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【例文10選】面接で「転勤はできますか?」と聞かれた時の答え方!したくない場合はどう答える?

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目次

面接の場面で「将来的に転勤はできますか?」と聞かれた場合の解答に、悩む就活生も多いかもしれません。

「本当の気持ちを伝えていいのか」「転勤はできないと答えていいものか」と、回答に不安を感じる難しい質問の1つです。

今回は、これから面接を控える就活生向けに、転勤に関する回答例や想定の追加質問などを紹介します。

面接官がなぜ「転勤」について質問しているのか、その意図を理解し、心象の良い回答をしてください。

企業が面接で「転勤できますか?」と質問する意図

なぜ、企業は面接で転勤について聞くのでしょうか?転勤についての質問には、次の2つの点について確認する意図があります。

■勤務地が志望の理由になっていないか
■転勤することに抵抗がないか

企業によっては、様々な地域に支店や営業所を持っている場合もあります。今すぐには転勤がなかったとしても、将来的には転勤があることも考えられるでしょう。

いざ転勤となった場合に、それを理由に退職に至っていまうと、企業にもあなたにとっても大きな痛手です。

それぞれの意図について、詳しく解説していきます。

勤務地が志望の理由になっていないか

転勤について質問することで、志望理由が「勤務地」ではないかを確認しています。

例えば、「自宅から近い」「通勤アクセスが便利」などが挙げられるでしょう。これらが志望の理由であれば、転勤するとそのメリットは得られなくなります。

転勤がそもそも無い企業では、転勤に関する質問をしません。少し含みを持たせた形で、「転勤の可能性」をあなたに伝えているのです。

転勤することに抵抗がないか

入社後に転勤となっても、抵抗がないかを確認する意図もあります。グローバルに展開する企業であれば、海外赴任などがある場合も考えられるでしょう。

企業が目指す方向性とあなたが望む将来の夢が全く異なるものでは、ミスマッチが発生します。

転勤に抵抗がある時点で、「この人は転勤のない企業を選ぶべきだろう」と思われてもおかしくないでしょう。

面接で「転勤できますか?」と質問されたときの答え方

面接で転勤について聞かれた場合は、次のフレームワークに沿って回答しましょう。

面接対策シリーズ

初めに結論から述べる

回答する上で重要なのは、結論から述べることです。「転勤しないこと希望します」「転勤は問題ありません」など、先に結論を伝えてください。

この時、前向きな印象を与えるように意識しましょう。

「転勤ができない」と答えたとしても、明朗かつ前向きな印象を与えることで、面接官の評価を上げられるかもしれません。

理由を伝えて入社後の話しにつなげる

転勤できるかできないかを回答したら、次はその理由を説明します。

転勤を問題としない場合は自分の夢と企業の発展を交え、勤務地にこだわりがないことを伝えましょう。

また、転勤を希望しない場合も、その理由を伝えてください。どちらの場合も、前向きな内容を選びましょう。

この時、回答が具体的であるほど説得力が増します。転勤への回答が、入社への志望度を量る材料となる場合もあるのです。

そして、最後に入社後の自分をアピールします。入社後に、自分はどうように貢献できるかを含めると効果的です。

入社後のミスマッチを防ぎたい面接官は、入社後のあなたを想像しやすくなります。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

関連記事:
【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介

どう答えればいいかわからない、または面接になかなか受からないから通過率を上げたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。

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面接で「転勤できますか?」と質問されたときの回答例

ここからは面接で「転勤」について聞かれた場合の具体的な回答例を、「転勤が問題ない場合」と「転勤が難しい場合」に分けて紹介します。

回答がどちらであれ、重要なのは「理由」を明確に伝えることです。また、回答例だけでなく、想定される追加の質問事項も紹介します。

掘り下げた質問や転勤に関する回答に不安を持つ方は、ぜひ参考にしてみてください。

転勤が問題ない場合のエピソード「事業発展」

転勤は全く問題ございません。もし採用いただけた場合は転勤の経験を踏まえ、御社の発展に貢献できると考えます。事業全体を把握するためにも、様々な場所で経験を積み、仕事の幅を広げたいと思っています。グローバルに展開する御社において転勤はチャンスだと考えており、海外での新規事業開発などのチャンスがあれば、私に真っ先に声が掛かるような人材となり、御社に貢献する覚悟があります。

【想定追加質問】
⇨弊社がさらに発展するためには、何が足りないと考えますか?
⇨企業にとって貢献度の高い社員とは、どのような人物だと思いますか?
⇨海外での仕事に携わりたいと思っている理由は何ですか?

