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面接で差がつく「仕事で大切にしていること」の答え方と先輩のリアルな回答例文を紹介

✔ 本記事のまとめ
●仕事で大切なことは、人それぞれの価値観や経験によって異なるため、自分自身の考えを言語化しておくことが重要です。

●面接で伝える際は、[価値観][経験][企業との接点]の3点を意識すると説得力が高まります。

●面接官は、その価値観が企業の社風や仕事内容にマッチしているかどうかを見ているため、自分の考えと企業の特徴をすり合わせておくことが効果的です。

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目次

就労経験がない就活生にとって「仕事をする上で大切なことは?」という質問は、何をどう答えるべきなのかがわからず、回答に詰まってしまう質問の1つではないでしょうか?

しかし面接官は就活生の皆さんにまだ就労経験がないことを踏まえてこの質問をしています。

そのため「仕事をする上で大切なことは?」と質問する面接官の意図を理解した上で、高評価を得ることができる回答を考えていきましょう。

本記事では仕事をする上で大切なことを質問する意図・回答の考え方・回答方法・回答例などを紹介しています。

是非、本記事を参考に「仕事をする上で大切なことは?」という質問を受けた際の選考対策を進めていきましょう。

面接で聞かれる「仕事をする上で大切なこと」とは?

「仕事をする上で大切なこと」とは、日々の業務に取り組む中で自分が意識している姿勢や考え方を表すものです。例えば、[相手の立場に立って行動する][何事にも前向きな姿勢で取り組む][チームのために行動する]など、その内容は人それぞれです。

この質問を通して企業が知りたいことは、主に以下の3点です。

「仕事をする上で大切なこと」 を通して企業が知りたいこと
  • あなたの価値観が、自社の社風や仕事の進め方と合うか
  • 仕事に対して真摯に取り組む人物か
  • 入社後、どのような行動や貢献が期待できるか

重要なのは、あなた自身の経験や考え方に基づいた[説得力のある軸]を伝えることです。誰かの回答を真似するのではなく、自分がこれまでに大切にしてきた行動や価値観を振り返り、面接で自信を持って伝えられるように準備しておきましょう。

「大切にしている価値観」との違い

[仕事をする上で大切なこと]と[大切にしている価値観]は、似ているようで意味合いが少し異なります。

[価値観]はプライベートを含めた人生全体において大切にしている考え方を指すのに対し、[仕事をする上で大切なこと]は、働く場面において特に意識している考え方や行動の軸を表します

例えば、[人の話を丁寧に聞く]という価値観を持つ人が、仕事では[信頼関係構築のために、相手の意図を深く理解するよう努める]といった具体的な行動に繋がっていれば、それは説得力のある[仕事をする上で大切なこと]と言えるでしょう。

「あなたにとって仕事とは」との違い

「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問は、仕事をどのように捉えているかという[仕事観]を問うものです。例えば、[自己成長の機会]や[社会貢献の手段]といった、仕事そのものに対するスタンスを聞かれています。

一方、[仕事をする上で大切なこと]は、その仕事観を前提として、日々の業務にどのように取り組むか、どんな姿勢を大切にしているかを具体的に問う質問になります。例を挙げると、[人の役に立つ手段]を仕事観とする人が、[そのために顧客への丁寧なヒアリングを重視する]と答えれば、それは[仕事をする上で大切なこと]にあたります。

このように、両者は密接に関連しますが、前者が仕事への[考え方]を問うのに対し、後者はそれを実践する上での[具体的な行動や姿勢]を問うという点で異なると言えるでしょう。

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面接で「仕事をする上で大切なこと」を聞かれる理由

面接で「仕事をする上で大切なこと」を聞かれる理由

企業が「あなたが仕事をする上で大切なことは?」と質問するのは、あなたがどのような価値観や姿勢で仕事に取り組むのかを知りたいという明確な意図があります。ここでは、企業がこの質問をする主な3つの理由について詳しくご紹介します。

