●Webテストの見分け方は[URLを見る][口コミサイトやOB訪問で確認する]。
●主要なWebテストの種類は[SPI][ENG-SPI][玉手箱][GAB/C-GAB][TG-WEB][CAB]。
●Webテストの対策をする際は[参考書やアプリを活用する][模擬面接を受ける][本番の時間配分を意識して解く][苦手な問題は重点的に勉強する]と良い。
- 1 そもそもWebテストとは?
- 2 受験前に確認!Webテストの種類を見分ける方法
- 3 ①【SPI】Webテストの見分け方
- 4 ②【ENG-SPI】Webテストの見分け方
- 5 ③【玉手箱】Webテストの見分け方
- 6 ④【GAB/C-GAB】Webテストの見分け方
- 7 ⑤【CAB】Webテストの見分け方
- 8 ⑥【ミキワメ】Webテストの見分け方
- 9 ⑦【TG-WEB】Webテストの見分け方
- 10 ⑧【GPS】Webテストの見分け方
- 11 ⑨【CUBIC】Webテストの見分け方
- 12 ⑩【CBTS】Webテストの見分け方
- 13 ⑪【TAL】Webテストの見分け方
- 14 ⑫【不適性検査スカウター】Webテストの見分け方
- 15 ⑬【BRIDGE】Webテストの見分け方
- 16 ⑭【TAP】Webテストの見分け方
- 17 ⑮【ef-1G】Webテストの見分け方
- 18 ⑯【SCOA】Webテストの見分け方
- 19 ⑰【アドバンテッジインサイト】Webテストの見分け方
- 20 ⑱【GROW360】Webテストの見分け方
- 21 ⑲【3E-IP】Webテストの見分け方
- 22 ⑳【デザイン思考テスト】Webテストの見分け方
- 23 ㉑【内田クレペリン】Webテストの見分け方
- 24 Webテストの種類がどうしてもわからない場合の対処法
- 25 まとめ
- 26 Webテスト以外の対策はできている?面接対策はプロと一緒に進めよう
「Webテストっていろんな種類あるけど、どれを勉強したらいいんだろう…?」「見分け方ってあるのかな?」と思っている就活生もいると思います。
たしかにWebテストには多数の種類が存在するため、自分が受験する可能性のあるWebテストの対策をした方が効率的です。
しかし全ての企業がテストの種類を公開しているわけではありません。
そこで本記事ではWebテストの種類の見分け方を紹介していきます。
また、おこなうべきWebテスト対策についても紹介しているので、自分が受ける企業のWebテストの種類がわかった人は対策までおこなってみてください。
そもそもWebテストとは?

Webテストとは、主に新卒採用の選考で用いられる筆記試験の1つで、インターネット上で受験する形式の適性検査です。SPI、玉手箱、TG-WEB、CABなど様々な種類があり、それぞれ出題傾向が異なります。
一般的に、Webテストは学力を測る[能力検査]と、性格や価値観を把握するための[性格検査]に分かれています。企業はこれらのテスト結果から、就活生が自社の業務や社風に適応できるか、そして業務遂行に必要な基礎能力を備えているかなどを確認しています。
受験前に確認!Webテストの種類を見分ける方法
Webテストは種類によって出題形式や難易度が大きく異なるため、事前にどの種類のテストが出題されるかを把握しておくことが重要です。ここでは、Webテストの種類を見分ける方法をご紹介します。
受験用URLから特定する
企業から届くWebテスト受験用のURLには、テストの種類を示すヒントが隠されています。
- [arorua.netがURL内に含まれていれば『SPI』
- [e-exams.jp]がURL内に含まれていれば『玉手箱』
- [jinji-test.com]がURL内に含まれていれば『TG-WEB』
※上記は一例です。全てのケースに当てはまるわけではありませんが、目安として参考にしてください。
このように、ドメインで見分けるのはもっとも簡単な方法の1つといえるでしょう。
ログイン画面から判断する
受験時のログイン画面に表示されるロゴや運営会社名、システム名を確認することで、テストの種類を特定できる場合があります。
例えば、[RECRUIT]が表示されていればSPI、[SHL]や[CUBIC]のロゴがあればその系列のテストである可能性が高いです。
企業からの案内やメールを確認する
企業から送られてくるWebテストの受験案内メールや、マイページ上の通知は必ず確認しましょう。案内文中に「SPIを使用します」「Webテスティングサービスでの実施です」のように明記されている場合があります。
たとえ直接的な記載がなくても、受験マニュアルや注意事項の中に、テストの種類を推測できる手がかりが含まれていることもあるため、見落とさないようにしましょう。
口コミサイトで調べる
過去の受験者の体験談が掲載されている口コミサイトを活用するのも有効です。[みん就(みんなの就職活動日記)]や[就活会議][ワンキャリア]などには、企業ごとの選考フローやWebテストの種類が投稿されています。同じ企業の過去の傾向を参考にしましょう。
また、『Unistyle』のような就職活動情報サイトでは、企業の選考対策記事やES(エントリーシート)の例文など、さらに踏み込んだ情報収集が可能です。
効率的に就活を進めるためにも、これらの情報を是非活用してみてください。
OB・OG訪問で選考情報を聞く
OB・OG訪問は、志望企業のWebテストについて直接質問できる貴重な機会です。特に近年選考を受けたOB・OGであれば、どのテスト形式だったのか教えてくれる可能性があります。
ただし、Webテストの内容が変わっている可能性もあるため注意してください。できるだけ年次の近い先輩から話を聞くことで、あなたが受けるWebテストと同じである可能性が高まります。
OB・OG訪問は、選考対策だけでなく企業理解を深めるチャンスでもあります。是非積極的に活用してみましょう。
テストの運営会社情報から推測する
Webテストを提供している運営会社名からテストの種類を推測することも可能です。具体的には、以下のような企業がWebテストの運営をしています。
- リクルート:SPI
- 日本SHL:玉手箱、CUBIC
- ヒューマネージ:TG-WEB
企業が公表している採用情報に、Webテストの運営会社名が記載されているケースもあるため、細部まで確認してみましょう。
①【SPI】Webテストの見分け方
SPIはリクルート社が提供する適性検査で、最も多くの企業で採用されています。受験者の回答状況によって問題の難易度が変化するのが特徴です。
言語(国語)と非言語(数学・算数)の能力検査と性格検査で構成され、企業によっては英語や構造的把握力検査が追加されることもあります。
特徴 | 出題頻度が最も高く、受験者の正答率によって問題の難易度が変化する。 |
---|---|
形式 |
・テストセンター(専用会場PC) ・Webテスティング(自宅PC) |
URL例 | arorua.net |
出題内容 |
・言語(国語):語句の文法、多義語、空欄補充、長文読解など ・非言語(数学):四則計算、推論、部分集合(包含関係)など ・性格:自分の性格に当てはまる項目を選択 |
時間 |
・言語・非言語:約35分 ・性格:約30分 |
頻出業界 | 商社、メーカー、銀行、大手企業など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅で受験する場合は、テストのURLが[arorua.net/]で始まるか確認する
- 受験案内メールやマイページに[SPI]や[Webテスティングサービス]の記載があるか確認する
- テストセンターで受験する場合は、UnistyleやOB・OG訪問などで事前に企業情報を確認する

