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面接官に刺さる!座右の銘の伝え方・例文・注意点まで徹底解説!

✔ 本記事のまとめ
●座右の銘とは「生きる上で大切にしている言葉」のこと。

●座右の銘を選ぶ際は「企業理念と近いもの」「経験と紐づくもの」「仕事内容に活かせるもの」を選ぶと良い。反対に「自分と関連の低い座右の銘」や「エピソードが弱い座右の銘」は避ける。

●座右の銘を面接で伝える際は「座右の銘→その座右の銘を選んだ理由→選んだ座右の銘を軸として今後どう活かしていきたいか」の順で伝える。

<注意点>
厚生労働省の「公正な採用選考の基本」では、“人生観・生活信条”に関する質問は、就職差別に繋がるおそれがあるため、配慮が必要な項目とされています。

ただし、就職活動の現場では実際に聞かれることもあるため、本記事ではあくまで対策の一例としてご紹介します。

【参考】厚生労働省/公正な採用選考の基本

目次

「面接で座右の銘を聞かれたら何と答えればいいんだろう?」このような疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、これから大切な面接に臨む人に向け、面接で座右の銘を聞かれた際の正しい回答方法と例文を紹介していきます。

面接官の心をつかむ回答方法にはポイントがありますので、本記事で確認しておきましょう。 ポイントさえ押さておけば、あなたの就職内定に一歩近づけることでしょう。

「座右の銘」とは

「座右の銘」とは

座右の銘とは、自分の生き方や価値観の指針となる、大切にしている言葉のことです。例えば、[一期一会]や[継続は力なり]などがよく挙げられます。

面接官は、この座右の銘を通して、あなたの人となりや物事に対する基本的な姿勢を理解しようとしています。

そのため、座右の銘を選ぶ際は、あなた自身の経験に根ざしたものにすることが重要です。例えば、部活動やアルバイトといった経験の中で、心に残り、行動の支えとなった言葉や考え方などが、説得力のある座右の銘となるでしょう。

日頃から自己分析の一環として、[自分がどんな考え方を大切にしているか]を考えておくと、面接でも自信を持って伝えることができます。

「座右の銘」を企業が面接で聞く意図・理由

「座右の銘」を企業が面接で聞く意図・理由

面接で座右の銘について尋ねるのには、企業側の明確な意図があります。ここでは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

面接で座右の銘を聞く意図・理由

あなたの価値観・人柄を知るため

座右の銘は、その人が大切にしている価値観や、行動の指針となる考え方を反映します。

面接官は、あなたがどんな言葉を座右の銘にしているかを知ることで、まずあなたの人となりや仕事への向き合い方を理解しようとしています。さらに、座右の銘を通して、入社後に自社でどのように行動し、周囲と関わっていくかを具体的にイメージしようとしているのです。

あなたの就活の軸を知るため

座右の銘は、その人が企業選びで何を大切にしているか、つまり[就活の軸]を間接的に示すものでもあります。

例えば[継続は力なり]という言葉を大切にしている場合、地道な努力を積み重ねることを大切にしている姿勢がうかがえます。

企業側は、こうした座右の銘に表れる価値観が、自社の社風や仕事の進め方と合っているかどうかを見極めようとしているのです。

仕事にどう取り組む人かを知るため

面接官は、あなたの座右の銘から、仕事に対する基本的な姿勢を読み取ろうとしています

例えば、[継続は力なり]という言葉を大切にしている人であれば、地道に努力を積み重ねるタイプだと推測できますし、[一期一会]であれば、人との出会いを重視し、協調性を持って仕事に取り組む姿をイメージするでしょう。

このように、座右の銘は単なる言葉以上に、あなたの働く上での価値観や可能性を表しています。そのため、面接で伝える際には、その言葉をこれまでの行動にどう活かしてきたか、そして入社後にどう活かしていきたいかまで具体的に語ることで、より深い自己PRとなり、面接官に好印象を与えることができます。

