就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

更新日|

【企業研究】5分でわかるトヨタ自動車|選考フロー・志望動機を紹介

「トヨタ自動車の強み・弱みは?」「どのような選考対策をすればいいの?」「会社の安定性や成長性はどうなの?」などと考えていませんか?

本記事ではトヨタ自動車の事業や会社の強み・弱みなど、企業研究に役立つ情報を紹介していきます。

他にも内定を獲得するために知っておくべき”過去の選考情報”なども紹介していくので、企業研究に自信が持てない人や選考に不安を抱えている人は、確認してみてください。

また当サイトを運用している就職エージェントneoは内定支援実績が約40,000件にのぼり、就活における様々な悩みを日々解決しております。就活でお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

CTA1_大_今すぐ無料で相談
目次

自動車業界のホットニュース

自動車業界では、新型コロナウイルスの影響や若者の車離れ、CASEへの注目などがトレンドになっています。

以下では上記の3つのトピックについて紹介していきます。

新型コロナウイルスの影響

2020年以降、世界的に新型コロナウイルスの感染拡大がおき、国内だけでなく海外も含めた多くの工場が稼働停止となったことで新車販売台数が減少しました。

トヨタもこの流れに逆らうことはできず、減収という結果になりました。

今後市場規模がコロナ以前に戻るのではないかという見通しはありますが、現時点ではまだ戻り切っていません。

若者の自動車離れ

1990年代から現在に至るまで国内における新車・中古車の販売台数は減少傾向にあり、今後もこの傾向が続くとされています。人口減少と若者のライフスタイルの変化による自動車離れなどが要因です。

また、その他にも、維持費用やもろもろの手続きの煩雑さなども車離れの要因とされています。

業界内の変革

最近では世界各国の自動車メーカーで「CASE」という言葉がトレンドとなっており、今後の自動車業界の未来を語るうえで欠かせない言葉と言えるでしょう。

「CASE」とはConneted Autonomous Shared Electricの略で「コネクテッド(IoT化)、自動運転、シェアリング(カーシェア)、EV化(電気自動車)」を意味する言葉です。

自動車業界におけるコネクテッド(IoT化)とは、車とドライバー、車とデバイス・サービス、自車と他車をネットワークで接続し、位置情報の把握や配送の効率化、最適なルート提案、事故発生時の通報など様々なことを可能にすることです。

自動運転とは、車の完全自動運転化のことです。実用レベルで実現されるのはまだ少し先の話ですが、自動運転化の副産物であるセンサーによる衝突回避技術やキーレス技術など様々なサポート機能が誕生しています。

カーシェアでは、Uberなどの相乗りサービスや、タイムズなどの車を借りることのできるサービス、その他にもサブスクリプションサービスによる自動車レンタルサービスが広く普及しています。

EV化は電気自動車を増やす取り組みです。排気ガスをほとんど出さないことや静音性などが注目されています。

自動車業界のビジネスモデルなどさらに知見を広げたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:【業界研究】自動車業界の動向4選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

データで見るトヨタ自動車の企業研究

ここでは、企業研究で見るべき事業内容や業績について紹介します。さらにSWOT分析という企業研究を深堀りする際に役立つ分析方法についても紹介するので、見てみましょう。

トヨタ自動車の企業概要

以下の企業概要に関する情報を参考に企業選択をする手段の1つとしてご利用ください。

会社概要
会社名   :トヨタ自動車株式会社
創立年数  :1937年(昭和12年)8月28日
資本金   :6,354億円(2021年3月末時点)
代表者   :代表取締役社長 豊田章男
関係会社  : 子会社544社および関連会社169社 (2021年3月31日現在) 
従業員数  :71,373人(連結 366,283人)(2021年3月31日時点)
平均年齢  :40.0歳(提出会社)(2021年3月31日時点)
平均勤続年数:16.2年(提出会社)(2021年3月31日時点)
平均年間給与:8,583,267(提出会社)(2021年3月31日時点)
福利厚生  :社宅・寮、トヨタ団体自動車保険、車内販売制度、車両購入資金貸付制度、事業所内託児施設、介護セミナー、通勤費補助、会社バス運行、スポーツセンター利用サービス、保養所利用サービス、結婚祝い金など
参照元:
・トヨタ自動車 会社概要
・トヨタ自動車 有価証券報告書

