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【例文25選】面接で「自己PR」を聞かれたら?評価される答え方や注意点を紹介!

✔ 本記事のまとめ
● 企業が自己PRを質問する意図は「性格や考え方などの人柄」「自社で活かせる強みがあるか」の2つを確認するため

●自己PRとエピソードが見つからない時は「自分の視点」「他者の視点」から考えてみる

●自己PRは「ESと異なる内容ではないか」「根拠はあるか」「仕事内容と合っているか」に注意して回答する

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目次

面接において、自己PRは自分の魅力を伝える重要なアピールチャンスです。

しかし、中には「自分の何をアピールすれば良いのか」「企業に評価される自己PRってどんなの?」と、効果的な方法がわからない人も多いのではないでしょうか?

企業に評価される自己PRをするためには、まず企業側の意図を知る必要があります。

この記事では、企業側の意図から自己PRの見つけ方・作り方、アピールポイント別の回答例まで詳しく紹介します。

面接を控えている方は是非参考にしてみてください。

企業が自己PRを聞く意図

自己PRh2下①

なぜ企業は面接で自己PRを聞くのでしょうか。理由としては、以下の2点が挙げられます。

性格や考え方などの人柄を知るため

企業は能力だけでなく、人柄も含めて採用しているため、自己PRを通して強みだけでなく、経験も一緒に聞くことでその学生の人柄を判断しています。

つまり自己PRで自分が力を発揮した経験について聞くことで、物事に対してその学生がとのように考え、どのような行動を取るのかがわかるということです。

また、「みんなをまとめることができる」という強みであっても、「自分が先頭に立ち、引っ張ってまとめるタイプ」もいれば、「表には出ないが、裏でみんなをサポートしてまとめるタイプ」と様々です。

そのため企業はその学生がどういった人柄なのかをできるだけ詳しく知るために自己PRを聞いています。

自社で活かせる強みがあるかどうか知るため

企業は採用するにあたって、自社に貢献してくれる人材を求めています。

つまり学生が入社したことによって、自社がどのような利益を得ることができるか、成長することができるか、を考え採用活動をしています。

新卒採用の場合は中途採用とは違い、ポテンシャル採用になります。今どれくらいのスキルがあるかどうかよりも、将来活躍できる強みを持っているかどうかといった点を確認しています。

つまり自社と相性が良い学生を自己PRを通して探しているということです。

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見つからない人向け!強みとエピソードの見つけ方

自己PRh2下②

学生が自己PRで話す強みは”コミュニケーション力”や”協調性”などどれも似たようなものでしょう。

しかし面接官は連日多くの学生を面接しています。

そのため選考を通過し最終的な内定を勝ち取るためには、ESや面接において「同じ強みをアピールしているけれども、他の学生よりも魅力的」だと感じてもらう必要があるのです。

つまり自己PRを考える際は「どんな強みか」よりも、「どんなエピソードを通じて強みを伝えるか」ということに重点を置くようにしましょう。以下では面接で評価される「強み」と「エピソード」の見つけ方を紹介します。

自分視点からの見つけ方

自己PRh2下③

自分の強みや独自性のあるエピソードを見つけられない人は「自分」と「他人(第三者)」の2つの視点から自分のことを考えてみましょう。

様々な視点から考えることで、自分では気づけなかった強みやエピソードが見つかるかもしれません。

まず、自分視点からの見つけ方を紹介します。

自分の視点① 自分史を作る

まずはこれまでの人生を振り返る「自分史」を作ってみましょう。

自分史とは、小学校、中学校、高校、大学というような段階で区切り、それぞれの時期で起きた出来事を書き出していく手法です。

その中から、「楽しんだこと」「大変だったこと」「悩んだこと」を抜き出してみることで、今まで気づかなかった自分の魅力や強み、性格的な傾向を見つけることができます。

出来事を書きだした後は、それらの中から「他人よりも得意だった経験」「自分なりに努力した経験」「他人から褒められた経験」「成果を出した経験」などに印をつけていきます。

これらが強みを発揮した経験=自己PRで使えるエピソードです。

またこの印をつけたエピソードの中で、どのような力を発揮したのか考えると、自分の強みを見つけることもできるでしょう。


例えば、「初心者から始めたチアリーディングチームで、最初は基礎も体力も無く大会に出場させてもらえなかったが、筋トレや柔軟を1年間毎日続け、最終的には目標だった大会に出場し、優勝することができた」というエピソードからは、『目標達成に向けて努力する継続力がある』という強みを見つけることができます。