転勤が問題ない場合のエピソード「部活動やサークル」

転勤については問題ありません。理由は、私は人との出会いを大切にしているからです。小学校から大学卒業までの13年間、ずっとバスケットボールをやってきました。その中で学んだことは、人間関係の大切さです。自らが主体となって人と関わることで、誰とでも仲良くなれる強みが私にはあります。

もし入社後に転勤となったとしても、この強みを活かし新たな場所ですぐに活躍をする自信があります。

【想定追加質問】
⇨良好な人間関係を築くために、最も大切なことは何と考えますか?
⇨スポーツから得たことは何ですか?

転勤が問題ない場合のエピソード「アルバイト」

私は転勤にも柔軟に対応できます。学生時代のアルバイトでは、新人教育を担当していました。そこで学んだことは、チャンスは自ら掴むものだということです。新人教育をする中で、自ら挑戦する人はその分だけ成長する姿を目の当たりにしました。その経験からも、私は目の前のチャンスは必ず掴むと決めています。

もし私が転勤をすることになれば、それを成長のチャンスとして捉え前向きに挑戦していきたいです。私の強みである「チャレンジ精神」を活かし、貴社の一員として貢献したいと考えます。

【想定追加質問】
⇨挑戦する人としない人の違いは何だと考えますか?
⇨弊社の仕事における挑戦には、何があると思いますか?
⇨何か過去にチャンスを掴んだ経験はありますか?

転勤が問題ない場合のエピソード「理念への共感」

私は、勤務地に対して特にこだわりを持っていません。なぜなら貴社の理念に共感しているからです。私は御社のサービスをずっと使い続けており「このような素晴らしいサービスは誰が作っているのだろう」といつも気になっていました。合同説明会では若い社員の方がサービスだけでなく、理念について熱く語っておられる姿を拝見し、とても胸が熱くなったのを今でも覚えています。私もその方のように、貴社で質の高い接客やサービスを学び、誰かの感動を生み出したいと考えます。

またその他の素晴らしい先輩方と多く出会えるであろう転勤は私にとってチャンスです。採用いただけたならば、貴社の理念に沿うサービスや商品をたくさん世の中に生み出すよう尽力します。

【想定追加質問】
⇨弊社の理念で、一番共感できる部分はどのようなことですか?
⇨お客様はどのようなときに感動するものだと考えますか?

転勤が問題ない場合のエピソード「ゼミ」

転勤については問題ありません。大学のゼミでは、国内外の経営について学んできました。そこで感じたのは日本と世界の差です。世界では、私達と同年代の人たちがたくさん起業にチャレンジしていることを知りました。しかし、その分、多くの失敗も重ねていることも知り、挑戦しないことが一番の損失であると気づいたのです。もし転勤となった場合も、この機会を前向きに捉え、自分の人生や貴社の業績向上に活かしていきたいです。

【想定追加質問】
⇨日本と世界の距離を縮めるには何が必要ですか?

転勤が問題ない場合のエピソード「ボランティア」

私はもし転勤となった場合でも、問題ございません。私は、東北の大地震の際にボランティアとして参加しました。そこで学んだのは「当たり前のことなど何一つない」ということです。昨日まで当たり前だったことが、たった1日にして無くなった光景は今でも目に焼き付いています。私は「すべてのことに感謝して生きよう」と決心しました。

貴社に入社できたならば、転勤だけでなく、すべての出来事に感謝しながら働く所存です。

【想定追加質問】
⇨感謝を表すために、何か具体的に行動していることはありますか?
⇨東北大地震のボランティアに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

転勤が問題ない場合のエピソード「尊敬する人」

私は転勤となればいつでも行けます。私の父は、地元で会社を経営していました。父はいつも私に「自分を信じなさい」と言い続けていました。小さな頃は理解ができなかったのですが、今となっては少しだけ理解できます。そんな父は昨年、この世を去りました。仕事一筋で物静かな父でしたが、心から尊敬できる最高の父親です。

自分が「ここだ」と信じた御社のお力になれるのであれば、勤務地がどこでも問題ありません。私に残してくれた大切な言葉を胸に、貴社でもぜひ貢献したいと考えます。転勤となった場合も、自分の可能性を信じて働く覚悟があります。

【想定追加質問】
⇨お父様はなぜ「自分を信じなさい」と言ったと考えますか?