企業が「仕事をする上で大切なこと」を聞く理由

仕事に対する意欲を知りたいため

面接官が「仕事をする上で大切なこと」を質問をするのは、あなたがどれほど真剣に仕事と向き合おうとしているかの意欲を知るためです。

あなたが仕事において何を重視するかは、日々の姿勢や努力の方向性に表れます。例えば、[信頼関係を築くこと]を大切にする人は、日々の丁寧なコミュニケーションや約束の遵守を意識するでしょう。

このように、自身が大切にしている考えを明確に伝えることは、面接官に「この人は自分なりの仕事観を持ち、真摯に取り組んでくれそうだ」という安心感を与え、仕事への高い意欲を示すことに繋がります。

価値観や仕事観を知りたいため

面接官が[仕事をする上で大切にしていること]を質問する最大の目的は、あなたがどのような価値観や姿勢で仕事に向き合おうとしているかを知ることにあります

企業は、この質問を通して、あなたの考え方が自社の社風や仕事の進め方と合致するかどうかを見ています。例えば、[顧客への価値提供]を第一に掲げる企業に対し、[自身の成長]だけを強調すると、企業が求める方向性とずれていると感じられてしまうかもしれません。

ただし、価値観の違いそのものが問題なわけではありません。重要なのは、自分の考えを明確に伝え、企業がそれをどう受け止めるかを考慮しながら、納得感のある説明を心がけることです。

このあと紹介するフレームワークを活用すれば、自分の価値観を論理的に整理しながら、相手に伝わる表現でアピールすることができるでしょう。

社風とのマッチ度を確認したいため

企業はあなたの価値観が自社の社風や文化に合うかどうかを見極めるためにも、[仕事をする上で大切なこと]を質問します。

例えば、スピード感を重視する企業と、丁寧さ・正確性を重んじる企業とでは、社員に求める姿勢は異なります。

どれほど優れた能力があっても、社風との相性が悪ければ、入社後にギャップを感じ、早期離職に繋がることも少なくありません。こうしたミスマッチを避けるため、企業はこの質問を通して、あなたが組織にスムーズに馴染み、活躍できるかを判断しようとしているのです。

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自分にとって仕事をする上で大切なこと」を見つける4つの方法

仕事をする上で大切なことを明確にするためには、自分の軸となる考え方や過去の経験を踏まえて、自身の働くイメージを持つことが重要です。

ここでは、自分の働くイメージを持つ方法を紹介しますので、是非参考にしてください。

自分にとって仕事をする上で大切なこと」を見つける4つの方法

①経験を振り返って「心が動いた瞬間」を見つける

アルバイトや部活動、サークル活動などの過去の経験を振り返り、特にあなたの心が動いた瞬間を思い出してみましょう。誰かの役に立てたと感じた時、仲間と目標に向かって力を合わせた時、あるいは自ら工夫して行動した時など、具体的な場面を掘り下げてみてください。

そうした経験の中で、あなたがどのような役割を担い、何に喜びや達成感を感じたかを振り返ってみると、大切にしている価値観が見えてくるはずです。例えば、意見をまとめる役割が多かったという人は、[協調性]や[傾聴力]を重視するタイプと言えるでしょう。

仕事もチームでおこなうことが多いため、学生時代のチーム活動の中で大切にしていた行動を振り返ることで、働く上での価値観の発見に繋がります。

②志望企業で活かせる強みから考える

面接で評価されやすいのは、企業が求める人材像と自分の強みや価値観が合致する回答です。そのため、まずは企業研究を徹底し、志望企業がどのような人材や組織文化を重視しているかを理解しましょう

例えば、[挑戦を恐れない人材]を求める企業に対し、[主体性]や[行動力]を大切にしていると具体的なエピソードと共に伝えられれば、企業との相性の良さを印象づけることができます。

このように、自分の強みが過去にどのような状況で発揮されたのかを振り返り、それを企業の求める人物像と結びつけて説明することで、説得力のあるアピールが可能になります。

③「理想の働き方」や「なりたい社会人像」を言語化する

自分が思い描く[なりたい社会人像]や[理想の働き方]を考えることも、価値観を言語化する上で大切です。将来「こんな風に働きたい!」というイメージがあるなら、その姿を実現するために必要な考え方やスキルを掘り下げてみましょう