自分の視点② モチベーショングラフを書く

自己PRh2下画像

モチベーショングラフも、強みとエピソードを発見する方法としても活用することができます。

モチベーショングラフとは、幼少期から現在までの出来事において「いつ、どんなときにやりがいを感じたか」「充実していたか」あるいは「どのような時にやる気をなくしたのかと感じたのか」「気持ちが落ち込んだか」といった自身のモチベーションの変化を表したグラフのことです。

まずは、上の写真の様に、横軸を時間、縦軸をモチベーションの浮き沈みとしてグラフを作成してみましょう。

次に、波の位置が高い経験をピックアップしていきます。

モチベーション高く取り組んだ出来事は実力を最大限に発揮できる傾向にあるため、強みを発揮したエピソードを見つけるのに有効な手段と言えるでしょう。

【図解あり】「モチベーショングラフ」を活用した自己分析のやり方とは?
「自己分析をしたいけど、どうやってやったらいいんだろう」と悩んでいる方に”モチベーショングラフ”を活用する自己分析のやり方を紹介していきます。モチベーショングラフを作成すると、幼少期から現在までの出来事の中で、自分がどんなときにモチベーションが上がるのか、逆にどんなことがあるとモチベーションが下がるのかを、わかりやすく可視化することができます。

他者視点からの見つけ方

次に、「他者(第三者)」からの視点から、自己PRの見つけ方を紹介します。

他者の視点① 友人・家族に聞いてみる

自分では無意識のうちに発揮していた強みがあるかもしれません。

自分で気付いていない強みとエピソードを見つけるために、友人や家族などの第三者に聞いてみるのも1つの有効な手段です。

聞く相手は誰でもかまいませんが、家族や中学・高校の同級生、同じ部活、サークル、ゼミの先輩・同級生など、あなたのことをよく知っている人に頼む方が良いでしょう。

「私の強みは何だと思う?」「どんな時にそう思った?」などと聞いてみると、強みとエピソードの両方を見つけることができます。

また、強みやエピソードは複数見つけておくことをお勧めします。そうすることで、企業の色に合った強みやエピソードを話すことができます。

他者の視点② 成績表を見てみる

学校の先生は、生徒が集団の中でどのように振る舞うか、一人ひとりに気を配っているため、先生が「集団の中で発揮する強み」やエピソードを見つけてくれている場合もあります。

そこで、小中高の成績表に添えられているコメントを参考にするのも有効でしょう。

ただし面接においては、大学時代のエピソードを伝えるべきなので、成績表から探す場合は、「大学以降に同じような強みが発揮されたエピソードはないか」を基準に探してみましょう。

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あなたの強み・アピールポイントを聞いている質問集

面接では「自己PRをお願いします」という直接的な質問以外にも、あなたの強み・アピールポイントを聞き出そうとしている質問があります。

ここでは自己PRを聞いている質問例をいくつか紹介します。

以下の質問を聞かれた場合は、「私の○○という強みを活かして~」「この経験を通して○○を学びました」など、自身の強みやアピールポイントと絡めて言えるとより高い評価に繋がるでしょう。

  質問例  ・あなたの長所・短所を教えてください。
・アルバイトで頑張ったことを教えてください。
・学生時代で一番の挑戦だと思うことを教えてください。
・成功体験、失敗体験を問わず、あなたのこれまでの人生で、最も成長の糧となったことを教えてください。
・これまで直面した困難や挫折した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
・今までで一番辛かったことを教えてください。
・今までで最も嬉しかったことを教えてください。
・今までの人生で一番苦しかったことを教えてください。
・あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。
・どのような時にやりがいを感じるのか教えてください。
・あなたが自分自身に課しているルール(いつも心がけていること)について、理由・エピソードを添えて教えてください。
・自分を表す四字熟語を教えてください。
・自分および周りからみた、自分の性格・キャラクターを、率直且つ具体的にお書きください。
・自分らしさを表すキャッチフレーズを教えてください。
・学生時代に特に力を入れたことを教えてください。
・あなたが最も達成感を感じた出来事とその理由を具体的にお書きください。
・部活動の経験について教えてください。
・サークル活動について教えてください。
・ゼミの活動について教えてください。
・卒論のテーマについて教えてください。
・大学で『一番印象に残っている授業』と『その理由』を教えてください。
・大学・学部を選んだ理由を教えてください。
・インターン経験について教えてください。
・趣味を教えてください。
・あなたの特技を教えてください。
・あなた自身を漢字一文字で表してください。
・あなたを動物に例えると何ですか。

