●面接で趣味を聞く目的は[人柄や価値観、熱中できる姿勢]を知るためであり、自分らしさを伝えるチャンスになる。
●趣味が特になくても、日常で継続していることや夢中になれることを振り返れば、面接で話せるアピールに繋がる。
●趣味の内容だけでなく[理由][得たこと][仕事への活かし方]を一言添えることで、面接官に好印象を与えられる。
「面接で趣味を聞かれたとき、何と答えるのが正解なんだろう?」このようにお悩みではありませんか?
本記事ではこれから重要な面接が控えているという人に向け、大手企業でも通用する正しい回答方法や、企業が面接で趣味について質問する意図などについて解説します。
正しい回答方法を知っておくことで、失敗のない就職活動を行いましょう。
趣味から何がわかる?企業が面接で聞く目的

就活の面接で「趣味は何ですか?」と聞かれると、「仕事と関係あるの?」と戸惑ってしまう人も多いかもしれません。しかし企業が趣味を質問するのには、きちんとした意図があります。
ここでは、面接官が趣味を聞く理由について解説します。
就活生の人柄や価値観を知るため
面接で趣味を聞く理由として、最も多いのは[あなたの人柄を知るため]です。
面接官は趣味を通じて、あなたが[どんなことに興味を持ち][どんなことに積極的になれるのか]を見極めようとしています。
そのため、趣味を聞かれたときは「良い印象を与えよう」とするよりも、人柄を知ってもらうチャンスと考えましょう。
無理に取り繕わず、あなたらしさが伝わる回答を意識することが大切です。
物事への向き合い方を確認するため
面接官は、あなたが何かに熱中できる人かどうかを知るために、趣味を尋ねることがあります。
例えば「プラモデルの作成です」と答えれば、[細かい作業をコツコツ進められる人 ] と評価されることがあります。
また、「小学生の頃からテニスを続けています」と答えれば、[好きなことに打ち込める継続力がある ] と見られるでしょう。
仕事以外に熱中できる趣味を持っていると、仕事とプライベートの切り替えがうまくできる人、精神的な安定を保てる人というポジティブな印象にも繋がります。
面接の空気を和らげるため
趣味に関する質問には、アイスブレイクの役割もあります。面接の冒頭や途中で趣味を聞くことで、就活生の緊張をほぐし、自分らしさを出しやすくする効果があります。
特に、初対面の相手と会話を始めるきっかけとして[趣味]は取り上げやすく、共通点が見つかれば話が弾むこともあります。面接官と趣味が一致すれば、親近感を持ってもらえる可能性もあるでしょう。
このように、趣味の話は単なる雑談ではなく、面接の雰囲気を和らげ、あなたの人柄を自然に伝える重要な要素です。無理に取り繕わず、本当に[好き]や[楽しい]と感じることを素直に話しましょう。
どんな趣味を話せばいい?面接でアピールできる趣味の見つけ方

「特別な趣味なんてない…」「アピールできる趣味が思いつかない」 そう感じている就活生も少なくありません。しかし、面接で伝える趣味は、特別なものである必要はありません。
ここでは、面接でアピールできる趣味の見つけ方をご紹介します。
①過去の行動を振り返ってみる
まずはこれまでの生活を振り返りましょう。学生時代に夢中になったことや、休日によくしていたことなど、自然と時間をかけていた活動の中に“趣味”のヒントが隠れているかもしれません。
例えば、家族旅行の計画をいつも自分が立てていたなら、[旅の計画を立てること]も立派な趣味です。趣味は「〇〇部に所属していた」といった肩書きだけでなく、[どんなことにどう関わっていたか]が大切です。
②継続していることを探してみる
長く続けている趣味は、それだけで信頼感に繋がり、[粘り強さ]や[一貫性]をアピールする材料にもなります。
例えば、[小学生の頃からピアノを続けている ] [大学に入ってから毎朝ランニングをしている ] といった習慣も、面接で十分に伝えられる趣味です。継続する中で自分なりの成長や工夫があれば、より説得力が増します。
③時間を忘れて夢中になれることを探す
[気づいたら何時間も集中していた ] という体験はありませんか?そうした没頭体験は、面接で伝える趣味にまさにぴったりです。夢中になれることには、その人の価値観や興味・関心が表れています。
