という内容であれば、勤勉さや行動力があることのアピールになります。

このように、逆質問は言い回しや構成を工夫することで、自己PRをする機会へと変えることができます。特に、面接の中で自己PRが上手くできなかったと感じた場合は、自己PRを含めることを意識すると良いでしょう。

入社後の働いている姿をイメージさせる

入社後を想定した逆質問をすることで、面接官に自分が働いている姿をイメージさせることも重要なポイントです。

例えば、「私は入社〇年以内に課長などの責任あるポジションでの活躍を目指しています。そのためには具体的にどのようなことに力を入れるべきでしょうか?」というような逆質問をすることができれば、将来を見据えて働こうとしている姿勢やその企業で長期的に働きたいという熱意を伝えることができます。

面接官に入社後の働く姿を明確にイメージしてもらうことができれば、内定に一歩近づくことができるでしょう。

逆質問を複数用意しておく

逆質問は最低でも3つ、余裕があるようであれば5つ程用意しておきましょう。

実際の面接では、逆質問できたとしても1~2個くらいであるため、「そんなに用意する必要あるの?」と疑問に思うかもしれません。

しかし、自分が想定していた逆質問の内容が、面接の途中で話題になってしまうこともあります。また、集団面接の場合は、他の就活生と質問内容が被ってしまうこともあるでしょう。

もし、既に話題にあがった内容を逆質問として聞いてしまうと「人の話を聞けない人」という印象を与えてしまう恐れがあり、その場しのぎで新しい質問をしたとしても、内容によってはマイナス評価に繋がってしまう可能性があります。

逆質問をすること自体は簡単ですが、面接官の意図を汲み取った上で、ポイントを意識した逆質問をすることは、決して簡単ではありません。

そのため、万が一に備えて、自分の魅力や志望度の高さを十分にアピールできる『質の高い逆質問』を複数用意しておきましょう。

選考フェーズ別に質問内容を変更する

逆質問は、一次面接・二次面接・最終面接という『選考フェーズ』ごとに内容を変えることも好評価に繋げるための重要なポイントです。

なぜなら、選考フェーズごとに面接を担当する面接官はもちろん、面接官の見ている部分や重要視している要素が異なるためです。

以下では、各選考フェーズで学生の何を重視して見ているのかをもとに、逆質問の内容を紹介します。

■一次面接

まず、一次面接は人事部の採用担当や、応募部署の現場社員・マネージャーが面接官となることが多いため、現場の雰囲気や社風、働き方に関して逆質問すると良いでしょう。

  例  ●社員はどのようなキャラクターの方が多いでしょうか?

●ホームページでは、○○部署の仕事内容として△△と書いてあったのですが、働くイメージを掴むために具体的に教えていただけますか?

●御社で活躍する人材はどのような人が多いですか?

次に、一次面接において重視される傾向にあるのは就活生の『人柄』と『コミュニケーション能力』です。

面接で企業が逆質問を求める意図 でも紹介した通り、逆質問には『就活生の人柄が企業の社風にマッチしているのかを見極めたい』という意図があります。そのため、「私は○○という性格なのですが、社員はどのようなキャラクターの方が多いのでしょうか?」というように、人柄が伝わる内容を加えると良いでしょう。

また、コミュニケーション能力については、設問に対する回答の他にも、面接官からの突発的な質問やコメントに対する反応も評価基準に含まれます。

そのため、逆質問をする際は、質問して終わりではなく、面接官からの回答に対してもスムーズに対応するなど、対話を意識できると良いでしょう。

■二次面接

二次面接では、部長レベルのベテラン社員が面接官として出てくるだけでなく、「この学生はこのまま最終面接に進め内定を出しても問題ないか?」という視点から評価するため、一次面接よりも通過することが難しいと言われています。

そんな二次面接では、キャリアパスや入社後に挑戦したいことなど、入社後を見据えた逆質問がオススメです。

  例  ●入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください

●御社に入社した後にすぐに活躍できるよう求めるスキルに記載があった〇〇に関して勉強をしていますが、入社までにさらに勉強をしておくことはありますか?

二次面接は、面接官に『いかに会社で働く姿を想像させられるか』が通過の鍵になります。そのため、逆質問の内容はより具体的にすることが大切です。

■最終面接

最終面接では、一般的に経営層や役員クラス、配属部署の責任者など、さらにベテランな社員が面接官として出てきます。

そのため、最終面接の逆質問では、現場クラスの質問というよりも、会社や事業全体に関することなど、抽象的かつ高い視点からの質問をすると良いでしょう。

  例  ●御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください

●経営者目線で見た御社の魅力は何だとお考えですか?

