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面接の「最後に一言」って何を言えばいい?例文&コツを徹底解説

✔ 本記事のまとめ

    ●[最後に一言]は、志望度や熱意を簡潔に伝える重要なアピール機会

    ●内容はポジティブに、感謝や入社後の意欲を含めると印象アップに繋がる

    ●聞かれなかった場合でも焦らず、退出時に一言添えるなど柔軟な対応を心がける

面接について相談する_赤

目次

面接では「最後に一言ありますか?」と聞かれることがあります。しかし、「回答を用意していなかった」「何を答えれば良いのかわからない」と回答に困ってしまう就活生も多いのではないでしょうか。

そのような場合は、本記事で説明している「なぜ企業が最後に一言を求めてくるのか」を把握し、どのような内容を話すべきか理解しておくことが大切です。

また、最後の一言として好印象となりやすい内容とその回答例も紹介していますので、是非参考にしてみてください。

面接で「最後に一言」をしっかり答えるべき理由

面接で「最後に一言」をしっかり答えるべき理由

面接の最後に「最後に一言ありますか?」と聞かれることがあります。 一見すると、形式的な締めの質問のように思えるかもしれませんが、実は企業にとって重要なチェックポイントの1つです。

ここでは、[最後に一言]をしっかり準備しておくべき理由を3つの視点から解説します。

面接で「最後に一言」をしっかり答えるべき理由

面接全体の印象を締めくくる場面であるため

「最後に一言」は、面接官があなたの印象を整理し、記憶に残すための大切な機会です。面接中の質疑応答がどれほど優れていても、締めくくりが曖昧だったり無言だったりすると、印象が薄れてしまう可能性があります。

しかし、ここで自分の言葉で意欲や熱意を明確に伝えることができれば、面接全体を良い形で締めくくることができるでしょう。

他の候補者との差別化に繋がるため

選考が進むにつれて能力や経験に対する評価の差は小さくなっていきます。そのような状況において、[最後に一言]は、あなたの個性や熱意を直接伝えられる貴重な機会です。

他の就活生が言わないような具体的な志望理由やエピソードを、自分の言葉で伝えることで、面接官の記憶に強く残る可能性が高まります。

意欲・志望度の“本気度”が伝わるため

企業は面接の最後に「この就活生は本当に自社で働きたいと考えているのか」を確認しようとしています。そのため、[御社で○○に携わりたい][これまでの経験を御社で活かしたい]といった具体的な言葉で志望度の高さを伝えることが重要です。

完璧な言葉遣いでなくても、あなたの思いがしっかり込められていれば、その熱意は面接官に伝わります。「この就活生は覚悟を持って臨んでいる」と、良い印象を与えることができるでしょう。

「最後に一言」って何を言えばいいの…?
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【目的別】面接官に響く「最後に一言」の回答例

面接で「最後に一言ありますか?」と聞かれ、何を話すべきか悩む就活生は少なくありません。ここでは、面接官に好印象を与えるための効果的な回答例と、そのポイントを目的別にご紹介します。

【目的別】面接官に響く「最後に一言」の回答例

例文①志望度を伝えたい

<例文>
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。お話を伺い、改めて御社の理念や業務内容に強く共感しました。是非、御社の一員として挑戦したいと考えております。よろしくお願いいたします。

GOODポイント
  • 志望度の高さを具体的に言語化
  • 「共感」「挑戦」といった前向きな言葉選び
  • 締めくくりの丁寧な挨拶で好印象

例文②感謝の気持ちを伝えたい

<例文>
本日はお忙しい中、丁寧にお話しいただき本当にありがとうございました。緊張していたのですが、御社の雰囲気やお人柄に触れ、ますます志望度が高まりました。今後の選考にも、より一層真摯に取り組んでまいります。

GOODポイント
  • 感謝を伝えることで、礼儀正しい印象を与えられる
  • 自然に志望度の高さも伝えられている
  • 謙虚さと素直さが伝わる構成

例文③自分の強み・意欲をアピールしたい

<例文>
私は学生時代に培った『継続力』を活かし、御社でも粘り強く課題に取り組む自信があります。入社後は一日でも早く貢献できるよう努力を重ねていきたいと考えています。

GOODポイント
  • 強みを一言で端的に伝えている(=継続力)
  • 面接内容とリンクしていると説得力アップ
  • 志望度と貢献意欲がバランスよく含まれている

例文④入社後の貢献意欲を示したい

<例文>
本日はありがとうございました。入社後は御社の強みである〇〇分野で成果を出せるよう、今から学びを深めていきたいと考えています。御社の発展に貢献できるよう全力を尽くします。

GOODポイント
  • 入社後の姿勢を具体的に描いている
  • [今から学びを深める]という意欲が評価されやすい
  • 企業への理解が伝わりやすく、共感を得やすい内容になっている

例文⑤緊張してうまく話せなかった時のフォローに使いたい

<例文>
緊張のあまり言葉に詰まってしまう場面が多く、伝えきれなかったことを反省しています。ですが、御社で働きたいという気持ちは誰よりも強く持っております。本日はありがとうございました。