上記質問の回答例は以下記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

【例文33個付き】エントリーシートに必須な自己PR・ガクチカを作成するポイントを紹介
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それぞれの回答例に対して「良いポイント」と「改善ポイント」も記載しているので、例文を参考にするのと同時に書き方も学んでいきましょう。

自己PRの答え方

自己PR_答え方

自己PRを答える際には、最初に「目標達成に向けて継続的に努力できるところ」などあなたの強みやアピールポイントを簡潔に述べます。

次に、その強みが活かされたエピソードを話しましょう。

エピソードはなるべく具体的に、まず”どんな問題が起こったのか”という出来事を伝え、その出来事に対して”どのような行動を取ったのか”そして”その結果どうなったのか”を具体的に伝えるようにしましょう。

例えば「将来は英語を使う仕事がしたいと考え、高校から現在まで毎日英語の勉強を続けています。その結果、大学2年時に受けたTOEICでは1つの目標としていた900点を取ることができました。」というような感じです。

結果を伝える際は数字などを用いると説得力の強い自己PRになります。

そして、最後にまとめとしてその強みを入社後どのように活かしていくかを伝えます。

面接官にあなたが働いている姿を想像しやすくさせるために、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。

この流れに沿って伝えることができれば、論理的かつわかりやすく自己PRを伝えることができます。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【頻出質問例付き】面接で評価される質問への答え方とは?
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自己PRの回答例

自己PRh2下④

ここからは自己PRの回答例を紹介します。

8個の強み別に紹介しているので、自分が自己PRでアピールしたい項目の例文を参考にしてみてください。

チャレンジ精神・好奇心・向上心

■例文1
私の強みはチャレンジ精神が旺盛であることです。苦手だった英語を克服するため、高校時代休学をして1年間アメリカに留学、また大学時代に短期海外ワーキングホリデーに行きました。言葉が通じず何度も悔しい思いをしましたが、英語の勉強に励み、異文化に触れることで積極性を身につけ、様々なコミュニティと関わるようになり、今でも連絡を取り合うかけがえのない友達や家族を作ることができました。挑戦することで1つの能力が向上するだけでなく、その他の能力が身につき、新しい仲間にであえる素晴らしさを実感しました。この経験を活かして、帰国後は今後留学生になる学生のサポートをするボランティア団体の会長を務め、候補学生がより良い留学生活を送れるよう活動しました。入社後は、私の強みであるチャレンジ精神を生かして、様々な分野の業務に携わり、自分自身の視野を広げていきたいと考えております。

【想定追加質問】
⇨留学時代に大変だった出来事はありますか?
⇨なぜ苦手だった英語を克服したいと思ったのですか?

■例文2
私の強みは「向上心を持ち自ら行動できる」ことです。私は、接骨院の受付として働いている際、先生が施術中の時は何か困ってもすぐに質問できない、それにより患者さんの待ち時間も伸びてしまっている、という課題に直面しました。そこで私は、仕事をより効率的に行う為には、仕事の可視化と整理が必要だと考え、仕事をマニュアル化することを提案し、実行しました。その結果、先生の手間を省くことができ、定期的に行なっているアンケートでは、待ち時間が短くなったとのお声をいただきました。このことから、現状の課題に向き合い、向上心を持ち自ら行動することの大切さを学びました。御社に入社後も、現状に満足することなく常に向上心を持ち、自分にできることを見つけて行動していきたいと考えております。

【想定追加質問】
⇨マニュアル化するときに何か大変だったことはありますか?

