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面接で「尊敬する人を教えてください」と質問された時の正しい答え方~回答例12個紹介~

「尊敬している人なんて考えたことがなかった」

と戸惑う就活生も多いと思います。そのような場合は、この記事で説明している「なぜ企業が尊敬する人について質問するのか」を把握しておきましょう。

さらに、質問意図に対し的確に答えられるように答えと理由を用意しておくことが必要です。

この記事では尊敬する人物としてよく取り上げられる人ごとに回答例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

企業が「尊敬する人」を聞く意図

まずは、企業側が「尊敬する人」について質問する意図を理解しましょう。企業側はただ尊敬している人が知りたいわけではなく、自社に合う人材なのかを確かめるために聞いています。

質問の意図に沿った回答ができるよう、企業が聞きたいことを正確に把握してください。

価値観を知り自社に合うかを判断するため

尊敬する人について聞く意図は、学生の価値観を知るためです。尊敬する理由について聞くことで、どのような価値観を持っているかがわかります。

自社の社風と学生の価値観が合うかを知ることで、採用のミスマッチを防げるでしょう。

企業が避けたいのは価値観の相違による早期退職です。採用や育成に費やした時間やコストを無駄にしないためにも、自社と相性が合うかを細かくチェックしています。

尊敬する人についての質問を通して価値観を知り、自社と相性が合うかどうかを確認しているのです。

相性が合わないことによるミスマッチを防ぎたいという企業の意図に沿うためには、尊敬する理由を伝えながら「どのように働きたいか」「どう会社に貢献したいか」ということをアピールするとよいでしょう。

どのような人物になりたいかを知るため

尊敬する人について聞くもう一つの意図は、将来どのような人物になりたいかを知るためです。

尊敬する人を目標にする場合、単純に同じ職業になりたいという人は少ないでしょう。通常は生き方やものごとへの取り組み方を目標にします。

尊敬する人を聞くことで学生が将来どのような人物になりたいかがわかり、企業が求める人物像と合うかを知ることができます。

このような意図に応えるため、尊敬する理由には「どのような部分が目標で、どのような人になりたいか」を明確にするとよいでしょう。

「尊敬する人」の答え方

尊敬する人について答える際は、以下のフレームワークに沿って答えるようにしてみてください。

最初に結論から述べましょう。尊敬する人は誰かを述べ、どうしてその人を尊敬するのかという理由を過去の経験を交え具体的に話しましょう。

尊敬する理由がわかりやすく伝わるよう、エピソードはできるだけ具体的に話すことが大切です。

尊敬する理由を通し、自分の価値観や目指しているものについてわかりやすく伝えます。尊敬する人を見習って実践していることがあれば、エピソードとともに伝えるのもよいでしょう。

尊敬する理由がわかるエピソードを話したら、最後に尊敬する人を見習う気持ちを入社後どのように活かすかについて話します。

単なるイメージではなく、具体的に成し遂げたいことを述べると好印象です。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
▶参考:「【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介」

「尊敬する人」の回答例

これまでの説明で、尊敬する人について答える際の流れについては理解できたと思います。

ここからは、よくある「尊敬する人」の回答例を12個紹介します。

回答例をチェックして自分に当てはまるものを参照し、スムーズに返答できるようにしましょう。回答に対して想定される追加質問も紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

家族(父・母・姉・兄)

❏例文1

「私が尊敬しているのは父です。父はいつも仕事に忙しく幼い頃から家に不在がちでしたが、休みの日は遊園地など自分の好きな場所へよく遊びに連れて行ってくれました。父は営業職である自分の仕事に誇りを持ち、幼い自分にも仕事の内容について話し、人に貢献することの大切さを教えてくれました。

父は「誰かを助け、喜んでもらえることに生きがいを感じる」と言っていましたが、その言葉に私も強く共感しています。

このような仕事で他者に奉仕する姿を見習い、自分も仕事に生きがいを見出したいと思います。」

 【想定追加質問】 

⇨生きがいを見出すために、当社では具体的にどのような仕事をしたいですか?

