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【業界研究】印刷業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

「印刷業界の仕事って何してるんだろう?」「印刷業界で働くためには何が必要なのか知りたい」

このように思っている就活生に向けて、本記事では出版業界の動向や仕事内容、求められる人材、志望動機・自己PRのポイントを紹介しています。

印刷業界は紙媒体の需要減少を受け、市場拡大に向けて様々な取り組みを行っています。

企業によって注力している取り組みは異なるため、しっかりと企業研究を行った上で自分が働きたい企業を見つけましょう。

また記事内で印刷業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しているので、参考にしてみてください。

目次

印刷業界の仕組み

印刷業界は大きく分けると「出版印刷」と「商業印刷」に分類され、扱っている印刷物も大きく異なります。

印刷業界の中でもどのような仕事がしたいのか、業界の仕組みを知った上で考えてみましょう。

ここではそんな出版印刷と商業印刷についてそれぞれわかりやすく紹介していきます。

出版印刷

出版印刷は出版社や新聞社などが発行するコミックスや単行本などの書籍、雑誌、教科書、参考書などを扱っています。

研究機関や団体が発行する書籍も出版印刷になります。

出版印刷の仕事は出版社から発注を受け印刷、加工、製本を行っており、その際には紙の種類やサイズ、色使い、そして製本方式などを要望に合わせて提案します。

このように出版印刷を主に取り扱っているのが出版印刷会社です。

商業印刷

商業印刷は一般企業や団体が主な顧客となり商業印刷の中でも「宣伝用印刷」と「業務用印刷」に分かれています。

宣伝用印刷はチラシ・パンフレット・ポスター・POPのような、企業や団体の業務を宣伝する際に使われるものです。

よく見る広告のポスターなどのことを指します。

一方業務用印刷は企業商品のカタログや会社案内、マニュアルなどの業務に直接関わる印刷物のことです。

他にも名簿や社内報など企業のコミュニケーションに関わる印刷物も扱っています。

印刷会社は企画から印刷、発送、在庫管理と印刷物を総合的にサポートする役割を担っています。

印刷業界の動向

ここでは印刷業界の動向を「現在」「過去」に分けて紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、過去から未来までの印刷業界の動向を把握しておきましょう。

■現在
・印刷業以外の新たな事業に注力し始めている
・IT化によりデジタル関連の市場は拡大
・海外展開
・新型コロナウイルスの影響

■過去
・印刷業界の市場は1997年がピークで以降減少傾向にある
・M&Aが活発化した

まず動向を学ぶ前に印刷業界について数字で見てみましょう。

参照元:業界動向サーチ/全160業界の業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。印刷業界25社が対象(2019年-2020年)

それではまず現在の印刷業界の動向から紹介していきます。

現在

現在の印刷業界の動向は大きく分けると以下の4つが挙げられます。それぞれについて詳しく解説していきます。

印刷業以外の新たな事業に注力し始めている

インターネットや電子書籍の普及により紙媒体の需要が減少しています。

そのため凸版印刷、大日本印刷の業界大手2社は電子ブックなどのデジタルコンテンツの販売や企画、食品・飲料ペットボトルのパッケージや包装事業に注力しています。

その他の主要企業も一般印刷から電子関連の部材生産、特殊印刷やタッチパネル製品、半導体用マスクの生産なども行っています。

一方で、中小企業は得意分野に重点を置いており、パッケージやダイレクトメールなど商業印刷に特化して印刷から発送までを請け負うなど、大手の手が届かない分野に集中しようとしているのです。

IT化によりデジタル関連の市場は拡大

凸版印刷と大日本印刷は幅広い事業を展開していると上述しましたが、近年ではloTやAI分野も強化しています。

以下で凸版印刷、大日本印刷、共同印刷が行っているデジタル分野での事業を紹介します。

凸版印刷:「IoT」機能を備えた住宅建材を開発、AI活用の「多言語音声翻訳機」を企業に提供し、飲食店のサービス向上や新薬開発に貢献している

大日本印刷:AIを活用した雑誌の紙面レイアウトの自動生成、銀行や専門性を有する企業へのプラットフォームの提供し効率化などを図ってる

共同印刷:パーソナライゼーション施策に特化した企業・団体向け動画配信システム「OneDouga」を活用し、対象者の健診結果などに応じて医師による病気のリスク解説やアドバイス動画を個別配信するサービスを開始

海外展開

凸版印刷、大日本印刷は国内市場が縮小していることもあり、アジアを中心とした海外にも販路を広げています。

凸版印刷は香港、タイ、シンガポールに拠点を構えており、今後はインドネシアやベトナム、ミャンマーなどで事業拡大を図る予定です。

2019年6月にはタイに現地法人を設立し、ASEAN諸国のデジタル化支援を展開し始めました。

大日本印刷は中国やシンガポール、ベトナムなどのアジア、豪州、米国、デンマークやフランスなど欧州での展開を進めており、今後はアジア地域での事業拡大を目指し、東南アジアの包装事業やICカード事業を強化する予定です。

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの拡大により緊急事態宣言が発令され、デパートなどの商業施設が休業を余儀なくされました。