■例文3
私の強みは挑戦心とイノベーションです。高校の部活動で新たな制度を取り入れました。高校1年生の時、部には効率の良い練習メニューがなく、多くの人が不満を感じていたため、入部して約10ヶ月という短期間で改善に取り組みました。私は部長になり、中学から通っていたテニススクールで得た知識を練習に取り込み、本や動画配信サイトでトレーニング方法を学習し、部員各々の技術力に沿った練習時間や練習内容を技術力と体力別に分けました。さらに、試合に出るための部内戦の制度の変更やランキング方式の導入などをしてきました。成果として、後輩の成長に繋がり、以前よりも公式戦で勝ち進めるようになりました。御社に入社した後は、小さな変革から周囲に影響を与え続け、いつか大きな成果を得たいと考えております。

【想定追加質問】
⇨新たな制度を取り入れる際に大変だったことなどありますか?

計画力

■例文1
私の長所は計画力です。私は大学時代に海外旅行を企画しました。日本語や代理店を一切介さず旅に必要なものを全て自分で手配し、計画していく旅です。当時は海外も初めてで周囲に個人手配の経験者もいませんでした。しかし、情報収集をもとに何度も流れや収支をシミュレーションしました。また、想定されるトラブルの対応策をも予め考えることで、経済面・安全面から実現可能な旅を計画する事ができました。そしてこれまでに計9回15ヶ国分の計画を実行し、その改善を行ってきました。御社ではこの計画力を活かし、リスク管理を徹底して安定した結果を出していきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨あなたの計画力が活かされた他の場面はありますか?
⇨なぜ海外旅行を企画しようと思ったのですか?

■例文2
私の強みは「目標から逆算する計画力」だと考えます。この強みを発揮した経験は、アルバイト先のシステムに登録する6000件ものファイルを3日以内に全検証・登録するという案件に対応した時です。対応にあたり、まずは件数・作業日数から必要な総作業工数を概算し、その総工数から逆算し、必要な人員算出や進捗計画の構築などを行いました。進捗状況を見つつ適宜計画を修正するなどして、最終的に納期に間に合わせることができました。御社に入社後も、目標から逆算する計画力を活かし、計画的かつ効率的な仕事を意識し、御社に貢献したいと考えております。

【想定追加質問】
⇨あなたの計画力が活かされた他の場面はありますか?

協調性

■例文1
私の強みは「どんな価値観やバックグラウンドを持つ方々とも協働できる」というところです。この強みを身に着けることができたのは、大学2年時のアメリカ留学がきっかけです。アメリカの大学に入学当時は英語が話せず、心細い思いもしました。ですが、このままではいつまでたっても英語を上達させることができないと考え、大学のサークルに所属しコミュニティを広げられるよう努力しました。また学校で知り合った友人の紹介でレストランでのアルバイトも始めました。最初はとても緊張しましたが、私の店員とお客様への誠実な対応は周りに認められ、日本に帰らないでほしいとも言っていただきました。御社に入社が叶いましたら、多様なクライアントや各国の社員の方とも良い信頼関係を築いていけるよう、誠意を持って対応していきたいです。

【想定追加質問】
⇨あなたの計画力が活かされた他の場面はありますか?

■例文2
私の強みは、様々な立場にある人の意見や価値観を受け入れ、誰とでも平等で良好な人間関係を築くことができることです。この強みを活かして、私はサークルの副会長という立場に立ち、サークル内の問題解決に尽力してきました。副会長になったばかりの頃は、相手の意図を確実に汲み取ることが出来ず、思うように解決できないこともありました。このような状態になった際に私はまず相手の話を今まで以上にしっかりと聞き、その話を一度自分の中で整理してから「相手が何を考えているのか」を自分なりに再考し、提案していくことを意識しました。その結果、より「相手の立場にたって物事を考えることの大切さ」について、身をもって実感しました。そしてこの強みと新たな学びは、無形商品を扱うゆえに信頼関係の構築が前提となる御社においても大いに活かすことが出来るのではないかと考えております。

【想定追加質問】
⇨サークル活動で他に大変だったことはありますか?

■例文3
私の強みは、グループを客観的に見つめ、困ってる人などに自分から声をかけていくことで、グループの良好な環境・関係作りができるところです。大学の授業やサークル、アルバイトでは、積極的に輪に入れない人に声をかけ誘うことや、困っている人に声をかけることで、グループに団結力をもたらすことに成功しました。以前参加したインターンシップにおいても、持ち前のコミュニケーション力を活かし、インターン生のみの交流会を独自で開き、交流を深め合い、繋がりを強固にすることに成功しました。今では私の人柄を認めて頂き、サークルでは○○リーダーを、研究室の集まりでは幹事を、アルバイトでは教育担当をしております。入社させて頂いた際には、気遣いの心を大切にし、仲間と強い信頼関係を築きたいです。

【想定追加質問】
⇨グループの良好な環境作りに一番大切なことは何だと思いますか?
⇨グループではいつもリーダーのポジションに付きますか?
⇨グループの中に苦手な人がいた場合、あなたはどう対応しますか?

