「自己PRで柔軟性をアピールするにはどうしたらいい?」「柔軟性って企業から評価されるのかな?」と考えている方は多いのではないでしょうか?
自己PRで柔軟性をアピールしようと思っている人に向けて、本記事では企業が求めている柔軟性とは何なのか、自己PRで柔軟性をアピールする正しい方法を紹介していきます。
例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
企業が求めている柔軟性とは?
“柔軟性”という言葉を聞くと「他人の意見に合わせることができる」といった内容を思い浮かべる就活生も多いと思います。
しかし企業が求めている柔軟性とは「周囲の人や環境に応じて、臨機応変に物事に取り組める力」を指します。
上記で述べたような「周りの意見に合わせられる」といったようなアピールをしてしまうと「優柔不断なのかな?」「主体性がない人なのかも」と、マイナスイメージを与えてしまうかもしれません。
自己PRで柔軟性をアピールするのは良いですが、企業が求めている柔軟性が何なのかを正しく理解した上でアピールするようにしましょう。
自己PRで柔軟性が評価される理由
自己PRで「柔軟性をアピールしようかな」と迷っている人に向けて、企業に柔軟性が評価される理由を3つ紹介していきます。
自己PRに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
自己PRで柔軟性が評価される理由(1):臨機応変に動ける印象を与えることができる
仕事をしてるとイレギュラーな状況にも臨機応変に対応しなければいけない場面が多々あります。例えば接客業でのクレーム対応や、思わぬミスによる対応業務など、様々な状況が考えられます。
このような時に柔軟性がある人であれば、うまく対応し、切り抜けられるだろうと評価されやすいです。
また、臨機応変に動ける人はその時々で、自社に今何が必要かを考え、新しいことにも主体的にチャレンジしてくれるだろうという前向きなイメージを持たれやすいため、将来的に活躍できる人材だとアピールすることができるでしょう。
自己PRで柔軟性が評価される理由(2):素直さをアピールできる
柔軟性があるというには臨機応変に動けるだけでなく、自分とは異なる意見や考えでも受け入れることができるという強みもあります。
仕事をする上で他人の意見や話を素直に受け入れることができるというのはとても必要なことです。
例えば上司から仕事の進め方についてアドバイスをもらった際に、柔軟性がある人は「そういうやり方もあるのか!試してみよう!」と素直に受け入れてくれますが、柔軟性がない人は「自分のやり方があるし…今更変えたくない」と受け入れられないということもあるでしょう。
上記のような2パターンの人がいた場合「仕事を任せたい」「もっといろんなこと教えてあげたい」と思われるのは前者ですよね。
仕事をする上である程度の素直さは大切であるため、柔軟性を通して素直さをアピールするのは効果的だと言えるでしょう。
自己PRで柔軟性が評価される理由(3):新しい環境でも適応できると思われる
新しい環境への適応力はとても大切です。会社というのはずっと同じ環境で同じ人と働き続けられるわけではありません。
例えば、異動で全く違う環境に飛び込まなければならなかったり、新しい人が異動してきて一緒に働く人間関係が変わったりと、様々な環境の変化があります。
そのため企業は、環境が変わってもすぐに新しい環境に適応できる人材を求めています。
「柔軟性がある=その場の状況に合わせて臨機応変に動ける」となるため、自己PRで柔軟性をアピールすることで適応力があるという印象を与えることができるでしょう。
自己PRで柔軟性をアピールする方法
柔軟性を自己PRでアピールする際は、以下のフレームワークに沿って書くようにしましょう。

結論では自分の長所が”柔軟性”であることを端的に述べ、その後に自分の長所が”柔軟性”であることを証明できるエピソードを伝えます。
そして自分のとった行動によってどんな結果になったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である”柔軟性”を活かし、どうやって志望企業に貢献するかを述べましょう。
自己PRの詳しい書き方については以下の記事で紹介しているので、自己PRを考える際は参考にしてみてください。
関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
自己PRで柔軟性をアピールする際の注意点
ここでは柔軟性をアピールする際の注意点を紹介していきます。
せっかくの長所もアピールの仕方によって面接官に与える印象は大きく異なってしまうため、正しいアピールの仕方を理解しておきましょう。
自己PRで柔軟性をアピールする際の注意点(1):柔軟性を他の言葉に言い換える
“柔軟性”という言葉は抽象的であるため、自己PRで「私には柔軟性があります」とだけ伝えてしまうと、面接官との齟齬が生まれ本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。
そのため、”柔軟性”という言葉を「異なる価値観の中でも目標達成に向けて協働することができます」といったように具体的に言い換えてみてください。