例えば、[動画編集に没頭して休日は丸一日作業している][お気に入りのカフェを探すのが好きで毎週末に新しいお店を巡っている]など、日常の中の小さな楽しみも、立派な趣味として評価されます。
自分に合うものが見つかるかも?面接向けのオススメ趣味まとめ
面接で好印象を与えやすい趣味には、いくつか共通点があります。例えば[継続性がある][人柄が伝わる][取り組み姿勢が想像しやすい]などです。
ここでは、面接でも話しやすく、評価されやすい趣味をジャンル別にまとめました。自分に合うものがないか、是非参考にしてみてください。
- 読書
知的好奇心や学びの姿勢をアピールできる趣味。好きなジャンルや学びになった本があるとより良い。
- 運動・スポーツ(例:ランニング、テニス、筋トレ)
継続力や体力、リフレッシュの方法を示せる趣味。[大会に出た][習慣化している]といったエピソードがあると強みになる。
- 料理・お菓子作り
段取り力や創造性が伝わる趣味。自分でレシピを考えるなど工夫していることがあれば効果的。
- 写真・動画編集
表現力や探究心を伝えられるクリエイティブ系の趣味。SNSなどで発信していれば積極性もアピール可能。
- 資格勉強・語学学習
成長意欲や計画性が評価されやすい趣味。学習のモチベーションや活かしたい場面も添えると説得力が増す。
- 旅行・街歩き・カフェ巡り
好奇心や行動力が感じられる趣味。経験を通して得た視野の広さや気づきを語ると効果的。
- 手芸・DIY・ものづくり
集中力やコツコツ取り組む力を伝えられる趣味。完成した作品のエピソードがあれば具体的なアピールに繋がる。
- ボランティア・地域活動
主体性や思いやりのある姿勢が伝わる趣味。自分がなぜその活動を続けているのかを語ると好印象。

アドバイザー
オシャレさや珍しさよりも、あなたの取り組み姿勢が伝わるかどうかが大切です。日常の中のちょっとした習慣も、自分らしい趣味として胸を張って話せる内容になりますよ。
面接で趣味を聞かれたときの答え方

面接で趣味を聞かれたときは、ただ「〇〇が趣味です」と伝えるだけでは不十分です。趣味を通じてどんな人柄か、どんな価値観を持っているかを伝えることがポイントです。
以下の3ステップを意識すると、あなたの魅力がより伝わりやすくなります。
①趣味の内容を簡潔に伝える
まずは趣味のジャンルを、一言でわかりやすく伝えましょう。さらに、具体的な活動内容を少し補足すると、面接官がイメージしやすくなります。
例えば、「読書です」だけでなく、「ビジネス書や小説を月に3~4冊読むことを習慣にしています」と伝えると、より深く話を掘り下げてもらいやすくなります。
②なぜその趣味を続けているのか、理由や背景を伝える
[なぜその趣味を選んだのか][いつから始めたのか]といった背景を伝えると、あなたの思いや姿勢がより明確に伝わります。
ここでは、継続している理由や始めたきっかけを簡潔に説明しましょう。例えば、「読書は新しい視点を得られるのが楽しく、ストレス解消にもなっています」のように、自分らしい言葉で伝えることが大切です。
③趣味から得たこと・仕事への活かし方を伝える
趣味を通じて得た学びやスキルを、仕事にどう活かせるか伝えると、面接官に具体的なイメージを与えられます。
例えば、「料理が趣味です。調理を通じて計画性や効率性が身についたため、業務でも効率的に進められる自信があります」のように、自分の強みや志望職種に結びつけて話すと、より説得力が増します。
ありきたりを脱却!面接で響く趣味の伝え方の工夫
面接で趣味を話すとき、「〇〇が趣味です」だけでは印象に残りにくいもの。 趣味そのものよりも、[なぜそれが好きなのか][どう向き合っているのか]が面接官にとっては大切な情報です。
ここでは、面接で一歩差がつく趣味の伝え方の工夫を4つ紹介します。
①「〇〇が好きです」ではなく「〇〇な理由で好きです」と語る
趣味を答える際は、一言で終わらせず、[なぜそれが好きなのか]を言葉にしましょう。
例えば「映画鑑賞が趣味です」だけでなく、「人の感情や心理の変化に注目して観るのが好きです」と理由を添えると、あなたの視点や価値観が伝わります。どんな楽しみ方をしているのかも加えれば、より印象に残りやすくなります。
②自分の強みと結びつけて話す
趣味の話だけで終わらせず、そこから得たことが自分の強みに繋がっていることを示すと、より効果的にアピールできます。