コミュニケーション力

私の強みは、多文化環境でのコミュニケーション能力です。フィリピンの現地IT系企業にて計2ヶ月間インターンとして勤務した際に、イギリス、タイ、ベトナム、インドといった現地メンバーで構成されるチームで開発案件を進め、中国企業との共同開発案件にも携わり、英語環境での会話力に加えて、相互の文化的側面の理解、非英語ネイティブ同士の意思疎通におけるリスクヘッジなど、グローバルな環境下でのコミュニケーション経験を多く積むことができました。御社は海外展開に力を入れている企業であるため、私の強みであるコミュニケーション力を最大限に活かし、御社の海外事業に貢献したいです。

想定追加質問】
⇨相互の文化を理解するために具体的にどのような取り組みをしましたか?
⇨意思疎通のリスクヘッジをする際に気をつけていたことは何ですか?

行動力

■例文1
私の強みは、自ら道を切り開いていく行動力です。私は大学4年間、生物学科に所属していましたが、卒業研究は医学部で行いました。きっかけは、学部2年次の分子生物学の授業で、基礎だけでなくもっと深い内容を知りたいと思ったからです。そこで、医学部と生物学科の教授へのコンタクトを行い、単位変換等の希望も提出しました。その結果、前例のない他学部での卒業研究を可能にしました。私の行動力という強みは、御社に入社後も、自ら主体的に行動しそれを実現させる力として、前例のないプロジェクトに携わる際などに活かせると考えています。

【想定追加質問】
⇨あなたの行動力が発揮された他の場面はありますか?

■例文2
私の強みは行動力です。これは大学1年次に参加した中国でのボランティア活動が起因しています。派遣先では村で2人しか高校に通える子どもがおらず、その時に初めて自分が「望めば何者にでもなれる環境」に身を置いていることに気が付きました。当時の衝撃が原動力になり、更なる挑戦への意欲へと繋がりました。そのなかで私は「脱・固定観念」と「信頼関係」を大切にしています。思い込みで行動を狭めるのではなく、一歩踏み出して挑戦することで人脈や視野を広げてきました。全ての経験に一貫して、自分の働きによって相手が笑顔になる瞬間にやりがいを感じ、多くの人の幸せに直結する仕事がしたいと考えるようになりました。御社でも上記の二点を軸にしながら、さらに広い視野を培いたいです。そして常に前進を止めない存在になり飲料業界トップである貴社と共に成長します。

【想定追加質問】
⇨中国でのボランティアで何か大変だったことはありますか?
⇨具体的にどのようなことに挑戦してきましたか?

■例文3
私の強みは課題に向けて率先して行動できる点です。この強みを発揮し、バスケットサークルの成績を向上させました。まず、私が代表になった際、先輩方と同じ事を続けるだけでは試合に勝てないと考え、練習の改善に取り組んみました。全60人のメンバーと議論した所、プレー面の意識共有が乏しいことが問題だと分かったため、練習前に、プレーに関するチームの決め事を話し、各メニューに取り組みました。また、練習後、執行代の仲間と共に練習中のプレーを反省する機会を作り、その反省を次の練習前に共有するというサイクルを習慣化させました。この練習を1年間続けた結果、学内全8チーム中5位だった成績が2位にまで向上しました。後輩の代も自分達が行った練習法を取り入れており、今では学内1位のサークルとなりました。この強みを活かし、御社に入社後は、既存の仕組みに満足せず、主体的に行動して仕事に取り組んでいきたい。

【想定追加質問】
⇨新しい練習方法を導入する際に大変だったことは何かありますか?