❏例文2

「私は母を尊敬しています。母はとても社交的で誰とでもすぐ仲良くなり、内向的だった私はそんな母を見て、どうしたら誰とでも親しくなれるのかと思っていました。母は私に『その人の良いところを見るようにして、誰にでも同じように接するようにしている』と言いました。そのとき中学生だった私は同じクラスに苦手な人がいましたが、長所を探すようにしていたら自然と褒められるようになり、すっかり仲良くなれたのです。

母のおかげで私は人と仲良くなれる社交性を身につけ、今では初めての人でもすぐに打ち解けられます。これを、御社の接客業務でも活かしていきたいと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨お母さんを見習うことで、人間関係はどのように変わってきましたか?

恩師

❏例文1

「私の尊敬する人は、中学時代に通っていた空手教室の先生です。先生は教える立場にたっても向上心を忘れず、私たち生徒以上に練習を行なっていました。『教える立場として技を衰えさせるわけにはいかない』というのが口癖でした。私はこのような先生の責任感ある姿勢に感動し、今でも尊敬しています。

先生に教わったことは、自分の行動に責任を持つということです。私も先生のように誰に対しても恥じない人間になれるよう、自分を磨きたいと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨自分を磨くために、具体的にどのようなことを行なっていますか?

❏例文2

「私の尊敬する人は、中学校時代の担任教師です。中学1年生と2年生のときに担当していただいた英語教師でした。ただ教科書の内容を教えるのではなく映画のセリフや海外での流行などを紹介し、楽しみながら授業をしてくれました。

海外旅行にもよく出かけていましたが、これは授業の題材を探す意図もあったようです。旅先での写真や現地の人との交流を紹介したりして、英語を学ぶことで世界が広がることを教えてくれました。

教え方を工夫して生徒を喜ばせながら教える姿は尊敬に値するもので、私も先生のように人を楽しませ、影響を与えるような人物になりたいと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨先生を尊敬することで、その後の行動がどう変わったか具体的なエピソードを教えてください。

著名人

❏例文1

「私が尊敬するのは、第二次世界大戦中にユダヤ人を助けた杉原千畝(すぎはらちうね)です。リトアニアの領事館に赴任していたとき、ナチス・ドイツから逃れてきたユダヤ人に日本経由のビザを発行しました。外務省の意思に反してでも、人命を助けるために行動した姿に感動しました。私も彼のように、困っている人を助けられる人間になりたいと考えています。

彼を見習い、社会に出てからは少しでも人に貢献できる仕事に就き、多くの人の役に立ちたいと思います。」

 【想定追加質問】 

⇨これまで人助けができたと思うエピソードはありますか?

❏例文2

「私が尊敬する人物は、アップル社の創始者スティーブ・ジョブズです。iPhoneをはじめとする数々の最先端の製品を数々生み出したことはもちろんですが、逆境の中でも自分がしていることを信じて行動してきた姿を尊敬しています。

特に尊敬するのは、アップル社を一度解雇されながら再びCEOに返り咲き、会社を立て直したという不屈のパワーです。解雇されたあとスペースシャトルの民間搭乗員に応募したチャレンジ精神も尊敬できます。

自分もジョブズのように、常にポジティブでチャレンジできる人間になりたいと考えています。」

 【想定追加質問】 

⇨これまでチャレンジしてきたと思えるエピソードはありますか?

歴史上の人物

❏例文1

「私の尊敬する人物は戦国大名の上杉謙信です。私利私欲のための戦はせず、弱っている敵に塩を送るなど義に忠実な武将として知られています。軍神と呼ばれて圧倒的な強さを誇りながらもそれに溺れず、義を大切にしたところを尊敬しています。

私も謙信のように目先の利益にとらわれず人とのつながりを重視し、本当に大切なことは何かを見極める人間になりたいと思っています。

 【想定追加質問】 

⇨会社の中で人とのつながりを大切にするには、どうするべきだと思いますか?

❏例文2

「私は織田信長を尊敬しています。大胆な発想と行動力でリーダシップをとり、適材適所に人員配置を行なっていたということが尊敬する部分です。彼の見事な戦略や統率力、合理的な考え方は仕事の上でも見習うべきところだと思います。

私も彼のようにリーダーシップが取れる人間になり、会社の成長に貢献できるようになりたいと考えています。」

 【想定追加質問】 

⇨会社でリーダーシップをとるためには、どういうことが必要だと思いますか?