例えば「キャンプが趣味で、準備から段取りまでを自分でおこなううちに計画性が身につきました」と伝えれば、あなたの個性やスキルを具体的にイメージしてもらいやすくなります。
③会話が広がるような[ちょっとした個性]を加える
同じ趣味でも、少し個性を加えるだけで面接官の興味を引き、会話を広げるきっかけになります。
例えば、「カフェ巡りが趣味です」だけでなく、「全国の水出しコーヒーを飲み比べてSNSに記録しています」と伝えれば、「どんな味の違いがあるの?」という質問につながるかもしれません。
このように、ちょっとしたこだわりを添えるだけで、印象がより強く残ります。
④入社後の仕事への活かし方を一言添える
趣味について話す際は、最後に「この経験を仕事にもこのように活かせます」と付け加えることで、面接官に良い印象を与えられます。
例えば、「登山が趣味で、困難な道でも一歩ずつ着実に進む習慣が身についています。入社後も粘り強く仕事に取り組みたいです」といった伝え方ができます。面接では、就活生がどのような働き方をするのかを見ているため、趣味と仕事を自然に結びつける視点が効果的です。
要注意!面接で印象ダウンにつながる趣味
面接官は、あなたの人柄や価値観、企業との相性を趣味からも読み取ろうとしています。そのため、以下のような趣味には注意が必要です。
- ギャンブル系の趣味(パチンコ・競馬などの賭博など)
→ 金銭感覚や依存性への懸念につながる可能性がある
- 過激・反社会的に見えるもの(違法性を感じさせるものなど)
→ 社会性に疑問を持たれる恐れがある
- 1人に没頭しすぎる趣味(極端なソロ活など)
→ チームワークやコミュニケーションへの懸念が出ることがある
- 説明しづらいオタク趣味(アピールの文脈が曖昧なものなど
→ 内容次第では面接官が理解しにくく、温度差が生まれやすい
面接で趣味を聞かれたときの回答例
面接で趣味を聞かれた際の回答例を紹介していきます。内定を獲得した人が、どのように趣味をアピールしたのかを実際に見ていきましょう。
また、それぞれの回答例に対して深堀されることに備え、追加の想定質問も紹介していきます。
音楽鑑賞
🔶例文1
受験や試合の前にはアップテンポな曲で気持ちを高め、逆に落ち着きたい時にはバラードを聴くなど、音楽を通して自分の状態を整える工夫をしてきました。
この経験から、私は状況に応じて最適な準備をする[自己管理力]を培ったと考えています。今後もこの強みを活かし、落ち着いた状態で業務に取り組み、質の高い成果を出していきたいです。
- 音楽を聞くときにどういう観点で曲を決めますか?(流行りなのか歌詞なのか曲調なのか?など)
- 最近特に印象に残っている曲とその理由を教えてください。
🔶例文2
演奏時間30分を超える長い楽曲の構成を追いながら聴くことで、複雑な情報の流れを整理し、その論理展開を理解する力を養いました。
この構造的思考力は、お客様への提案書の作成において、相手が納得しやすい論理構成を組み立てる際に大いに活かせると考えています。
- クラシック音楽以外に何を聞きますか?
- クラシック音楽にはどのような起承転結がありますか?
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ピアノ
中学時代、コンクールで悔しい思いをしたことをきっかけに、翌年の入賞を目指して練習計画を見直し、苦手な部分を重点的に練習しました。結果、入賞を果たすことができました。
仕事においても、この[目標から逆算し、粘り強く取り組む姿勢]を活かし、御社のプロジェクト成功に貢献します。
- ピアノをやめようと思ったことはありますか?
- ピアノをやっていて良かったと思ったことは何ですか?
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書道
書道は、一筆一筆に神経を集中させ、全体のバランスを考えながら作品を仕上げる、非常に奥深い世界です。この経験を通じて、一度始めたことを粘り強く続ける継続力と、細部まで一切妥協しない、高い集中力を培いました。
この強みを活かし、御社の業務においても、1つひとつのタスクに丁寧に向き合い、常に質の高い成果を出すことで貢献したいです。
- 書道をやっていて一番大変だったことは何ですか?
