就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

更新日|

銀行業界の志望動機の書き方・例文~三菱UFJ銀行など6社の通過ESを公開~

【無料】全23Pの資料ダウンロードは下のボタンから!
全23ページの本資料では、志望動機と自己PRの作り方や例文や選考時のチェックリストをまとめました。これから就活を始めようと考えている方・面接通過率を上げたいと考えている方におすすめの資料です。ぜひダウンロードの上ご確認ください!
目次

金融業界の中でも特に人気の高い銀行。志望度の高い学生はインターンへの参加や、入念な企業研究をしているため、ありきたりな志望動機では選考を通過することはできません。

”受かる”志望動機に必要な知識とノウハウを確認し、自身のアウトプットに役立ててください。

銀行業界の動向

銀行業界の注目すべき動向は「マイナス金利政策」と「フィンテック」です。

マイナス金利政策とは日銀がデフレ対策のために行った金融緩政策で、民間の金融機関が日銀に預ける当座預金の金利をマイナスにすることを言います。

この政策により、金融機関が日銀に余分なお金を預けてしまうと反対に金利を支払わなければならなくなります。それを防ぐために金融機関が投資や融資等にお金を回すことで余剰資金が市場に流通し、景気を刺激する効果を狙って行われた政策です。

この政策が行われた結果、収益が大きく減少した銀行が増え、業界・機能再編を行う銀行もありました。

フィンテックについては、仮想通貨技術の研究やモバイル決済への対応など現在進行形でIT化が進んでいます。

業界に対して安定したイメージがありますが、志望する銀行が今後大きな変革を遂げる可能性があることを頭に入れておきましょう。

金融業界の中でも特に人気の高い銀行。ライバル達はインターン参加や、企業研究を入念にしているため、平凡な志望動機では選考通過できません。
業界研究を通し、銀行業界の”受かる”志望動機に必要な知識とノウハウを理解し、ES作成に役立ててください。

銀行業界の3つの主要業務

預金業務

個人、法人問わず資金を預かり、管理・保管をする業務です。

一般に使われる普通預金、積立式の定期預金のほかに、手形や小切手を受け取った別の人物が引き落とすことができる当座預金があります。

融資業務(貸付業務)

預金業務によって預かったお金を、資金が必要な企業または個人に貸し付ける仕事です。

例えば、企業の設備投資資金や、住宅ローンなどがあります。貸出先に信用を与えることから与信業務とも言います。

為替業務

公共料金の口座振替など、銀行口座を持つ顧客からの依頼によって振り込みや送金を行う業務です。

現金でのやり取りをせず決済ができます。また、為替業務の中には国際通貨の売買によって利益を出す外国為替部門もあります。

銀行業界の2大職種

営業職

個人向け、法人向けで勧める商材は異なるものの、顧客の状況や求めるものを察知して相手に合った提案をします。

潜在的なニーズを把握しなければ取引に応じてもらえないため課題を特定するスキルが必要となります。

この職種の場合、総合職採用であることが多いので、幅広い知識の習得にもつながります。

一般職(窓口)

預金、送金、振り込みなどお客様の対応がメイン業務です。混雑することが珍しくないため効率的な作業が求められます。

窓口を閉めた後にはお金の計算を行い、金額を正確に合わせなければならないため、責任感と精緻さが必要です。

希望業界紹介します_CTA

銀行業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

ここでは銀行業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。

これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は「なぜ銀行業界か」「なぜその銀行なのか」をしっかりと深掘りしましょう。

“なぜ銀行業界なのか”については、数ある業界のなかでもなぜ銀行業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。

「融資の審査を見直すことで、困っている新規事業者・新規企業を助けたい」というように、銀行業界ならではの業務を交えると効果的かもしれません。

“なぜその銀行なのか”については、志望する銀行の特徴や業務形態、企業理念、注力商材などを調べ、他の銀行と比較してみましょう。

「地域密着型で住民の生活を支えている」というように、その銀行ならではの強みが見えてくるはずです。

(2)銀行業界の求める人物像を把握する

銀行はお客様の大切な預金を扱っています。

そのため命の次に大切なお金を預かっているという意識を持ち、ミスが許されないという責任感を持って業務に当たることが重要となります。

しかし、どれだけ責任感を持って業務に当たったとしても問題が起こってしまう場合も多々あるでしょう。

その際に問題の原因を誰かのせいにしたり、解決方法を他人任せにしていては信頼は得られません。

例え自分のミスであったとしても、自ら進んで打開案を模索し周囲の仲間にアドバイスを求められるような、主体性のある人こそが信頼に足る人物なのではないでしょうか。

また、銀行員に欠かせないもう1つの要素は勤勉です。刻一刻と変化する経済などの情報に常にアンテナを張り、様々な法令や金融知識などを身に付けていかなければなりません。