トヨタ自動車の事業内容

トヨタ自動車の事業内容は主に自動車の生産・販売です。この他にはあまり知られていないかもしれませんが、金融事業も展開しています。

以下では自動車事業および金融事業について紹介しています。

自動車事業

自動車事業ではセダン、ミニバン、2BOX、スポーツユーティリティビークル、トラック等の自

動車とその関連部品・用品の設計、製造および販売を行っています。車種でいえば、カローラ、ヤリス、C-HR、86、スープラなどが挙げられます。また、GR(GAZOO Racing)グレードというよりスポーティーな走りを追及したラインナップが設けられている車種もあります。

国内での販売形態は、トヨタモビリティ東京等の全国の販売店を通じて販売されています。他には、一部大口顧客に対してトヨタ自動車が直接販売を行っている形です。一方、海外においては、米国トヨタ自動車販売㈱等の販売会社を通じて販売しています。

金融事業

金融事業においては、主として当社および当社の関係会社が製造する自動車および他の製品の販売を補完するための金融ならびに車両のリース事業を行っています。

国内ではトヨタファイナンス㈱等がサービスを提供し、海外ではトヨタ モーター クレジット㈱等が販売金融サービスを提供しています。

トヨタ自動車の業績

次に、過去3年間におけるトヨタ自動車の売上高・営業利益(本業で稼いだ利益)を紹介します。

トヨタ自動車の売上高および営業利益

ここではトヨタ自動車の実績を基に、2019年〜2021年の売上高及び営業利益を作成しています。

売上高とは、営業活動として商品やサービスを提供した際に、対価として受け取った販売額のことを指します。

トヨタ自動車の売上高と営業利益

*各年度の決算書より就職エージェントneoが独自に作成

トヨタ自動車のSWOT分析

以下にて、SWOT分析というフレームワークを活用して、トヨタ自動車の事業環境を分析していきましょう。

トヨタ自動車のSWOT分析

SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析する手法です。

この分析により、企業の置かれた状況を客観的に俯瞰して見ることができ、将来性のある企業かどうかを判断することが可能になります。

SWOT分析
【強み】
・販売台数の多さ
・市場における圧倒的なブランド力

【弱み】
・特定の部品などを特定の仕入れ先へ依存している
・デジタル情報技術への依存

【機会】
・カーボンニュートラルの推進(EV車の普及)
・自動運転の搭載など次世代自動車の需要

【脅威】
・自動車市場の競争激化
・自動車需要の変動に左右される
・環境問題に伴う規制

企業研究をしっかり行っている学生でも、SWOT分析まできちんと行えている学生は多くいません。

そのため上記の分析内容を自分なりに理解し、志望動機や逆質問などで活用できると、他学生と差別化が出来る可能性があるでしょう。

トヨタ自動車の本選考対策

ここでは、トヨタ自動車の本選考対策について紹介していきます。

過去の情報によるとトヨタ自動車では、下記の選考フローが組まれています。最新の情報では選考フローが変更されている恐れもありますので、予めご了承ください。

リクルーター面談(4〜6回)→エントリーシート→テストセンター→面説1~2回→内々定

以下で実際にトヨタ自動車のESと面接で問われた内容を紹介していきます。本選考対策として、ぜひご活用ください。

エントリーシート(ES)

トヨタ自動車のエントリーシートでは、志望動機や大学時代に注力したことを問われることが多いそうです。本記事では、選考に通過した学生の志望動機をご紹介します。

過去問×2つ程(h5でなく太字かも)

年次によって質問内容が異なってくる場合もあるので、選考前は最新の情報を各サイトから確認して情報収集しておいてください。

下記は2018年卒のトヨタ自動車のエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の4つでした。

① 大学時代に最も力を入れて取り組んできたこと〈概要15字+詳細400字〉

テーマ:新歓代表としてサークル改革

テニスサークルの新歓代表として新入生数を前年比140%、過去35年で最高数の62名にすることに尽力した事だ。私のサークルは年々新入生数が減少しており問題となっていた。課題導出のため幹部陣と会議を実施し各々の性格やサークルの現状を把握した。その内容を基に全員を広報担当、企画担当、コーチ担当の3つに割り振り、各々短期、中期の目標を設定して当事者意識を持てるようにした。さらに各担当の責任者と毎週会議を行って現状を把握し、時には責任者以外の個人と面談を実施し各々が主体的に活動できる担当に役割変更した。私は持ち前の人懐っこさを活かし周囲と信頼関係を築き、部員の価値を最大限に輝かせる場を作り出すことを意識した。今まで以上に全員が個性を活かしスムーズに新入生を勧誘した結果、上記の成果を残すことができた。今後も全員が当事者意識を持てる環境を自ら作り、自身が誰よりも熱量かけることで貴社に貢献したい。