GOODポイント
  • 正直に自分の状態を伝えつつ、前向きに締めている
  • 熱意と素直さを効果的に伝えている
  • 謝罪ではなく “想いの強さ” で印象を上書きできる

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「最後に一言」で押さえておきたい5つのポイント

「最後に一言」で押さえておきたい5つのポイント

面接の最後に「何か一言ありますか?」と聞かれたときの受け答えは、あなたの印象を決定づける大切なタイミングです。ここでは、簡潔かつ効果的にあなたの熱意や魅力を伝えるためのポイントについて紹介します。

「最後に一言」で押さえておきたい5つのポイント

①ポジティブな内容で締めくくる

面接の締めくくりでは、前向きな言葉を選ぶことが基本です。[挑戦したい][学びたい][貢献したい]といった意欲的なフレーズを用いることで、面接官に好印象を与えることができます。

例えば、多少うまく話せなかったとしても「本日お話を伺って、より一層入社したいという気持ちが強まりました。今後も努力を重ねてまいります」と締めくくれば、前向きな姿勢が伝わります。不安や反省があったとしても、それをポジティブな言葉で乗り越えることを意識しましょう。

②志望度の高さをシンプルに伝える

面接の最後の一言は、志望度をしっかり伝える貴重なチャンスです。「御社で働きたいという思いがより強くなりました」といった、シンプルでストレートな表現は、回りくどい説明よりも面接官の心に届きやすくなります

このとき、企業の特徴や面接で得た学びを少し添えると、より説得力が増します。例えば、「社員の方々の雰囲気やお話から、自分の価値観とマッチしていると感じました」と加えれば、企業理解の深さも自然にアピールできます。

③企業や面接官への感謝を入れる

感謝の言葉は、社会人としての基本姿勢を示すものです。「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」といった一言を添えるだけでも、丁寧で礼儀正しい印象を与えることができます

さらに、「貴重なお話を伺い、大変勉強になりました」と感想を加えることで、聞く姿勢や吸収力の高さも伝えることができるでしょう。そうすることで面接官も「話してよかった」と感じてくれるはずです。

④自分の強み・意欲と絡めて締める

志望度や感謝の気持ちを述べるだけでなく、自分の強みや入社後の意欲を一言で示すことで、あなたらしさが伝わる締めくくりになります。例えば、「チームで成果を出す力に自信があるので、入社後は協働を通じて貢献したいと考えています」といった表現は、面接で話した内容との一貫性が生まれ、説得力が高まります。

面接で話した内容とリンクさせながら、自分の言葉で[この会社でどう活躍したいか]を伝えましょう。

⑤長くなりすぎないようにする

[最後に一言]と言われている以上、話が長くなってしまうと印象が弱くなってしまいます。たとえ、内容が優れていても、冗長な表現はマイナス評価に繋がりかねません

目安としては30〜60秒程度、文章にすると2〜3文に収めるのが理想です。[何を伝えたいか]を1つに絞り、簡潔に言い切ることを意識しましょう。迷ったときは、[志望度・感謝・貢献意欲]のいずれかにテーマを絞るとまとめやすくなります。

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意外と見落としがち?「最後に一言」で気をつけたいこと

意外と見落としがち?「最後に一言」で気をつけたいこと

「最後に一言ありますか?」という質問は、面接の最後に聞かれることが多いですが、実はこのタイミングで評価を下げてしまうケースも少なくありません。ここでは、見落としがちなNG例と、その理由を解説します。

「最後に一言」で気をつけたいこと

「特にありません」と答えない

最も避けたいのが、「特にありません」と答えてしまうことです。この回答は、[志望度が低い][準備不足]と受け取られる可能性が高く、せっかく良い内容を話してきた面接の最後に印象を下げてしまいかねません。

何を言えばいいか迷ったときは、感謝の気持ちや志望意欲、入社後の抱負など、前向きな内容で締めくくるのがベストです。短くても構いませんので、自分の言葉で想いをしっかり伝えましょう。

既に面接で話した内容は繰り返さない

[最後に一言]は、面接の総仕上げの場です。すでに伝えた志望動機や自己PRを繰り返すだけでは、新たな印象を残すことはできません

同じ内容を繰り返してしまうと、「準備してきたセリフを言っているだけ」と受け取られてしまうリスクもあります。これまでの話を踏まえた上で、気づいたことや気持ちの変化などを自分の言葉で加えると、より誠実な印象を与えることができます。

質問は避ける

このタイミングで質問をするのは、基本的に避けた方が良いでしょう。例えば、「配属はいつごろ決まりますか?」「残業時間はどれくらいですか?」といった待遇面に関する質問は、志望度よりも条件を重視している印象を与えてしまうかもしれません。

[最後に一言]は、あくまで自分の思いや意欲を伝える場です。質問がある場合は、面接中の[逆質問]の時間を活用しましょう

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「最後に一言」と言われなかった場合はどうする?