例えば、「誰からも信頼される営業マンになりたい」という目標を持つ人にとって、大切にすべきは[誠実さ][傾聴力][継続的な努力]といった要素かもしれません。そうした価値観が形成された具体的なエピソードを交えながら話すことで、あなたの考えの背景が面接官にも伝わりやすくなります。

④働く理由=「Will・Can・Must」から整理してみる

キャリアを考える上でよく使われる[Will(やりたいこと)][Can(できること)][Must(求められていること)]の3軸を活用して、自分の価値観を整理してみましょう。

  • Will=自分がやりたいと思う仕事や姿勢
  • Can=自分が得意とするスキルや強み
  • Must=企業や社会から求められる能力・姿勢

この3つを重ね合わせることで、[自分がどんな場面で力を発揮できるのか][なぜその仕事に惹かれるのか]が明確になります。自己分析の一環としても非常に有効なフレームワークであるため、仕事観を言語化するための手段として是非活用してみてください。

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面接で差がつく!「仕事をする上で大切なこと」の伝え方

ここでは、面接官の印象に残る「あなたが仕事をする上で大切なことは?」の伝え方を、3つのステップで紹介します。

面接で差がつく!「仕事をする上で大切なこと」の伝え方

①「自分の価値観」を明確に伝える

まず大切なのは、自分が仕事において何を大切にしているのかを明確に伝えることです。 例えば[信頼関係を築くこと]や[チームワークを大切にすること][粘り強くやり抜くこと]など、自分が働く上で重視している価値観を一言で表現しましょう。

このとき、「なんとなく」ではなく、「私にとって仕事をする上で大切なのは〇〇です」と明確に言い切ることで、面接官に印象づけやすくなります。抽象的すぎる表現は避け、具体的な言葉を選ぶことがポイントです。

②その価値観を持つようになった背景や経験を語る

次に、その価値観を持つようになった背景やエピソードを添えることで、説得力を高めましょう。 例えば[チームワークを大切にしている]という価値観なら、[サークル活動でチーム全体の意見をまとめる役割を担ったことがきっかけ]など、実際の経験を交えて話すことで、あなたの考えにリアリティが生まれます。

この部分があることで、ただの理想論ではなく、自分の行動に根ざした考え方だということが伝わりやすくなります。また、できるだけ成果や学びも盛り込むと、より評価されやすくなります。

③その価値観が「志望企業の仕事」にどう活かせるかを繋げる

最後に、その価値観が志望企業でどのように活かせるのかを伝えることで、志望度の高さや仕事への適性をアピールできます。 

例えば「お客様との信頼関係を大切にしたい」と伝えた場合、「御社の営業職は顧客との長期的な関係構築が重要だと伺っており、私の価値観とも非常にマッチしていると感じています」といったように結びつけると、面接官も[この人と一緒に働く姿]がイメージしやすくなります。

単なる自己PRで終わらせず、「だからこそこの企業で働きたい」と論理的に繋げることで、面接官にあなたの熱意・企業との相性の良さを強く印象づけることができるでしょう。

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「仕事をする上で大切なこと」の回答例文10選

ここでは、実際に使える回答例文を10パターン紹介しています。考え方に迷ったときのヒントや、伝え方の参考にしてみてください。

「仕事をする上で大切なこと」の回答例文10選

協調性

私が仕事をする上で大切にしているのは、協調性です。組織の中では、個人の力だけでは限界がありますが、周囲と協力することで、より大きな成果と成長が得られると考えています。

大学時代、4年間続けた飲食店でのアルバイトで、チームワークの重要性を日々実感しました。特に混雑時は、スタッフ間の連携が不可欠であったため、私は忙しい時ほど積極的に声をかけ、状況を共有するよう努めました。その結果、チームの連携が深まり、お客様から「活気があって良いお店ですね」とお褒めの言葉をいただくこともありました。

この経験から、周囲と信頼関係を築き、協力して目標に向かうことの大切さを学びました。社会に出ても、この協調性を活かし、チームの一員として目標達成に貢献できる人材でありたいと考えています。

想定追加質問
  • 協調性を発揮する上で、特に意識していることは何ですか?
  • 協調性と主体性は両立できると思いますか?
  • チームの中で意見が対立したとき、どのように対応しますか?
  • これまでに協調性を発揮できず、反省した経験はありますか?
  • あなたがチームの一員として貢献できる具体的な強みは何ですか?
  • 当社の業務において、あなたの協調性はどう活かせると思いますか?

