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電力業界の志望動機の書き方と例文~選考通過ESを公開~

東京電力や関西電力など、就活生の中でも人気である電力業界。人気業界であるからこそ、就活生と差別化を図らなければ選考を突破することはできません。そのため、まずは電力業界の動向や各企業の取り組みを把握しましょう。

目次

電力業界の特徴

この章では電力業界の動向と特徴について解説していきます。

電力業界の動向

電力業界は景気の影響を受けやすい業界であり、業績は安定しにくい一面がある業界です。近年では、東日本大震災の福島原発の事故以来、業態構造の変化やエネルギーシフトなどが起こり、かつてない転換期を迎えています。

これまでの電力業界では「発電→送配電→小売」の全てを一つの電力会社が地域独占している状態でしたが、電力の小売完全自由化によって、ガス、石油、通信など他分野からの参入が相次いだことによって、電力の小売競争が激化しています。

発電や送配電に関しては発電所を持っている旧来の電力会社が優勢ですが、小売については新規参入してきた企業と比べると消費者と強い接点がない点に課題があります。

そこで旧来の電力会社は激しい競争を勝ち抜くために消費者との結びつきが強い企業と提携を行い、営業力を強化しようとしています。具体例としては東京電力エナジーとニチガス、関西電力とKDDIなどが挙げられます。

一方で新規参入した小売電気事業者は元々持っていた商品やサービスと電力をセットで販売し、他社との差別化を図っています。その他に火力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの開発にも力を入れています。

■数字で見る電力業界の現状

参照元:業界動向サーチ/全136業界の業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。運輸業界12社が対象(2018-19年)

電力業界の職種

様々な業種の中でどの業種を選ぶべきか、特徴と差別化ポイントを勉強しておきましょう。

営業・販売促進

お客様に対してスマートメーター※など電機機器の設置を勧め、節電に繋がる適切なプランを提供します。

お客様は個人、法人と幅広く、個人営業の場合は一般家庭に適切なプランを提案し、法人営業の場合は賃貸物件を取り扱っている会社を相手に営業を行います。

単なるアドバイスだけでなく、配電をする担当者の手配やオール電化やソーラーパネルなど電力を活かしたサービスの提供を行う場合もあります。

※スマートメーターとは電子使用量を可視化することによって、節電が可能となる電気機器です

技術(電気、機械、化学、土木、建築)

まず電気系では「発電」「送電・変電」の2つがあり、発電所の運転・メンテナンスや、電力・通信ネットワーク設備や配電設備の保守管理などを行っています。その他にも電気の供給に関わる業務を担当しています。

次に機械、化学系では火力・原子力発電所での運転・メンテナンスを行っています。その他に機械系であれば新たな発電方式の開発や導入、化学系であれば環境管理、使用済み燃料や放射線廃棄物の処理など、環境保全に関する役割を担っています。

最後に土木、建築系では発電所や変電所、事務所建物などの調査、計画、施工、建設、維持管理などを行います。

志望動機の作り方のポイント

電力業界は人々の暮らしの根源を支える責任重大な仕事だと言えます。なぜその業界が良いのか、業界の中でもなぜその企業が良いのかを明確にし、ロジカルな志望動機を作成しましょう。

「なぜ」電力業界を志望するのか

エネルギー業界の中で、ガスや石油などではなく、なぜ電力業界なのかを説明する必要があります。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば電力業界であれば「生活に必要不可欠である電力を安定的に配給し、人々の生活を支えたい」などといった電力業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

その際に業界の仕事内容と絡めて伝えることができればより深い志望動機になるため、業界の職種や動向についても把握しておきましょう。

「なぜ」その電力会社を志望するのか

電力会社と言っても企業によって強みや特徴は異なります。

例えば関西電力であれば、海外事業に力を入れており、発展途上国に対し大規模な発電事業やコンサルティング業務を行っています。このように企業によって特徴は異なるため、しっかりと企業研究を行い、企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

電力業界で求められる人物像

電力業界は「電力の完全自由化」に伴い競争が激しい業界となりました。数ある電力会社の中でお客様に選ばれる会社になるためには、常に優れたサービスを追求し、新しいビジネスを考えることができる創造力、そしてそれを実際に行動に起こせる行動力やチャレンジ精神が求められます。

また、大きい組織だからこそ、異なる価値観を持つ人と協力して仕事ができる素養も必要となります。

志望動機の書き方

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例

(1)志望動機を一言で

(2)背景・動機

(3)その会社を選んだ理由

(4)入社後どの様に活躍したいか

 \志望動機の書き方が不安なら/

 