→具体的な数字を用いたり、広報、企画、コーチの3つに担当を分けたりしたことなど詳細にエピソードが書かれているため分かりやすいガクチカになっています。

②大学時代にチームを巻き込んで成果を出したエピソード〈概要15字+自分の役割15字+詳細400字〉

テーマ:ゼミ長として研究発表成功

ゼミ長として研究発表を成功させ、チーム全員を成績評価Aに導いた経験だ。発表まで数ヶ月しかなく、また当初は信頼関係も築けておらず、議論が先に進まなかった。私は目標までの過程が明確でなく、チームとして見えていないことが課題だと考え、週4回ある会議の冒頭で必ず目標を定め、月単位、週単位、当日に実行しなければならない仕事を確認する制度を教授と相談しながら作り上げ、実施した。またチーム内の議論では批判しあうことを禁止し、前向きな発言を増やすことで、班員の個性を自由に発揮できる環境を作ることを意識した。目標までの全体像を握し、仕事が明確になったことでチーム内の議論が活発化し、信頼関係も築け、研究の仮説検証をスムーズに行うことができた。その結果、研究発表時に教授陣から賞賛され、評価Aを頂くことができた。貴社でもこの経験で培った「相手のメリットを探し、提供する力」を活かし、期待以上の成果を出していきたい。

→課題を抽出するプロセスとその解決策について詳細に書かれているため、何が起きていたのかが分かりやすいエピソードになっています。

③ トヨタの志望動機とやりたい仕事〈400字〉

「世界の人々を支え、発展に貢献したい」という夢を実現する上で貴社が最も適していると考え志望する。私は世界の様々な国に訪れ、日本がいかに恵まれた国であるかを実感してきた。そして、これまで育った環境に感謝すると共に「世界の人々を支え、発展に貢献する」ことで、今までお世話になった社会に恩返しをしたいと考えるようになった。貴社は、単に車を生産するだけでなく、「現地現物」の精神のもと現地の雇用や経済を大きく支えている。また、百年に一度の変革期にいち早く対応し、自ら変化を生み出そうという気概や使命感を持って働かれていると社員訪問やインターンを通じて感じ、強く惹かれた。入社後はサークルの新歓代表として、どうすればサークル運営の効率がより良くなるのか問題意識を常に持ち行動してきた「改善の精神」を活かし、海外営業の一員として世界を相手にし、次世代のモビリティカンパニー実現のために人生をかけて挑戦を続けたい。

→実体験と志望動機をきちんと結びつけて書かれているため、志望理由が明確な文章となっています。

④ 身近な人から、あなたはどのような人だと言われますか。またそのように言われる理由を具体的に教えてください。〈150文字以内〉

私の所属する部には指導者が居ないという事もあり、キャプテンとしてグランドでは熱く、ピリッとし、気を張っている状態の時間が長い。一方、グランドを出ると冗談を言い合ったり、学年を超えて仲良く話せる環境を作っている為メリハリのある人物だと言われる事が多いと感じる。

→端的に分かりやすく述べられています。なぜ気を張っているのか、なぜフラットな環境を作っているのかの理由まで述べられるとより良い文章になるでしょう。

Webテスト

webテストは参考書などを解き、きちんと対策を立ててから受験しましょう。

内容は以下の通りですが、変更がある可能性もありますのでご了承ください。

webテスト内容
形式:SPI3
出題内容:言語、計数、性格診断

トヨタ自動車ではテストセンターでの受験のため、他社選考で用いた過去の受験結果を使い回すことも可能です。

面接

トヨタ自動車ではリクルーター面談(複数回)と最終面接に分けられて選考が実施されています。

以下、リクルーター面談の質問内容になります。

質問内容
◆過去の経験に対する質問
・大学時代に一番力を入れたことは何か
・なぜその活動に力を入れたか
・そこで直面した困難は何か

◆あなた自身に対する質問
・自己紹介
・自己PR

◆志望動機に対する質問
・トヨタ自動車への志望動機
・就職活動の軸は何か

◆その他の質問
・逆質問

リクルーター面談ではしっかりと深堀りされるそうなので、きちんと準備したうえで臨みましょう。また、面談が進んでいくと、最終面接に向けたフィードバックなども貰えるようです。

以下最終面接の質問例になります。

最終面接の質問内容
◆過去の経験に対する質問
・大学時代に一番力を入れたことは何か
・なぜその活動に力を入れたのか
・そこで直面した困難は何か
など、学生時代頑張ったことを徹底的に深堀りされる

