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銀行業界の志望動機の書き方・例文~三菱UFJ銀行など6社の通過ESを公開~

金融業界の中でも特に人気の高い銀行。志望度の高い学生はインターンへの参加や、入念な企業研究をしているため、ありきたりな志望動機では選考を通過することはできません。

”受かる”志望動機に必要な知識とノウハウを確認し、自身のアウトプットに役立ててください。

目次

銀行業界の動向

銀行業界の注目すべき動向は「マイナス金利政策」と「フィンテック」です。日銀が発動したマイナス金利政策によって、各行の低金利競争がおこりました。

その結果、収益が大きく減少した銀行が増え、業界・機能再編を行う銀行もありました。フィンテックについては、仮想通貨技術の研究やモバイル決済への対応など現在進行形でIT化が進んでいます。

業界に対して安定したイメージがありますが、志望する銀行が今後大きな変革を遂げる可能性があることを頭に入れておきましょう。

■数字で見る銀行業界の現状

参照元:業界動向サーチ/全130業界の業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。銀行業界98社が対象(2017年-2018年)

■銀行業界の3つの主要業務

預金業務

個人、法人問わず資金を預かり、管理・保管をする業務です。一般に使われる普通預金、積立式の定期預金のほかに、手形や小切手を受け取った別の人物が引き落とすことができる当座預金があります。

融資業務(貸付業務)

預金業務によって預かったお金を、資金が必要な企業または個人に貸し付ける仕事です。例えば、企業の設備投資資金や、住宅ローンなどがあります。貸出先に信用を与えることから与信業務とも言います。

為替業務

公共料金の口座振替など、銀行口座を持つ顧客からの依頼によって振り込みや送金を行う業務です。現金でのやり取りをせず決済ができます。また、為替業務の中には国際通貨の売買によって利益を出す外国為替部門もあります。

■銀行業界の2大職種

営業職

個人向け、法人向けで勧める商材は異なるものの、顧客の状況や求めるものを察知して相手に合った提案をします。潜在的なニーズを把握しなければ取引に応じてもらえないため課題を特定するスキルが必要となります。この職種の場合、総合職採用であることが多いので、幅広い知識の習得にもつながります。

一般職(窓口)

預金、送金、振り込みなどお客様の対応がメイン業務です。混雑することが珍しくないため効率的な作業が求められます。窓口を閉めた後にはお金の計算を行い、金額を正確に合わせなければならないため、責任感と精緻さが必要です。

志望動機を作るために用意すべき3つの「なぜ」

銀行業界に限らず志望動機には一貫性と論理性が求められます。深く、細かく理由が必要ですが、最低限3つの「なぜ」を言語化した上で作成しましょう。

■「なぜ」銀行を志望するのか

金融業界の中で、保険や証券ではなく、なぜ銀行なのか。銀行を選んだ理由を答えるためには、上述した業務や動向の他に、銀行が担っている社会的な役割や意義を知っておく必要があります。

過去の経験と考えをもとに、どんな軸で企業を選んでいるか明確にしておきましょう。

■「なぜ」その該当銀行を志望するのか

特定の銀行でなければならない人はあまりいませんが、理由は必要です。理由を見つける方法はズバリ”比較”すること。企業理念、注力商材、取り組みなど競合と比べた時に秀でている箇所が必ずあります。

他社よりも秀でた点、特異性がその銀行を選ぶ理由になります。また、インターンやOB・OG訪問、銀行窓口での接客を観察して社風の面からも理由を作れるとより真剣度が伝わります。

■「なぜ」自分が必要なのか

まずは、学生時代の経験と入行後のありたい姿がリンクしているか。将来のビジョンが明確でない人も、「行風」に合わせたビジョンを作り親和性が高いことをアピールしましょう。

文字数があれば、どう貢献できるのか、本当にやれるのかを示しておくことも大切です。意欲だけではなく、企業で活躍するには能力が必要です。

会計係、難しい資格を取得したなどの具体的なスキルや、正確かつ丁寧、粘り強く勉強を継続できるという強みがわかる経験を伝えましょう。

志望動機の書き方

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機を一言で
(2)背景・動機
(3)その会社を選んだ理由
(4)入社後どの様に活躍したいか

▶志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」

志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

三菱UFJ銀行の志望動機の例文

■当行を志望した理由を記載してください。(200文字以内)
私は困っている誰かの助けになる仕事をしたいと考えています。銀行の仕事はお客様の様々な要望に対し、金融という側面から最も幅広い提案をできるものだと考えています。

中でも貴行を志望する理由は、行員の方に魅力を感じたからです。行員の方にお話を伺った際、自分の行動が社会のためになっているのだという自負、そして仕事に対するやりがいや充実感といった部分に感化され、私も貴行の一員として働きたいと感じました。

→文字数が少ないと具体的に書くことは難しいです。その場合は、面接のときに深堀った質問をしてもらえることを想定して書きましょう。「自分がやりたいこと」と「魅力に感じたこと」の関連付けは必須です。

三井住友銀行の志望動機の例文

■志望動機(150文字以内)
私は「幅広い産業に関われること」「顧客と深い信頼関係を築けること」の2つの理由から、メガバンクを志望している。中でも貴行を強く志望するのは、「私ならでは」を重視する採用メッセージに惹かれたからだ。私は「自分にしかできないこと」を、仕事を通して身につけ、それを武器に顧客、社会の信頼に応えていきたい。

