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教育業界の志望動機の書き方と例文~ベネッセなど3社の選考通過ESを公開~

教育業界は少子化の影響で市場規模は減少していくと言われていますが、実際は新しいビジネスモデルが生み出され市場規模は拡大しています。

イメージで判断するのではなく、きちんと業界の動向を知り、志望動機の質を高めていきましょう。

今一度教育業界のデータや特徴を把握し、例文を参考に書き方のコツを掴みましょう。

目次

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教育業界の特徴

ここでは教育業界の動向、業種・職種について解説していきます。

教育業界の動向

教育業界は「プログラミング学習」「教育×IT」「少子化」3つのキーワードを押さえましょう。

❏「プログラミング学習」

プログラミング学習は教育業界の一番のトレンドと言っても過言ではありません。

理由としては、2020年以降に義務教育化されプログラミング学習のニーズが増加したことと、社会人の副業としても注目されていることが挙げられます。

GMOと船井総合研究所の共同調査によると、プログラミング教育市場は2030年には1,000億円超に拡大すると考えられています。

ゆえに「プログラミング学習」というキーワードは教育業界を志望する就活生はぜひ押さえておきたいキーワードです。

参照元:GMOメディア×船井総合研究所『2022年プログラミング教育市場規模調査』

❏「教育×IT」

近年、教育業界は教育とITを組み合わせる新たなビジネスモデルを形成しています。

例えば、リクルートホールディングスは学生から社会人まで幅広い世代に利用されている「スタディサプリ」というオンライン学習サービスを提供しています。

このような新たなビジネスモデルの形成は教育業界の市場規模拡大に影響を与えています。

❏「少子化」

少子化による影響で長期的には市場は縮小していくと見られていますが、業界規模は堅調に拡大しています。

というのも一人当たりの教育費が増加傾向にあるからです。

実際、経済産業省の調査によれば2017年の学習塾の受講者数は前年比9.8%減の312万人、売上高は前年比5%増の9833億円でした。

数字を見て分かるように少子化による影響はさほどないと言えるでしょう。

各業界別の動向や例文を見たい方は下記をご覧ください。

教育業界の業種

❏小中高生向け

学習塾は大きく分けて3つの種類があり、集団授業、個別指導、通信指導に分かれます。

集団授業は、小・中学生を対象にした早稲田アカデミーや大学受験を目指す高校生を対象とした河合塾などが挙げられます。

個別指導では、やる気スイッチでお馴染みのスクールIEなどがあります。

最後に、通信指導ではZ会等が有名です。

❏キャリアアップを目指す社会人向け

キャリアアップを目指す社会人に向けて教育サービスが提供されています。

その代表として、イーオンなどの英会話スクールやプログラミング取得支援を行う企業などが挙げられます。

その他にもTACなど資格取得支援を行う企業などがあります。

❏社員研修を行う企業向け

企業向けの社員研修サービスを行います。

例えば、社内コミュニケーションを活性化させる研修やリーダーシップ研修、面接官やリクルーターの育成など様々な研修サービスが存在します。

教育業界の主な職種

❏講師

生徒に対して授業を行ったり、生徒の質問や悩みに関してアドバイスするのが主な業務です。

❏サポートスタッフ

試験問題の研究や授業で使用する試験やテキストなど教材の編集が主な業務です。ここで作成される試験やテキストが生徒の成績を左右するので非常に責任ある業務となります。

❏事務・販売促進

校舎の運営や新規生徒の募集活動、広報活動、イベント企画などが主な業務で、現場をバックアップする役割を担っています。

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教育業界の評価される志望動機を作る3つのステップ

ここでは教育業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。

これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は「なぜ教育教育業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。

“なぜ教育業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜ教育業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。

「教育を通して受講者のその先の将来を笑顔にしたい」のような教育業界ならではの理由を入れましょう。

そして“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。

例えば、ベネッセホールディングスは国内教育、海外教育、介護・保育、生活、グローバル人材教育という5つの事業を行っており、幅広い年代の顧客を持っているのが強みの一つです。

このように企業によって特徴や強みが異なるため、企業ごとの特徴を把握した上で志望動機を作成してください。

(2)教育業界の求める人物像を把握する

教育業界の仕事は人に物事を教える仕事であるため、大前提として伝える力は必要となります。

ここでいう伝える力というのは、ただ一方的に知識や情報を押し付けるのではなく、相手がしっかりと理解できるよう、その人に合った教え方ができるという能力のことを指します。