また、最終面接の評価基準は会社によって異なりますが、一般的に多くの企業が最終面接において最も重視しているのは「志望度の高さ」です。

そのため、最終面接の逆質問では、「○○のインタビュー記事に、御社の企業理念は代表者様の○○への思いや会社沿革の○○から生まれたと記載がありました。これについて、もう少し具体的に伺っても良いでしょうか。」というように、熱意をもって下調べしたことが伝わる逆質問をすると良いでしょう。

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面接で聞かれる逆質問の作り方

逆質問_例/逆質問の作り方

次に、逆質問の作り方を2ステップに分けて詳しく説明します。以下のやり方を参考にし、企業に合った自分だけの逆質問を作っていきましょう。

ステップ1:業界・企業について調べる

逆質問を考えるためには、企業の情報を把握しておくことが必要です。

企業知識がない状態で逆質問を考えてしまうと、「うちの会社のこと全然わかっていないな…」と判断され、志望度が低い印象を持たれてしまうかもしれません。

逆質問を通して志望度の高さをアピールするためにも、まずは業界や企業知識はしっかりと身に着けておきましょう。

業界・企業について調べる際は以下の項目について調べます。

(1)会社の基本情報
(2)提供しているサービス・商品
(3)働く環境
(4)将来性

(1)基本情報

繰り返しになりますが、調べたら分かる内容を逆質問として聞いてしまうと、企業研究不足と思われてしまう可能性があります。

そのため選考を受ける前には、インターネットなどで企業の基本情報を必ず調べておくようにしましょう。

企業の基本情報を調べる際には、以下の項目を参考にしてみてください。

・事業内容
・従業員数
・設立年
・売上高
・関連会社(組織図)
・採用情報
・企業理念

2)提供しているサービス・商品

志望する企業が提供しているサービスや商品を調べ、同業他社の製品と比較してみましょう。

他社製品と比較することで、志望企業の業界における立ち位置を把握できるだけでなく、他社との違いやその企業ならではの魅力を見つけることができるはずです。

サービス・商品について調べる際は、以下の項目を参考に調べてみてください。

・生産量
・販売額
・商品・サービスの特徴
・商品価格

(3)働く環境

働く環境というのは転勤や勤務時間、福利厚生、人間関係や社風などのことを指します。

一般的に、有給や残業などの働き方に言及した逆質問は望ましくありませんが、入社後のミスマッチを避ける上では必要不可欠な情報です。

質問の仕方を工夫することで「この学生は自社への入社を本気で検討してくれている」というように、志望度の高さをアピールできる可能性もあるため、福利厚生についてもしっかりと調べておきましょう。

人間関係や社風は、数字などではわからない内輪的な情報であるため、企業のホームページに掲載されている社員インタビューやOG・OB訪問などを通して調べてみましょう。

また、「OG・OB訪問をした際に〇〇さんから御社は△△だと伺い~」というようにアピールすることができれば、「OG・OB訪問をしてくれている=志望度が高い」と評価してもらえる可能性もあります。

働く環境について調べる際には、以下の項目を参考にしてください。

・勤務地
・人間関係
・福利厚生
・休暇制度
・リモートワークやフレックスタイム制などの働き方の有無
・育児や介護との両立について

(4)将来性

将来性とは、企業の今後の伸びしろのことで、言い換えれば『自分たちが担う会社の未来』ということです。

企業の将来性に関する逆質問をすることができれば、面接官に「この学生は将来を見据えて働いてくれるだろう」というプラスの印象を与えることができます。

また、「自社についてちゃんと調べてくれている」という印象から志望度の高さもアピールできるでしょう。

企業の将来性はあくまでも『予想』であるため、企業のホームページやIR情報、中長期計画などから読み解く必要があります。

そのため多少の時間はかかりますが、その分企業への理解度や志望度、相性の有無なども確認できるため、1度時間をかけて調べてみることをオススメします。

ステップ2:気になる内容を洗い出し、優先順位をつける

次に、業界・企業について調べていく中で、疑問に感じた点や調べてもわからなかった点などをリストアップします。

面接では逆質問を3~5個用意しておいた方が良いため、疑問点を洗い出す際には、大きくまとめるのではなく、なるべく細かくリストアップすることが大切です。

例えば「他社製品と比べて製品価格をこんなに安く設定している理由」「求める人材で○○とあるけど、細かく言うとどんな人?」というように具体的な疑問点をあげると良いでしょう。

気になる点を洗い出したら、選考フェーズ別に質問内容を変更するを参考にし、逆質問として質問する疑問点をなるべく多く選別します。

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選考フェーズ別!逆質問の例文46選!

