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【図解あり】「ジョハリの窓」を活用した自己分析のやり方とは?

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目次

ジョハリの窓とは?

サンフランシスコ州立大学の心理学者、ジョセフ・ルフト氏とハリー・インガム氏の共同研究で発表された心理学で使用される自己分析モデルです。

19個の項目を4つの枠に分類し自分が認識している性格と他人が認識している性格にズレがないかを確認します。

さっそくジョハリの窓のやり方について学んでいきましょう。4つの枠が何なのかについては以下のやり方の中で紹介していきます。

「ジョハリの窓」を使った自己分析のやり方

ジョハリの窓_やり方イメージ図

ジョハリの窓は全部で5ステップあるので、手順をよく確認し、実際にジョハリの窓を行う際に活かしてみてください。

(1)複数人集めて用紙を用意する

ジョハリの窓は自己分析であり他己分析でもあるため複数人必要となります。(一人でやる方法もあります)

2人でもできますが、人数が少ないと効果が薄くなってしまう可能性があるため3~4人がいたほうが良いです。

複数人いることで客観的な視点から自分を見ることができるでしょう。

(2)「自分」に該当する項目を書き出す

19の性格項目の中から自分自身の性格に当てはまるものを全て書き出します。

この時書き出す紙は何でも大丈夫ですが、自分が記入したものは絶対に人には見せないようにしてください。

他人に見せると分析結果に影響する可能性もあるため要注意です。

19の項目は以下になります。

(1)頭が良い
(2)発想力がある
(3)段取り力がある
(4)向上心がある
(5)行動力がある
(6)表現が豊か
(7)話し上手
(8)聞き上手
(9)親切
(10)リーダー資質がある
(11)空気が読める
(12)情報通
(13)根性がある
(14)責任感がある
(15)プライドが高い
(16)自信家
(17)頑固
(18)真面目
(19)慎重

(3)「他者」に該当する項目を書き出す

自分に当てはまるものを書き出したら、次は他の人の紙にその人に当てはまる性格項目を書き出します。

ジョハリの窓を4人でやる場合は、自分+4人分の性格項目を書き出すということになります。

ここでの注意点は他の人に書いてもらう場合は書きやすいように、無記名で記入するようにしてください。

(4)「4つの窓」に分類する

全員分書き終えたら、自分について書かれている紙を集め、4つの窓に分類します。

分類する際のポイントは以下になります。

図解_ジョハリの窓の4つの窓とは?

ここでそれぞれ4つの窓について簡単に説明していきます。

❏開放の窓

開放の窓とは自分と他人の認識が同じであり、お互いが選択した項目がここに分類されます。

開放の窓に分類された数が多いと、自分の能力や性格を他人にしっかりと伝えられている、つまり自己開示ができている傾向が強いと言えます。

反対にここの数が少ない場合は、自己開示ができておらず周りから「何を考えているんだろう…?」「よくわからない人だな」という印象を持たれている可能性があると言えるでしょう。

❏秘密の窓

秘密の窓とは「自分は知っているが、他人は知らない性質」、自分だけが選択した項目がここに分類されます。

秘密の窓の場合は自己開示できないのではなく、意図的にしていないということもあります。

意図的にしていないのであれば問題ありませんが、もし意図的でない場合は自分の個性を表現できていない可能性があるため、積極的に自分の考えや意見を伝えてみるなど、自己表現をしてみると良いでしょう。

❏盲点の窓

盲点の窓とは「自分は知らない、他人だけが知っている性質」、相手だけが選択した項目がここに分類されます。

盲点の窓に分類された数が多いと、自分の性格や能力を把握できていない、自分についてよく理解できていないという傾向が強いです。

自己理解が低いと、自分のスキルを十分に活かすことができなかったり、知らぬ間に誰かを傷つけてしまったりすることがあるため注意が必要です。

ただ盲点の窓に分類された項目は理解し受け止めることで開放の窓に移っていくため、しっかりと自己理解を深めていきましょう。

❏未知の窓

未知の窓とは「自分も他人も気づいていない性質」、誰も選択しなかった項目がここに分類されます。

つまり未知の窓に分類された項目についてはこれから伸ばすことができる能力ということになります。

せっかく自分に足りないもの、今後伸ばすことができるものを見つけたのに活用しないのは勿体ないです。

そのため未知の窓に分類された項目についてはどうしたら自分にも身につけることができるのかを考え、新たな能力を開発していきましょう。

(5)フィードバックをする

項目の分類を行ったら、最後はその紙をもとにフィードバックを行います。

まずは自分でチェックし、自分と他人との認識のズレを確認し、個人での考察が終わったら、次は参加者同士で集計結果を見せ合いディスカッションを行いましょう。

1人で考察をしているとどうしても主観的になり考えが凝り固まってしまうことがあるため、様々な人と意見を交換し合い、客観的な視点からも自分を理解することが大切です。

ディスカッションをする際は「なぜ自分は他者にこのように思われるのか、どんな行動が原因なのか」を深堀りしていくと、より自分について客観的に知ることができるでしょう。