伝える力と同様に聴く力も大切です。質問の意図を汲み取り、言いたいことを理解するというのも必要なスキルと言えるでしょう。

また、教育業界で欠かせない能力の一つとして情報収集力も挙げられます。教育業界は上述したように必要な情報をわかりやすく教える仕事であるため、十分な知識がなければ務まりません。

教える立場でありながら自分も勉強し続けなければならないため、勤勉な人や真面目な人が向いている仕事だと言えるでしょう。

ここでいう伝える力というのは、ただ一方的に知識や情報を押し付けるのではなく、相手がしっかりと理解できるよう、その人に合った教え方ができるという能力のことを指します。

(3)志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

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教育業界の志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文から、クオリティと書き方を学び、自身の書類に活かしてください。

ベネッセ内定者の志望動機

私は貴社のビジネスを通して自分らしい自由な生き方を考え抜く面白さを発信し、一人でも多くの人々が生き生きと暮らす社会作りに貢献したいと思い志望致しました。

米国留学時に多様な生き方を垣間見て、そして大学で研究しているモンゴル国の持続可能な環境作りのための生き方を学び、「よく生きる」とはどういうものなのかを真剣に考えるようになりました。

今後教育や働き方において大きな改革が行われるこの国だからこそ、自分の生き方を自ら熟考し選択していくことがより必要とされていくべきです。

そこで私は、その考え方を身につけて物事を考え抜くことの面白さを実感できるサービスの開発に熱意を持って取り組みたいと考えています。

全国の教育機関と太いパイプを持ち、教育において強い影響力を持つ貴社でそのサービスを実現させ、将来を担う世代を育てる教育や活力溢れる社会を支援し続けることが自らのやり甲斐になると強く確信しています。

→この志望動機は、教育を通して人々が生き生きと暮らせるようにしたいという夢を書いたものです。

冒頭は志望理由が書かれているので分かりやすいですが、それ以降は一文が全体的に長く読み手が理解しにくいかもしれません。

さらにベネッセでなければこの夢を実現できないことを書くことができればより良い志望動機になったでしょう。

ナガセの志望動機

私が持つ様々な考えの根底には、「1人ひとりが自分らしく、自分の強みを持って、自分のビジョンを描く」という理想図があります。「教育」という視点からこのような社会を実現するには、まず1人ひとりと接して「自分らしい生き方」をサポートすること、すべての人たちに成長できる機会やチャンスを公平に与えることが大切だと思います。貴社の理念の元、私自身この理想を持ちながら、自分もそのような人間になることを通して貢献していきたいと考えます。

→物事を考える際の根源をもとに、教育業界で何を成し遂げたいのかが書かれていることで、説得力のある志望動機となっています。

イーオン内定者の志望動機

日本と海外の懸け橋として働くことを軸に就職活動をしており、教育を通じてグローバルな人材を育てるという視点から、英会話業界に興味を持っています。

また、私自身が以前AEONの生徒であり、特別な思い入れがあることが御社を志望するようになったきっかけです。私は、高校二年の時に大学で留学をするという夢を叶えるため、初めてAEON を訪れました。

当時は、自己紹介すらままならない状況でしたが、一年半のレッスンのおかげで、無事に目標の大学に進学し留学の夢も叶えられました。振り返ってみると、当時考えていた以上に、英語を通して自分の世界が広がったと感じています。今度は、自分が夢を持った生徒さんを支えたいです。

職種は、現在両方に興味を持っています。直接生徒さんに英語を教えることができる点、ティーチングに魅力を感じていますが、スクールの運営等より様々な業務に携わることができるマネジメントにも興味があります。

→冒頭から教育業界を選んだ理由、イーオンを選んだ理由が明記されています。

志望職種に関しては職種の説明に留まっているので、志望理由を書けるとより魅力的な内容になったでしょう。

もっと多くの例文が見たい方は以下記事をご覧ください。

まとめ

“教育業界=教師”というイメージが強い就活生も多いかもしれません。しかし教育業界には様々な業種・職種が存在します。

そのため、まずは自分が将来何を成し遂げたいのかを明確にし、どの業種・職種であれば実現できるのかを調べてみましょう。

志望企業が決まっている就活生は、志望企業がどのような業種・職種を採用していて、どのような施策をとっているのかを把握し、志望動機の作成する際に活かしてみてください。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

「就活に出遅れた」「志望動機の書き方が知りたい」「とにかく内定がほしい」という就活生は就職エージェントneoを利用してみてください。

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