◆あなた自身に対する質問
・自己紹介
・自己PR◆志望動機に対する質問
・トヨタ自動車への志望動機
・就職活動の軸は何か
・トヨタ自動車が第一志望か
・トヨタ自動車から内定が出たら就活はやめるか

◆その他の質問
・逆質問

リクルーター面談とほとんど同じ内容が聞かれています。また、志望度や入社意思についてもしっかりと深掘りされますので、志望理由を明確に作ったうえで面接をうけましょう。

トヨタ自動車の財務状況

ここでは、トヨタ自動車の財務状況を「会社の安定性を図る指標」「会社の成長性を図る指標」の2つの観点から説明していきます。

”安定性”を図る指標

まずは、会社の安定性を図る指標である「流動比率」について紹介します。

トヨタ自動車の流動比率

「流動比率」とは会社の安全性を測る代表的な指標です。自己資本比率とは異なり、短期的観点から企業の安定性を判断できます。以下の公式により流動比率の算出が可能です。

              「流動比率=流動資産÷流動負債×100」

トヨタ自動車の流動比率は以下のようになりました。

             流動比率=8,819,286÷5,702,195×100%=154.66%

*トヨタ自動車の財務諸表(貸借対照表)の流動資産合計と流動負債合計より就職エージェントneoが独自に計算

流動資産は原則として1年以内に現金化できる資産を表し、流動負債は1年間以内に返済可能な金銭債権のことを表します。

この流動比率を計算することで会社にどれだけすぐに現金化できる資産があるかがわかり、流動比率が120%の会社であれば安全であると言われています。

ちなみに流動比率はあくまで簡易的に会社の安定性を判断する指標であるため、流動比率が低いからといってトヨタ自動車が破産することを示唆するものではありません。

”成長性”を図る指標

続いて、会社の成長性を図る指標である「売上高」「純利益」「純利益率」について紹介します。

トヨタ自動車純利益

上記の表はトヨタ自動車の直近3年の売上高・純利益・純利益率を表したものです。

ちなみに純利益とは、法人税など企業が支払うべき費用を差し引き、最終的に会社に残ったお金のことを指します。

まとめ

本記事では、トヨタ自動車の企業研究に役立つ情報を紹介してきましたが、いかがでしょうか。

企業研究は内定獲得をするための重要な要素の1つですが、ただ情報を見るだけでは内定を獲得することはできません。

ぜひ本記事を参考にし、トヨタ自動車への理解を深め、内定までの一歩を踏み出してください。

就職エージェントneoでは、専属のキャリアアドバイザーがあなたの悩みに応じたアドバイスを行っています。

もし「うまく情報収集できない!」「まとめられない!」などの不安を抱えている人は、1人で悩まず就活のプロである就職エージェントneoにご相談ください。

就職エージェントneoの紹介

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスを提供しております。

何千人もの就活生を見てきた就活のプロがあなたに合ったアドバイスをしてくれるのが特徴と言えます。

受けられるサービス

(1)個別面談(就活相談)
各人の抱える就活の悩みを相談することができます。

(2)企業紹介
面談をした上、あなたの希望や適正にマッチした企業を紹介してくれます。

(3)履歴書・ESアドバイス
専任のアドバイザーが企業から評価されるESの書き方の助言をしてくれます。

(4)面接アドバイス
面談を通して、自分という商材のアピール方法をアドバイスしてくれます。

メリット
  • サポートはすべて無料で受けることができる
  • 模擬面接の予約が取りやすい
  • 面接練習だけではなく本番の面接のセッティングもしてくれる
デメリット
  • 相性のいいコンサルタントに当たるとは限らない
  • 志望度が高くない企業を紹介される可能性がある

内定支援実績約45,000件を誇る就職エージェントneoの専属アドバイザーがあなたが内定を獲得するまで最後まで伴走をしてくれます。

また、サイト登録をすることであなたに適した未公開求人も紹介してくれるためさらに内定の確率がアップします。

とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。

求人数が少ないと、あなたの本来の目的である「内定の獲得」を果たすことは難しい可能性が高いです。

一方で、就職エージェントneoならば多数の求人の紹介・就活の相談を同時に受けることが可能です。このサービスに登録することで、ご自身の人生を変えるキッカケを得ることができるのです。

このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。たった1分の行動が「納得内定」へのキッカケになるでしょう。

本記事を読んで「就活エージェントに相談したい」「効率的な就活がしたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoをご利用ください。

前の記事
記事一覧へ
次の記事
ページトップへ