一言で履歴書と言っても様々な種類の履歴書があります。
履歴書について正しい知識を得ていないと適切ではないものを使ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、本記事を読んで履歴書の選び方について学んでいきましょう。
履歴書の種類
ここでは履歴書の特徴を種類別に紹介していきます。
一般・新卒用
一般・新卒用の履歴書は他のものと比較すると、自己PRの欄が多いです。
また「スポーツ・クラブ・文化活動」という学生ならではの欄もあるため、社会人経験のない就活生にはオススメの履歴書となっています。
大学指定の履歴書
大学指定の履歴書は就活で使用するのにとても適しています。
市販されている履歴書と比較すると、志望動機や自己PR欄の他にも、学生時代に頑張ったことやゼミの研究内容など、自分をアピールできる欄がたくさんあります。
自分を最大限アピールするためにも、自己PRできる欄が多いものを選ぶようにしましょう。
JIS規格
JIS規格は、日本工業規格のことで工業製品などの規格を定めた「国家規格」を表しています。
特徴としては自己PR欄が小さく、学歴・職歴欄、免許・資格欄が大きいため、社会人経験のない就活生には不向きな履歴書です。
職歴欄が大きいこともあり社会人の就活で多く使われています。
アルバイト用
アルバイト用の履歴書の基本的な項目はJIS規格のものと同じですが、出勤を希望する曜日や時間帯を記入できる欄があるということが特徴です。
また、学歴と職歴の欄が別々になっているため、まだ社会人経験のない就活生には不向きな履歴書であると言えます。
履歴書のサイズはA4かB5の2種類
履歴書のサイズはA4かB5の2種類しかありません。このA4、B5サイズとは履歴書を半分に折った時のサイズを指します。
■A4サイズ

■B5サイズ

就活用で一般的に使用される履歴書はA4サイズとされています。
B5サイズと比べてサイズが大きいため、より自分をアピールできるということでA4サイズの履歴書が多くなっているようです。
一方でB5サイズの履歴書は転職やアルバイト用のものが多いです。
しかし昔はA4サイズよりもB5サイズの方が主流であったため、B5サイズのものを使ってしまったから選考に不利になるということはないので、問題はありません。
履歴書を買える場所は?
履歴書は以下の店舗で購入することができます。
・コンビニ
・文房具屋
・100円ショップ
・書店
どこで買っても問題はありませんが、店舗によって取り扱っている種類が異なることもあるため注意して購入するようにしてください。
また最近ではインターネット上で履歴書をダウンロードすることも可能です。企業側から履歴書の指定がない場合は活用してみるのも一つの手段だと言えるでしょう。
まとめ
本記事では履歴書の選び方を紹介してきました。
履歴書には様々な種類があり、それぞれに適切な用途があります。
そのため就活で使用するにはどの履歴書が良いか、自分を最大限アピールできる履歴書はどれなのかを理解してから選ぶようにしましょう。