「オープンESってどんな感じなんだろう…?」「履歴書なの?ESなの?」「オープンESを出せばもうほかの書類は出さなくても良いの?」
オープンESについてよくわかっていない人の中で、このような疑問を感じている人もいるでしょう。
そこで本記事では、オープンESとは何なのか、書く際のポイント、好印象を与える写真の選び方を紹介しています。
オープンESに少しでも興味がある、効率的に就活を進めたいという人はぜひ読んでみてください。
オープンESとは?
オープンESとはリクナビが提供している、あらかじめリクナビ上に登録したESを複数の企業に提出することができるサービスです。
何社もの企業にエントリーする場合、通常では応募する企業の数の分だけESや履歴書を作成する必要があります。
ですがオープンESは上述したように、1回作成すれば他の企業にもそのまま使うことができるため、ESや履歴書などの書類作成の時間を大幅に短縮することができます。
そんな便利なオープンESですが、すべての企業に提出できるわけではなく、リクナビと提携していない企業には提出することができません。
エントリー後に「OpenES提出可能」と表示された企業は提出することが可能であるため、その表示があるかないかで判断してみてください。
ここまでオープンESとはどんなサービスなのか簡単に説明してきました。就活生の中で「オープンESと履歴書は何が違うの?」と思っている方もいると思います。
ここからはオープンESと履歴書の違いについて紹介していきます。
オープンESは履歴書?ES?
「オープンESは履歴書扱いなのか、ES扱いなのかどっちなの?」「オープンESを出せば、他の書類は出さなくていいの?」このような疑問を感じている人もいるでしょう。
結論、企業によります。企業がオープンESを以下のどれとして扱うかによるということです。
(2)履歴書
(3)ES兼履歴書
例えば企業がESとしてオープンESを扱う場合は、追加で履歴書を求められることがあります。
各企業の利用目的は提出画面で確認することができますので、チェックしてみてください。
オープンESと履歴書の違い
履歴書扱いになるのかES扱いになるのかは企業によって異なるとお伝えしました。
ESは企業独自のものが多く、設問も企業それぞれ異なるため、どんな設問があるか一概には言い切れません。
そのため今回はオープンESと履歴書の設問の違いについて紹介していきます。
※氏名や住所などの基本情報は除いて紹介します。
■オープンES
✓ 趣味・特技
✓ 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
✓ 自己PR(写真アリ)
✓ 学生時代に最も打ち込んだこと(写真アリ)
※企業ごとに上記にプラス3問まで独自の質問を追加できる
■履歴書
✓ 志望動機・自己PRの書き方
記入項目についてはそれぞれこのようになっており、オープンESの方が記入する項目が少し多くなっています。
一番の違いは、オープンESでは自己PRとガクチカの部分にアピール写真を入れることができるという点です。
写真を用いてアピールすることができるため、よりその時の状況や、あなたの雰囲気や人柄を伝えることができるでしょう。
ここまででオープンESと履歴書の違いについてなんとなく理解できたと思います。
続いてはオープンESのメリットについて紹介していきます。
オープンESを利用するメリット
オープンESのメリットは以下3つです。メリットを把握した上で自分に合っているサービスなのかどうかを考えてみましょう。
ESや履歴書など書類作成の時間を短縮できる
上述したようにオープンESは一度作成してしまえば、他の企業にエントリーする際もそのまま同じものを提出することができます。
そのため今までESや履歴書などの書類を作成するのにあてていた時間を大幅に短縮することが可能です。
もちろん企業ごとに少しだけ内容を変えたいという人は、一度作成したものを修正してから提出することもできます。
複数の企業を受けようとしている、受けたい企業が明確に決まっていない、効率的に就活を進めたい人はオススメのサービスと言えるでしょう。
出費が少ない
1社ごとに紙で提出する場合、証明写真代や郵送料など、思っている以上に出費が多くなります。
ただでさえ就活時はスーツ代や交通費など何かとお金がかかってしまうので、できるだけ出費は抑えたいですよね。
オープンESは写真も紙もデータなので、一度写真を撮っておけば追加でお金がかかることはありませんし、郵送料もかかりません。
そのため、できるだけ少ない出費で就活を進めたいという人にオススメです。
PR写真があるからよりアピールできる
上述していますが、オープンESではプロフィール写真以外で自己PRとガクチカ部分の2箇所に写真を載せることができます。
絶対に載せないといけないわけではありませんが、オープンESを利用するのであればアピール写真は載せるべきです。
写真を載せることで文章だけでは伝わらない雰囲気やその時の状況をイメージしやすくなります。
採用担当者にあなたという存在をイメージさせて記憶に残したいという人は、あなた自身を存分にアピールできる写真を選んでみてください。
オープンESしか扱っていない企業がある
企業によってはオープンESしか扱っていないところもあります。
そのためオープンESを利用することで、本来だったら受けることのできない企業にエントリーすることができ、自分に合っている企業を見つけられるかもしれません。
しかし、本記事の冒頭でお伝えしたようにオープンESはすべての企業に提出できるわけではありません。
オープンESだけに絞ってしまうと反対に選択肢を狭めてしまう可能性があるため、どちらもうまく併用できるとより良いでしょう。
オープンESを使用する際の注意点