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モチベーション

私が仕事をする上で大切にしているのは、高いモチベーションを維持することです。日々の業務で成果を出すためには、前向きな気持ちで取り組む姿勢が不可欠だと考えています。

私は、仕事を通じて人間的に成長したいという思いがあり、そのためには自らのモチベーションを高く保つことが必要だと感じています。大学のゼミ活動では、発表準備が困難な時期も「知識や表現力を磨く好機」と捉え、積極的に取り組みました。その結果、ゼミ内での発表会で高評価を得て大きな自信に繋がった経験があります。

御社に入社後も、常に学ぶ姿勢を持ち続け、成果に繋がる努力を重ねて、チームに貢献していきたいです。

想定追加質問
  • モチベーションが下がったとき、どのように立て直していますか?
  • どんなときに仕事へのモチベーションが高まりますか?
  • モチベーションを保ち続けるために日頃から意識していることはありますか?
  • チーム全体のモチベーションが下がっているとき、あなたならどうしますか?
  • モチベーションを高く保てた経験として、具体的なエピソードを教えてください。

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主体性

私が仕事をする上で大切にしているのは、主体性です。指示を待つのではなく、自ら考え行動することが成果を生み出し結果として会社への貢献に繋がると考えているためです。

大学時代働いていた大手ファーストフード店は、駅前の店舗だったため常に混雑しており、臨機応変な対応が求められました。

私は[お客様をお待たせしないためにはどうすべきか][売上を向上させるには何ができるか]を常に考え、注文処理の効率化や店内動線の改善などをスタッフに提案し、共有するなど、主体的に動くことを心がけていました。こうした主体的な取り組みが評価され、店長から信頼を得て、繁忙期にはリーダー業務も任されました。

社会人になっても、会社の成長や業績向上に繋がる行動を自ら考え、実行できる人材でありたいと考えています。

想定追加質問
  • 具体的にどのような場面で主体性を発揮しましたか?
  • 主体性と指示に従うバランスをどう意識していますか?
  • チームで動く際にも主体性を発揮するには、どのような工夫が必要だと思いますか?
  • 会社の売上に貢献するために、自分ならどんな工夫ができると思いますか?
  • 主体性を持って動いた結果、うまくいかなかった経験があれば教えてください。

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改善力

私が仕事をする上で大切にしているのは、改善力です。現状に満足せず、業務の進め方や仕組みをより良くしようと試みる姿勢が、成果の向上と自身の成長に繋がると考えています。

大学時代おこなっていた、Tシャツのデザイン制作会社でのアルバイトでは、品質と納期の両立が求められました。そこで私は、作業効率を上げるために工程を見直し、先輩からの助言も積極的に取り入れ、日々改善を重ねました。その結果、より短い時間で正確に多くの業務をこなせるようになり、お客様から「納品が早くて助かった」と喜んでもらえたことが印象に残っています。

この経験から、小さな改善の積み重ねが大きな成果を生むことを学びました。御社に入社後も、常に改善意識を持ち続け、自身の成長はもちろん、チームや会社全体の生産性向上に貢献していきたいと考えています。

想定追加質問
  • あなたが考える「良い改善」とはどのようなものですか?
  • 実際に行った改善の中で、特に効果を感じたものは何ですか?
  • 改善を進める中で、周囲との連携はどのように意識していましたか?
  • 入社後、改善力をどのように仕事に活かしたいと考えていますか?
  • 改善提案をしたが、うまくいかなかった経験はありますか?その時どうしましたか?
  • 改善を行う上で、あなたが最も大切にしているプロセスや視点は何ですか?

