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【業界研究】飲食業界の動向8選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

飲食業界はコロナの影響を受けた業界でもあります。しかしコロナ前までは毎年、前年売上を超えた売上を更新し続けていました。今はテイクアウトなど変化に対応した動きも見られれます。自分の興味のあることに自信を持って進んでいけるよう飲食業界の将来の動向や情報をキャッチアップしていきましょう。

本記事では、「飲食業界の今後はどうなるの?」「ホールスタッフ以外の道はあるの?」という人に向けて、飲食業界の動向や業務内容、キャリア、自己PRの書き方についてわかりやすく解説していきます。

また飲食業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しています。ビジネス規模や働きやすさ等がわかるので、志望企業が決まっていない人は参考にしてみてください。

目次

飲食業界の仕組み

飲食業界は飲食サービスを提供する「お店」、飲食サービスを受ける「購買・利用者」、食材の調理をする「加工調理会社」、食材をつくる「製造者」の4つから成り立っています。

「お店」は「製造者」から直接仕入れることもあれば、「加工調理会社」から仕入れをすることもあります。主にレストランや食堂などは「製造者」から仕入れ、喫茶店や居酒屋、スパーや小売店は「加工調理会社」から仕入れることが多いです。

食の3種類

食に関しては「外食」「中食」「内食」の3つの種類があります。それぞれの特徴を理解していきましょう。また今回の動向では「外食」のことをメインにお伝えしていきます。

外食 

レストランや食堂などの家以外で食事および飲食スペースを提供することです。学校や病院、老人施設などで提供される給食も外食産業に該当します。

コロナの影響を大きく受けた領域でもありますが、時代のニーズにあわせてお一人様専用席を設けたり、非接触化サービスを取り入れたり変化をし続けている領域でもあります。

中食

調理済みの料理を持ち帰ったり、配達してもらったりして家で食べることを言います。デパ地下などのお惣菜やコンビニのお弁当などを買って家で食べるだけでなく、デリバリー注文をして家で食べることも「中食」に該当します。

コロナの影響もあり、外食企業がテイクアウトやデリバリーを始めるなどで中食需要が伸びております。

内食 

スーパーや小売店で素材を購入し、家で調理をすることを指します。スーパー各社はコロナにより商品の安定供給や従業員の安全確保に追われ、チラシ配布も休止せざるをえない状況でした。

そこでSNSやHPを通じて「内食」を楽しむための情報発信を行う企業も出てきています。ヤオコー のFacebookページには、オリジナル商品の紹介が頻繁にアップされるなど各社・各店舗で様々な取り組みがされています。

飲食業界の動向

ここでは飲食業界の動向を「コロナによる飲食業界の変化」「企業側の取り組み」「顧客側の意識変化」に分けて紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、飲食業界の動向を把握しておきましょう。

 

■コロナによる飲食業界の変化
・業界規模の拡大 
・海外展開 
・巣籠もりからのテイクアウト需要の増加 
■企業の取り組み
・SNSでの情報発信 
・飲食店舗の応援プロジェクト
・各店舗で進むIT化
■顧客の意識変化
・食の体験型ニーズの増加
・食に対する意識の変化

まず動向を学ぶ前に飲食業界について数字で見てみましょう。

飲食業界の業界規模は全170業界の中で46位と上位になっており、テイクアウト需要から伸び率が上がり86位となっています。2015年から2019年にかけて年間の売上金額は毎年、前年比よりも100%を超えており、市場が拡大していました。

▶参照元:業界動向サーチ全170業界の業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。飲食業界21社が対象(2019年-2020年)

コロナによる飲食業界の変化

飲食業界はコロナの影響を受けた業界の1つでもあります。コロナによって変化したことは何があるか見てみましょう。

業界規模の拡大

飲食業界は2015年から5年間売上金額は毎年、前年比よりも100%を超えており、市場が拡大し続けていました。コロナの影響で大きな打撃を受けた企業もありますが、増収をしている企業もあります。

例えば2020年の飲食業界上位3社における業績は、ゼンショーHDが3.8%増の6,304億円、すかいらーくHDが2.5%増の3,753億円、日本マクドナルドHDが3.5%増の2,817億円と3社ともに増収を記録しています。

上位企業は伸び、下位企業が苦戦するといった2極化しています。

海外展開 

コロナの影響を受ける前から人手不足や人口減少による市場縮小の懸念といった課題がありました。そのため、飲食業界では再編と海外展開が進んでいます。

吉野家は2020年7月時点で中国を中心としたアジア、アメリカで939店舗を展開しています。すかいらーくHDは2020年6月時点で台湾に62店舗を出店し、2020年8月にはマレーシアで『しゃぶ葉』1号店をオープンしています。

巣籠もりからのテイクアウト需要の増加

外出自粛やテレワークの普及による『巣ごもり需要』が増加しました。それを利用し、テイクアウトやデリバリ-に注力し始める企業が増加しています。

ファミレスやカフェ等ではテイクアウトメニューや宅配を対応する店舗を拡充し、ステーキ店や焼肉店でも持ち帰り用のお弁当などができました。

セブン&アイ・ホールディングスでは既存のデニーズの店舗を改装し、飲食スペースのない宅配専門の「ゴーストキッチン」を導入しました。またサイゼリヤも同様の動きを見せ始めており、今後もテイクアウト需要は続くでしょう。

企業側の取り組み

飲食業界全体でテイクアウトなどの取り組みがされている中で、各社が行っている取り組みも見てみましょう。

SNSでの情報発信 

コロナでなかなか来店してもらえない現状を打破するために、ブランディングや情報発信をする企業が増えてきています。その中でもSNSを活用した情報発信が盛んです。

「はなまるうどん」ではFacebook、「Shake Shack」ではInstagramを利用し、各SNSでの特徴を活かしながら情報発信を行っています。SNSでを利用してキャンペーンを発信し、今まで来店をしてもらえなかった人にも情報を届けることができています。