→メガバンクである理由、三井住友銀行である理由の順で、面接時に面接官が詳しく聞きたい内容を並べるのは常套手段の1つ。上記例文は文字制限のため抽象的ですが、別項目の自己PRに自分らしさが伝わる内容が入っているためES全体で一貫性が出る書き方になっています。

みずほフィナンシャルグループの志望動機の例文

■当グループを志望した理由(300文字以内)
私が貴グループを志望する理由は、あらゆる切り口から包括的に法人のお客様を支えたいからです。所属ゼミで中小企業30社にヒアリング調査をし、お客様の抱える悩みは百社百様であることを学んだ経験から、法人RMとしてお客様それぞれの悩みを解決したいと考え、銀行に興味を持ちました。

中でも「銀・信・証」一体体制を取り、他社に先駆けてカンパニー制を導入している貴グループこそが「真の意味で」お客様第一を実行しており、包括的にお客様を支えられると感じました。また、インターンシップ等で出会った社員の方が皆誇りを持って働いており、一緒に働きたいと強く感じました。以上の理由から、みずほFG、特にみずほ銀行を志望致します。

→銀行の理由、当行の理由という基本的な構成は外さないようにしましょう。文字数がやや多いため、志望動機とリンクする自身の経験を2文目に入れているため一貫性が出ています。

横浜銀行の志望動機の例文

■横浜銀行で成し遂げたいこと、そこにあなた自身のこれまでの経験や強みをどのように活かせるか?(400文字以内)
私はお客様に寄り添い、満足を超える感動を届けたいと考えています。

これは、アルバイトの経験から、お客様のことを考え行動したことに喜んで頂けた時にやりがいを感じたためです。貴行は地域を特定していることから、お客様とじっくり向き合い、より近い存在でいられるため、私の理想の企業であります。

また、個人渉外と法人渉外どちらも経験できることや、若いうちから仕事を任せる風土があることから、経験を積み提案力を身につけることができると思いました。私は学生時代の経験から、サポートする立場で最も力を発揮できると感じています。

入社後もこの経験を活かし、お客様1人1人としっかりと向き合い寄り添うことで、お客様の持っているニーズだけでなく、お客様が気づいていないようなニーズにもお応えしたいと考えています。そして、「あなたに任せて良かった」と言って頂けるような頼られる金融のプロに成長したいと思っています。

→文章はお手本のような構成。また、地方銀行だからおこそのやりたいこと、できることを伝えています。銀行の営業は顧客と継続的な付き合いをするため、喜ぶ、寄り添う、任せて良かったなど、利他の精神が感じられる点も評価されます。

あおぞら銀行の志望動機の例文

■ あおぞら銀行を志望する理由をお書きください。(400文字以内)
貴行の少数精鋭性と法人におけるテーラーメイド型提案に魅力を感じています。私は学生団体で行うイベント運営の中で相手の想いが演技・演奏という形で現実になる瞬間を見てやりがいを感じてきました。故に相手の希望や夢をパートナーとして実現まで導く銀行を志望しています。

中でも貴行は少数精鋭を強みとして活用しています。顧客に応じて構想したオリジナリティ溢れる提案を全社的に推進しているという点、そして風通しの良い銀行だからこそ相談したい人に効率的に出会え、結果として顧客へスピーディーに返答できるという点は行員にも顧客にも良い効果を生んでいます。

貴行のセミナーでは多くの行員の方が口を揃えて「若手から大きな仕事を任せてもらえる」と仰っていました。そのような案件を持つことも含めて貴行では組織の中、顧客との関係も含めて自らの存在意義をどこよりも感じられる銀行であると考え、志望しました。

→志望動機で銀行側がもっとも知りたい“なぜその銀行なのか”を、3つ以上の理由を作ることができればes志望動機のレベルは高くなり、通過率は各段に上がります。

京都銀行の志望動機の例文

■志望動機
「人の役に立つ仕事で、人の心を豊かにしたい」という思いから、生活の基盤であるお金を通して人の役に立つ銀行に惹かれました。その中でも貴行を志望する理由は2点ございます。

1点目は「金融大学校」など、教育研修制度が充実している貴行において自身を磨き、地域のみなさまに喜びや安心を提供できるような行員になりたいと考えたためです。

2点目は広域型地方銀行として積極的に店舗展開をされているためです。説明会で「関西全域を地元と言える銀行へ」というお話を伺い、「生まれ育った関西に経済的側面から貢献したい」という私の想いを実現することができる場は、貴行であると確信いたしました。

→研修のリサーチや説明会参加など興味度が高いことが伺えます。「地元」という理由は地方銀行を志望する際のキーワードの1つです。本文構成に悩んだ際は例文の方法がシンプルかつ有効的です。

まとめ

上記の例文の通り銀行業界を志望する学生はロジカルな文章構成ができる人ばかりです。だからこそ銀行のことを詳しく知り、自分を掘り下げ、関連付けることがポイントになります。

就活の不安・悩みはプロに相談

ここまでは、志望動機を書くために必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の就活はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くその悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

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