スポーツ選手

❏例文1

「私は、体操の内田航平選手を尊敬しています。オリンピックでは個人総合2連覇を果たし、合計7つのメダルを持ち、世界選手権では世界最多の6連覇という偉業を成し遂げています。長年日本を代表して世界と闘い、30歳を過ぎても現役で頑張っている姿が尊敬できます。

私も彼のように一つのことに打ち込み、トップを目指して頑張りたいと思うようになりました。目標に向かって努力を続け、成果を上げられる人になりたいと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨会社に入って、まずどのようなことを目標にしたいと思っていますか?

❏例文2

「私が尊敬するのはフィギュアスケートの羽生結弦選手です。平昌オリンピックでは怪我が治癒していないにも関わらず、素晴らしい演技で金メダルを獲得しました。どのような状況でも諦めず自分の夢を追い求める姿を見て、尊敬の念を抱きました。

このように逆境にあってもくじけない精神は、見習うべき点であると思います。不運があってもプラスに考え、努力することで得られるものは大きいはずです。

羽生選手をお手本として、何事にも諦めずに取り組める人になりたいと思います。」

 【想定追加質問】 

⇨これまで具体的にはどのようなことに取り組んできましたか?

経営者

❏例文1

「私が尊敬しているのは経営者の松下幸之助です。彼の著書である「道をひらく」を読み、独自の経営哲学に感銘を受けました。特に好きなのは『とにかくやってみることである。失敗すればやり直せばいい』という言葉です。何かにうまくいかないときでも、この言葉を思い出して前向きになれました。

私も松下氏のように、失敗しても諦めず進む精神を見習い、物事をやり遂げる人間になりたいと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨うまくいかないと感じたときに乗り越えたエピソードを教えてください。
⇨これまでやり遂げたと思えるのはどんなことですか?

❏例文2

「私はソフトバンクの孫社長を尊敬しています。一代で大企業を育て上げ、リスクを恐れず挑戦し続けているところが尊敬できます。いつも向上心を持ち、斬新なアイデアで事業を成長させているのも見習いたい部分です。

私も孫社長のように新しいことに挑戦し、何かを成し遂げられる人間になれればと思っています。」

 【想定追加質問】 

⇨孫社長が成し遂げてきた事業で、特にどのようなことを尊敬していますか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。
▶参考:「【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介」

「尊敬する人」のNG例

ここでは、尊敬する人について回答する際に注意したい答え方について紹介します。NGなのはどのような答え方なのかを知り、面接の際に生かしてみてください。

人物の説明が長い

尊敬する人が有名ではなく面接官には未知の人物である場合、人物の説明が長くなってしまう可能性があります。人物の説明だけに時間を費やし、自分自身の考えや具体的なエピソードを話せなかったということにならないようにしましょう。

尊敬する人を質問する場合、応募者に説明スキルがあるのかをみる意図も含まれています。ポイントを明確にしてわかりやすい内容にできるプレゼンテーション能力も試されるため、簡潔に説明できるようにすることも大切です。

エピソードが抽象的

エピソードが抽象的な場合、尊敬できる理由として説得力にかけることになります。なぜ尊敬しているのかが伝わらず、本当に尊敬しているのかと疑問に思われる可能性もあるでしょう。

【NG例】
「私が尊敬する人は、ヘレンケラーです。ヘレンケラーはハンデに負けず努力をし、困難に負けない忍耐力の強さが素晴らしいと思います。私もそのような人でありたいと思います。」

結論をなかなか言わない

尊敬する人を聞かれているのに前置きが長い場合、説明するスキルがないと思われてしまいます。結論は必ず先に出してから尊敬する理由を伝えるようにしましょう。

【NG例】
「私は高校時代にバスケ部で活動していました。毎日、大会に向けてハードに練習していて、くじけそうになることもたびたびありました。

そんなつらい練習を支えてくれたのがバスケ部顧問の先生です。いつも明るく励まし、遅い時間まで指導してくれました。いつも生徒に寄り添ってくれた先生を尊敬しています。」

まとめ

本記事では企業が尊敬する人を聞く意図や回答例、NGの解答例について解説してきました。

尊敬する人について説明することは自分の価値観を伝え、プレゼンテーション能力をアピールする機会にもなります。本記事で紹介した企業側の意図やポイントなどを意識して、尊敬する人を上手に伝えましょう。

面接を通過するためには想定質問への対策として、答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。
▶参考:「面接対策と質問回答例」

就活の不安・悩みは就職エージェントneoに相談

ここまでは、面接対策の情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

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