■例文4
私の強みは、主体的に行動できる点です。中学校の頃から生徒会執行部として活動してきた経験に加え、大学で指示を待つことなく行動できる先輩の背中を見て、これらの力が培われたと考えます。○○の長期インターンシップに参加した際は、活動のない日も自ら働きかけ、地域の中学校の野球部の練習に参加したり、Iターン者との交流を深めたりすることで、積極的に学びの場を探してきました。私は、スピーディーな意思決定を心がけています。また、動いた後に振り返りを行い、次は何を改善するのか考えることを意識しています。これらの意識を持つことにより、行動の精度が上がり、次回動き出す際のモチベーションの源になります。御社に入社後は、実務の場面でも、ただ指示を待つのではなく、今の自分には何ができるのかを考え行動します。そして、多彩な経験から高い自己成長につなげ、よりレベルの高い業務に挑戦していきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨スピーディーな意思決定が難しい場合、あなたはどうしますか?

人を巻き込む力

■例文1
私の強みは、「組織のために人を巻き込みながらがむしゃらにやり切る」ところです。学生時代アメフト部に所属し、2年時には、部員の筋トレに対する意識や平均体重の低さに注目し、全員が筋トレに取り組む制度づくりを提案しました。その中で私は提案者としての責任から人一倍筋トレや食事管理に励むことで周囲の刺激となるよう意識しました。結果、チーム平均体重6キロ増加、リーグ戦2位の躍進に貢献しました。この私の強みは、スポーツだけではなく社会人になっても活かせると自負しております。御社に入社後も、チーム、そして御社のために一つひとつの仕事にがむしゃらに取り組みたいと考えております。

【想定追加質問】
⇨チームの中に苦手な人や嫌いな人がいた場合、あなたはどうしますか?

■例文2
私の強みは「自ら率先して動くことでチーム全体を動かすことができる」どころです。野球部の主将兼プレイヤーとして、自分自身の練習の傍ら、チーム力強化に務めました。特に、「予算獲得と選手モチベーションのアップ」を目的に、観客動員数の増加に取り組んみました。当初、協力者は少なかったですが、粘り強く説得し、最終的に実施に繋がりました。結果として観客動員数や予算もアップし、何より観客動員数の増加がチームの結果に結びつき、また、12年振りのリーグ戦4位という結果も残すことができました。チームの全員が協力してくれたのは、チームのために率先して動いてきた姿を評価してくれたことが大きいと考えています。御社に入社した際には、いざという時に様々な人を動かせるように協力を得られるよう常日頃から人の嫌がることを率先して行うことで信頼を獲得していきたいです。

【想定追加質問】
⇨チームの中に苦手な人や嫌いな人がいた場合、あなたはどうしますか?
⇨自分の意見に対して反論する人がいた場合、あなたはどのように説得しますか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

■例文3
私の強みは「巻き込み力」です。この強みは、自ら立ち上げた「〇〇同好会」の活動において、一番発揮されました。大学祭で〇〇を販売する計画を立てましたが、「調理が難しい」「知名度が低く、集客が見込めない」などの理由から、最初は友人からの賛同は得られませんでした。そこで私は、上記の不安要素の解消に着手しました。「調理の難しさ」解消のため、調理法の勉強会を実施、手順を一つずつ確認することで友人の不安を払拭できるよう努めました。結果、友人からの賛同を得ることに成功、約30名と〇〇同好会を結成しました。そして、本番は目標を大幅に超える2000杯の販売に成功しました。この経験を生かし、御社に入社後も周囲を巻き込んで課題を乗り越えられる研究者として活躍したいです。

【想定追加質問】
⇨チームの中に苦手な人や嫌いな人がいた場合、あなたはどうしますか?
⇨自分の意見に対して反論する人がいた場合、あなたはどのように説得しますか?

■例文4
私の強みは「周囲の人を巻き込む力」です。所属しているバスケサークルは当初、メンバーの練習参加率が低く、試合形式の練習ができていませんでした。参加率が低い原因として、競技経験者にばかりボールが集中し初心者が楽しめていないことが考えられました。そこで、私は、初心者に積極的にパスを回すだけでなく、経験者にもパスを回すよう促しました。自ら率先してパスを回しているうちに、経験者の意識も変わりました。誰もが積極的に参加できる練習内容となった結果、サークルに活気が生まれ、毎回試合ができるほど、参加率が向上しました。御社に入社後も、この巻き込む力を活かして、規模の大きな案件に対してもチーム一丸となって貢献したいです。

【想定追加質問】
⇨チームの中に苦手な人や嫌いな人がいた場合、あなたはどうしますか?
⇨自分の意見に対して反論する人がいた場合、あなたはどのように説得しますか?