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自分に合った「座右の銘」の選び方

ここでは、面接で聞かれる座右の銘の選び方を3つ紹介します。「座右の銘なんてないよ…」という就活生は、以下の方法で自分を表す座右の銘を考えてみてください。

自分に合った「座右の銘」の選び方

企業理念と近いものを選ぶ

面接では、座右の銘を通じて仕事への姿勢や企業との相性が見られています。そのため、志望企業の理念や大切にしている価値観と方向性が一致する言葉を選ぶと、より良い印象に繋がります

例えば、チームワークを重視する社風の企業に対して[和を以て貴しとなす]といった協調性を感じさせる言葉は好印象です。一方で、[頑固一徹]など自己主張の強さを示す座右の銘は、社風に合わないと判断されてしまう可能性もあります。

座右の銘を選ぶ際は、企業研究をおこない、社風や価値観にふさわしいものかどうかをしっかり確認しておくことが大切です。

自分の経験と紐づくものを選ぶ

座右の銘を選ぶ上で最も重要なのは、あなた自身の経験と結びついていることです。立派な言葉であっても、体験に基づいた裏付けがなければ、その言葉の重みやあなたらしさは伝わりにくく、説得力も生まれません。

例えば、[石の上にも三年]という言葉を挙げるのであれば、実際に困難な状況でも粘り強く努力を続けた具体的なエピソードを添えることで、あなたの人となりや考えの深さを効果的にアピールできます。

最後に、選んだ言葉が本当にご自身の価値観や信念を反映しているかを再確認し、自信を持って語れるものを選びましょう

仕事内容に活かせるものを選ぶ

座右の銘が企業理念や過去の経験と合致していても、それだけで十分とは言えません。大切なのは、その考え方が実際の仕事にも活かせるかどうかという点です。

志望企業の業務内容をよく理解し、[その業務でこの考え方がどう役立つか]を意識して座右の銘を選ぶことで、仕事への適性もアピールできます。

例えば、新規開拓が多い営業職を志望しているなら、[失敗は成功のもと]や[挑戦なくして成長なし]など、前向きに行動する姿勢が伝わる言葉が適しています。

志望先の仕事内容を踏まえた上で、あなたの強みが活かせる座右の銘を選んでみてください。そうすることで、企業とのマッチ度が高いことを自然に伝えることができるでしょう。

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面接で「座右の銘」を聞かれた時の答え方

面接で座右の銘を聞かれた際には、ただ好きな言葉を伝えるだけではなく、[自分らしさ]や[仕事との関連性]もアピールできると好印象に繋がります。ここでは、座右の銘を効果的に伝えるための3つのステップをご紹介します。

面接で「座右の銘」を聞かれた時の答え方

①座右の銘をひとことで伝える

まずは、端的に座右の銘を述べましょう。印象に残りやすくするためにも、はじめに結論を伝えることがポイントです。

例文

私の座右の銘は『継続は力なり』です。

このように、冒頭で言い切ることで、話のテーマが明確になり、面接官にも伝わりやすくなります。

②その言葉を選んだ理由・背景を話す

次に、なぜその座右の銘を大切にしているのか、その理由や背景となった具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

例文

私は高校時代、英語が苦手でしたが、毎日10分でも学習を継続しました。その結果、半年後には模試の偏差値が20以上向上し、自信を持って英語に取り組めるようになりました。この経験から[継続は力なり]という言葉の重みを実感し、以来ずっと大切にしています。

このように、座右の銘とあなた自身の体験を結びつけて語ることで、その言葉が上辺だけのものではなく、あなたの価値観や行動指針を力強く示すものとして面接官に伝わります。結果として、言葉に説得力が増し、あなたらしさが際立ち、より深く印象づけることができるでしょう。

③志望企業・職種と繋げる

座右の銘を伝える際は、それが志望企業や職種でどのように活かせるのか、具体的な仕事内容と結びつけて話しましょう

例文

御社のように長期的にプロジェクトに取り組む業務では、継続して努力を積み重ねる姿勢が不可欠だと考えております。私の座右の銘である[継続は力なり]を心がけ、どのような業務にも粘り強く取り組み、成果を出していきたいです。

このように、座右の銘と具体的な仕事への活かし方を結びつけて語ることで、あなたの仕事への前向きな姿勢や適性、そして入社意欲の高さが面接官に効果的に伝わります。その結果、「自社で活躍してくれそう」という具体的なイメージを持たせ、好印象に繋げることができるでしょう。