アドバイザー
SPI対策は最新版の[SPI3]に対応した問題集や参考書を活用し、繰り返し問題を解いて出題形式に慣れることが重要です。
能力検査は、解き方のパターンを理解すれば素早く解答できる問題が多いため、何度も演習を重ね、問題傾向と時間配分を覚えましょう。
\Webテスト後の「面接」で差をつけたい方は、プロに相談してみませんか?/
②【ENG-SPI】Webテストの見分け方
ENGは、SPIを提供しているリクルートマネジメントソリューションズによる英語専門のテストです。主にSPIと合わせて実施され、学生の英語力を測ります。語彙力、文法、長文読解が出題され、リスニング問題はありません。
特徴 |
SPIと併用されることが多い英語専門テスト。 英語力を重視する企業で実施される。 |
---|---|
形式 |
・テストセンター ・Webテスティング ・筆記試験 |
URL例 |
arorua.net ※SPIと同様のURLであることが多いですが、英語問題が出題されます。 |
出題内容 |
・語彙 ・文法 ・長文読解(リスニングなし) |
時間 | 英語40問/30分 |
頻出業界 | 英語力を重視する企業(グローバル企業、外資系など) |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 筆記試験の場合、URLでの判断はできないため、UnistyleやOB・OG訪問で事前に情報を確認する
- 受験案内や企業からの指示で、SPIと合わせて[英語能力検査]の実施が明記されていれば、ENGである可能性が非常に高い

アドバイザー
ENGでは英検準2級レベルの問題が出題され、読解スピードと読解力が求められます。日頃から英語力を高める努力をすることが重要です。
特に、語彙力と長文読解の練習に重点を置きましょう。過去問や市販の英語問題集を活用して、出題形式に慣れておくことも有効です。
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③【玉手箱】Webテストの見分け方
玉手箱は、日本SHLが提供するWebテストで、計数理解、言語理解、英語理解、性格テストの4種類に分かれています。問題数に対して解答時間が短く、スピードを求められるのが大きな特徴です。
言語や英語ではGAB形式やIMAGES形式の問題も出題されるため、事前の対策が必須となります。
特徴 | 問題数が多く、解答時間が短いため、高速で正確な処理能力が問われる。 |
---|---|
形式 |
・テストセンター ・Webテスティング |
URL例 |
・web1.e-exams.jp ・web2.e-exams.jp ・web3.e-exams.jp ・tsvs1.e-exams2.jp ・tsvs2.e-exams2.jp ・tsvs3.e-exams2.jp ・nsvs1.e-exams4.jp ・nsvs2.e-exams4.jp など |
出題内容 |
・計数理解:四則計算、図表読取、表推測 ・言語理解:論理的読解(GAB形式) ・趣旨判定(IMAGES形式) ・趣旨把握 ・英語理解:論理的読解(GAB形式) ・長文読解(IMAGES形式) ・性格テスト |
時間 |
・言語:10分~15分 ・計数:9分~20分 ・英語:10分 |
頻出業界 | 総合商社・専門商社、証券・投資銀行、コンサル・シンクタンクなど |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅受験で、[e-exams.jp/]を含むURLから始まる場合は玉手箱の可能性が高いが、GABやCABも同じURLを使用することがある
- 受験案内メールやマイページに[玉手箱]と明記されている場合は確定
- UnistyleやOB・OG訪問を通じて、志望企業が玉手箱を採用しているか事前に確認しておくのが確実