気配り・相手の立場になって考える

■例文1
私の強みは、相手目線に立って考える力です。この力が活かされたのは、大学2年次に個別指導塾のアルバイトで、確認テストの正当率を70%から100%近くにまで上げた時です。当時11人の生徒を担当していた私は、確認テストの正答率の低下を問題視したため、指導時間外にヒアリングを実施し、原因は生徒のやる気を引き出せていないことだと考えました。そこで、生徒との信頼関係を構築するため、1対1で勉強や受験に関する悩みを相談できる時間を設けました。特に、生徒にとって私が先生ではなく、相談相手となることを意識しました。その結果、生徒が質問に来る頻度が増加し、確認テストの正答率を100%近く維持させることに成功しました。私の強みを活かし、御社に入社後も、お客さま目線にたった提案をしていきたいです。

【想定追加質問】
⇨相手の立場に立つ際には、にどのようなことに気を付けていますか?

■例文2
私の強みは「常に相手の立場に立って行動し続け、問題解決できること」です。それはアルバイト先で、新人研修を改革した場面で発揮されました。飲食店のアルバイト先では、新人が定着せず1ヵ月以内に辞めていく状況が続いていました。そこで、私は自分が新人であった時の気持ちを回顧し、従来の、全員に対しマニュアル通りに行う研修をやめ、1人1人の個性や習得度を分析した上で課題を設定するよう心掛けました。さらに、後輩に対し仕事の方法だけでなく、なぜその仕事を行うのか、理由の部分まで伝えることで新人がより主体的に取り組める環境作りに尽力しました。結果、定着率も着実に上がっていき、新人や社員から信頼を得ました。御社に入社後も、常に相手の立場に立って考え、行動し、迅速な課題解決に貢献したいと考えております。

【想定追加質問】
⇨相手の立場に立つ際には、にどのようなことに気を付けていますか?

■例文3
私の強みは、「相手の立場に立って物事を考えられる点」です。私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様の殆どをリピーターにするという目標掲げていました。具体的には受付時に雑談を通したヒアリングを行い、お客様にとって最適なプラスワンの提案を徹底しました。その結果、お客様目線に立って相談から提案を親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。
この事から、相手の立場に立って物事を考える事は、信頼関係を構築する上で非常に重要であると学びました。この経験を生かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案が出来る社会人になりたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨ヒアリングを行う際に心がけていたことはありますか?

粘り強さ・継続力

■例文1
私の強みは、困難な目標も達成できる粘り強さです。幼い頃から、自転車、鉄棒、一輪車と、どんなことも、私ができるようになるまで練習に付き合ってくれた家族の存在から、目標に向かってとことん努力する性格が形成されました。
学生時代には、個別指導塾講師のアルバイトをし、限られた指導時間を通して、生徒の学習に最大限貢献することに努めていました。例えば、生徒がある問題を解けなかった場合には、煮詰まっている箇所を解決するだけでなく、復習となる宿題を出し、家庭学習の習慣も改善させていきました。
この強みを生かし、仕事に対してもその都度目標を立て、粘り強く努力して結果を出していきます。

【想定追加質問】
⇨塾の講師をしようと思ったきっかけは何ですか?
⇨家庭学習の習慣を改善させた一例を教えてください。

■例文2
私の強みは継続的に努力し続けられる点です。私が所属していた柔道部は平成◯年からインターハイに連続出場している強豪校だったのですが私は高校から◯◯を始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。ですがチームメイトに負けないように一生懸命練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。
また、私は幼少の頃から痩せやすい体質で、それがコンプレックスでしたが、大学でトレーニング科学や栄養学、生理学について学び、それを活かすことで自身の筋肉量を増加させ、約15kgの増量に成功しました。
これらの経験から、継続的に努力することで得られる達成感や楽しさを学びました。

【想定追加質問】
⇨練習する際にどのようなことに一生懸命取り組みましたか?