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迷ったらコレ!面接で使える座右の銘リスト

面接で「座右の銘は何ですか?」と聞かれて戸惑う人は少なくありません。ここでは、就活にふさわしい座右の銘をカテゴリ別にまとめました。自己分析や面接対策のヒントとして、是非活用してみてください。

【ことわざ】
ことわざ 座右の銘の活かし方
継続は力なりコツコツ努力を続ける力をアピールできる
雨垂れ石を穿つ小さな努力の積み重ねが成果に繋がる
七転び八起き失敗しても立ち上がる粘り強さを表す
石の上にも三年我慢強く物事に取り組める姿勢を示す
急がば回れ丁寧な姿勢やリスク回避意識が伝わる
為せば成る自信と努力の意志を表現できる
一期一会人との出会いやご縁を大切にする姿勢
百聞は一見に如かず実行・行動力をアピールしたい人に◎
学びて時に之を習う学び続ける姿勢を表す(論語)
和を以て貴しとなす協調性やチームワーク重視の印象に
失敗は成功のもと成長志向のある人にオススメ
好きこそ物の上手なれ興味・熱意の強さを伝えられる
情けは人のためならず他者貢献が回りまわって自分に返る考え方
習うより慣れよ実践から学ぶ姿勢を表現
立つ鳥跡を濁さず責任感・マナー重視型の印象に
一石二鳥効率性や工夫する力があることを表せる
鉄は熱いうちに打てチャンスを逃さない積極性を伝えられる
口は災いの元謙虚さや言葉遣いの大切さを示す
笑う門には福来たる明るく前向きな性格を印象づけられる
虎穴に入らずんば虎子を得ずリスクを取る覚悟・チャレンジ精神を示す

【四字熟語】
四字熟語 意味・活用ポイント
不撓不屈(ふとうふくつ)どんな困難にもくじけない強さ
初志貫徹(しょしかんてつ)最初に決めた目標をやり抜く姿勢
有言実行(ゆうげんじっこう)言ったことをきちんとやる責任感
一意専心(いちいせんしん)物事に集中し全力で取り組む
日進月歩(にっしんげっぽ)毎日少しずつでも成長を続ける姿勢
一期一会(いちごいちえ)出会いを大切にする思い
切磋琢磨(せっさたくま)仲間と励まし合いながら成長する
七転八起(しちてんはっき)何度でも立ち上がる粘り強さ
知行合一(ちこうごういつ)知識と行動を一致させる実行力
和衷協同(わちゅうきょうどう)心をひとつにして協力するチーム志向
一念発起(いちねんほっき)強い決意で新たなことに挑む姿勢
文武両道(ぶんぶりょうどう)多方面にバランスよく取り組む力
自他共栄(じたきょうえい)他人と共に成長しようとする思考
温故知新(おんこちしん)過去を学び未来に活かす知恵
真摯一貫(しんしいっかん)誠実にやり抜く姿勢
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)苦労を乗り越えて目標達成を目指す
一朝一夕(いっちょういっせき)※反面教師として活用。継続の重要性を伝える
縁尋機妙(えんじんきみょう)ご縁や出会いが人生を変えるきっかけになる考え方
率先垂範(そっせんすいはん)自ら率先して行動するリーダー性を伝える
明朗快活(めいろうかいかつ)明るく元気な印象を与える性格表現に◎