アドバイザー
玉手箱は毎年同じような問題が出題される傾向が強いため、問題集を繰り返し解き、出題パターンとスピード感に慣れることが非常に重要です。満点を目指すよりも、限られた時間内で確実に解ける問題を増やすことを意識しましょう。
テストセンターで受験する場合は電卓が使用できないため、概算などを用いた素早い計算練習も有効です。
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④【GAB/C-GAB】Webテストの見分け方
GABおよびC-GABは、玉手箱と同じ日本SHLが運営しているWebテストです。言語問題(論理的読解)、計数問題(計算問題)、性格テストの3種類で構成されています。
玉手箱が基礎能力や性格を測るのに対し、GABはバイタリティやチームワークといった職務能力を測ることに特徴があります。
特徴 |
職務能力の測定に重点を置いています。 難易度が高く、短時間での解答が求められる。 |
---|---|
形式 |
・GAB:会場受験(マークシート) ・C-GAB:会場受験(PC) ・WebGAB:自宅受験(Web) |
URL例 |
・web1.e-exams.jp ・web2.e-exams.jp ・web3.e-exams.jp ・tsvs1.e-exams2.jp ・tsvs2.e-exams2.jp ・tsvs3.e-exams2.jp ・nsvs1.e-exams4.jp ・nsvs2.e-exams4.jp など |
出題内容 |
・言語:論理的読解 ・計数:計算問題 ・パーソナリティ |
時間 |
・GAB:言語25分、計数35分、パーソナリティ約30分 ・C-GAB:言語32問/15分、計数29問/15分、英語24問/10分、パーソナリティ20分 |
頻出業界 | 総合商社・専門商社、証券・投資銀行、総研など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅受験で、[e-exams.jp/]を含むURLから始まる場合はGABの可能性が高いが、玉手箱やCABも同じURLを使用することがある
- 受験案内メールやマイページに[GAB]または[C-GAB]と明記されている場合は確定
- UnistyleやOB・OG訪問を通じて、志望企業がGAB/C-GABを採用しているか事前に確認しておくのが確実

アドバイザー
GABは他のWebテストと比較して難易度が高い傾向にあります。1問1分以内に解答しなければ全ての問題を解き終えることが難しいです。
そのため参考書などで解き方や解答パターンを理解し、問題をたくさん解いて形式に慣れることが非常に大切です。
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⑤【CAB】Webテストの見分け方
CABは、日本SHLが提供する適性検査で、能力検査と性格検査に分かれています。能力検査は非言語問題のみで構成されています。
主にシステムエンジニアやプログラマーなどのIT・技術系職種の採用試験で多く実施され、受験者の論理的思考力を測ることに特徴があります。
特徴 |
IT・技術系職種で頻出しやすい。 論理的思考力や情報処理能力を測る、独特な非言語問題が中心。 |
---|---|
形式 |
・筆記テスト ・Web-CAB(Webテスト) |
URL例 |
・web1.e-exams.jp ・web2.e-exams.jp ・web3.e-exams.jp ・tsvs1.e-exams2.jp ・tsvs2.e-exams2.jp ・tsvs3.e-exams2.jp ・nsvs1.e-exams4.jp ・nsvs2.e-exams4.jp など |
出題内容 |
・能力:四則計算、法則性、命令表、暗号 ・性格:性格適性(質問への選択) |
時間 |
・四則計算:50問/9分 ・法則性:30問/12分 ・命令表:36問/15分 ・暗号:30問/16分 ・性格:68問/約20分 |
頻出業界 | IT企業、メーカー(技術職)、システム開発など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅受験で、上記に記載されているような[e-exams.jp/]を含むURLから始まる場合はCABの可能性が高いが、玉手箱やGABも同じURLを使用することがある
- 受験案内メールやマイページに[CAB]と明記されている場合は確実
- UnistyleやOB・OG訪問で、志望企業がCABを採用しているか事前に確認しておくのが最も確実

アドバイザー
CABは独特な問題形式のため、専用の参考書などを購入し、問題の出題傾向を把握して解法パターンを理解することが非常に重要です。特にプログラマーやエンジニアを目指す方は、CABを受ける可能性が高いため、徹底した対策が必要です。
時間制限も厳しいため、演習を重ねて素早く正確に解答する力を養いましょう。
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⑥【ミキワメ】Webテストの見分け方
ミキワメは、能力テストと性格診断の2部構成ですが、性格診断に比重が置かれている点が特徴です。能力検査は20分で20問を解く必要があり、スピード感が求められます。この試験はWebテストのみで実施されます。
特徴 |
性格診断に重点が置かれたWebテスト。 能力検査は短時間での解答が必要。 |
---|---|
形式 | Webテストのみ |
URL例 | survey.career-base.jp |
出題内容 |
・能力検査:言語・非言語(推測される) ・性格検査 |
時間 |
・能力検査:20問/20分 ・性格検査:100問/10分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストのみの実施で、URLに[survey.career-base.jp]が含まれている場合はミキワメの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[ミキワメ]と明記されている場合は確実