■例文3
私の強みは目標達成まで努力を継続する力があるところです。国境にとらわれない働き方をしたいという思いから、英語でのコミュニケーション能力の必要性を感じており、英語学習に熱心に取り組んで来ました。英語での会話力を上げるためには日常的に英語を使用する環境に身をおくことが効果的だと考え、大学3年次にスウェーデンでの1年間の留学を行いました。授業や友人との交流に留まらず、現地の学生団体のボランティアにも参加し、より自然な英語でのコミュニケーション能力の獲得に努めました。その結果、英語での円滑なコミュニケーション能力を獲得し、また現地学生とも英語での交流を通して親睦を深め、学生団体の運営メンバーに推薦されるまでになりました。御社に入社後も、困難な目標に対してもすぐに諦めることなく、長期的な視点で努力を続けていきたいと考えております。

【想定追加質問】
⇨留学中に何か大変だった経験はありますか?

■例文4
私の強みは「目標達成に向けてがむしゃらに努力する事」です。この能力は小学1年生の頃から15年間続けた野球で発揮されたと考えております。小学生と中学生の頃は県大会出場という目標を掲げ、主将としてチームを牽引しました。高校生の頃は半月板の損傷や腰の骨折という2回の大怪我でプレーヤーとしてチームに貢献する事はできませんでしたが、マネージャーとしてチームの甲子園出場という目標に向けてサポートする事ができました。与えられた役割の中で自分にできる事を考え、努力できた15年間の野球での経験は私の中で大きな財産です。御社に入社後も、自分なりの目標を立て、またその目標の達成に向け、最大限の努力を続けることで、御社に貢献したいと考えております。

【想定追加質問】
⇨怪我で選手としてのプレーを諦めるのは大変つらかったと思いますが、どのようなモチベーションでマネージャーをしていましたか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

面接でよく聞かれる質問集!回答例と答える際のポイントを紹介
「面接って何を聞かれるの?」「評価される答え方ってある?」
このような面接に関する不安は誰しもあると思います。そこで今回は面接でよく聞かれる質問とその回答方法をフレームワークを用いてわかりやすく解説していきます。

面接に苦手意識がある_青

自己PRを答える際の注意点

自己PRh2下⑤

ここからは自己PRを考える際に注意すべきポイントを紹介します。

深掘りに答えられるようにする

「私の強みは○○です」という回答だけでは、採用担当者は「その強みを会社でどのように活かせるのか」「どうしてその強みがあると気づいたのか」などがわかりません。

そのため「どうして?どのように?」といった深掘りを受けるでしょう。

そのため、自己PRの回答を用意する際には、想定される深掘りのための質問についても必ず回答を用意しておくようにしましょう。

深掘りに答えられなければ、あなたの強みや人柄を存分に伝えられないだけでなく、「実際に経験してないのでは?」「本当に強みがあるのか?」と信用を損なうことや、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

根拠となるエピソードを付け加える

いくら「私には~~という強みがあります」と良い長所をアピールしても、それを裏付けるエピソードがないと企業側も「それって本当?」「根拠はあるの?」となってしまいます。

自己PRを語る際に最も大切なことは、強みを証明できる実体験を伝えるということです。
具体的なエピソードを伝えることで、採用担当者は入社後の仕事ぶりを想像しやすくなり、魅力を感じてもらいやすくなるでしょう。

エピソードが具体的に伝えられるか不安という人は、再度自己分析を行い、なぜその強みがあると感じたのかを振り返ってみてください。

仕事内容と合った内容にする

自己PRで長所をアピールする際に忘れてはいけないことはその企業に合った強みをアピールするということです。

企業は自社の利益を生み出してくれる人材を採用したいと思っているため、その業種で活かせない強みをアピールされても全く魅力を感じません。

そうならないためにも、まずは業界研究を行い、志望企業の業種内容を理解した上で自分の強みは活きるのかを確認してみましょう。

できない場合は、何か他の強みがないか探してみてください。

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まとめ

今回は自己PRの回答方法やNGポイントなどについて紹介してきました。

本記事でもお伝えしましたが、自己PRではただ自分の強みをアピールすれば良いわけではありません。

自己PRをする際に最も意識するポイントは、「その企業に合った強みをアピールする」ということです。

そのために業界研究をしっかりと行い、企業にマッチした自分の強みを探してみるようにしましょう。

また面接を通過するためには、想定質問への答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。以下にて面接対策記事をいくつか紹介しているので、ぜひ合わせて確認してみてください。

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