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【例文3選】航空業界で評価される志望動機の書き方とは?例文をもとにポイントを解説!

✔ 本記事のまとめ
●航空業界は航空機で「人」や「物」を国内外に運んでいる。

●航空業界の志望動機では、航空業界の仕事内容と絡めて書くことで説得力のある志望動機になる。

●航空業界の求める人物像は「コミュニケーション能力がある」「多様な文化や価値観を受け入れることができる」「傾聴力がある」「臨機応変に対応できる冷静さと対応力がある」「発想力がある」「行動力がある」「責任感や管理能力がある」を満たす人。

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目次

私たちの生活をより便利で快適にしてくれている航空業界。

飛行機を利用する機会がある人にとっては仕事内容のイメージがしやすく、CAは女性の憧れの職業としても有名であることから、就活生に人気の業界と言えます。

そのため選考突破するためには、企業に評価される志望動機を作成することが必要です。本記事の志望動機の例文を参考に書き方のコツを掴んでいきましょう。

航空業界とは?

志望動機_航空業界_とは_特徴

航空業界の仕事は航空機によって「人」や「物」を国内外に運ぶことです。

航空業界の中でも旅行代理店を介してサービスを提供する企業と、旅行代理店を介さないでサービスを提供する企業する2つのビジネスモデルがあります。

例えば、HISやJTB等の旅行代理店では「往復航空券+宿泊費」などがセットとなっているお得なプランを多く販売しています。

しかし最近では、旅行代理店を介さずに航空会社から直接航空券のみを購入する人も多いようです。

【2023年最新】航空業界の動向3選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
新型コロナウイルスの感染拡大は航空業界に大きな打撃を与えました。この経営難を乗り切るために、各社は格安航空事業(LCC)や国際貨物事業に力を入れ、立て直しを図っています。航空業界の業務内容や動向、今後の見通しを把握し業界研究に役立てましょう。

航空業界の職種

志望動機_航空業界_仕事内容

ここでは航空業界の主な職種を5つ紹介します。志望動機を作成する前に航空業界にはどんな仕事があるのか確認しておきましょう。

客室乗務員

旅客機に搭乗し、乗客に安全で快適な空の旅を提供するためにサービスと保安の2つの役割を担っています。

サービスでは、乗客の搭乗から到着までの様々な業務を担当しており、具体的な仕事内容はお客様に機内食や新聞、雑誌毛布など配布や、免税品の販売です。

保安では、急病人への救急処置、天候悪化時の機内の安全確保などを行います。

また、安全運航をするために、出発前ミーティングで緊急時の手順確認、備え付けの消化器や酸素ボトルの確認作業も客室乗務員の仕事です。

パイロット

パイロットは地上にいる航空管制官の指示の下、航空機を操縦士し、安全に目的地まで乗客や貨物を運ぶ仕事です。

ただ操縦すれば良いだけではなく、フライト前には気象データや飛行経路、空港の状態、航空機の整備状況など、数多くの安全確認を行っています。

パイロットとは多くの人の命を預かっています。そのためフライトでは「安全性」「定時性」「快適性」を考え、安全な運航を行う技量が求められます。

グランドスタッフ

グランドスタッフの仕事内容は大きく分けると「旅客ハンドリング」「ランプハンドリング」の2つです。

旅行ハンドリングとは、空港のカウンターなどのお客様のチェックインや案内を行ったり、出発準備が整った航空機のドアを閉めるドアクローズ業務や座席の調整、機内食の管理などを行っています。

ランプハンドリングは、空港に到着した航空機を安全かつ正確に駐機スポットまで誘導したり、お客様の手荷物や貨物の出し入れを担当しています。

また機内で提供している茶菓や飲料等の搭降載業務も行います。グランドスタッフは、どうすれば飛行機を安全に出発させられるのかを常に考えなければけない仕事となります。

事務職

航空会社の事務職の役割は、売上の最大化・製品の品質強化・事業運営基盤の構築です。

これらを改善するために、顧客のニーズや需要動向を予測、分析するマーケティング、空港サービス・客室サービスの改善や商品企画、運航・客室乗務員の管理、事業運営に必要となる部門ごとの採算管理も担当しています。

その他にも航空会社の事務職は職種が幅広く、企業によって多少異なりますがいわゆるバックオフィスと言われる仕事がたくさん存在しています。

航空整備士(技術職)

航空会社の技術系の仕事であり、航空整備士は安全を守るために品質・安全・生産管理、新シートの企画や開発、導入などを行っています。

具体的には「ライン部門」「ドック部門」「ショップ部門」「エンジン部門」に4つに分かれており、それぞれ整備する部分が異なり、分担して行っています。

ライン部門であれば、空港に到着した航空機が次のフライトに出るまでの短い時間内に点検・整備を行い、ドック部門は一定のフライト時間に到達した航空機を点検・整備します。

ショップ部門は特注で作られた高価な部品や装備品を点検・整備し、エンジン部門では航空機の要であるエンジンの整備を担当しています。

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航空業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

志望動機_航空業界_作り方

ここでは航空業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。

これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は「なぜ航空業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。

“なぜ航空業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜ航空業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。