アドバイザー
ミキワメは比較的新しくマイナーな試験であるため、専用の対策参考書はほとんど出回っていません。能力検査については、SPIや玉手箱など他の主要なWebテストの参考書で、基本的な言語・非言語の問題演習をしておくと良いでしょう。
性格検査では、一貫性のある回答を心がけるとともに、自己分析を深めておくことが重要です。
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⑦【TG-WEB】Webテストの見分け方
TG-WEBは、ヒューマネージが提供する適性検査で、言語問題(国語)、計数問題(数学)、性格テストの3種類で構成されています。他のWebテストと比較して難易度の高い問題が出題される点が特徴です。
従来型と新型の2パターンがあり、それぞれ出題傾向や難易度が異なります。
特徴 |
難易度が高い問題が多く、ひらめきや思考力が問われる。 従来型と新型の2種類が存在。 |
---|---|
形式 |
・Webテスト(自宅) ・テストセンター形式 ・i9(筆記テスト) |
URL例 |
・assessment.c-personal.com ・assessment.e-gitest.com ・c-personal.com など |
出題内容 |
・言語 ・計数 ・性格テスト ※企業によっては英語も追加されることもある |
時間 |
・従来型:言語12問/12分、計数9問/18分、英語10問/15分 ・新型:言語34問/7分、計数36問/8分、英語10問/15分 |
頻出業界 | 難易度が高い分、総合職や専門職で採用されることが多い |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅受験で、URLが[assessment.c-personal.com/][assessment.e-gitest.com/][c-personal.com/]となっている場合はTG-WEBの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[TG-WEB]と明記されている場合は確実
- テストセンターで受験する場合、他のWebテストと見分けるのが難しいため、事前にUnistyleやOB・OG訪問で確認しておく

アドバイザー
TG-WEBは難易度が高いものの、問題の出題傾向を把握し、解法パターンを習得すれば、スムーズに解答できるという特徴があります。そのため、事前の対策は必須と言えます。
特に新型は解答時間がかなり限られているため、制限時間内で解く練習を徹底しておきましょう。
また、Webテスト形式での受験の場合、電卓の使用が許可されていることが多いです。計算ミスの防止と時間短縮のために、事前に準備しておくことをオススメします。
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⑧【GPS】Webテストの見分け方
GPSは、ベネッセコーポレーションが提供するWebテストです。SPIと同様に言語能力や非言語能力を測る問題に加え、思考力やパーソナリティに関する設問も含まれ、出題範囲の広さが特徴です。
さらに、音声のみ、あるいは音声と動画を組み合わせて出題されるといった、他のテストにはあまり見られない独特な問題形式も採用されています。
特徴 |
知識だけでなく、論理的思考力や問題解決能力、創造性などの「地頭力」を測る。 音声・動画問題が出題されることがある。 |
---|---|
形式 | Webテストのみ |
URL例 | gps-cbt.com |
出題内容 |
・思考力問題 ・基礎能力問題(言語・非言語) ・パーソナリティ |
時間 |
・思考力問題:35問/45分 ・基礎能力問題:35問/25分 ・パーソナリティ:23問/10分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストのみの実施で、URLに[gps-cbt.com/]が含まれている場合はGPSと判断できる
- 受験案内メールやマイページに[GPS]と明記されている場合は確実
- 音声や動画を含む問題が出題される場合はGPSの可能性が高い

アドバイザー
GPSは比較的新しくマイナーな試験であるため、専用の対策参考書はほとんど出回っていません。思考力を問われる設問が多いため、日頃から本を読んで考える訓練を積んでおくことが有効です。
批判的思考能力の問題対策としては、SPIの推論問題などを解いておくのも良いでしょう。
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⑨【CUBIC】Webテストの見分け方
CUBICは、基礎能力検査と適性検査の2部構成となっています。基礎能力検査は言語、数理、図形、論理、英語の5項目あり、問題数は多いものの、難易度は比較的易しいのが特徴です。
また、適性検査には[信頼係数]という項目があり、解答に嘘が混ざっていると判断されると、信頼計数が低くなるため、注意が必要です。
特徴 |
基礎能力と適性を測定される。 問題数は多いが難易度は易しめ。 [信頼係数]により解答の信頼性が測られる。 |
---|---|
形式 |
・Web形式 ・ペーパー形式 |
URL例 |
・web-cubic.jp ・assessment.cservice.jp など |
出題内容 |
・思考力問題 ・基礎能力問題(言語・非言語) ・パーソナリティ |
時間 |
・言語(基礎編)14分、応用編10分、総合編5分 ・数理(基礎編)38分、応用編92分、総合編15分 ・図形(基礎編)18分、応用編38分、総合編5分 ・論理(基礎編)25分、応用編80分、総合編15分 ・英語(基礎編)25分、応用編15分 ・適性検査:123問/20分 |
頻出業界 | 企業規模問わず幅広く、特に会計事務所や社会保険労務士事務所などで頻出。 |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅で受験する場合、URLが[web-cubic.jp/]または[assessment.cservice.jp/]のいずれかになっている場合はCUBICの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[CUBIC]と明記されている場合は確実
- ペーパー形式の場合はURLで判断できないため、ONE CAREERやOB・OG訪問で確実に把握しておく