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「ジョハリの窓」を自己分析で使うメリット

ジョハリの窓のやり方について紹介してきましたが、いまいちやるべき理由がわからないという人に向けて、ここではジョハリの窓を行うことで得れるメリットを紹介していきます。

自分と他人との認識のズレを洗い出せる

ジョハリの窓を行うことで自分と他者との認識の違いに気づくことができます。

例えば自分では「几帳面な性格」だと思っていたが、友人からの評価は「少し雑なところがある」であった、など周りが抱いている自分の印象と自分が認識している性格では大きな差があったということも往々にしてあります。

事前に上記のような他者とのズレを見つけ再度自分について深堀りしておくことで、就活の際に役立てることができるため、客観的な視点で自分のことを見たいという方は試してみてください。

新しい自分を見つけることができる

ジョハリの窓では「他者のみが選択した項目=盲点の窓」「自分も他者もどちらも選択しなかった項目=未知の窓」があります。

盲点の窓の場合は今まで気づけなかった自分の長所や短所、未知の窓では今の自分には足りていないところを見つけることができます。

つまりこれらを把握することによって自分は何を改善すべきなのか、足りないものはなにか、こんな長所もあったんだと新しい自分に気づくことができるでしょう。

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ジョハリの窓のツール

先程はジョハリの窓を紙とペンを用いて複数人でやる方法を紹介してきましたが、それ以外にもジョハリの窓をやる方法はあります。

ここでは先程紹介した以外のやり方について紹介していきます。

一人でジョハリの窓を行う

先程ジョハリの窓を行う際は複数人でとお伝えしましたが、実は診断ツールを利用すれば一人でも行うこともできます。

これはWEB上で一人で回答した診断テストの結果を分析する方法であるため、最初から最後まで一人で行うことができる点が特徴です。

「一人でさらっと行いたい」「周りで一緒にやってくれそうな人がいない」というような人はぜひ試してみても良いでしょう。

アプリを使って複数人でジョハリの窓を行う

ジョハリの窓に関連するアプリをインストールすることで、準備がほとんど不要で手軽にジョハリの窓を行うことができます。

就活生は就活とバイトの両立で忙しいという方も多いと思うので、準備に手間をかけたくないという人にオススメです。

アプリをダウンロードしなくても、ブラウザで実施できるものもあるみたいなので、気になる方は検索してみてください。

「ジョハリの窓」で自己分析を行う際の注意点

ジョハリの窓を行う際は下記2点に注意して行ってみてください。なぜこれらに注意すべきなのかについては以下で紹介していきます。

メンバーによって結果が変わる

ジョハリの窓は行う人によって結果に大きな影響が出てしまいます。

自分のことをよく知ってる人というのは大前提ですが、中には相手に遠慮して本音を書けないという人もいるでしょう。

そうなってしまうと深い診断ができず、曖昧な自己分析結果になってしまうかもしれません。

そのためメンバーを集める際はそのような点も考慮して選ぶ必要があります。

または「臆病」は「慎重」に、「暗い」は「冷静」などのように言葉をポジティブなものにするのも一つの手です。

理由としてはポジティブな言葉にすることで相手も項目を選択しやすくなるためです。

自己分析とは心の開示を伴うものであり、使用する言葉には特に気を配る必要があるので、注意してください。

結果を重くとらえない

人によっては「自分はもっとこういう人間だと思ってた」「自分ではできていると思ってたことができていなかった」など、自分が想像していた結果とは違う結果を受けることで、ネガティブになってしまうこともあります。

ジョハリの窓はあくまでも診断テストです。あまり必要以上に深刻に捉えず、参考程度に考えるようにしましょう。

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まとめ

本記事ではジョハリの窓のやり方や、メリット・注意点を紹介してきました。

主観的な面だけでなく、客観的な視点からも自分を見たいという方はぜひ本記事で紹介した注意点などを踏まえてジョハリの窓を行ってみてください。

またその他の自己分析のやり方についても下記の関連記事にて紹介しています。自分にあった自己分析のやり方を探すためにもぜひ関連記事も合わせてご確認ください。

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