選考フェーズ別!逆質問の例文46選!

ここでは逆質問の例文を選考フェーズ別に紹介します。

逆質問が浮かず困っている就活生は、是非参考にしてみてください。

【一次・二次面接】事業・業務内容に関する逆質問

■御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください
■今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください
■幅広い事業内容を展開していますが、会社としての優先順位はどのようにつけていますか?
■〇〇という役職に憧れているのですが、その役職に就くには通常何年ぐらいかかりますか?
■〇〇事業を積極的に展開されていますが、将来的な展望を教えていただけますか。

【一次・二次面接】社風に関する逆質問

■御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください
■社員はどのような人が多いですか?
■社員同士で飲みに行くことはありますか?
■上司の方や先輩方に質問させていただける環境はありますか?
■他部署との交流はありますか?
■御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか?
■社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか

【一次・二次面接】必要な能力・企業との相性を確認する逆質問

■〇〇部署で働く上で、具体的にどのような能力が必要ですか?
■御社で評価されている人はどのような人ですか?
■〇〇という事業に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか?
■新入社員の間にやっておくべきことはありますか?
■若手社員に求めることや、今後こうなってほしいというイメージがあれば教えてください

【一次・二次面接】自己PRに繋がる逆質問

■〇〇について学ぼうと思ってるのですが、このスキルは御社の役に立ちますか?
■私は根気強い性格なのですが、御社で働く上では他にどのような資質が必要ですか?
■異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください
■大学△年次に〇〇の資格を取得したのですが、御社に入社した場合、どのような場面で活かすことができますか?
■大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか?
■学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、若手のうちから語学を活かす機会はありますか?

【一次・二次面接】面接官個人に関する逆質問

■今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか?
■どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事していますか?
■今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください
■仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください
■だいたいの1日の仕事の流れを教えてください
■仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか?
■休日でも仕事仲間と過ごすことはありますか?
■なぜ御社へ入社したのですか?
■入社前後で感じるギャップはありますか?
■今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているのか教えてください
■働く上でのこだわりを教えてください
■〇〇さんが若手の時にぶつかった壁について教えてください
■これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください
■〇〇さんが御社で最も魅力を感じているところはどこですか

【最終面接】志望度をアピールする逆質問

■(志望している部署の)仕事内容について、詳しく教えてください
■入社後、少しでも御社に貢献したいと考えているのですが、入社までに特に勉強をしておいた方が良いことはありますか?
■御社の〇〇という商品の開発に強く憧れているのですが、その商品に携わるためには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
■御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください
■入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください
■御社で長期的に働き活躍するために求められる素質があれば教えてください

【最終面接】経営戦略に関する逆質問

■5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください
■御社が今、不足しているまたは、課題に感じていることは何ですか?
■今後注力していきたい事業について教えてください
■御社の統合報告書で△△とあったと思うのですが、これは具体的にどのような内容なのでしょうか?
面接でよく聞かれる49の質問集!回答例と答える際のポイントを紹介
「面接って何を聞かれるの?」「評価される答え方ってある?」このような面接に関する不安は誰しもあると思います。そこで今回は面接でよく聞かれる質問とその回答方法をフレームワークを用いてわかりやすく解説していきます。

面接の逆質問のNG例5選

逆質問_例/逆質問のNG例

最後に、面接の逆質問としてふさわしくない回答や質問内容を5つ紹介します。

繰り返しになりますが、面接の最後に聞かれることの多い逆質問は、面接官に強い印象を与え、その後の合否に大きく影響する可能性があります。

以下で紹介するNG例を逆質問として質問してしまうと、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いため注意しましょう。

「特にありません」と答える

面接で企業が逆質問を求める意図でも説明した通り、企業は逆質問を通して就活生の志望度や質問力、コミュニケーション能力をチェックしています。

そのため、逆質問を求められた際に「特にありません」と答えてしまうと「アピールするつもりがないのか?」「自社に興味がない」と捉えられてしまい、マイナス評価に繋がってしまう可能性が高いです。