アドバイザー
CUBICは出題範囲が広いため、まんべんなく対策しておくことが大切です。言語、数理、英語は基本的な問題が出題されますが、図形と論理は難易度が高い傾向にあります。
適性検査では、信頼係数を下げないためにも、正直かつ一貫性のある回答を心がけましょう。
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⑩【CBTS】Webテストの見分け方
CBTSは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズが提供するテストシステムです。
このテストの特徴は、企業ごとに問題内容が作成されるため、事前の対策が難しい点にあります。受験方法はテストセンターのみとなっています。
特徴 |
企業ごとに問題内容が作成されるため、画一的な対策が困難。 テストセンターでのみ実施される。 |
---|---|
形式 | テストセンターのみ |
URL例 |
cbt-s.comなど ※直接受験者がアクセスするURLではなく、テストセンターの予約システムなどで使用されることが多い |
出題内容 | 企業によって多様(能力検査、性格検査など) |
時間 | テストによって異なる |
頻出業界 | 企業が独自にテストを開発・実施したい場合に利用される |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- CBTSはテストセンターでのみ実施されるため、WebテストのURLから判断できない
- 受験案内メールやマイページに[CBTS]での実施が明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がCBTSを利用しているか、どのようなテストを実施しているかを確認する

アドバイザー
CBTSは企業ごとに問題内容が異なるため、具体的な対策が難しいのが現状です。そのため、SPIや玉手箱など他の主要なWebテストの参考書で、基礎的な言語・非言語能力を幅広く高めておくことが有効な対策となります。
問題解決能力や論理的思考力を問われる可能性もあるため、日頃から多角的に物事を考える習慣をつけておくことも重要です。
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⑪【TAL】Webテストの見分け方
TALは、株式会社人材研究所が提供する適性検査で、能力検査がなく、性格検査のみとされています。ストレス耐性やコミュニケーション能力を測ることに特化しており、他の適性検査と組み合わせて実施されることもあります。
問題構成は文章形式と図形配置の2種類があります。
特徴 |
能力検査がなく、性格検査のみ。 ストレス耐性やコミュニケーション能力を測ることに特化している。 |
---|---|
形式 | Web形式のみ |
URL例 | tal-sa.jp |
出題内容 |
・文章形式(質問への回答) ・図形配置(図形を配置して心理を測る) |
時間 |
・文章形式:36問/15分 ・図形配置:1問/5分 |
頻出業界 | 金融機関、IT企業など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストのみの実施で、URLに[tal-sa.jp]が含まれている場合はTALと判断できる
- 受験案内メールやマイページに[TAL]と明記されている場合は確実

アドバイザー
TALは他のWebテストと異なり、知識や能力を測るのではなく、あなたの内面や性格を理解するための検査です。そのため、高得点を目指すというより、自分自身の直感に従い、正直に回答することが最も大切です。
事前にしっかりと自己分析をおこない、自身の特性や考え方を把握しておくと、一貫性のある、より自分らしい回答に繋がるでしょう。
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⑫【不適性検査スカウター】Webテストの見分け方
不適性検査スカウターは、他のWebテストと比較して適性検査の割合が高いことが特徴で、主にストレス耐性や離職リスクの高い人材を見極める目的で実施されます。
言語、非言語、論理問題で構成されており、Webテストとペーパー形式の2種類の受験方法があります。
特徴 | 適性検査の比重が高く、ストレス耐性や離職リスクの評価に重点を置く。 |
---|---|
形式 |
・Webテスト ・ペーパー形式(マークシート解答方式、紙の解答用紙) |
URL例 | tracs.jp |
出題内容 |
・言語(読解、語彙など) ・非言語(計算、推論など) ・論理問題 |
時間 |
・言語:11問 ・非言語:15問 ・論理問題:4問 ※合計約30分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストで、URLに[tracs.jp]が含まれている場合は不適性検査スカウターと判断できる
- 受験案内メールやマイページに[不適性検査スカウター]と明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がこのテストを採用しているかを確認する

アドバイザー
不適性検査スカウターは比較的新しくマイナーなテストであるため、現状、過去問や専用の対策参考書はあまり出回っていません。
問題形式がSPIと近い部分があるため、SPIの参考書や問題集で基礎的な能力検査の対策をしておくと良いでしょう。特に、論理問題に力を入れて演習を重ねることをオススメします。
性格検査については、正直かつ一貫性のある回答を心がけましょう。
\Webテスト後の「面接」で差をつけたい方は、プロに相談してみませんか?/
⑬【BRIDGE】Webテストの見分け方
BRIDGEは、能力テストと性格テストの2部構成となっています。能力テストでは計数科目のみが出題されるのが特徴です。Webテスト形式とペーパーテスト形式のいずれかで受験します。
特徴 |
能力テストは計数科目のみに特化している。 性格テストも実施される。 |
---|---|
形式 |
・Webテスト ・ペーパーテスト |
URL例 |
・generator.cbt.jp ・cbt-s.jp など |
出題内容 |
・能力:計数A(図表の読み取り、空欄推測) ・計数B(推論、集合) ・性格:性格A、性格B |
時間 |
・計数A:15問/15分 ・計数B:15問/15分 ・性格A:164問/30分 ・性格B:8問/20分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストで、URLに[generator.cbt.jp]または[cbt-s.jp]が含まれている場合はBRIDGEの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[BRIDGE]と明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がBRIDGEを採用しているかを確認する

