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【例文3選】電力業界で評価される志望動機の書き方とは?例文をもとにポイントを解説!

✔ 本記事のまとめ
●電力業界は「発電部門」「送電部門」「小売部門」の3つの部門に分けられる

●近年の電力業界では、脱炭素化に向けた再生可能エネルギーの導入が促進されている

●電力業界で求められる人物像は「新しいビジネスを考えることができる創造力」「行動に起こせる行動力」「チャレンジ精神」「強い責任感」「高いコミュニケーション能力」などがある人

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目次

エネルギー分野の中でも、東京電力や関西電力など大手企業が多い電力業界は、人気の高い業界の一つです。人気業界だからこそ事前の対策は必須であり、高倍率の選考を勝ち抜くためには、就活生との差別化を図り、徹底的な準備が必要となります。

特に、全ての選考を通して重要な役割を担っている志望動機では、「なぜ電力業界なのか」「数ある会社の中でなぜその会社なのか」という部分を明確にし、志望度の高さをアピールすることが大切です。

そこで、本記事では、電力業界において評価される志望動機の書き方を詳しく解説します。

また、電力業界の職種や動向も併せて紹介しますので、是非参考にしてください。

電力業界の基本情報

電力業界_志望動機/電力業界の基本情報

評価される志望動機を書くためには、まず業界研究などを通して、電力業界についてしっかりと理解しておくことが必要不可欠です。

そのため、ここでは電力業界の職種と動向を紹介します。

電力業界の職種

電力業界は、電力を生み出す「発電部門」と、生み出された電力を一般家庭などに供給する「送配電部門」、そしてお客様に最適な料金メニューなどを提案する「小売部門」の3つの部門に分けられます。

以下で詳しく紹介しますので興味のある職種や適性に合った職種はないかをチェックしてみましょう。

発電部門

燃料調達(事務)

燃料調達は、火力発電所で使用する石炭やLNG(液化天然ガス)、石油などの燃料を、経済的・安定的に発電所に届ける仕事です。

具体的には、世界中にある様々な燃料から、発電所の場所や環境規制などを考慮し、適合する燃料を選定・購入するとともに、海外からの輸送に必要な船の手配から手続きまでも行い、確実に届けることが役割です。

燃料の需要などは、社会の経済動向など大きく影響を受けるため、常に現状やその将来を的確に把握・予想し、行動しなければなりません。

そのため、燃料調達という職種には、グローバルな視点、情報を収集し分析する力、判断力、交渉力などが求められるでしょう。

計画(技術)

計画は、発電所などの整備に関する工事・修繕の計画、既存設備の点検・更新の計画をする仕事です。

安定した電力供給の実現には、発電所にあるすべての設備が常に正常に動いていることが必要不可欠です。

設備ごとの特徴を把握するだけではなく、工事や点検の担当者など、他部門との連携も取らなければなりません。

発電所運用(技術)

発電所運用は、火力・水力・原子力など各発電設備の運転操作を適切に行い、計画に沿った発電量の供給をする仕事です。

また、発電所内の巡回や設備の点検なども行い、安定した発電所の運用に取り組んでいます。

発電所は24時間稼働しているため、発電所運用という職種は交代制勤務が基本です。

メンテナンス(技術)
各発電所設備のメンテナンスを担当する仕事です。

具体的には、作成された修繕や点検計画に沿って設備の点検を行うことや、日常的な巡回で発見された異常に対して迅速に対応することなどです。

当たり前ですが、発電所内の設備に関する知識の習得は高いレベルで求められます。また、他部門との連携も必要不可欠です。

送配電部門

給電指令(技術)

給電指令とは、時々刻々と変化する電気の使用量を予測しながら発電所の発電量を調整する指令を出す仕事です。

発電所は24時間稼働しているため、給電指令も24時間365日絶えず出し続けることになります。

給電指令には、出力の使用量(需要)から発電量を調整する「需要運用」の他に、「系統運用」「電圧運用」などがあり、指令を出す場所を給電指令所と呼びます。

送変電(技術)

送変電とは、電力を発電所から”変電所”まで送る設備や、電圧を変換するための設備の建設・管理・運用を行う仕事です。

変電所とは、電気の電圧を変える場所を指します。通常、電気抵抗によるロスを考慮して、50万ボルト~20万ボルトという高い電圧にして発電所から送り出されます。しかし、そのままでは家庭で使用できないため、変電所を複数通して、徐々に電圧を下げるという仕組みを経て、我々の家庭に届いているのです。