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生産性の向上

私が仕事をする上で大切にしているのは、生産性の向上です。単に目の前の業務をこなすのではなく、「どうすればより効率的に、質の高い成果を出せるか」を考えながら取り組むよう心がけています。

大学時代のアルバイトでは、日々の業務において作業手順の無駄を見直し、小さな改善を積み重ねることで、作業スピードの向上に努めました。その結果、以前より短い時間でより多くの業務を処理できるようになり、自身の成長も実感できました。

御社に入社後も、担当業務の全体像を把握し効率化を模索することで、生産性向上を意識した働き方で貢献したいです。

想定追加質問
  • 生産性を上げるために、普段から意識している工夫はありますか?
  • 効率を重視するあまり、質が下がってしまうリスクをどう防ぎますか?
  • 生産性の向上によって得られた一番のメリットは何でしたか?
  • チームで生産性を高めるために必要だと思うことは何ですか?
  • 将来的に、どのようなスキルを磨いてさらに生産性を高めたいですか?

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責任感

私が仕事をする上で最も大切にしているのは、責任感を持って物事に取り組むことです。

大学時代、サッカー部の部長としてチーム全体の運営や練習計画を担う中で、自身の判断や行動がチームの士気や結果に直結することを日々感じました。その中でも、チームを勝利に導きたいという強い責任感を持ち、1つひとつの課題に真摯に向き合い、練習や戦略の改善に努めました。その結果、関東大会で優勝という成果を出すことができました。

この経験から、責任感を持って取り組むことが、目標達成とチームへの貢献に不可欠であることを学びました。御社に入社後も、任された仕事に対して常に当事者意識と責任感を持ち、周囲に良い影響を与えながら誠実に業務を遂行していきたいと考えています。

想定追加質問
  • 部長として特に意識していた行動や考え方はありますか?
  • チームがうまくまとまらなかったとき、どのように対応しましたか?
  • 責任感をもって取り組むために、普段から意識していることはありますか?
  • 周囲のメンバーと信頼関係を築くために努力したことはありますか?
  • 社会人としての責任とは、どのようなものだと考えていますか?
  • 責任ある立場を経験して、ご自身が最も成長したと感じる点について教えてください。

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コミュニケーション力

私が仕事をする上で大切にしているのは、コミュニケーション力です。

大学時代、コンビニでの接客アルバイトとダンス教室に通っていた経験を通じて、この力の重要性を深く実感しました。アルバイトではお客様の要望を正確に汲み取ること、ダンス教室では年齢や経験の異なる仲間と信頼関係を築くことを常に意識していました。

特に、ダンス教室のイベントでリーダーを務めた際は、多様なメンバーの意見を尊重し、全員の納得を得ながらチームをまとめる難しさに直面しました。しかし、1人ひとりと丁寧な対話を重ねることで信頼関係を築き、イベントを成功に導くことができました。

御社に入社後も、このコミュニケーション力を活かし、職場で良好な人間関係を築きながら、チームとして成果を出すことに貢献していきたいです。

想定追加質問
  • なぜコミュニケーションを大切にしようと思ったのですか?
  • 対人関係で壁にぶつかったことはありますか?どう乗り越えましたか?
  • 年齢や考え方が違う人と関わるときに意識していることはありますか?
  • 職場で信頼を築くために必要だと思う行動は何ですか?
  • リーダー経験で、特に難しかった場面とその対処法を教えてください。
  • 当社の業務において、あなたのコミュニケーション力は具体的にどのように活かせると考えますか?

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向上心

私が仕事をする上で大切にしているのは、常に向上心を持って取り組むことです。

大学時代、個人経営のカフェでアルバイトをしていた際、「もっとお店の役に立ちたい」「自分にできることはないか」と常に考え、行動していました。具体的には、接客業務に加え、清掃や備品管理の改善、さらには新メニューのアイデアまで積極的に提案し、任される仕事の範囲を自ら広げていきました。

こうした主体的な取り組みが店長に評価され、通常より早く時給がアップしたことは、大きな自信となりました。この経験から、与えられた業務をこなすだけでなく、自ら価値を生み出そうとする姿勢が、自己成長と周囲からの信頼に繋がると実感しています。

御社に入社後も、常に学び続ける意欲と向上心を持ち、積極的に行動することで、組織に貢献できる人材を目指します。

想定追加質問
  • カフェでの経験から学んだ[社会人として大切なこと]は何ですか?
  • 仕事を自分から取りに行く上で、意識していることはありますか?
  • 向上心が裏目に出た経験はありますか?そのときどう乗り越えましたか?
  • 当社の業務やキャリアパスの中で、特にあなたの向上心が活かせると感じるのはどのような点ですか?