アドバイザー
BRIDGEは比較的新しくマイナーなテストであるため、現状、過去問や専用の対策参考書はあまり出回っていません。
能力テストの計数Aは玉手箱の[図表の読み取り、表の空欄推測]、計数BはTG-WEBの[推論、集合]に類似した問題が出題される傾向があるため、それぞれのWebテストの対策をしておくと良いでしょう。
\Webテスト後の「面接」で差をつけたい方は、プロに相談してみませんか?/
⑭【TAP】Webテストの見分け方
TAPは、日本エス・エイチ・エルが提供する適性検査で、認知力や論理的思考力、コミュニケーション能力といった幅広い要素を評価する点が特徴です。
他のWebテストと比較すると難易度が高く、特に数学の問題が多く出題される傾向があります。
特徴 |
認知力や論理的思考力、コミュニケーション能力を評価する。 難易度が高く、数学の問題が多い傾向がある。 |
---|---|
形式 |
・Web形式(自宅) ・指定された会場での受験 |
URL例 | empweb21.com |
出題内容 |
・総合タイプ:能力問題(言語、計数など)、性格検査 ・性格タイプ:性格検査 ・短縮タイプ:能力問題、性格検査 |
時間 |
・総合タイプ:能力問題・性格検査 合計60分 ・性格タイプ:性格検査15分 ・短縮タイプ:能力問題・性格検査 合計30分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストで、URLに[empweb21.com]が含まれている場合はTAPの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[TAP]と明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がTAPを採用しているかを確認する

アドバイザー
TAPは難易度が高いため、過去問の解説を活用し、模擬試験を受けて問題形式に慣れておくことが重要です。
また、読解力や論理的思考力を測るテストでもあるため、日頃から文章の要点を掴む練習や、論理パズルなどで思考力を鍛えることも有効な対策となります。
特に、多く出題される数学の問題については、繰り返し演習をおこない、解法パターンを確実に身につけておくことが重要です。
⑮【ef-1G】Webテストの見分け方
eF-1Gは、心理学、統計学、比較文化学などの観点から測定項目や質問が設定されている適性検査です。
他の検査内容と比較して独特な問題が多く、初見では対応が難しいため、事前の対策が必須となります。検査方法はWeb方式のみです。
特徴 |
心理学や統計学などの専門的観点に基づいた独特な問題が出題される。 初見での対応が難しいため、対策が必須。 |
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形式 | Web方式のみ |
URL例 | ef-1g.com |
出題内容 |
・性格検査 ・能力検査(言語、非言語) |
時間 |
・性格検査:251問/20分〜40分 ・能力検査:114問/30分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストのみの実施で、URLに[ef-1g.com]が含まれている場合はeF-1Gの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[eF-1G]と明記されている場合は確実

アドバイザー
eF-1Gの能力検査は、約半分がSPIなどの一般的な適性検査と共通する基礎的な問題ですが、残りの半分は思考力や発想力を試す独特な形式で出題されます。そのため、専用の参考書などで事前に問題のパターンに慣れておくことが、高得点を目指す上で非常に重要です。
また、性格検査は質問数が非常に多いため、回答に一貫性を持たせることを意識し、正直に答えるようにしましょう。
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⑯【SCOA】Webテストの見分け方
SCOAは、[知]を測る能力テストと、[情][意]を測る人柄テストで構成されています。他のWebテストと異なり、理科や社会が試験範囲に含まれているのが特徴です。
公務員試験で採用される割合が高く、受験方法はテストセンター、自宅、企業が指定する会場の3パターンあります。
特徴 |
理科や社会も試験範囲に含まれ、知識や常識を測る。 公務員試験での採用頻度が高い。 |
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形式 |
・テストセンター ・自宅(Web) ・企業指定会場 |
URL例 | apps.ibt-cloud.com |
出題内容 |
・SCOA-A:5尺度「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」、または3尺度「言語」「数理」「論理」 ・SCOA-F:4尺度「言語」「数理」「論理」「英語」、または3尺度「言語」「数理」「論理」 ・SCOA-i:4尺度「言語」「数・論理」「空間」「知覚の正確さ」 ・SCOA-C:6尺度「照合」「分類」「言語」「計算」「読図」「記憶」 ※他に人柄を測るテストあり |
時間 |
・SCOA-A:45分〜60分 ・SCOA-F:言語20分、数理・論理・英語 各15分 ・SCOA-i:20分 ・SCOA-C:50分 |
頻出業界 | 公務員、一般企業など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 自宅受験で、URLが[apps.ibt-cloud.com]であればSCOAの可能性が高い
- 受験案内メールやマイページに[試験時間60分、問題数120問]や[5教科からなる試験]と記載がある場合もSCOAの可能性が高い
- UnistyleやOB・OG訪問で事前に確認する