このように、銀行業界は信頼性、主体性、勤勉さを持つ人物を求めていると言えるでしょう。

(3)志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

志望動機について相談する_オレンジ

銀行業界の志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

三菱UFJ銀行の志望動機の例文

私は困っている誰かの助けになる仕事をしたいと考えています。

銀行の仕事はお客様の様々な要望に対し、金融という側面から最も幅広い提案をできるものだと考えています。

中でも貴行を志望する理由は、行員の方に魅力を感じたからです。

行員の方にお話を伺った際、自分の行動が社会のためになっているのだという自負、そして仕事に対するやりがいや充実感といった部分に感化され、私も貴行の一員として働きたいと感じました。

→文字数が少ないと具体的に書くことは難しいです。その場合は、面接のときに深堀った質問をしてもらえることを想定して書きましょう。

「自分がやりたいこと」と「魅力に感じたこと」の関連付けは必須です。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(三菱UFJ銀行20卒)

三井住友銀行の志望動機の例文

私は「幅広い産業に関われること」「顧客と深い信頼関係を築けること」の2つの理由から、メガバンクを志望している。

中でも貴行を強く志望するのは、「私ならでは」を重視する採用メッセージに惹かれたからだ。

私は「自分にしかできないこと」を、仕事を通して身につけ、それを武器に顧客、社会の信頼に応えていきたい。

→メガバンクである理由、三井住友銀行である理由の順で、面接時に面接官が詳しく聞きたい内容を並べるのは常套手段の1つ。

上記例文は文字制限のため抽象的ですが、別項目の自己PRに自分らしさが伝わる内容が入っているためES全体で一貫性が出る書き方になっています。

参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(三井住友銀行(SMBC)20卒)

みずほフィナンシャルグループの志望動機の例文

私が貴グループを志望する理由は、あらゆる切り口から包括的に法人のお客様を支えたいからです。

所属ゼミで中小企業30社にヒアリング調査をし、お客様の抱える悩みは百社百様であることを学んだ経験から、法人RMとしてお客様それぞれの悩みを解決したいと考え、銀行に興味を持ちました。

中でも「銀・信・証」一体体制を取り、他社に先駆けてカンパニー制を導入している貴グループこそが「真の意味で」お客様第一を実行しており、包括的にお客様を支えられると感じました。

また、インターンシップ等で出会った社員の方が皆誇りを持って働いており、一緒に働きたいと強く感じました。

以上の理由から、みずほFG、特にみずほ銀行を志望致します。

→銀行の理由、当行の理由という基本的な構成は外さないようにしましょう。

文字数がやや多いため、志望動機とリンクする自身の経験を2文目に入れているため一貫性が出ています。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(みずほフィナンシャルグループ18卒)

横浜銀行の志望動機の例文

私はお客様に寄り添い、満足を超える感動を届けたいと考えています。

これは、アルバイトの経験から、お客様のことを考え行動したことに喜んで頂けた時にやりがいを感じたためです。

貴行は地域を特定していることから、お客様とじっくり向き合い、より近い存在でいられるため、私の理想の企業であります。

また、個人渉外と法人渉外どちらも経験できることや、若いうちから仕事を任せる風土があることから、経験を積み提案力を身につけることができると思いました。

私は学生時代の経験から、サポートする立場で最も力を発揮できると感じています。

入社後もこの経験を活かし、お客様1人1人としっかりと向き合い寄り添うことで、お客様の持っているニーズだけでなく、お客様が気づいていないようなニーズにもお応えしたいと考えています。

そして、「あなたに任せて良かった」と言って頂けるような頼られる金融のプロに成長したいと思っています。

→文章はお手本のような構成。また、地方銀行だからおこそのやりたいこと、できることを伝えています。

銀行の営業は顧客と継続的な付き合いをするため、喜ぶ、寄り添う、任せて良かったなど、利他の精神が感じられる点も評価されます。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(横浜銀行20卒)

あおぞら銀行の志望動機の例文

貴行の少数精鋭性と法人におけるテーラーメイド型提案に魅力を感じています。

私は学生団体で行うイベント運営の中で相手の想いが演技・演奏という形で現実になる瞬間を見てやりがいを感じてきました。

故に相手の希望や夢をパートナーとして実現まで導く銀行を志望しています。

中でも貴行は少数精鋭を強みとして活用しています。

顧客に応じて構想したオリジナリティ溢れる提案を全社的に推進しているという点、そして風通しの良い銀行だからこそ相談したい人に効率的に出会え、結果として顧客へスピーディーに返答できるという点は行員にも顧客にも良い効果を生んでいます。

貴行のセミナーでは多くの行員の方が口を揃えて「若手から大きな仕事を任せてもらえる」と仰っていました。

そのような案件を持つことも含めて貴行では組織の中、顧客との関係も含めて自らの存在意義をどこよりも感じられる銀行であると考え、志望しました。

→志望動機で銀行側がもっとも知りたい“なぜその銀行なのか”を、3つ以上の理由を作ることができればes志望動機のレベルは高くなり、通過率は各段に上がります。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(あおぞら銀行AN職18卒)