【有名人・偉人の言葉 × 座右の銘の活かし方】
名言(出典) 意味・活用ポイント
成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと(本田宗一郎)チャレンジ精神を伝えるのに◎
チャンスは準備された心に訪れる(パスツール)日頃の努力・準備の大切さ
小さなことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道(イチロー)継続力・地道な努力を強調できる
できると思えばできる、できないと思えばできない(ヘンリー・フォード)自己信念・ポジティブ思考をアピール
夢を語ろう。未来はそこから始まる(孫正義)志や挑戦心を伝えられる名言
明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい(ガンジー)学び続ける姿勢・行動力を表現
他人と比較せず、自分のベストを尽くす(マイケル・ジョーダン)自分軸で努力するタイプにオススメ
チームの力が個人を何倍にもする(アイルトン・セナ)協調性・チーム志向を伝えたい人向け
諦めたらそこで試合終了ですよ(安西先生『スラムダンク』)就活生に人気!粘り強さを印象づける
為せば成る(上杉鷹山)自分の力で道を切り拓く意思
本気ですれば大抵のことはできる(武者小路実篤)自発性と努力の重要性をアピール
人に勝つより自分に勝て(嘉納治五郎)自己管理・成長意欲を表す言葉
幸運は勇気を持った者の味方(ウィル・スミス)主体的に行動する姿勢をアピール
成功するまで続ければ、失敗はない(アインシュタイン)粘り強さと学びへの前向きさ
最善を尽くして結果を待つ(王貞治)プロセス重視タイプに◎
限界なんて自分で決めるものじゃない(大谷翔平)成長意欲・挑戦心が伝わる
チャンスはピンチの顔をしてやってくる(松下幸之助)柔軟な発想力とポジティブ思考
不可能は努力をやめたときに生まれる(羽生結弦)努力を信じる人向け
まず動け。話はそれからだ(堀江貴文)行動力・スピード感のあるタイプに◎
明るく前向きに。すべてはそこから始まる(オードリー・ヘプバーン)前向きな性格や姿勢を印象づけたいときにぴったり

面接で使える「座右の銘」の回答例30選

以下では、面接で座右の銘を聞かれた際の回答例を紹介していきます。

「座右の銘はあるけどどうアピールすれば良いかわからない」という就活生は、以下の例文を参考に、伝え方を学んでいきましょう。

また、それぞれの回答に対して深堀りされることもあるため、追加の想定質問も紹介していきます。

ことわざから選んだ「座右の銘」の回答例10選

昔から語り継がれてきたことわざは、簡潔な中に深い意味が込められており、自己PRにもぴったりの表現がたくさんあります。ここでは、就活の面接で使いやすく、かつ自分の価値観を伝えやすいことわざを使った回答例をご紹介します。