- 書道の先生になろうと考えたことはありましたか?
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料理
料理では、完成形をイメージし、そこから逆算して[どの順番で][どのくらいの時間で]進めるかを考える段取り力が求められます。
この経験で培った段取り力と、効率よく進める工夫をする姿勢は、私の強みです。入社後もこの強みを活かし、無駄のないプロセスを設計して、チーム全体の生産性向上に貢献したいと考えています。
- 得意料理は何ですか?
- 料理を作る際の自分なりの工夫はありますか?
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ゲーム
新作ゲームをプレイする際は、事前に情報を集めて分析し、[どうすれば効率よく最高の結果を出せるか]を考えて、攻略プランを立ててから挑みます。
この[情報収集→分析→戦略立案]というプロセスを日常的に繰り返したことで、大学のゼミでは、他の学生の倍のデータを精度高く時間内に処理できました。
仕事でもこの強みを活かし、徹底した準備と改善を重ねる姿勢で、1日も早く御社に貢献したいと考えています。
- ゲームを好きになったきっかけはなんですか?
- 戦略を立てる時に工夫していることはありますか?
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アニメ
[なぜこの作品がヒットしたのか][どのようなメッセージが、どんな層に響いているのか]を制作者の視点で考察するのが好きです。
この経験を通じて、物語の背後にあるターゲット設定や、人の心を動かすメッセージの構造を分析する力が養われました。
この強みを活かし、御社の商品やサービスにおいても、顧客の深層心理を捉え、心に響くコンテンツや戦略を立案することで、事業の成長に貢献したいと考えています。
- 脚本として1番好きなアニメはなんですか?また、どういうところが好きですか?
- 分析したことが、日常生活や学業・活動などに活かされた経験はありますか?
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写真撮影
特に大学では、SNSで仲間と同じ被写体を撮影し、[なぜこの構図や色合いは人の心を惹きつけるのか]を分析・議論することに夢中になりました。
この経験を通じ、1つの物事に対して多様な視点からアプローチし、その魅力を最大限に引き出す方法を考える力を培いました。
御社の製品やサービスをお客様に最も魅力的に伝える企画・広報業務において、この[多角的な視点]と[表現力]を必ず活かせると考えています。
- 写真を撮る際に重要なことは何ですか?
- 写真部の活動で大変だったことは何ですか?
\ 「写真撮影」の答え方をブラッシュアップしよう/
スポーツ
特に、高校時代に[全国大会出場]という高い目標を掲げ、チーム一丸となって練習に打ち込んだ経験は、私の大きな財産です。この経験を通じて、困難な目標に対しても、日々の地道な努力を継続し、達成する力が培われました。
仕事においても、この粘り強さと目標達成への意欲を活かし、どのような困難な課題に対しても、最後までやり遂げることで、貴社に貢献したいと考えています。
- 高校時代のサッカー部での活動で1番大変なことは何ですか?
- サッカーを通じて学んだことが、学業やアルバイトなど他の場面で活きた経験はありますか?
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先輩たちはこう答えた!リアルな趣味の面接回答例
ここでは、実際に面接を通過した先輩たちのリアルな回答例をご紹介します。自分の趣味と照らし合わせながら参考にしてみましょう。
<ゆうちょ銀行(26卒)>
引用:Unistyle/【内定】エントリーシート(総合職)(総合職)
趣味は旅行とウォーキングで、気持ちをリフレッシュできる大切な時間である。 特技は運転で、ハイエースやグランドキャビンなどの大型車も問題なく運転できる。安全運転を心がけ、長距離運転でも集中力を維持できることが強みである。
<ゆうちょ銀行(25卒)>
引用:Unistyle/【内定】エントリーシート(市場部門)(総合職)
音楽で自己表現することが好きだ。年少期にピアノを習い、中高で○○に所属していたことから音楽が身近にあった。大学では○○サークルに所属し、多くの人に演奏を届けてきた。○○にも挑戦し、家族や親友の誕生日に弾き語りをして喜んでもらった。
<UBSグループ(24卒)>
引用:Unistyle/エントリーシート(IBD)(IBD)
Q.部活・サークル活動、趣味・特技や最近関心を寄せていることなどについてご記入ください。(300字以内)
A.私は昨年末から友人と共にアニメコント動画を投稿するyoutubeチャンネルを運営している。チャンネル登録者数は未だ3桁であるが、登録者を伸ばしたり、再生回数を増やすためにどういった要素に変化を加えるべきなのかや視聴者がどういったものを求めているのかについての考えを持ち寄り定期的に議論をおこなっている。『視聴者目線で考えること』と『唯一無二のコンテンツを目指すこと』を意識し続けチャンネルの規模大きくしていきたいと考えている。
面接で聞かれる「趣味」に関するよくある質問
ここからは、面接で聞かれる趣味に関するよくある疑問に答えていきます。「話せる趣味がない」「何を話せばいいのかわからない」そんな就活生は、是非参考にしてください。
Q1. 趣味が特にない場合はどうすればいい?