変電所の他にも、送電線や制御・通信整備など、電気を安定的に送電するための設備の建設・管理を行っており、24時間体制で発電量や電気の流れを管理・コントロールしなければなりません。

配電(技術)

配電とは、変電所で電圧を下げられた電力を消費者に供給するため、配電網システムの構築やその運用を行う仕事です。

配電系統は、各消費者の家の受電設備と直接接続されているため、一つの家が他の家の供給に支障を及ぼさないような配電網システムの構築が必要となります。

また、配電事故や天災事故による大規模停電が発生した際には、この原因を解消するため緊急出動することがあります。

小売部門

営業(事務系)

営業とは、お客様に対してスマートメーター※など電機機器の設置を勧め、節電に繋がる適切なプランを提供する仕事です。

お客様はお客様は個人だけでなく法人も対象となるため顧客層が幅広く、個人営業の場合は一般家庭に適切なプランを提案し、法人営業の場合は賃貸物件を取り扱っている会社を相手に営業を行います。

単なるアドバイスだけでなく、配電をする担当者の手配やオール電化やソーラーパネルなど電力を活かしたサービスの提供を行う場合もあります。

※スマートメーターとは電子使用量を可視化することによって、節電が可能となる電気機器です。


電力業界の動向

ここでは、電力業界の動向を2つ紹介します。

電力システム改革

電力システム改革とは、①電力の安定供給、②電気料金を最大限抑制、③消費者に対する選択肢の多様化と事業者の機会拡大、という3つの目的を達成するため、政府主導で進められた改革のことで、2015年から2020年の間に3段階に分けて行われました。電力の自由化とは、特定の企業に独占されていた電気事業への自由な参入を促すために行われた法改正や制度改革のことです。

電力システム改革が検討されたきっかけは、2011年に起こった東日本大震災に伴う原子力事故です。当時、独占的に供給していた福島原子力発電所が被災した結果、他の発電所だけでは広域的な系統運用ができず、電力需要ひっ迫が起きてしまいました。このような未曾有の大震災をきっかけとして、日本が抱える電力システムの脆弱性が浮き彫りになったのです。これらの課題を解決すべく、政府主導の改革「電力システム改革」が提案されました。

この電力システム改革により、参入障壁が低くなり、電力の小売事業者(つまり新規参入者)が増えたため、2023年現在電力業界の小売り競争は激化しています。

脱炭素化に向けた再生可能エネルギーの導入

近年、環境問題が深刻化していることを踏まえて、「脱炭素化」に向けた再生可能エネルギ―へシフトチェンジする動きが世界中で進んでいます。脱炭素化とは「温室効果ガスである二酸化炭素の排出を実質ゼロにすることで、再生可能エネルギーは「太陽光・風力・地熱・バイオマス」などを用いて作られた電力のことです。

日本では、コストが高いなどの理由により再生可能エネルギーの導入が遅れています。経済産業省の公表した2020年度の資料によると、再生可能エネルギーの導入率がアメリカは23.8%、カナダに至っては67.9%であるのに対し、日本は約19.8%と他国に比べて低いことは明らかです。

これを踏まえて、日本政府は2030年までに導入水準を36~38%との目標を掲げており、電力業界では再生可能エネルギーの導入が急務となっています。

参照元:経済産業省 |資源エネルギー庁 日本のエネルギー2022年度版「エネルギーの今を知る10の質問」

以下の記事では、電力業界のビジネスモデルや動向についてより詳しく紹介しています。是非参考にしてください。

【2023年最新】電力業界の動向3選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
本記事では、「電力業界って具体的に何をしているの?」「就職難易度は?」という方に向け、電力業界の動向や仕組みに加えて、志望動機や自己PRの書き方についてもわかりやすく解説していきます。

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志望動機の基本的な書き方

電力業界_志望動機/志望動機の書き方

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機を一言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
【志望動機の書き方】選考通過率をUPさせる方法とは?
志望動機は書き方ひとつでレベルが上がります。ESが落ち続ける人、通る人の違いは書くべき内容を入れ、読みやすい構成で書けているかどうかです。本記事では志望動機のセオリーともいえる書き方のコツをお伝えします。