座右の銘アコーディオン
継続は力なり
私の座右の銘は[継続は力なり]です。高校時代、英語が苦手だった私は毎日英単語を10個覚えることを習慣にしました。当初は成果が見られませんでしたが、1年後には模擬試験の偏差値が15向上し、英語を得意科目にすることができました。この経験を通して、地道な努力の積み重ねが大きな力になることを実感しました。入社後も、1つひとつの業務に丁寧に取り組み、継続する力で成果を出したいと考えています。
思い立ったが吉日
私の座右の銘は[思い立ったが吉日]です。大学1年の時、興味本位でボランティアに申し込んだことがきっかけで、人と関わる活動に熱中するようになりました。思い切って行動したことで、自分の価値観が広がり、新しいことに挑戦する大切さを学びました。入社後もこの経験を活かし、自ら積極的に行動する姿勢を大切にしていきたいと考えています。
初心忘るべからず
私の座右の銘は[初心忘るべからず]です。大学の研究室に配属された当初、全く知識がなく不安でしたが、「学びたい」という気持ちを原動力に取り組み続けました。半年後には後輩に教えられるまでに成長できたのは、最初の気持ちを大切にし続けたからだと感じています。社会人になっても、挑戦を始めたときの気持ちを忘れず、真摯に仕事に向き合っていきます。
石の上にも三年
私の座右の銘は[石の上にも三年]です。大学時代、長期インターンシップで初めて営業職に挑戦しました。初めは成果が出ず苦労しましたが、諦めず続けたことで、3ヶ月後には社内でトップクラスの成績を残すことができました。この経験から、継続と忍耐の大切さを実感しました。入社後も、粘り強く取り組む姿勢で課題を乗り越えていきたいです。
成せば成る
私の座右の銘は[成せば成る]です。大学でダンスサークルを立ち上げた際、メンバー集めやイベント企画で多くの困難に直面しました。しかし、「必ず成功させる」という強い意志を持ち、粘り強く活動を続けた結果、地域イベントでのパフォーマンスを実現させ、多くの観客の前で披露する機会を得ました。この経験から、困難な目標に対しても諦めずに挑戦し続けることの重要性を学びました。社会に出ても、この[成せば成る]の精神で、目標達成に向けて積極的に行動できる人材でありたいと思っています。
果報は寝て待て
私の座右の銘は[果報は寝て待て]です。大学での資格取得の勉強では、思うように成果が出ない時期もありましたが、「自分を信じて努力を続ければ必ず道は開ける」と考え、日々の学習にコツコツと取り組みました。その結果、無事に合格を勝ち取ることができました。この経験から、諦めずに地道な努力を続けることの重要性を学びました。焦らず着実に進める姿勢は、社会人になってからも大切にしていきたいです。
習うより慣れよ
私の座右の銘は[習うより慣れよ]です。大学時代の接客アルバイトでは、マニュアルを読むよりも、実際にお客様と接する中で学ぶことの多さを実感しました。特に、外国人のお客様への対応では、試行錯誤しながら言葉やジェスチャーを工夫するうちに、自然とコミュニケーション能力が向上していきました。この経験から、実践を重ねることこそが成長への近道だと考えています。社会人になっても、失敗を恐れずに行動し、経験から学びを得て成長していきたいです。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
私の座右の銘は[虎穴に入らずんば虎子を得ず]です。大学時代、英語に自信がないまま交換留学に挑戦しました。不安もありましたが、現地では積極的に会話に挑戦し、最終的にはプレゼン大会で入賞することができました。この経験から、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さを学びました。入社後も、恐れず挑戦を続けていきたいと思います。
好きこそ物の上手なれ
私の座右の銘は[好きこそ物の上手なれ]です。私は小学生のころから文章を書くことが好きで、大学ではライティングを学び、コンテストでも入賞しました。「好き」という気持ちがあったからこそ、継続できたと感じています。御社のように発信力が求められる仕事でも、自分の得意分野を活かして貢献したいと思っています。
立つ鳥跡を濁さず
私の座右の銘は[立つ鳥跡を濁さず]です。アルバイトを辞める際、後任の方がすぐに業務に慣れるよう、詳細な引継ぎマニュアルを作成し、口頭でも丁寧に説明しました。自分が辞めた後も業務が円滑に進むよう配慮するこの姿勢は、職場での信頼にも繋がると実感しました。

社会に出ても、どのような状況においても、最後まで責任感と丁寧さを持って仕事に取り組み、周囲と良好な関係を築いていきたいと考えています。

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四字熟語から選んだ「座右の銘」の回答例10選

四字熟語は、短くとも力強いメッセージ性を持ち、聞く人の印象に残りやすい言葉です。自分の考え方や行動指針を端的に表現できるため、面接で座右の銘として用いる就活生も少なくありません。