そのため「特にありません」と答えるのは絶対にやめましょう。

逆質問は、面接の最後に自分をアピールする貴重な機会であるため、面接を控えている人は3~5個の逆質問を必ず準備しておいてください。

給与や福利厚生に関する質問

福利厚生について質問してしまうと、「福利厚生目当てで受けているのかな」と不信感を持たれてしまう場合があります。

企業からすると福利厚生が良いという理由で志望している学生よりも、企業の事業内容に興味を持ち志望しているという学生を採用したいと思うのは当然ですよね。

そのため、逆質問では「長期休暇は取得できますか?」「残業時間はどれくらいですか?」「前年のボーナスの支給実績を教えてください」などといった待遇について触れるのは避けたほうが良いでしょう。

ただ、福利厚生は入社を決断する上で必要不可欠な情報であり、入社後のミスマッチを防ぐという意味でも重要な要素です。そのため、どうしても聞きたいことがある場合は、質問の仕方を工夫してみてください。

例えば、「私は御社でできるだけ長く働きたいと考えているのですが、妊娠中や介護が必要となった際のサポートはどのようなものがあるのでしょうか」というような聞き方であれば、志望度の高さや熱意もアピールすることができます。

このように、福利厚生や待遇面について質問する際には、様々な工夫をしてマイナスな印象にならないよう注意することが重要です。

  ・長期休暇は取得できますか?
・残業時間はどれくらいですか?
・前年のボーナスの支給実績を教えてください。

調べれば分かる内容

逆質問をする際は「企業理念を教えてください」などのような、自分で調べたらすぐにわかることを質問するのはやめましょう。

他にも「どのような商品を提供していますか?」「御社が強みとしている事業を教えてください」といった質問も、調べれば分かる内容であるため避けた方が良いです。

繰り返しになりますが、調べたらすぐわかることを質問してしまうと「この学生は企業研究をしていないんだな=志望度が低い」と思われてしまいます。

企業は面接を通して就活生の志望度をチェックしているため、少しでも志望度が低いと思われる可能性がある逆質問は避けるようにしましょう。

はい、いいえで完結してしまう質問

「御社は業界の中で〇〇の売上高が1番高いですか?」「御社の製品の中で1番人気なのは〇〇ですか?」というような、回答がはい・いいえで完結する質問も避けた方が良いです。

面接で企業が逆質問を求める意図でも述べましたが、企業は逆質問を通して就活生の質問力を見ています。

そのためせっかく直接質問できる場で、「はい・いいえ」で答えられる質問をしてしまうと質問力のない学生だと評価されてしまうかもしれません。

面接において大切なことは『面接官と会話をする』ことであるため、逆質問をする際には話が弾むような逆質問を考えておきましょう。

すでに答えが出ている質問

逆質問を複数用意しておくでも説明した通り、自分が想定していた逆質問の内容が、面接の途中で話題になってしまうことは少なくありません。また、集団面接の場合は、他の就活生と質問内容が被ってしまうこともあるでしょう。

しかし、面接官が既に話した内容を繰り返し逆質問として聞いてしまうと、「この学生は話を聞いていないのか?」というマイナスな印象を与えてしまう恐れがあるため避けた方が良いです。

事前に準備していた逆質問の答えが途中で出てしまった場合は、別の逆質問をするようにしましょう。

上記のようなケースに備え、自分の魅力や志望度の高さを十分にアピールできる『質の高い逆質問』を複数用意しておくことをオススメします。

面接官が答えられない質問

選考フェーズ別に質問内容を変更するでも説明しましたが、面接官となる社員の役職は選考フェーズによって異なります。

そのため、面接官の立場によって答えられる質問と答えにくい質問があります。

例えば、人事に「営業職の1日の具体的な流れを教えてください」といった質問をしても、具体的には答えられない可能性が非常に高いです。

面接官が答えられない質問をしただけでマイナス評価に繋がるとは限りませんが、せっかくのアピールチャンスを無駄にしてしまうのは勿体ないですよね。

そのため、逆質問をする際には、面接官の役職や立場に合った質問をするようにしましょう。

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まとめ

本記事では、企業が面接で逆質問をする意図や逆質問をする際のポイント、例文やNG質問例を紹介しました。

面接の最後に聞かれる逆質問は、良くも悪くも選考の結果に大きな影響を及ぼし得るものです。ベストな形で面接を終えられるように、企業研究などを通して、質の高い逆質問を準備するようにしましょう。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある人は参考にしてください。

面接対策に関する記事
「面接初めてだし不安。何を準備しておいたら良いかわからない…」という人は、まずは面接の全体像を理解し、事前に対策すべきことが何かを理解しましょう。
以下の記事にて、面接でよく聞かれる質問と計500本以上の回答例や社会人マナーや逆質問例など面接時のノウハウなども紹介していますので、合わせて参考にしてください。

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