電力業界の志望動機の書き方とポイント

電力業界_志望動機/電力業界の絞動機の書き方とポイント

電力業界は人々の暮らしの根源を支える責任重大な仕事だと言えます。

なぜその業界が良いのか、業界の中でもなぜその企業が良いのかを明確にし、ロジカルな志望動機を作成しましょう。

「なぜ」電力業界を志望するのか

エネルギー業界の中で、ガスや石油などではなく、なぜ電力業界なのかを説明する必要があります。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば電力業界であれば「生活に必要不可欠である電力を安定的に配給し、人々の生活を支えたい」などといった電力業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

その際に業界の仕事内容と絡めて伝えることができればより深い志望動機になるため、業界の職種や動向についても把握しておきましょう。

「なぜ」その電力会社を志望するのか

電力会社と言っても企業によって強みや特徴は異なります。

例えば関西電力であれば、海外事業に力を入れており、発展途上国に対し大規模な発電事業やコンサルティング業務を行っています。

このように企業によって特徴は異なるため、しっかりと企業研究を行い、企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

電力業界で求められる人物像

電力業界は「電力の完全自由化」に伴い競争が激しい業界となりました。

数ある電力会社の中でお客様に選ばれる会社になるためには、常に優れたサービスを追求し、新しいビジネスを考えることができる創造力、そしてそれを実際に行動に起こせる行動力チャレンジ精神が求められます。

また、発電所での仕事は、消費者への電力供給に直接影響を及ぼすしごとであるため、強い責任感を持って仕事に取り組める人が向いているでしょう。

そして、安定的な電力供給の実現には社内外問わず他の部署や職種の人との綿密なコミュニケーションは必要不可欠となるため、異なる価値観を持つ人と協力して仕事ができる素養高いコミュニケーション能力も非常に重要です。

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電力業界の志望動機の例文

電力業界_志望動機/志望動機例文

ここでは電力業界の志望動機例文を紹介します。志望動機のイメージがまだ掴めていないという就活生は以下の例文を参考にしてみてください。

東京電力の志望動機の例文

東京電力を志望した理由、また入社後あなたがやってみたい仕事、あなたの強みを活かして実現したいこと(400字以内)
【あらゆる人の日常に潜む『あたりまえ』を支え続けたい】ため志望する。私は東北を中心に活動するボランティアサークルで、東日本大震災の被災者の方々に当時の経験をお伺いする機会を頂いた。その中で「電灯やテレビ、冷蔵庫の使えない生活は本当に辛く恐かった」という話を聞き、「私達の日常は“電力”により支えられているのだ」と痛感した。そこで私は「安定的な“電力”の供給により、あらゆる人の日常に潜む『あたりまえ』を支えたい」と強く思い、電力業界を志望している。その中でも貴社は、事業規模の大きさ、長年培った技術やノウハウにより、多くの人々を確実に支えている。この点において、上記の想いを実現できると考えたため第一に志望する。そして入社後は、「ひとつのことに対して成果が出なくとも断念せず最後の最後まで貫徹する」強みを活かして営業に携わり、お客様に最後まで伴走し最適なご提案ができる人材になりたい。

→自分自身の「ボランティア」という経験から、東京電力を志望している理由や入社後どのような取り組みをしたいかまで具体的に書けています。前述した通り、電力業界と東日本大震災などの未曾有な自然災害は密接に関わっているため、とても説得力のあるエピソードと言えるでしょう。また、就活生が被災者から話を聞いて「どう感じたのか」までかけており印象に残る内容となっています。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(東京電力24卒)

中部電力の志望動機の例文

当社を志望した動機、および、入社して取り組みたい仕事・実現したいこと(400~600字)
「人々の当たり前を守りたい」という想いを実現するために、貴社の○○部門にて防災に関わる領域で活躍し、生まれ育った中部地方の人々への電力供給を守りたい。私は幼いころに大きな病気を患い、〇年間の入院を経験した。それまで当たり前と考えていた人との関わりを一時失ったことで、当たり前の生活は簡単に崩れ得るものであり、それが崩れた際の苦しみは想像を絶するものであることを体感した。この経験から私は「人々の生活の当たり前を守る仕事をしたい」と考えるようになった。そして大学・大学院での専攻である○○事業に関わりながら、生まれ育った中部地方の人々の生活に欠かせない電力供給を支えることができる貴社を志望する。中でも貴社のインターンシップに参加し、○○部門での業務内容は貴社の業務の中で最もお客様に近い領域を担い、災害時など有事の際には最も活躍が求められるものであることを知った。それらの業務は「人々の生活の当たり前を守っている」という実感を最も得られるものであり、自分の携わりたい仕事に適合すると感じている。私はそんな○○部門の中で、○○の分野で防災に関わる仕事に携わりたい。災害時など有事の際であっても被害を最小限に止め、早期復旧に向けた司令塔として活躍することで、私の叶えたい想いを実現できると考えている。