ここでは、自己PRにも繋がる、四字熟語を用いた座右の銘の回答例をご紹介します。

座右の銘アコーディオン
一期一会
私の座右の銘は[一期一会]です。どんな出会いも一生に一度のものだと考え、大切にすることを意識しています。学生時代に所属していたサークルでは、新入生歓迎会の企画を担当し、初対面の学生との信頼関係構築に力を注ぎました。その結果、多くのメンバーが継続して活動に参加してくれるようになりました。御社でも、クライアントやチームメンバーとの出会いを大切にし、相手の立場を考えた行動を徹底していきたいと考えています。
有言実行
私の座右の銘は[有言実行]です。一度口にしたからには、最後までやりきる責任があると考えています。大学ではゼミ活動での研究発表を任され、自ら提案したテーマに対し、半年かけて調査と分析をおこないました。途中で苦労もありましたが、宣言した以上やり切ることを決め、無事に発表を成功させることができました。社会人になっても、自ら掲げた目標に対して責任を持ち、結果で信頼を積み重ねていきたいです。
粉骨砕身
私の座右の銘は[粉骨砕身]です。何事にも全力で取り組む姿勢を大切にしています。大学時代、文化祭の実行委員としてステージ企画を担当した際、準備期間中に担当者が不足し、作業が滞る場面がありました。そこで自ら率先して他の担当領域も支え、なんとか本番までに間に合わせることができました。御社での仕事でも、状況に応じて主体的に行動し、目標達成のために全力を尽くしたいと考えています。
臥薪嘗胆
私の座右の銘は[臥薪嘗胆]です。悔しさを糧に努力を重ねる姿勢を忘れないよう心がけています。高校時代、志望大学に落ちた経験がありましたが、その悔しさをバネに1年間徹底的に学習計画を見直し、翌年の受験で合格を勝ち取りました。このように、挫折を原動力に変える力は仕事でも活かせると感じています。どんな困難にも粘り強く挑戦し続ける姿勢を大切にしていきたいです。
常在戦場
私の座右の銘は[常在戦場]です。日常の小さな積み重ねが、大きな結果に繋がると信じています。部活動では常に本番を意識して練習に臨み、練習中も本番同様の緊張感で取り組むことを大切にしていました。その結果、チームの大会成績も向上しました。社会に出ても、日々の業務の1つひとつに本気で取り組み、常にベストなパフォーマンスを発揮できるよう努めていきたいと考えています。
質実剛健
私の座右の銘は[質実剛健]です。誠実さとたくましさを兼ね備えた人間でありたいと考えています。大学では、地道に資料を整理するような裏方の仕事でも手を抜かず、仲間から「頼りにしている」と言ってもらえることが増えました。派手さはなくとも信頼を積み上げることの大切さを学びました。御社でも、目立つ仕事だけでなく、着実に結果を出し続ける姿勢を大切にしたいです。
温故知新
私の座右の銘は[温故知新]です。過去の経験を大切にしながら、新たな視点を持って取り組むことを意識しています。ゼミでは先行研究を深く読み込み、そこから得た知見を活かして独自の分析方法を提案しました。その結果、教授からも高い評価をいただきました。今後も既存の知識を踏まえながら、新しい価値を生み出す提案力を磨き、仕事にも役立てていきたいです。
七転八起
私の座右の銘は[七転八起]です。何度失敗しても、立ち上がり続ける粘り強さを大切にしています。アルバイト先の接客業務では、当初うまくいかないことばかりでしたが、その都度フィードバックを真摯に受け止め、改善を重ねました。その結果、最終的には新人スタッフの教育を任されるまで成長することができました。仕事でも困難に直面したときこそ前向きに捉え、果敢に挑戦し続けたいと考えています。
誠心誠意
私の座右の銘は[誠心誠意]です。どんな時でも真心を込めて相手と向き合うことを大切にしています。ゼミ活動で地域の方へのインタビューをおこなった際、丁寧な姿勢が信頼に繋がり、より深い話を引き出すことができました。仕事でも、お客様やチームの仲間と信頼関係を築けるよう、誠実な対応を心がけていきたいと考えています。
勇猛果敢
私の座右の銘は[勇猛果敢]です。挑戦を恐れず、勇気を持って一歩を踏み出すことを大切にしています。大学では未経験の分野である映像制作に取り組み、仲間と協力しながら短編映画を完成させました。最初は不安もありましたが、行動してみたからこそ得られた経験が大きな自信に繋がりました。これからも、未知の領域にも積極的に挑戦する姿勢を忘れずに働いていきたいです。

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有名人・偉人の言葉から選んだ「座右の銘」の回答例10選

著名人や歴史上の偉人が残した名言には、多くの人々の心を動かし、共感を呼ぶ言葉が数多く存在します。これらの言葉は、元来持つ説得力と印象深さから、面接で座右の銘として語る際に効果的です。