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信頼関係

私が仕事をする上で大切にしているのは、周囲との信頼関係を築くことです。

大学時代のアルバイト経験から、職場の方やお客様との信頼は、日々の地道な行動の積み重ねによって育まれると学びました。具体的には、納期を厳守する、ミスがあった際は真摯に謝罪する、常にお客様の視点に立って考えるといった、当たり前のことを丁寧に実践するよう心がけました。その結果、徐々に周囲から信頼を寄せていただけるようになりました。

また、常に「仕事をさせてもらっている」という感謝の念を持ち、いただいた対価以上の価値を提供できるよう努めてきました。信頼関係が深まるほど、チーム内の連携が円滑になり、より大きな成果にも繋がることを実感しています。

御社に入社後も、この誠実な姿勢と感謝の気持ちを忘れず、1つひとつの仕事に丁寧に向き合い、多くの人々と信頼関係を築いていきたいと考えています。

想定追加質問
  • あなたが信頼を築くために意識している行動は何ですか?
  • アルバイト先で信頼関係が崩れそうになった経験はありますか?
  • 信頼関係が築けたことで成果に繋がった具体的なエピソードはありますか?
  • どんな人に信頼を感じますか?また、自分はどうなりたいですか?

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慎重さ

私が仕事をする上で大切にしているのは、物事に慎重に取り組む姿勢です。些細な確認不足や思い込みが、大きなミスや信頼の損失に繋がりかねないと、これまでの経験から実感しているためです。

例えば、大学時代のサッカー部の試合では、常に状況を冷静に分析し、強引なプレーは避けるよう意識していました。周囲の動きを注意深く観察し、1つひとつの判断を丁寧におこなった結果、確実に得点チャンスを掴めた場面が何度もありました。

この経験から、慎重な判断と行動の積み重ねが、結果的に大きな成果と信頼に繋がると考えています。御社に入社後も、この慎重さを活かし、1つひとつの業務に丁寧かつ正確に取り組み、着実に成果を上げていきたいと考えています。

想定追加質問
  • 慎重さとスピードのバランスはどう意識していますか?
  • 慎重に取り組んだことで失敗を防げた経験はありますか?
  • 慎重すぎてチャンスを逃したことはありますか?どう対処しましたか?
  • チームの中で慎重さを発揮する際に気をつけていることは何ですか?
  • 当社の業務において、特に慎重さが求められると感じる場面はどのような時だと思いますか?

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【ES・面接】内定者が語る「仕事で大切なこと」のリアル回答

ここでは、実際に内定を獲得した就活生たちのリアルな回答例を紹介していきます。自分らしさを活かしつつ、面接官にしっかりと伝わる答え方のヒントを見つけていきましょう。

<トヨタ自動車>
Q. 志望動機:あなたが仕事をする上で大切にしたい価値観や求める働き方・職場風土を具体的に記入(200字以内)

A.大切にしたいことは、人に寄り添った仕事を通じて、一人でも多くの人を幸せにすることです。私は、誰かに幸せを届けることで幸せを感じるため、人に寄り添う行動を意識しています。アルバイトでは関係者それぞれの目線で考え支援し、多くの生徒から喜びの声を頂いた時、最もやりがいを感じました。多くの人に喜びを届けられる実感により困難も楽しめたこの経験から、将来は世界中の人々を幸せにできる仕事がしたいと考えています。
 

引用:Unistyle/【内定】エントリーシート(カスタマーファースト(エントリーシート2))(技術職)

<本田技研工業>
Q.あなたが仕事をする上で大切にしたいこと(価値観、想いなど)を記入してください。(200文字程度)

