「履歴書で生年月日とか日付を書く時って西暦か和暦どっちがいいの?」という疑問を感じている就活生も多いと思います。
そこで本記事では、履歴書で生年月日や日付を書く際のポイントや西暦か和暦、どちらが良いのかについて紹介しています。
また履歴書を作成する際に「自分の中学卒業年や高校卒業年がよくわからない…」と困っている人もいるでしょう。
そのような人は、入学・卒業年月早見表も掲載していますので、履歴書を作成する際に参考にしてみてください。
履歴書は西暦・和暦どっち?
履歴書に年を記載する際は、特に企業側から指定されていなければ西暦でも和暦でもどちらでも問題ありません。
ただ同じ履歴書の中ではどちらかに統一するようにしましょう。例えば生年月日を西暦で書いた場合は、学歴欄も西暦で記載するということです。
統一する理由としては、西暦と和暦が混合していると企業の採用担当者が時系列を把握しにくくなってしまうためです。
履歴書で日付を書く際のポイント
ここでは履歴書で日付を書く際のポイントを4つ紹介していきます。実際に履歴書を書く前に、書き方について学んでいきましょう。
履歴書では略称は使わない
履歴書では「平成」を「H」「令和」を「R」などのように、年号を略して記載するのは避けましょう。同様に「2023年4月1日」を「2023/04/01」と表記するのもやめた方が良いです。
また、普段同じ内容を繰り返しで記載する際に「〃」を用いている人もいるかもしれませんが、履歴書という正式な書類では望ましくありません。
令和1年と令和元年どちらが正しい?
「履歴書に書く場合は令和1年と令和元年どっちで記載したらいいんだろう?」と疑問に思っている就活生もいるでしょう。
結論、履歴書に書く場合は”令和元年”と記載します。平成も同様に”平成元年”と記載します。
“令和1年”が間違っているわけではありませんが、一般的には”令和元年”とされているため、”令和1年”と書いてしまうと「一般常識が備わってないのかな…?」とマイナスな印象を持たれてしまうかもしれません。
少しでもマイナスな印象を与えてしまう可能性を避けるためにも”令和元年”と記載するようにしましょう。
算用数字で書く
履歴書で数字を書く場合は全て算用数字を用います。
特に和暦の場合は前に”平成”などと漢字がつくことから、漢数字で書くと思ってしまう人もいるかもしれませんが、和暦の場合でも数字は算用数字を用いて書くのが正しいです。
誤:令和五年四月一日、二〇二三年四月一日
和暦は年号の切り替えに注意する
和暦の年号が切り替わるタイミングは注意が必要です。
昭和から平成、平成から令和への切り替えはそれぞれ年の途中で行われました。そのため元号が変わっても、西暦にすると同じ年内になります。
平成:1989年1月8日~2019年4月30日
令和:2019年5月1日~
元号が変わる月を記載する場合は、該当月はどちらの元号になるのかしっかりと確認してから書くようにしましょう。
入学・卒業年月早見表
ここでは生まれた年ごとに「中学入学、卒業」「高校入学、卒業」「大学・短大入学、卒業」の年をまとめています。
履歴書の学歴欄を記入する際に参考にしてみてください。
▼西暦

▼和暦

履歴書の書き方
最後に履歴書の基本情報部分の書き方を紹介します。まだ履歴書を書いたことがないという人は、以下で紹介しているポイントを踏まえた上で作成してみてください。
日付
履歴書の右上に記入する日付は郵送の場合は投函日、面接で手渡しする場合は面接日の日付を記入します。
”履歴書を作成した日を書くわけではない”ということを覚えておきましょう。
また、日付は元号でも西暦でもどちらでも問題ないですが、履歴書全体で統一するようにしてください。
写真
履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦4cm・横3cmです。
しかし企業によって写真のサイズが異なる場合もあるため、事前に確認するようにしましょう。
写真を撮る際は必ずスーツを着用し、既にある写真を使用する場合は撮影時から3ヶ月以内のものを使用するようにしてください。
また、写真を貼る際は万が一剥がれてしまった時に備え、写真の裏側に氏名と学校名を記入しておきましょう。
住所
住所は都道府県から書き、省略しないようにしましょう。「〇-〇-〇」ではなく「丁目、番、号」を用いて書きます。
マンション名も省略しないでください。郵便番号や住所にフリガナを書くのも忘れないようにしましょう。
メールアドレス
企業から届くメールはパソコンでしか開けない添付ファイルが送付されている場合もあるため、メールをチェックする際はパソコンから開くようにしてください。
そのためドコモやソフトバンクなどのキャリアメールではなく、gmailやyahooメールなどのWEBメールのアドレスを使用するようにしましょう。
また、メールアドレスを作成する際はメールアドレスに必ず氏名を入れましょう。
プライベート用だとわかるようなものや自分の愛称が入っているようなものは使用しないようにしてください。
印鑑
履歴書に押印箇所がある場合は押印が必要となります。
押印を失敗してしまうことも少なくないため、押印は履歴書を書き始める前に行うことをおすすめします。
押印する際は以下のポイントを参考にしてみてください。
✓捺印マットを使用する
✓印鑑の中心を軸に小さく「の」を描くようにぐりぐりと押す
万が一押印で失敗した場合は、新しい紙でやり直すようにしてください。
学歴・職歴、免許・資格、志望動機・自PR、本人希望記入欄の書き方については以下の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

まとめ
本記事では履歴書で生年月日や日付を書く際のマナーについて紹介してきました。
本文でもお伝えしていますが、履歴書で生年月日や日付を書く際は西暦でも和暦でもどちらでも大丈夫です。
ただ同じ履歴書内では西暦か和暦か統一させるという決まりがあるため、そこは注意してください。
履歴書はあなたを表す大事な書類になりますので、丁寧に作成するようにしましょう。