ここでは、自己PRにも繋がりやすく、面接官に良い印象を与えやすい名言に基づいた座右の銘の回答例をご紹介します。

限界なんて自分で決めるものじゃない(大谷翔平)
私の座右の銘は、「限界なんて自分で決めるものじゃない」という言葉です。この言葉を胸に、常に自分の可能性を信じ、挑戦し続けることを大切にしています。高校時代、苦手だった数学を克服しようと、模試で偏差値70という高い目標を掲げました。粘り強く努力を重ねた結果、半年後には模試で自己最高の得点を記録し、目標を達成することができました。この経験は、諦めずに努力すれば限界を超えられるという大きな自信になりました。御社に入社後も、自ら限界を設定せず、どんな困難な業務にも果敢に挑戦し、成長し続けたいと考えています。
成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと(本田宗一郎)
私の座右の銘は「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」です。大学では初めてのビジネスコンテストに参加し、最初は失敗の連続でしたが、改善を重ねて最終的には優秀賞を受賞しました。この言葉に背中を押され、挑戦の意義を学びました。御社でも恐れず挑戦を続け、新たな価値を生み出せる人材を目指してまいります。
他人と比較せず、自分のベストを尽くす(マイケル・ジョーダン)
私の座右の銘は「他人と比較せず、自分のベストを尽くす」です。大学時代、学業とアルバイトの両立に悩みましたが、自分のペースを大切にし、日々の努力を継続しました。その結果、ゼミでは表彰されるまでに成績が向上しました。常に自分自身と向き合う姿勢を大切に、御社でも自分にできる最善を尽くして貢献したいと考えています。
人に勝つより自分に勝て(嘉納治五郎)
私の座右の銘は「人に勝つより自分に勝て」です。大学時代、部活動で思うように成果が出ず焦る日々が続きましたが、他人と比べるのではなく、毎日自分にできることを継続しようと決めました。その結果、引退まで主力選手として活躍できるようになりました。御社でも、周囲と競うのではなく、常に自分を高める姿勢で取り組んでいきます。
最善を尽くして結果を待つ(王貞治)
私の座右の銘は、王貞治さんの「最善を尽くして結果を待つ」です。大学のゼミ活動で研究発表に取り組んだ際、膨大な資料と格闘しながら、納得できる内容になるまで議論を重ねました。結果は優秀賞でしたが、それ以上に、チーム全員で力を出し切り、最善を尽くせたという達成感が心に残っています。御社でも、成果だけでなく過程を大切にしながら仕事に取り組んでいきたいです。
明るく前向きに。すべてはそこから始まる(オードリー・ヘプバーン)
私の座右の銘は、「明るく前向きに。すべてはそこから始まる」です。大学時代のグループワークで、課題の難しさからチームの雰囲気が重くなったことがありました。その際、率先して明るく振る舞い、前向きな声かけを心がけたところ、徐々にメンバーにも笑顔が戻り、活発な意見交換が生まれて、最終的には課題を円滑に進めることができました。この経験から、個人の前向きな姿勢が、周囲にも良い影響を与え、困難な状況を打開する力になると実感しています。御社に入社後も、常に明るく前向きな姿勢で業務に取り組み、チームに貢献していきたいです。
不可能は努力をやめたときに生まれる(羽生結弦)
私の座右の銘は「不可能は努力をやめたときに生まれる」です。資格取得のために挑戦した簿記試験では、何度も不合格となり心が折れそうになりましたが、諦めずに努力を続け、最終的には合格を掴みました。困難な状況でも粘り強く取り組む姿勢を、御社の仕事でも活かしたいと考えています。
諦めたらそこで試合終了ですよ(安西先生『スラムダンク』)
私の座右の銘は「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉です。サークル活動で大規模イベントの責任者を任された際、当初は協力者が集まらず苦戦しました。それでも粘り強く声をかけ続け、結果的に多くの仲間とイベントを成功させることができました。どんな状況でも前向きに動き続ける力を、社会人になっても大切にしたいです。
チームの力が個人を何倍にもする(アイルトン・セナ)
私の座右の銘は「チームの力が個人を何倍にもする」です。大学のゼミ活動では、メンバー1人ひとりの能力はもちろんですが、それ以上に互いに協力し合うことで、個々の力を合わせた以上の大きな成果が生み出されることを実感しました。この経験から、協働の力を信じ、組織での成果にこだわる姿勢を身につけました。御社でもチームの一員として全力で貢献していきます。
夢を語ろう。未来はそこから始まる(孫正義)
私の座右の銘は「夢を語ろう。未来はそこから始まる」です。大学で起業に関する研究に没頭する中で、「日本の優れた技術を世界に広めたい」という明確な夢を抱くようになりました。この夢が、常に新しいことを学び続け、積極的に行動するための大きな原動力となっています。御社でも常に大きな目標を掲げ、その実現に向けて高い志を持って業務に取り組んでいきたいです。

