デジタルマーケティング職はインターネットの広告を考えるだけの仕事と考える人もいるでしょう。
インターネット広告を考えることは確かですが、消費者のニーズを把握し、どのようにしたら多くの人に見てもらえるのか、潜在ニーズを考えて作る必要性があります。
広告で得た数字は可視化されるため、自分の努力や成果が評価されやすい職種です。
また、デジタルマーケティングの施策によって、消費者が本当に求めている商品やサービスと出合う機会を作り出し、必然的に消費が増えるので企業への貢献度も高い職種です。
デジタルマーケティング職のトレンド
デジタルマーケティング職のトレンドは以下の6つです。
SNSやWebメディアの活用
Twitterやinstagramだけでなく、すぐに動画を楽しめるtiktok等動画の活用です。tiktokは短い動画で情報がたくさん詰まっているため、得たい情報がすぐに得られます。
また、ユーザーのコンテンツはリアルで新鮮なため、ユーザーのニーズに応えられています。
データのプライバシーを高める
最近のSNSユーザーは偽の情報やプライバシーを気にする傾向にあります。
SNSを使う上での問題点や不信感がはっきりと目に見えているため、居心地の良いSNSを求めています。そのためデータのプライバシーを高めることが大事です。
MAツールの活用したCRM
MAツールであるMarketing Automation(マーケティングオートメーション)はマーケティング活動を自動化してくれます。
このツールは、リード(見込み客)の属性情報、Webサイトへのアクセス頻度、閲覧ページの履歴などをもとにリードの見込み度合いを判別します。
判別された見込み度合いによって最適なアプローチができるのでリードの成約の確率が上がります。
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用したサービス
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用したサービスで次世代にアピールすることです。
マーケティングではユーザーエクスペリエンスを高めており、新しいクリエティブな内容のコンテンツを提供しています。
デジタルマーケティング職で得られるスキル
デジタルマーケティング職に就く上で、どのようなスキルが得られるのでしょう。この仕事で身につくスキルを紹介します。
情報収集力
デジタルマーケティングでは常に新しい情報が飛び交うので、情報収集力が得られます。ユーザーのニーズに合わせて必要な情報を把握しなければなりません。
創造性
まだまだ開発中のデジタルマーケティングで、新しい分析方法や戦略方法が考えられる創造力が身につきます。
新しいことを考える上で、ユニークかつユーザーのニーズに沿っていることが大事です。
機械学習やデータベースを活用できるスキル
機械学習やデータベースを活用できるスキルが得られます。
目に見えるものでは、マーケティング検定やファンダメンタルマーケター資格などがあり、企業側にも明確なスキルとして提示できるので、入社後に取得する人もいるでしょう。
デジタルマーケティング職の仕事内容
デジタルマーケティングでは具体的にどのような仕事が行われているのでしょう。これから詳しく紹介します。
物を販売する戦略を考える
デジタルマーケティングではデジタルデータの分析を行い、その結果をもとに戦略を立てます。主に商品やサービスの販売促進について考えるのがデジタルマーケティングの仕事内容です。
デジタルデータはWebページへのアクセス数、回遊率からの行動履歴、Eメールの開封率、SNSの拡散率などです。
商品やサービスの購入に繋がるシステムを構築する
商品やサービスの購入に繋がるシステムを構築するのもデジタルマーケティングの仕事の1つです。
例えば、商品の売り上げを上げるためのサイトを作成したり、サービスの申し込みや問い合わせをするシステムをプログラマーと一緒に構築するなどです。
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デジタルマーケティング職の志望動機を書く際のポイント
志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、その職種の中でもなぜその企業なのかを明確にし、ロジカルにアピールできるようにしましょう。
なぜデジタルマーケティング職なのか?
数ある職種の中でなぜその職種なのかを説明する必要があります。
具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えばデジタルマーケティング職であれば、「Webを通して様々な商品やサービスを広め、消費者のニーズを満たしたい」などといったデジタルマーケティング職ならではの理由を述べるようにしましょう。
デジタルマーケティング職でアピールすべき強み
デジタルマーケティング職で欠かせないのがデジタルスキルです。
また、近年はIT発展により新しいデジタルサービスがどんどん出てきています。そのため、最新の情報を集め、それを仕事に取り入れなくてはならないでしょう。
志望動機を書く際にはデジタル系の資格やデジタルスキルがアピールできる強みになるでしょう。
なぜその企業なのか?
どの職業にも言えることですが、なぜデジタルマーケティング職なのか、なぜその企業なのかを明確に提示する必要があります。その際には、過去の経験を交えて伝えるのもよいでしょう。
例えば、電通テックでは「人を動かすコンテンツ組成」を目標にしています。
常に最適なコンテンツの開発を手がけているので、自分も同じように常に新しいコンテンツでユーザーを満足させたいなど、企業のビジョンを取り入れた志望動機にしましょう。
実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
関連記事:
・「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
・「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」
デジタルマーケティング職の志望動機のNG例文
以下ではデジタルマーケティング職の志望動機NG例を紹介します。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。
従って今までのバイト経験を活かしながら仕事をしたいと考えています。そして5年後には、世界でも通用するマーケティングスキルを身につけることで、社会を牽引するグローバルリーダーに成長したいです。
→アルバイトの経験を仕事上どのように活かすのか、なぜこの会社を志望しているのかが書かれていないため、説得力が薄くなっています。
デジタルマーケティング職の志望動機の例文
デジタルマーケティング職の志望動機の例文を紹介します。参考にしてみてください。
また、私が貴社を志望する理由は、環境保護活動や福祉の取り組みが充実しており、社会に役立つ姿勢が素晴らしいと感じたからです。その環境で、デジタルマーケティング職として消費者に寄り添った分析を行い、ブランド戦略の策定、製品開発、プロモーション等の多岐にわたるプロセスに携わることで、お客様の喜びに貢献できていることを実感しながら仕事をしたいと考えています。
そして5年後には、多くの海外プロジェクトに携わり、世界でも通用するマーケティングスキルを身につけることで、社会を牽引するグローバルリーダーに成長したいです。
→企業・職種を志望する理由が詳しく書かれており、入社後のビジョンも明確です。
ただ、この志望動機は、過去の経験と志望理由の繋がりが弱いため、「〇〇をしてきたから貴社の〇〇な点と合致する」というロジックを意識できるとさらに良くなるでしょう。
レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。
関連記事:
「志望動機のおすすめ例文10選!」
まとめ
デジタルマーケティング職では物を販売する戦略を考えたり、商品やサービスの購入に繋がる戦略を考えるなど様々な業務があり、デジタルスキルを駆使する必要があります。
そのため、常に新しい情報を集めることと、デジタルツールをいかに使えるのが大事です。
企業によって商材が異なってくるため、デジタルマーケティングの戦略も変わってきます。企業研究をしっかりと行ってから志望動機を作成するようにしましょう。
志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。
関連記事:
「志望動機の書き方・例文」
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