それに加え3密を防ぐためにセールなどの集客イベント自粛が続き、チラシ印刷の需要も激減してしまいました。

さらにリモートワークの推進とともに商談や会議などもオンライン上で行われることが多くなり名刺交換や書類のやりとりも割愛され始めたのです。

このように印刷業界は新型コロナウイルスの影響を大いに受けた業界ですが、新たな需要も増えました。

店舗での営業に制限を強いられた飲食業界ではテイクアウトの流れがきています。

それによって印刷業界ではテイクアウトメニューの印刷というニーズが急送に高まり、急場を凌いだというケースもあります。

過去

続いては印刷業界の過去の動向について紹介していきます。ここでは印刷業界の市場やM&Aについてお伝えします。

印刷業界の市場は1997年がピークで以降縮小傾向にある

印刷業界の市場は1997年がピークで以降は縮小傾向にあります。

その理由は電子書籍やインターネットの普及に伴い、デジタル媒体の需要が増加したからです。

また企業の宣伝広告費の減少も加わり、業界の中でも特に出版印刷と商業印刷の市場は縮小しています。

さらに印刷用紙の価格上昇も響き、中小事業者のなかには出版印刷や商業印刷から撤退する企業も出ているのが現状です。

M&Aが活発化した

印刷業界では市場拡大のために事業を多角化しています。多角化するために大手企業を中心に業界内ではM&Aが活発化し始めました。

例えば2017年に共同印刷がインドネシアのラミネートチューブ製造会社PT Arisu Graphic Primaを子会社化し、2019年には凸版印刷がドイツのInterprintを子会社化しています。

また海外企業だけでなく、大王製紙株式会社による三浦印刷株式会社の子会社化や株式会社日本創発グループによる日経印刷株式会社の子会社化など、事業展開のために様々なM&Aが行われています。

印刷業界の志望動機の書き方

印刷業界の志望動機を書く際は「なぜ印刷業界なのか」「なぜその企業なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

業界についてはマスコミ業界の中で、広告や出版などではなく、なぜ印刷業界なのかを説明する必要があります。

印刷業界は印刷業の縮小を受けて別事業も大きく展開しています。そのため、会社ごとに多くのサービスやソリューションを持っています。

自分がどのような事業に関わりたいのかを明記できるようにしましょう。

なぜその企業なのかを伝える際は、印刷業界の中でもなぜその企業を志望しているのか、強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えていきましょう。

例えば、大日本印刷はクラウド技術を活用した電子書籍事業が強みの一つです。

このように企業によって強みは異なるため、しっかりと企業研究を行い、企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

印刷業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▶参考:印刷業界の志望動機の書き方と例文~選考通過ESを公開~

志望動機の書き方の次は高評価をもらえる自己PRの書き方をマスターしましょう。

印刷業界でうける自己PRの書き方

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずは印刷業界の求める人物像を把握しておきましょう。

企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

印刷業界の求める人物像

上述しているように印刷業界は印刷業の縮小を受け、電子書籍やエレクトロニクスなど様々な事業を展開しています。

そのためチャレンジ精神があり、新しいことにも積極的に挑戦できる主体性も求められます。

様々な事業を展開するということは簡単ではなく、試行錯誤しながら挑戦し続けなければなりません。

つまり失敗しても粘り強く果敢に取り組むことができるという素養も必要です。

また印刷業界の仕事は、クライアントの課題を引き出し、印刷技術を応用した解決策を企画することです。

そのため、クライアントの課題を解決するために何をするべきか、クライアントのことを1番に考えることができる、カスタマーファーストが大切です。

印刷業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。

自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

それぞれどのように書けばいいのかについては以下で詳しく紹介していきます。

自己PRの基本的な書き方

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。

価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要な人材であるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。

つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。

業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

▶参考:企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

最後に印刷業界の売上げランキングを紹介します。まだ志望企業が決まらないという人は参考にしてみてください。

印刷業界ランキング

ここでは印刷業界のランキングを紹介します。まずは「売上」「経常利益」「利益率」のランキングを紹介していきます。

また「年収」「従業員数」「勤続年数」のランキングも以下で紹介しています。

印刷業界の業績ランキング

参照元:業界動向サーチ/当印刷業界の売上高ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。

売上については1位が凸版印刷、2位が大日本印刷、3位がトッパン・フォームズ、経常利益は1位が凸版印刷、2位が大日本印刷、3位がトッパン・フォームズです。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

印刷業界の社内環境ランキング

参照元:業界動向サーチ/当印刷業界の平均年収ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。

年収は1位がTAKARA&COMPANY、2位が大日本印刷、3位が凸版印刷、勤続年数は1位が光村印刷、2位がサンメッセ、3位が野村印刷紙業となります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。

しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事では印刷業界について紹介してきました。

印刷業界はインターネットなどの普及により需要が減少しているとお伝えしましたが、そんな課題を乗り越えるために印刷業以外の事業に注力したり、海外展開、ITに化など様々な施策を行っています。

企業研究を通して自分がやりたいことは何なのかを明確にしてから志望企業を決めるようにしましょう。

さらに詳しく業界研究を行う場合の”やり方”は下記記事を参考にしてください!

▶参考:たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介

就活相談は就職エージェントneoへ

ここまでは、業界研究に必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

 

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