面接に向けて「最後に一言を用意していたのに、聞かれなかった…」と不安になる就活生も少なくありません。しかし、この質問は全ての面接で必ず聞かれるわけではないため、聞かれなかったからといって評価が下がるわけではありません。

ここでは、「最後に一言」が聞かれなかった場合に考えられる3つのケースと、それぞれの対応方法をご紹介します。

「最後に一言」と言われなかった場合はどうする?

ケース①面接が予定どおり終了し「本日はありがとうございました」と締めくくられた場合

面接官が予定通りに面接を終了した場合、[最後に一言]の機会がなくても、それは時間の都合や面接スタイルによるものであるため、心配する必要はありません。無理に話すのではなく、落ち着いて丁寧にお礼を伝えることが大切です。

例えば、「本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」と笑顔で伝えるだけでも、十分に良い印象を与えられます。

どうしても伝えたいことがある場合は、退室時に「改めて、御社で働きたい気持ちがより強くなりました」といった一言を添えるのも効果的です。

ケース②「何か質問はありますか?」という逆質問で終わった場合

[最後に一言]の機会がないまま、逆質問のみで面接が終了するケースもあります。そのような場合には、逆質問の時間を活用し、企業への志望度や働く意欲をアピールすると良いでしょう。

例えば、質問の後に「本日お話をうかがって、ますます御社で働きたい気持ちが強くなりました」と一言添えるだけでも、[最後の一言]と同様の効果を期待できます。あくまで会話の流れを大切にしながら、自然に伝えることを意識しましょう。

ケース③最終面接・役員面接などで聞かれなかった場合

最終面接や役員面接では、[最後に一言]の機会が設けられない場合もあります。とはいえ、この段階では入社への熱意や覚悟を示すことが非常に重要です。そのため、退室時などに想いを伝えられるタイミングがあれば、さりげなく気持ちを伝えることをおすすめします

例えば、席を立つ際に「本日はありがとうございました。是非御社の一員として貢献したいと考えております」といった一言を添えることで、志望度の高さを自然に伝えることができます。あくまでも場の雰囲気に配慮しながら、無理のない形で想いを伝えましょう。

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面接の「最後に一言」に関するよくある質問

面接の最後に「何か一言ありますか?」と聞かれると、どのように答えるべきか悩む就活生は少なくありません。ここでは、よくある疑問とその答えをQ&A形式で解説します。

面接の「最後に一言」に関するよくある質問

Q1.「最後に一言」と聞かれなかった場合はどうすればいい?

「最後に一言」が聞かれないのは珍しいことではなく、面接官のスタイルや時間配分によるものです。無理に伝えようとせず、丁寧にお礼を伝えるだけでも十分に良い印象を残せます。

もしどうしても伝えたい想いがある場合は、退出時にさりげなく「本日はありがとうございました。より一層志望度が高まりました」と一言添えるのも好印象に繋がります。

▶詳しい解説は「「最後に一言」と言われなかった場合はどうする?」でしています

Q2.「最後に一言」で何を話せばいいかわかりません…

[最後に一言]は志望度や感謝の気持ち、自分の強み、入社後の貢献意欲など、面接で伝えきれなかった想いを簡潔に伝えるチャンスです

内容に迷った場合は、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。御社で働きたい気持ちが一層強まりました」といったように、志望度と感謝の気持ちをセットで伝えると効果的です。

▶詳しい解説は「【目的別】面接官に響く「最後に一言」の回答例」でしています

Q3.どのくらいの長さが理想?

目安は30〜50秒ほど、文字数にして100〜150字程度です。ダラダラ話すのではなく、簡潔に自分の想いをまとめることが重要です。例えば[感謝+志望動機][強み+貢献意欲]など、伝えたい要素を2つに絞ると、内容が整理されて話しやすくなります。

Q4.逆質問のあとに「最後に一言」を入れてもいい?

逆質問のあとに自然な流れで添えるのは問題ありません。

例えば、「質問にご丁寧にお答えいただきありがとうございました。お話を聞いて、御社で働きたいという想いがより強くなりました」のように、質問内容とリンクさせて締めると自然です。

Q5.「最後に一言」でNGな話題は?

待遇や休日、給与に関する質問や、面接官への個人的な感想などは避けた方が良いでしょう。また、過剰なアピールや、抽象的な言葉ばかりで具体性に欠ける内容もマイナスの印象を与える可能性があります。

あくまで企業への熱意や入社後の貢献意欲を伝える場として意識することが大切です。

今すぐ相談する_CV

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まとめ

面接における[最後に一言]は、あなたの印象を決定づける重要な機会です。この記事では、その重要性や具体的な例文、注意点について詳しく解説しました。

特に、入社への熱意や感謝の気持ちを効果的に伝えることで、他の候補者との差別化を図ることができます。面接官にあなたの本気度をしっかりと伝えるためには、常に前向きな内容で締めくくることが大切です。

また、[最後に一言]を求められなかった場合の対応についてもご紹介しました。面接の流れを正確に把握し、状況に応じた適切な対応を心がけることで、面接全体の印象を向上させることができます。

この記事を参考に、[最後に一言]の準備を万全にし、自信を持って面接に臨みましょう。

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