アドバイザー
SCOAは問題の難易度自体はそれほど高くありません。しかし、解答時間が1問あたり約30秒と非常に短いため、いかに速く正確に解くかが攻略の鍵となります。参考書で繰り返し問題を解き、出題形式にしっかりと慣れておくことが大切です。
また、SCOAは出題科目が多いという特徴もあるため、特定の分野に偏らず、満遍なく対策を進めることをオススメします。
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⑰【アドバンテッジインサイト】Webテストの見分け方
アドバンテッジインサイトは、EQ能力テスト、ストレス耐性テスト、知的能力テストの3部構成となっており、特にメンタルヘルスの見極めに特化しているWebテストです。EQ能力とは、適切なコミュニケーションが取れるかを測るものです。
受験方法はWebテストのみです。
特徴 |
メンタルヘルスやEQ能力の評価に重点を置く。 Webテスト形式のみで実施される。 |
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形式 | Webテストのみ |
URL例 | aip.armg.jp |
出題内容 |
・EQ能力テスト:EQ能力、コンピテンシー ・ストレス耐性テスト:潜在的なストレス耐性、現在のストレス耐性 ・知的能力テスト:言語、論理、数理、推論 |
時間 |
・EQ能力テスト:60問/23分、99問/12分 ・ストレス耐性テスト:77問/10分 ・知的能力テスト:言語・論理 18問/10分、数理・推論 15問/20分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる(特に社員のメンタルヘルスを重視する企業) |
- Webテストのみの実施で、URLに[aip.armg.jp]が含まれている場合はアドバンテッジインサイトと判断できる
- 受験案内メールやマイページに[アドバンテッジインサイト]と明記されている場合は確実

アドバイザー
アドバンテッジインサイトは比較的新しくマイナーな試験であるため、専用の対策参考書は現状あまり出回っていません。知的能力テストでは一般的な内容が出題されるため、SPIや玉手箱の参考書を使用して、言語・非言語の基本的な対策をしておくことと良いでしょう。
EQ能力やストレス耐性については、自分自身の強みや弱みを正確に把握し、一貫性のある回答を心がけることが重要です。
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⑱【GROW360】Webテストの見分け方
GROW360は、AI(人工知能)を活用し、就活生の気質や行動特性、さらには企業とのマッチング度などを多角的に評価する適性検査ツールです。
アプリをインストールしてスマートフォンで実施する点が大きな特徴です。
特徴 |
AIを用いた360度評価と適性検査。 気質・行動特性、企業とのマッチング度を測ります。 スマートフォンアプリで実施する。 |
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形式 | スマートフォンアプリ |
URL例 | アプリのインストールが必要 |
出題内容 |
・IAT(気質診断) ・自己評価 ・他者評価(友人・知人からの評価) |
時間 |
・IAT(気質診断):15〜20分 ・自己評価:10分 ・他者評価:評価者による |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- スマートフォンアプリのインストールが求められるため、他のWebテストと容易に見分けられる
- 受験案内メールやマイページに[GROW360]と明記されている場合は確実

アドバイザー
GROW360は、主に性格や行動特性を把握するための検査です。高得点を目指すというより、自分自身について正直に、かつ一貫性を持って回答することが何よりも重要となります。
そのためにも、事前に自己分析をしっかりとおこない、自身の強みや弱み、価値観を明確に理解しておくことが、回答の一貫性に繋がります。また、練習問題に一度取り組んでおくと、本番でも焦らずに臨めるでしょう。
他者評価については、信頼できる友人や知人に協力を依頼し、客観的な視点からあなたの人物像を評価してもらうことをオススメします。
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⑲【3E-IP】Webテストの見分け方
3E-IPは、[3E-i(知的能力テスト)]と[3E-p(性格・価値観テスト)]の2つで構成される適性検査です。3E-iでは言語、非言語の問題が幅広く出題され、3E-pでは性格特性、創造的思考性、コミュニケーション能力、エネルギー量、ストレス耐性といった多角的な要素を測定します。
例題を解く時間も制限時間に含まれるため注意が必要です。
特徴 |
知的能力と性格・価値観を総合的に測定する。 例題時間も制限に含まれる点に注意。 |
---|---|
形式 |
・Webテスト ・マークシートテスト |
URL例 | en-japan.com |
出題内容 |
・3E-i(知的能力テスト):言語、非言語 ・3E-p(性格・価値観テスト):性格特性、創造的思考性、コミュニケーション能力、エネルギー量、ストレス耐性など |
時間 |
・3E-i(知的能力テスト):20分 ・3E-p(性格・価値観テスト):90問/15分 |
頻出業界 | 企業の採用ニーズによる |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- Webテストで、URLに[en-japan.com]が含まれている場合は3E-IPと判断できる
- 受験案内メールやマイページに[3E-IP]と明記されている場合は確実

アドバイザー
3E-IPは比較的新しくマイナーな試験であるため、専用の対策参考書は現状出回っていません。知的能力テストではSPIやCABに似た問題が出題される傾向があるため、それぞれの参考書を使用して問題を素早く解答できるよう対策しておくことと良いでしょう。
性格・価値観テストでは、正直かつ一貫性のある回答を心がけ、自己分析を深めておくことが重要です。
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⑳【デザイン思考テスト】Webテストの見分け方
デザイン思考テストとは、新しい価値を生み出すための思考力を測定する適性検査です。
テストは、与えられた状況からニーズを考え、アイデアを出す[創造セッション]と、他者のアイデアを評価する[評価セッション]の2部構成になっています。
この一連のプロセスを通じて、イノベーション創出に必要とされる[共感][定義][概念化][試作][テスト]といった思考の段階を、制限時間内にどれだけ実践できるかが見られています。
特徴 |
イノベーション創出力を測るユニークなテスト。 創造セッションと評価セッションの2部構成からなる。 |
---|---|
形式 | Webテスト(オンライン実施) |
URL例 |
企業から案内されるURLや公式サイトのドメイン (例:d-thinking.jpなど) |
出題内容 |
・創造セッション:与えられた選択肢からシチュエーションを設定し、ニーズとアイデアを考案 ・評価セッション:他者のアイデアを評価 |
時間 |
・創造セッション:30分 ・評価セッション:30分 |
頻出業界 | 新規事業開発に積極的な企業、コンサルティングファーム、IT企業など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 受験案内メールやマイページに[デザイン思考テスト]と明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がデザイン思考テストを採用しているかを確認する
※企業から案内されるURLや公式サイトのドメインから判断することが難しい場合があります。