オープンESは1回作成すればそのまま他の企業にも使い回せるというメリットがありますが、作成したオープンESの出来が良くない場合、使い回すことですべての書類選考に落ちてしまうというリスクもあります。
そのためオープンESを作成したら、登録する前に第三者に読んでもらい「文章は読みづらくないか」「その時の状況が伝わるように書けているか」「あなたの魅力が伝わるか」をチェックしましょう。
必ずブラッシュアップしてから登録することをオススメします。
ここまでオープンESのメリットや使用する際の注意点、履歴書との違いなど、オープンESとはどんなものなのかについて説明してきました。
オープンESについて学んだら、続いては書き方について紹介していきます。
オープンESの書き方
記事の冒頭でも紹介しましたが、オープンESの基本項目は以下7つになります。
(2)学歴・職歴
(3)保有資格
(4)趣味・特技
(5)学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
(6)自己PR
(7)学生時代に最も打ち込んだこと
書き方の詳細や例文は以下の記事で紹介しているので、ここでは各設問を書く際に意識すべきポイントのみ紹介していきます。
また氏名、学歴・職歴はそのまま書くだけなので、保有資格からの紹介になります。
関連記事: オープンES 例保有資格
保有資格を書く際のポイントは以下4点です。
✓ スコアがある場合はスコアも書く
✓ 「取得した理由」「ちょっとしたアピール」を書く
✓ 文字数は全角25文字以内
趣味・特技
趣味・特技を書く際のポイントは以下6点です。
✓ 説明より自分の考えを書く
✓ 得たことを書く
✓ 入社後にどう活かせるか書く
✓ 1つに絞る
✓ 文字数は120文字以内
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容を書く際のポイントは以下4点です。
✓ 身についたことを書く
✓ 入社後にどう活かせるか書く
✓ 文字数は250文字以内
以下で紹介する自己PR、ガクチカ、志望動機を書く際のポイントでは、それぞれのフレームワークを紹介していきます。
自己PR
自己PRを書く際は、以下のフレームワークに沿って書いてみてください。
(2)エピソード
(3)結果・学んだこと
(4)入社後どう活躍できるか
学生時代に最も打ち込んだこと
学生時代に最も打ち込んだことを書く際は、以下のフレームワークに沿って書いてみてください。
(2)動機
(3)目標と課題
(4)取り組みや対策
(5)結果
(6)学び
志望動機
志望動機を書く際は、以下のフレームワークに沿って書いてみてください。
(2)背景・動機
(3)会社を選んだ理由
(4)入社後どのように活躍したいか
就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。上記フレームワークに加えてESの例文を見たい方は下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。
自己PRとガクチカ欄に載せる写真の選び方
ここまででオープンESを書く際のポイントについては理解できたと思います。
オープンESは履歴書とは違い、写真も重要なポイントです。ここでは評価される写真の選び方を紹介します。
写真を選ぶ前にまずは写真のサイズやファイル形式を覚えておきましょう。
★サイズ:縦600px×横450px以上
★形式:jpgまたはpng
★容量:5MB以下
~自己PR・ガクチカの写真~
★サイズ:縦675×横900px(横長3:4推奨)
以下が写真を選ぶ際に意識すべきポイントです。
自分らしさが伝わる写真
採用担当者は自己PRやガクチカの文章だけでなく、写真からもあなたの人間性を知りたいと思っています。
理由としては写真を見ることで文章だけでは伝わらない雰囲気やその時の状況をイメージしやすくなるためです。
どんな写真が一番あなたらしさやその時の状況が伝わるか、しっかりと考えた上で決めるようにしましょう。
自己PRやガクチカ内容と関連性がある写真
自己PRやガクチカと関連している写真の方がより具体的にあなたの魅力を伝えることができます。
例えば、自己PRでは部活の話をしているのに、写真は家族旅行の時に撮影したものであった場合「この写真は何を表してるんだろう?」「この写真から何を読み取ればいいんだろう?」と採用担当者も困ってしまいます。
せっかくのアピールの機会を最大限活用するためにも、書いたエピソードを明確にイメージできるような写真を選びましょう。
採用担当者の興味を惹く写真
少し難しいかもしれませんが、採用担当者の興味を惹くような写真を選ぶのもポイントの一つ1つです。
興味を惹く写真というのは、写真を見た瞬間に相手に「なんだこれ??」と思わせる写真のことを指します。
そのような写真を作る際は、ただ撮ったものをそのまま載せるのではなく、加工したり、他の画像とコラージュしたり、何か一工夫してみましょう。

また写真がない人に向けて、とっておきの秘策をお伝えしますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
本記事ではオープンESとは何なのか、書き方、載せる写真を選ぶコツについて紹介してきました。
お伝えしたようにオープンESは様々なメリットがあり、誰でも利用できるサービスであるため、少しでも興味がある人は試しに使ってみるのも良いと思います。
しかしその分リスクも存在するため、オープンESだけに絞るのではなく、一つの手段として併用することをオススメします。
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