A.私は「目標に向かって熱意をもって取り組む環境」を大切にしている。そのためにモチベーションの維持が重要である。高校時代やアルバイトにおいて、周りが熱意を持ち、目の前のことに真摯に取り組んでおり、その影響もあり、モチベーションを維持することができた。また、本気で取り組むことにより、より大きな成長を遂げることができ、チームとしていい成績を残すことができた。このように、熱意がある環境を大切にしている。
 

引用:Unistyle/【内定】エントリーシート(営業)

<三井不動産>
Q.今までの経験から、あなた自身が社会に出て仕事をする上で大切にしたい価値観についてご自由にお書きください。(300字以内)

A.コミュニケーションを重んじることです。私は部活動において、遠征時の備品を選手に割り振って運んでもらうという役割を担っていました。しかし、初めは重さや大きさなどをあまり考えずに割り振っていたため、選手たちに不満が溜まってしまいました。そこで、全学年の選手約60人の交通手段や怪我の具合など、それぞれの細かな都合を聞いた上で、それを考慮しながら割り振りを考えるようにしました。するとその後はさらに改善した方がいい部分などを選手たちが提案してくれる機会も増えたため、一緒に最善の解決策を考えるようになりました。このことからお互いの考えを共有した上で最善の策を共に考えることが大事だと思うようになりました。
 

引用:Unistyle/エントリーシート(総合職)

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評価が下がるかも?面接で「仕事をする上で大切なこと」を伝える際の注意点

仕事観に関する質問は、あなたの価値観や仕事への向き合い方を見極めるためのものです。しかし、伝え方次第では「自分の考えがない」「企業との相性が悪そう」と思われてしまうこともあります。 

ここでは、面接で「仕事をする上で大切なこと」を答える際に気をつけたい4つのポイントをご紹介します。

「仕事をする上で大切なこと」を伝える際の注意点

受け身な印象を与える回答は避ける

「言われたことをきちんとこなす」「周りに合わせて動く」といった受け身な表現だけでは、主体性に欠けるという印象を与えかねません

多くの企業は、自ら考え行動できる人材を求めています。そのため、あなたが「どのような考えを持ち、具体的にどう行動したのか」を伝えることが重要です。

主体性を示すには、その価値観を持つに至った背景や、それを実際の行動にどう移してきたのかまで、具体的に語ることを意識しましょう。

ネガティブな印象を与える表現は避ける

「失敗しないように気をつける」「怒られないように頑張る」といった消極的な表現は、仕事への姿勢が後ろ向きだと受け取られかねないため避けましょう

面接では[こうなりたい][このように貢献したい]といった前向きな目標や意欲を伝えることが大切です。そうすることで、あなたのポジティブな人柄や意欲が伝わるでしょう。

曖昧にならないよう具体的なエピソードを交える

「コミュニケーションを取ることが大事です」「信頼関係を大切にしています」といった言葉だけでは、面接官には本当にその価値観を持っているのかが伝わりません。 

そのため、[どんな経験からそう考えるようになったのか][実際にどう行動してきたのか]といった具体的なエピソードを添えることが重要です。 根拠があると、言葉に説得力が生まれ、自分らしさもアピールできます。

企業の価値観とマッチするものを選ぶ

どれだけ立派な価値観でも、企業が大切にしている方針と大きくズレていると、「この人はうちの社風に合わないかも」と思われてしまうことがあります

例えば、チームワーク重視の企業で「個人で黙々と作業することが好きです」とアピールすると、ミスマッチに繋がるかもしれません。 面接前に企業理念や求める人物像を調べ、自分の価値観と近いポイントを見つけておくと安心です。

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まとめ

本記事では面接で「仕事をする上で大切なことは何ですか?」と質問された際の回答例と面接官の意図について紹介してきました。

企業は、働く意欲の高い人を採用したいと思っているため、仕事に対する意欲や価値観を聞くための質問は事前に対策しておくことをオススメします。

本記事で紹介した回答のためのフレームワークを参考に、質問に回答できれば、内定獲得にも一気に近づけるでしょう。

面接を通過するためには想定質問への対策として、答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある人は参考にしてください。

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