無理に立派な趣味を作る必要はありません。日常の中で[少し時間をかけていること ] や[リフレッシュできること ] を振り返ってみましょう。
例えば、[YouTubeでレシピ動画を見る ] [近所を散歩する ] なども立派な趣味になります。大切なのは、なぜそれをしているのか、そしてそこから何を得ているのかを伝えることです。
▶詳しい解説は『どんな趣味を話せばいい?面接でアピールできる趣味の見つけ方 』 で確認してください
Q2. 少ししかやってないことでも“趣味”にしていい?
少ししかやっていないことでも、趣味として話しても問題ありません。大切なのは、その活動に興味や今後の継続意欲があるかという点です。
「最近始めたばかりですが、これからもっと深く知っていきたいです」と正直に伝えれば、学ぶ姿勢や好奇心をアピールでき、好印象に繋がります。
Q3. 定番の趣味(読書・映画など)は避けるべきですか?
定番の趣味を避ける必要はありません。重要なのは、どのように伝えるかです。
例えば[ただ観るだけ ]ではなく、[作品の構成やメッセージ性に注目している ] といった視点を加えることで、他の就活生との差別化ができます。定番の趣味も、工夫次第で印象に残るアピールになります。
▶詳しい解説は『自分に合うものが見つかるかも?面接向けのオススメ趣味まとめ 』 で確認してください
Q4. ゲームやアニメなど、面接で言いづらい趣味はNG?
面接で言いづらい趣味を話すことは、必ずしもNGではありません。ただし、伝え方を工夫することが大切です。
例えば「ゲームが好きで、eスポーツに興味があります」「アニメを通して異文化理解への関心が深まりました」といったように、趣味を通じて得たことや視野の広がりを伝えることで、プラスの評価に繋がります。
▶詳しい解説は『要注意!面接で印象ダウンにつながる趣味 』 で確認してください
Q5. 複数の趣味があるときはどうすればいい?
複数の趣味がある場合は、まず簡潔に紹介した上で、1つを掘り下げて話すのが効果的です。
例えば「読書と料理が趣味です。特に料理は…」というように、自然な流れで1つに絞って詳しく話すと良いでしょう。面接時間を意識し、簡潔にまとめることも大切です。
Q6. どのくらいの長さで話せばいい?
目安は1〜2分程度。結論から述べ、その背景や理由、得たことを簡潔に順序立てて話すと、面接官も理解しやすくなります。
長くなりすぎると逆効果なので、簡潔さを心がけましょう。
▶詳しい解説は『面接で趣味を聞かれたときの正しい答え方 』 で確認してください
Q7. 趣味の話ってどれくらい評価に影響するの?
趣味の話だけで合否が決まることはほとんどありませんが、人柄や思考の深さ、表現力を測る材料として評価されています。
特に、仕事への姿勢や価値観に結びつけて話せると、面接官に好印象を与えやすくなります。小さな趣味でも、伝え方次第で立派なアピールになります。
▶詳しい解説は『趣味から何がわかる?企業が面接で聞く目的 』 で確認してください
まとめ
本記事では、面接で趣味について聞かれた際の回答方法について紹介してきました。
趣味はあなたの人柄や特技をアピールする絶好のチャンスです。自分が今までおこなってきたことに自信を持ち、まっすぐ面接官の目を見て話しましょう。
あなたの人柄がしっかりと面接官に伝われば、最終面談や内定へと繋がるはずです。ただし、先ほども紹介した[回答する際のNG例]については十分ご注意ください。
自分らしさを前面に押し出し、前向きなアピールをしていきましょう。
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