他にも以下で言い換えの例を紹介します。
- ポジティブに行動し続けられる
- 困難にも耐えられるストレス耐性がある
- 何事もコツコツと続けられる
- 最後までやり抜くことができる
- 学び続ける向上心がある
- 常に高い目標に向かって努力できる
- 困難なことも諦めずに継続できる
以上の言い換えを参考に自分だけのキャッチコピーを作りましょう。
自己PRで柔軟性をアピールする際の注意点(2):アピール内容が行動と矛盾しないようにする
自己PRで柔軟性をアピールする際は、言葉と行動が矛盾しないように注意しましょう。
例えば「柔軟性があります!」とアピールしているのにも関わらず、面接で想定外の質問をされた時に全く答えられず黙り込んでしまうと「本当にこの人柔軟性あるのかな?」と思われてしまいます。
他の強みでも言えることではありますが、アピール内容と面接での対応が矛盾していると自己分析不足と判断され「そこまで志望度が高くないんだな」と思われてしまう可能性があるため、当然ですが自己PRでは嘘はつかないようにしましょう。
自己PRで柔軟性をアピールした例文
ここでは自己PRとして柔軟性をアピールしている例文を6つのカテゴリーごとに紹介していきます。
自己PRを考える際に参考にしてみてください。

●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ
自己PRで柔軟性をアピールした例文:部活動編
■例文1
⇨強みを単に柔軟性と書くのではなく、きちんと定義づけできているのが非常に良いです。構成も非常に理解しやすいものになっています。
■例文2
⇨非常に読みやすい構成となっています。ぜひ参考にしてみましょう。
自己PRで柔軟性をアピールした例文:サークル編
■例文1
⇨文字数の関係で結果が述べられていませんが、わかりやすい構成になっています。
■例文2
⇨長所をただ「柔軟性がある」だけでなく、具体的な言葉で言い換えられています。
また、エピソードについてとても詳しく書かれているため、あなたが何をやり遂げたのかが伝わりやすい自己PRとなっています。
自己PRで柔軟性をアピールした例文:ボランティア編
幼少期から6度の引越しにより新しい環境に入る経験を多く積みました。これにより多様な価値観があることに幼いうちから気づき、環境へ適応するため自身との違いを受け入れる柔軟性と、その上で自分に求められていることを考え変化していく力を培いました。実際に強みを活きた例をゼミでのエピソードでご説明いたします。 それは「ゼミで出場したビジネスコンテストで〇〇賞を受賞したこと」です。モチベーションの差から難航していた活動を改善するためリーダーとして何が必要か考え「お互いの価値観への理解」「各自の責任の明確化」に取り組みました。 粘り強く働きかけることで徐々にメンバーの意識が変わり、各自が最善を尽くし活動したことで決勝進出に至りました。 貴社で働く際は自分と違う考え・価値観や時代の変化を受け入れ、柔軟に挑戦することで、新しい価値を創造し変革することに貢献します。
⇨非常に綺麗な構成で柔軟性という長所を伝えられています。加えて、どのように柔軟性という強みが培われたのかが明記されているため、非常に納得感があります。
自己PRで柔軟性をアピールした例文:インターン編
⇨エピソードの部分で「意見を言いやすい雰囲気を作り出して~」とありますが、何を意識して言いやすい雰囲気を作ったのかまで書けるとあなたの人柄をよりアピールすることができるため、もう少し具体的に書いてみましょう。
自己PRで柔軟性をアピールした例文:留学編
⇨非常に綺麗な構成で書かれています。是非皆さんも参考にしてみてください。
自己PRで柔軟性をアピールした例文:ゼミ編
⇨フレームワークに沿って綺麗な構成で書けています。さらに良い自己PRにするには長所である「柔軟性」を具体的な言葉に言い換えられるとよいでしょう。
まとめ
本記事では自己PRで柔軟性をアピールする際のメリットや注意点、例文を紹介してきました。
柔軟性をアピールすることで「臨機応変に動ける」「新しい環境にも適応できる」など、仕事に必要な素養があることを伝えられます。
柔軟性を自己PRとしてアピールしようと思っている方は、本記事で紹介した考え方をぜひ参考に書いてみてください。
また、「自分の強みを活かせる企業が知りたい」「とにかく効率的に就活を進めたい」という就活生は就職エージェントneoを利用してみてください。
●企業が求めている柔軟性とは?
「周囲の人や環境に応じて、臨機応変に物事に取り組める力」
●自己PRで”柔軟性”が評価される理由
理由(1):臨機応変に動ける印象を与えることができる
理由(2):素直さをアピールできる
理由(3):新しい環境でも適応できると思われる
●自己PRで柔軟性をアピールする方法
方法(1)強みを書く
方法(2)エピソードを具体的に書く
方法(3)結果・学んだことを書く
方法(4)入社後に強みをどう活かすのかを書く
●自己PRで柔軟性をアピールする際の注意点
注意点(1)柔軟性を他の言葉に言い換える
注意点(2)アピール内容が行動と矛盾しないようにする
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