志望動機の例文

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

電力業界の志望動機の例文

東京電力を志望している理由を教えてください。(400文字)
社会を根底から支え、暮らしを豊かにしたいとの思いが貴社でなら実現できると思い、貴社を志望しております。豊富なノウハウ・実績を持ち、業界を牽引している点、海外事業や再生エネルギー分野に積極的に挑戦し、世界的な総合エネルギー会社を目指されている点から貴社に魅力を感じました。志望職種はまだそこまで確定的には決めておりませんが、お客様に最も近い立場である営業(法人向けの営業?)として、まずは働きたいと考えております。そして環境に配慮したエネルギー利用の提案やスマートシティといった取り組みに興味があり、 いずれは再生可能エネルギーの主力電源化の取り組みに参画し、その海外進出の一翼を担いたいと考えています。

→自分の目標から東京電力を志望している理由、入社後どのような取り組みをしたいかまで具体的に書けています。

400文字と文字数制限に比較的余裕があると思うので、なぜその業界を志望しているのかについて書けるとさらに良いと思います。また、文字数制限がある中で「志望職種はまだそこまで確定的には…」という部分は書かずに他の内容を厚くする方が良いでしょう。

中部電力の志望動機の例文

あなたが中部電力を舞台に実現したいことは何ですか。理由も書いてください。(300字)
私が電力業界を志望する理由は、日本の経済やインフラ基盤を支える事を通してこれまで国の発展に大きく貢献してきたこと。また今後も貢献出来ると考えたからです。中でも貴社を志望した理由は、二つあります。一つ目はJERAにより燃料上流・調達から発電に至るまでの一貫した効率的な事業を行なっている事。二つ目は英国での送電事業への参画です。この二つの理由から海外の事業に挑戦し国内外を問わず社会に貢献していくという貴社の「一歩先を見据えて挑戦する」姿勢に魅力を感じ志望しました。私が貴社で入社して実現したい事は二つあります。一つ目は、他の産業を支える業界として日本のイノベーションの先端となり、世界で広がる新事業を獲得するために挑戦していきたいと考えています。具体的に欧米大手のようにM&Aなどで外部の技術やソリューションを戦略的に取り込む事や意思決定のスピードを上げ、エネルギー関連の方針や制度の設計にも関与したいです。二つ目は日本の産業を支えている中部地方の安定を保ちたいです。GDPにおいて大きな割合を占める中部地方において圧倒的な電力供給量を誇っている貴社であるからこそ、貴社の築き上げてきたネットワークによって実現出来ると考えました。上記の実現したい事を通して貴社のように海外発電やインフラ事業に取り組み、国を超えた経済の発展に貢献したいです。

→電力業界を志望する理由と業界の中でも中部電力を志望する理由がしっかりと書かれています。また入社後どのようなことを実現したいかについても具体的に書けているため、志望度が高い印象を受ける志望動機となっています。

九州電力の志望動機の例文

当社を志望する理由を教えてください。(350字以内)
私は人々の当たり前を支えたいという思いで貴社を志望します。サイクリング部の活動を通して多くの場所でキャンプをしてきました。そこで普段当たり前にある電気の存在に改めて気づかされ、その存在の大きさを実感しました。変わらない存在があるからこそ、人々はそれを踏まえ様々な活動を行うことができ、豊かな生活ができると考えます。説明会で伺った「安定を生むために変化する」という言葉は強く胸に残り、変化する現代において必要なことは何か追求し、その先の未来を考える必要性を実感しました。また、私はアルバイトで自分の考えや行動が人の喜びに繋がることにやりがいを感じました。人に誠実に向き合い、地域の人の生活の当たり前を支えることでその人の新たな喜びを生み出し、その場に貢献することを貴社で実現できると確信しています。

→成し遂げたいことを過去の経験を踏まえてしっかりと書けています。しかし九州電力を志望している理由が少し薄くなってしまっているように感じるため、もう少しその企業でなければならない理由を書けるとさらに良い志望動機になると思います。

まとめ

電力業界は小売の完全自由化によって変化が求められる業界となり、様々な企業が激しい競争を勝ち抜くために新しい取り組みなどを行っています。そのため業界全体の流れをしっかりと把握した上で、各企業の取り組みを調べて、志望動機を作成する際に活用しましょう。

あなたの志望動機は順調ですか?

ここまでは、志望動機を書くために必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

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