アドバイザー
デザイン思考テストではアイデア力が求められるため、日頃から新しいアイデアをアウトプットすることを意識しましょう。例えば、身の回りの不便を解決するアイデアを考えたり、既存のサービスを改善する視点を持ったりすることが有効です。
また、評価セッション対策として、他の人のアイデアを客観的に評価してみる練習も大切です。デザイン思考テストの詳しい対策方法については、関連する記事や教材を参考にしてください。
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㉑【内田クレペリン】Webテストの見分け方
内田クレペリン検査は、簡単な足し算を連続しておこなうことで、作業能力と行動面の特徴を測るテストです。横に並んだ1桁の数字を左から右へ足し算し、解が2桁になった場合は下1桁だけを書き込みます。
結果は[定型]か[非定型]に分類され、[定型]であると精神的に健康で仕事にムラがないと判断されます。
特徴 |
単純な計算作業を通して、作業能力や行動特性、ストレス耐性などを測定する。 理科や社会は出題されない。 |
---|---|
形式 | ペーパーテストのみ |
URL例 | なし(ペーパーテストのため) |
出題内容 |
横一列に並んだ1桁の数字の足し算 (解が2桁の場合は下1桁を記入) |
時間 | 本検査と氏名欄の記入を合わせて合計約30分 |
頻出業界 | 金融機関、鉄道会社、公務員、製造業など |
▶▶ スマートフォンや一部の端末では、表を横にスクロールしてご覧いただけます。
- 受験案内メールやマイページに[内田クレペリン検査]と明記されている場合は確実
- 事前にUnistyleやOB・OG訪問などで、志望企業がこのテストを採用しているかを確認する

アドバイザー
内田クレペリン検査では、単純な足し算を、いかに速く正確に、そして持続して行えるかが評価されます。
そのため、事前に検査の進め方やルールをしっかり理解し、模擬練習を繰り返すことで、時間内にスムーズに計算し続けられるよう慣れておくことが重要です。
本番では、集中力を維持し、一定のペースを保つことを意識しましょう。
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Webテストの種類がどうしてもわからない場合の対処法
企業のWebテストはSPIや玉手箱、TG-WEBなど様々な形式がありますが、事前に明言されないことも多く「結局どの対策をすればいいの?」と悩む就活生も少なくありません。ここでは、テストの種類が判別できなかった場合にとるべき対処法をご紹介します。
主要なテストに絞って対策する
Webテストの種類が事前に特定できない場合、やみくもに全てを対策するのは非効率的です。まずは、多くの企業で採用されているSPI、玉手箱、TG-WEBといった主要なテストに的を絞って対策を進めるのが現実的でしょう。
これらの主要テストは、基礎的な学力や思考力を測る問題が中心であり、対策を通じて身につけた知識や解答スキルは、他のWebテストにも応用が効きやすいというメリットがあります。
具体的な対策としては、まず各テストの出題傾向をしっかりと把握し、基礎問題の演習に重点を置いて取り組むことから始めましょう。
実際に受けてみて問題形式を記録する
時間に余裕がある人は、実際にWebテストを受けてみて、問題形式や出題傾向を記録するのも1つの手です。もちろん、選考として受けるテストでこれを試すのはリスクがありますが、もし練習として受けられる機会があれば積極的に活用しましょう。
どのような問題が出たか、どのくらいの時間で解けたかなどを具体的にメモしておくことで、次回以降の対策に役立ちます。
試験前に「サンプル問題」が表示される場合は必ず確認する
多くのWebテストでは、本番開始前に1問程度のサンプル問題が表示されることがあります。これは、テストの出題形式や操作感を確認できる貴重な機会です。すぐにスキップせず、問題形式・設問内容・表示レイアウトなどを確認しておきましょう。
この確認で例えばSPI特有の文章題なのか、玉手箱のような図表読み取り問題なのか、あるいはTG-WEBに見られる図形問題なのか、といったテストの傾向をある程度推測できます。
時間配分の練習をしておく
Webテストの種類が特定できていてもいなくても、時間配分の練習は必須です。
多くのWebテストは、問題数に対して解答時間が非常に短く設定されています。そのため、1問にかけられる時間を常に意識し、素早く正確に解答するスキルを磨くことが重要です。
主要なWebテストの過去問や模擬試験を解く際には、必ず時間を計り、本番を想定した時間配分で取り組むようにしましょう。
まとめ
本記事ではWebテストの見分け方について紹介してきました。
Webテストにはたくさんの種類が存在するため、全ての対策をおこなおうとするといつまで経っても対策が終わらないということになりかねません。自分に必要なものだけ、効率よく勉強するためにも、自分が受けるWebテストはどのタイプなのか見分けられるようにしておきましょう。
その際は本記事で紹介した方法を試してみてください。
Webテスト以外の対策はできている?面接対策はプロと一緒に進めよう
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