京都銀行の志望動機の例文

「人の役に立つ仕事で、人の心を豊かにしたい」という思いから、生活の基盤であるお金を通して人の役に立つ銀行に惹かれました。

その中でも貴行を志望する理由は2点ございます。

1点目は「金融大学校」など、教育研修制度が充実している貴行において自身を磨き、地域のみなさまに喜びや安心を提供できるような行員になりたいと考えたためです。

2点目は広域型地方銀行として積極的に店舗展開をされているためです。

説明会で「関西全域を地元と言える銀行へ」というお話を伺い、「生まれ育った関西に経済的側面から貢献したい」という私の想いを実現することができる場は、貴行であると確信いたしました。

→研修のリサーチや説明会参加など興味度が高いことが伺えます。

「地元」という理由は地方銀行を志望する際のキーワードの1つです。本文構成に悩んだ際は例文の方法がシンプルかつ有効的です。

参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(京都銀行)

上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。 下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。

ユニスタイル_志望動機_CTA

銀行業界の志望動機に向かないアピール内容

ここまでは銀行業界で評価される志望動機の作り方を紹介してきました。

続いては、銀行業界の志望動機にはオススメできないアピール内容を紹介します。

自分がアピールしようとしている内容は問題ないか確認してみてください。

経済発展に貢献したい

「経済発展に貢献したい」「経済を動かしたい」これは銀行業界を志望している就活生がよく志望動機で使う言葉です。

しかし経済活動の発展に貢献しているのは銀行業界だけではないため、このアピールは志望動機として薄くなってしまいます。

ただ、この言葉自体がNGというわけではありません。

この言葉を使う際は、具体的にどのような業務を行って経済を回したいと思っているのか、その業務を行う際に自分の強みや適性をどう活かそうと思っているのかまで交えて伝えると良いでしょう。

数字に強い

銀行業界の仕事はお金を扱う仕事であるため、数字に強いことをアピールしようと思っている就活生もいると思います。

そのような人は、ただ「数字に強いです!」とだけ伝えるのではなく、銀行業界の仕事で活かせる資格の取得や、財務諸表の分析や作成ができるといった、実務で活かせるスキルが身についていることをアピールしましょう。

待遇が良い

志望動機で待遇面を伝えてしまうのはオススメしません。

理由としては、志望動機で待遇面を伝えてしまうと「自社の仕事自体には興味ないのかな…?」「仮に入社したとしても、もっと待遇の良い企業が見つかればすぐに転職してしまうのではないか」など、志望度が低い印象を与えてしまうためです。

志望動機を作成する際は、あなたのやる気や志望企業に対する熱意が伝わるエピソードを選ぶようにしましょう。

セミナー・イベント情報をチェックする_オレンジ

まとめ

本記事では銀行業界で評価される志望動機の書き方を紹介してきました。

志望動機を作成する際は、銀行業界の動向や仕組み、業務内容、求める人物像等について把握することから始めましょう。

そうすることで企業に評価される志望動機を作成することができます。

その際はぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

【本記事のポイント】
●”銀行業界”の動向
銀行業界の動向で注目すべきは”マイナス金利政策”と”フィンテック”
●”銀行業界”の求める人物像
(1)責任感
(2)主体性
(3)勤勉さ
●”銀行業界”の志望動機に向かないアピール内容
(1)経済発展に貢献したい
(2)数字に強い
(3)待遇が良い

志望動機について相談する_赤

就職エージェントneoの紹介

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスを提供しております。

何千人もの就活生を見てきた就活のプロがあなたに合ったアドバイスをしてくれるのが特徴と言えます。

受けられるサービス

(1)個別面談(就活相談)
各人の抱える就活の悩みを相談することができます。

(2)企業紹介
面談をした上、あなたの希望や適正にマッチした企業を紹介してくれます。

(3)履歴書・ESアドバイス
専任のアドバイザーが企業から評価されるESの書き方の助言をしてくれます。

(4)面接アドバイス
面談を通して、自分という商材のアピール方法をアドバイスしてくれます。

メリット
  • サポートはすべて無料で受けることができる
  • 模擬面接の予約が取りやすい
  • 面接練習だけではなく本番の面接のセッティングもしてくれる
デメリット
  • 相性のいいコンサルタントに当たるとは限らない
  • 志望度が高くない企業を紹介される可能性がある

就職エージェントneoの専属アドバイザーは、あなたが内定を獲得する最後まで伴走してくれます。

また、サイト登録をすることであなたに適した未公開求人も紹介してくれるためさらに内定の確率がアップします。

とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。

求人数が少ないと、あなたの本来の目的である「内定の獲得」を果たすことは難しい可能性が高いです。

一方で、就職エージェントneoならば多数の求人の紹介・就活の相談を同時に受けることが可能です。このサービスに登録することで、ご自身の人生を変えるキッカケを得ることができるのです。

このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。たった1分の行動が「納得内定」へのキッカケになるでしょう。

本記事を読んで「就活エージェントに相談したい」「効率的な就活がしたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoをご利用ください。

就職エージェントneoのサービス_今すぐ無料で相談する

前の記事
記事一覧へ
次の記事
ページトップへ