転勤が問題ある場合のエピソード「家族」

私は、できれば転勤がないことを希望します。私は現在、父と2人暮らしです。父は以前から病気がちで、入退院を繰り返している現状です。しかし今回、貴社で面接をしていただけることを父は大変喜んでくれました。そして、御社商品のサポート対応のすばらしさについて話してくれたのです。

父の話を聞いて私は御社にさらに興味を持ち、取り扱っている商品はもちろん、アフターサービスの内容やECサイトの口コミなども拝見させていただき、顧客目線で寄り添う企業姿勢に感銘を受けました。特に驚いたのは、ECサイトの顧客レビューに対してすべて回答されている点と、その内容を商品やサービスに還元している点です。顧客の意見に真摯に耳をかたむけ即行動へ移す企業文化が、御社へのエンゲージメントを高めているのだと思いました。

私は高校時代に生徒会長をしていたのですが、生徒の意見をできるだけたくさん聞いて、実施や改善ができるものに関しては実行に移してきました。また、採用しなかった意見についても、その理由を説明し納得してもらうように心がけました。その結果、多くの生徒に喜んでもらえた環境が作れたことは、今でも忘れられない思い出です。

もし御社に採用いただけましたら、持前のホスピタリティ能力を活かし御社の顧客満足度をさらに上げるために尽力させていただきたいと思っています。転勤は難しいですが、貴社の発展を実現するために、入社を志望致します。

【想定追加質問】
⇨あなたが最も強みだと感じていること何ですか?

転勤が問題ある場合のエピソード「地域貢献」

私はできれば、転勤を希望しません。理由としては現在、地元の消防団で消防団長をしており、私を育ててくれた地元の方々や地域に貢献したいからです。しかし、若い団員が今後加入し、任せることができるようになれば、その後は転勤になっても問題はありません。消防団での活動を通じて学んだことは「努力は裏切らない」ということです。

御社の特許技術も、社員の方が培った努力の賜物だと思います。失敗を恐れずにチャレンジを繰り返した結果、他社では真似ができない技術にまで昇華し御社の発展に寄与している点はすばらしいことです。入社後は自分のスキルアップはもちろん、新たな分野の技術研究をおこなう上では数々の困難に立ち向かう必要があると思います。しかし、私も諸先輩方に負けないよう、スキルアップのための勉強と新たな分野へのチャレンジを繰り返す努力を重ねて、貴社の発展に貢献致します。

【想定追加質問】
⇨努力は裏切らないと感じた具体的な出来事はありますか?
⇨弊社の発展に今足りないものは何と考えますか?

転勤が問題ある場合のエピソード「面接官への共感」

現在は家庭の事情もあり、転勤は難しいです。しかし、3年後以降でしたら対応できます。ただ面接をしていただいている〇〇さんの部下として働きたいという思いが強くなっているのも事実です。もしご採用いただけたならば、こちらの拠点で〇〇さんと一緒に働くことができたら嬉しく思います。

【想定追加質問】
⇨なぜ私と一緒に働きたいと思われましたか?
⇨3年以降なら大丈夫な理由は何ですか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:
【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介

面接について相談する_オレンジ

面接で「転勤できますか?」と質問されたときのNG回答例

最後に、面接で転勤について聞かれた場合の「NG回答例」を紹介します。共通点は次の2点です。

■回答があいまい
■エピソードがネガティブ

会社が転勤について確認する最大の理由は、「ミスマッチを防ぐため」です。

個人と企業の方向性やビジョンが、将来的に結びつくかどうかを面接官は見極めたいと考えています。

転勤についての回答があいまいだったり、あまりにもエピソードがネガティブだったりした場合には、積極的に採用したい人材とは思ってもらえない可能性があるでしょう。

教育コストをかけたにもかかわらず、退職したという事態を企業は避けたいのです。

回答があいまい

前述のとおり、転勤に関する解答があいまいだと「ミスマッチになるかも」と面接官は感じます。

「転勤はできなくはない」や「その時になってみないとわからない」などがその例です。

企業の面接において、あいまいな回答は不誠実な印象を与えます。また、嘘をつくのもご法度です。

自分の本当の気持ちを伝え、その理由を前向きな形で伝えるようにしましょう。

エピソードがネガティブ

転勤への可否だけでなく、そのあとのエピソードがネガティブだと印象がよくありません。

「起業」「独立」などをエピソードに入れる場合も、注意が必要です。起業や独立はポジティブに感じる場合もあります。

しかし、何度も言うように、企業にとってはミスマッチを防ぎたいのです。

将来的に退職の可能性がある人を、あえて採用する可能性は低いでしょう。

企業は自社の得だけでなく、求職者の将来や幸せも考えているからこそ真剣に面接に取り組むのです。

面接を受ける企業によってエピソードを使いわけ、転勤の可否だけでなくて、プラス要素を添えて伝えることが重要です。

まとめ

ここまで面接において「転勤は問題ないですか?」と聞かれた際の、正しい回答例やNG例を紹介しました。

正しい回答の特徴をまとめると次のようになります。

✓転勤の可否だけでなく、解答が明確であること
✓選ぶエピソードが前向きであること
✓結論から述べる

上記のポイントを押さえたうえで、面接官に好印象を与えられるようにぜひ伝えてみてください。

本記事で紹介した解答例などを参考にして、自分の思いを上手くに伝えられるようにしておきましょう。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。

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