飲食店舗の応援プロジェクト

飲食店支援のために「みらいの食券」という飲食店の食券(回数券)を発行しスマホで販売できるサービスができました。来店前に決済されるのでお店の収益構造の改善にもつながり、回数券なので来店が促され常連化にも期待できます。

食券は購入から1年間の有効期限がついており、期間内であればいつでも利用可能です。食券には各店舗独自の特典がつけられるため、新たなファンの獲得にも繋げられます。

各店舗で進むIT化

世の中でIT化が進む中、ネット予約やタッチパネルの導入、キャッシュレス決済などの導入が進んでいる店舗が増えてきています。それにより効率的な集客や人材不足の解消、売上アップなどに繋がっていきます。

ガストではタブレットでの注文を開始し、キャッシュレス対応のセルフレジの拡大を予定しています。コロナが落ち着いてきた際には、人材不足に再度直面する企業や店舗も出てくると予想されているので、IT化の導入が更に進みそうです。

顧客側の意識変化

時代の流れによって顧客側の意識の変化が起きています。飲食業界で働く上で、顧客のニーズや変化をキャッチアップしていく必要があるのでチェックしましょう。

食の体験型ニーズの増加

消費者が求めるのは単に「商品」だけではなく、「体験価値」に対価を払うようになってきました。例えば、非日常的な空間やお店にいかなくては味わえないサービスなどの体験が挙げられます。

体験価値を提供している例として、スターバックスコーヒーを挙げます。スターバックスコーヒーは、店舗を家庭でも職場でもない「サードプレイス(第3の場所)」として位置づけています。

商品の提供だけではなくスタッフとのコミュニケーションや店内の音楽を含めて「スターバックス体験」と呼び、繰り返し来店してもらえるような空間づくりを目指しています。

食に対する意識の変化 

意識の変化の中に「孤食化」や「イミ消費」が増えてきています。

「孤食化」では、日本の単身者世帯比率が一貫して増加していることもあり、特に女性の「ひとりめし」が増加傾向です。それにより「お一人様専用」などひとり需要に対応した業態や店舗づくりが増えています。

「イミ消費」では、健康維持や環境保全、地域活性などトレンドや一過性のブームではない消費者の価値観のことを指します。

例えばある居酒屋では、人気商品である「地元産の生しらす」の売上の一部が海洋資源保護活動へ寄付されるという取り組みを実施しました。購入という行為が「何かの役に立つ」と共感を生み、多くの支援を得ています。

飲食業界のキャリアステップ

飲食業界でのキャリアアップの一例をご紹介します。ホールスタッフとして働き続けることもできますし、チーフや店長にキャリアアップすることもできます。

会社によって異なりますが、店長以降は本社勤務ができたり、店長経験を活かし商品開発を行うことも可能です。また人事や人材育成、海外展開をしている企業では海外支店の担当なども経験することができます。

ホールスタッフや店舗スタッフとして働き続ける以外の選択肢もありますので、将来どうなっていたかをイメージしてみてください。

一般的なキャリアステップモデルを参考に作成しており、あくまで一例になります。興味のある企業のキャリアパスを確かめてみましょう。

飲食業界の志望動機の書き方

飲食業界の志望動機を書く際は「なぜ飲食業界なのか」「なぜその会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば「美味しい料理で笑顔になってもらいたい」などといった飲食業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければいけない理由を伝えます。

例えば吉野家ホールディングスグループであれば「For the Peopleすべては人々のために」という理念を掲げています。外食産業の革新に向けて、新たな挑戦にも取り組んでいます。

企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。飲食業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▶参考:飲食業界の志望動機の書き方と例文~選考通過ESから厳選公開~

飲食業界でうける自己PRの書き方

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずは飲食業界の求める人物像を把握しておきましょう。企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

飲食業界の求める人物像

人を喜ばせることや誰かのためにといった気持ちがあることは大前提必要です。そして、お客様と直接触れ合う仕事のため、コミュニケーション能力と礼儀も必要です。料理の提供以外でのおもてなしの心、気配りの心もあると良いでしょう。

最近では、コロナの影響もありオンラインやSNSで顧客獲得を目指す企業もあります。そのため、オンラインやSNSの知識や利用経験があると良いかも知れません。自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

自己PRの基本的な書き方

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要な人材であるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

▶参考:企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

飲食業界ランキング

ここでは飲食業界のランキングを「業績」と「社内環境」に分けて紹介します。

飲食業界の業績ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/飲食業界の売上高ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また、ホールディングスをHDとして記載しております。

売上については1位がゼンショーHD、2位がすかいらーくHD、3位が日本マクドナルドHD、経常利益は1位が日本マクドナルドHD、2位がすかいらーくHD、3位がゼンショーHDです。

飲食業界の中でもテイクアウトを行っている企業が上位にランクインしている傾向があります。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

飲食業界の社内環境ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/当飲食業界の平均年収ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また、ホールディングスをHDとして記載しております。

年収は1位がコメダHD、2位がスシローグローバルHD、3位がBRサーティワンアイスクリーム、勤続年数は1位が精養軒、2位がダイナックHD、3位がすかいらーくHDになります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事では飲食業界について紹介してきました。業界の仕組みや動向について理解できたと思います。

選考を突破するためにはその業界を理解することが必要不可欠です。そのため業界研究をしっかりと行い選考に備えましょう。

▶参考:たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介

就活相談は就職エージェントneoへ

ここまでは、業界研究に必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

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