→電力業界を志望する理由と、電力業界の中でも中部電力を志望する理由がしっかりと書かれています。

また入社後どのようなことを実現したいかについても具体的に書けているため、志望度が高い印象を受ける志望動機となっています。

参照元:unistyle/内定者本選考ES(中部電力24卒)

北陸電力の志望動機の例文

志望動機と入社後にやりたい仕事や挑戦したいことを具体的に教えてください。(400文字以下)
「人々の当たり前を守り、豊かな社会の実現に貢献すること」を実現したく貴社を志望する。コロナウイルスの蔓延によりサービス業が深刻な打撃を受け、飲食店を営む父親が苦労している姿を目にした。また、リモートでの授業や外出を控えることが推奨されるなど自身の生活も一変し、当たり前が当たり前でなくなる事態が起こり得ることを痛感した。この経験から、在籍していた学科での専攻でもあり、生活の全てにおいて必要とされる電力に関わって人々の生活の根幹を支え、「当たり前」を守る仕事がしたいと考えるようになった。さらに、居酒屋でのアルバイト経験から、多様な価値観を持った人と関わることや、相手の求めるものを考え提供することにやりがいを感じた。そのため出身地である北陸で、強みである傾聴力を活かしてお客様との信頼関係の構築からニーズの把握、解決に至るまでを総括的に行うことでより多くのお客様に寄り添った価値提供をしていきたい。

→大学時代の経験から、電力業界を志望した理由、そして成し遂げたいことがしっかりと書けています。

ただ、北陸電力を志望する理由が「出身地だから」としか述べられていないため、インターンシップや実際の社員と関わった感想なども含められると、より志望度の高い志望動機となるでしょう。

参照元:unistyle/本選考内定者ES(北陸電力24卒)

志望動機のおすすめ例文10選!
志望動機を書くことに自信がない方は、お手本となる例文を分析してください。志望動機のポイントは、自身の過去の経験との一貫性を持たせること、伝わりやすい文章構成で作成することです。伝えたい内容が決まったら、例文の構文を参考にして自分オリジナルの志望動機を作成してみましょう

電力業界の志望動機のNG例

電力業界_志望動機/志望動機のNG例

続いては電力業界の志望動機NG例文を紹介します。どの部分がNGなのかも解説していますので、チェックしてみてください。

私が電力業界を志望した理由は、大学時代に所属していた学園祭実行委員において、テントや椅子などの備品を斡旋・回収する総務局を担当していた経験から、将来は「縁の下の力持ちとして人々の生活を支えたい」と考えるようになったからです。
大学卒業後は、学園祭実行委員会の活動で得たスキルを活かし、人々の生活を陰から支えたいと考えています。

→エネルギー業界の中でも、電力業界を志望する理由が書かれていません。この内容だと、「ガス業界や他の業界でもいいのでは?」と考えられてしまうため、より明確な志望理由を述べるようにしましょう。

志望動機について相談する_赤

まとめ

本記事では電力業界の仕事内容・動向や志望動機の書き方について紹介してきました。

電力業界は小売の完全自由化によって変化が求められる業界となり、様々な企業が激しい競争を勝ち抜くために新しい取り組みなどを行っています。

そのため、エネルギー業界の中でも「なぜ電力業界でなければならないのか」をしっかりと述べることが非常に重要です。

また、業界全体の流れを把握するだけではなく、各企業の取り組みや求める人物像をしっかりと理解したうえで、志望動機を作成するようにしましょう。

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  • 「電力業界を目指すならではの志望動機とはどういう内容?」
  • 「電力業界の選考で評価される志望動機を書くにはどうしたらいい…?」
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このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。

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