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「座右の銘」を面接で伝える際の注意点

ここでは、面接で座右の銘を伝えるときに注意すべきポイントについて詳しく解説します。面接官に好印象を与えるためにも、是非事前にチェックしておきましょう。

「座右の銘」を面接で伝える際の注意点

自分と関連性の低い座右の銘はNG

面接で座右の銘を伝える際は、自分の価値観や経験と深く結びついた言葉を選ぶことが大切です。自分にとってあまり馴染みがない言葉や、意味を正確に理解していない言葉を選んでしまうと、説得力に欠けてしまいます。

例えば、[初志貫徹]という座右の銘を掲げているにも関わらず、「状況に応じて柔軟に対応するのが得意です」と説明すると、言葉とエピソードの方向性にズレが生じてしまいます。面接官から「本当にこの言葉を大切にしているのだろうか?」と疑問を持たれることにもなりかねません。

座右の銘はあくまで、自分のこれまでの行動や考え方の延長線上にある言葉として伝えるべきです。まずは自分が大切にしてきた価値観や行動特性を振り返り、それに合った言葉を選ぶようにしましょう。

意味を理解せずに使わないこと

面接で座右の銘を伝える際は、その言葉の意味をしっかり理解しているかが問われます。言葉の響きがかっこいいからという理由だけで選んでしまうと、面接官から「本当に自分の考えと合っているのか?」と疑問を持たれてしまう可能性があります。 

特にことわざや四字熟語は、現代的な言い回しとは異なり意味が誤解されやすいものも多いため、選ぶ際は意味や背景を事前に調べ、自分の価値観と一致しているかを確認することが大切です。

宗教的・政治的・極端すぎる言葉は避ける

どれほど強い信念であっても、面接の場では宗教的・政治的な思想を連想させる言葉や、極端な主張を含む座右の銘は避けるべきです。

企業の採用担当者は、公平な選考を意識しているため、思想的な偏りを感じる言葉は「業務に支障をきたすのでは…」といった懸念に繋がることがあります。面接では、多様な価値観を尊重する姿勢が求められるため、過激な表現は避け、多くの人が共感しやすい言葉を選ぶよう心がけましょう。

企業の価値観とズレすぎない言葉を選ぶ

座右の銘はあなたらしさを表すものですが、企業の価値観や求める人物像と大きくかけ離れている場合は、伝える際に注意が必要です。

例えば、「個人での成果をとことん追求する」といった座右の銘を持つ人が、「組織全体の調和と協調性」を重要視する企業にそのまま伝えてしまうと、価値観の不一致と捉えられかねません。

座右の銘は、あなたの個性を伝える手段であると同時に、企業との相性を示す役割も果たします。そのため、志望先の企業理念や社風を理解した上で、共感できる部分や自身の考えと重なる点を見つけ、それに近いニュアンスの言葉を選ぶと、より良い印象に繋がるでしょう。

難解な表現・言葉遊びに走りすぎない

座右の銘は、わかりやすさや共感されやすさが重要です。言葉にインパクトを持たせようと、聞き慣れない難解な表現や言葉遊びに走りすぎると、かえって伝わりにくくなってしまうことがあります。 

面接官がその場で意味を理解できなければ、「この人は伝える力に欠けるかもしれない」という評価に繋がる恐れもあります。 シンプルで誤解されにくい言葉を選び、その背景や理由を丁寧に説明することで、あなたの人柄や考えがしっかりと伝わるはずです。

座右の銘_専用CTA

まとめ

本記事では、面接でアピールする座右の銘を選ぶ際のポイントや伝え方を紹介してきました。

本記事を読むことで「座右の銘って何…?」「座右の銘なんて考えたことない…」という就活生も自分にぴったりな座右の銘の選び方が理解できたのではないでしょうか。

再三お伝えしていますが面接でアピールする座右の銘を選ぶ際は「企業理念と近いものを選ぶ」「経験と紐づくものを選ぶ」「仕事内容に活かせるものを選ぶ」の3点を意識するようにしてください。

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