「既存路線の拡大・新規路線の開拓を行い、世界と日本の人々が気軽に繋がる社会を作りたい」などといった航空業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

その際に業界の仕事内容と絡めて伝えることができればより深い志望動機になるため、業界の職種や動向についても把握しておきましょう。

“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。

例えばJAL(日本航空)であれば、アジア諸国とヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国、オセアニアに、国内線は東京国際空港や大阪国際空港を拠点に幹線からローカル線まで、幅広い路線網があり、ANAであれば、ANAブランドの航空だけでなく、LCC事業、商社事業、旅行事業にも注力しています。

このように企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望動機を作成するようにしましょう。

(2)航空業界の求める人物像を把握する

航空業界ではパイロットや客室乗務員、航空整備士などと協力しながら働かなければならないのはもちろんですが、その他にも外国のお客様や様々な年代のお客様と関わる機会がとても多い仕事です。

そのため、コミュニケーション能力多様な文化や価値観を受け入れることができる素養が必要です。

また、お客様が何を求めているのかを聞き出す傾聴力や問題発生時も臨機応変に対応できる冷静さと対応力も必要不可欠となります。

さらに航空業界は企業間の競争が激化している業界であるため、生き残るためにもどのような機能があれば喜んでもらえるか、世の中が求めているものは何なのかを常に考えなければなりません。

そのため、新しい企画やサービスを考えることができる発想力や実際に行動に移すことができる行動力も大切です。

最後に、最も大切なのは、航空業界の仕事はたくさんの人の命を預かっている仕事であるため、責任感や管理能力はなくてはならない素養となります。

(3)志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

【志望動機の書き方】選考通過率をUPさせる方法とは?
志望動機は書き方ひとつでレベルが上がります。ESが落ち続ける人、通る人の違いは書くべき内容を入れ、読みやすい構成で書けているかどうかです。本記事では志望動機のセオリーともいえる書き方のコツをお伝えします。

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

航空業界の志望動機の例文

志望動機_例文_航空業界

実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。

ANAの志望動機の例文

日本をリードする羽田空港において、「日本の顔」「空港の顔」としてお客様をサポートすることで、旅の始まりと終わりに笑顔になって頂きたいと考えたからです。

学生時代に、留学生へ観光地案内を通して日本文化を伝えるボランティア活動を行っていました。その際、留学生の出身国の文化や価値観への理解を深めることで、相手に寄り添ったコミュニケーションを大切にしておりました。

そして留学生から、「もっとあなたから日本文化を教えてもらいたい」と喜んで頂き、私自身の些細な気づきや行動が他者の喜びへと少しでも貢献できることに、強くやりがいや幸せを感じました。

そのため、どんな状況においても「飽くなきプロ意識」の下、ANAの代表として世界と日本、そしてお客様の心を繋ぐ貴社の姿に深く共感致しました。イレギュラー時には特に団結してやる気に変えるグランドスタッフは、保安要員としての素早い判断力も必要であることを認識しております。

私の強みである「状況把握力」を活かし、お客様の安全や大切な時間へ責任を持ち、Inspiration of Japanに込められたANAのおもてなしを届けることに情熱を注ぎ、貢献したいと思います。

→将来の夢が簡潔に述べられています。また、なぜ航空業界の中でもANAを志望しているのかについて詳しく書けていて、熱意の伝わる志望動機と言えるでしょう。

引用元: unistyle/ 選考通過者本選考ES(ANA23卒)

JALの志望動機の例文

新規路線の開拓及び既存路線の強化を通じて日本の魅力を世界中に発信したいため、志望します。

私は海外経験を通して、海外の人々が日本へ強い関心を示していることを知り、日本人の文化や価値観を誇りに思いました。そして国籍を問わず、より多くの人に日本の良さを体感してほしいと強く感じ、航空業界であれば国内外を繋ぐ架け橋として人々の夢や願いを届けることができると考えました。

中でも貴社は、日本の航空会社の先駆者として高品質なサービスを提供し続け、多くの顧客に信頼されています。また、コロナ禍の厳しい状況を成長のチャンスと捉え、新しいことへ積極的に挑戦する姿勢に感銘を受けました。

強固な路線基盤や他のエアラインとのパートナー関係があるからこそ、JALの魅力を発信するチャンスが広がっていると私は考えています。そのため、国際提携の仕事を通じてJALにしかない企業価値や国としての存在感を高めることに貢献したいです。

→自身の経験やその時の感情について詳しく書けていることから、説得力のある志望動機となっています。またJALの企業研究も十分に行えていることが伝わる文章となっています。

引用元: unistyle/ 選考通過者本選考ES(JAL23卒)

スターフライヤーの志望動機の例文

様々な環境が取り巻く中で、お客様の大切なお時間、安全をワンチームとなって徹底して守る貴社の姿に共感したからです。

私は小学生が多く在籍する塾のアルバイトで、生徒の学習時間への責任を持ち、自分の幼い頃の心情を思い出しながら生徒に寄り添った指導を大切にしています。

貴社は社員の方々の幸せも大切にし、誇りを持てる企業へ挑戦しているからこそ、旅やビジネス等、様々な思いを持つお客様から信頼や安心に繋がっていることを日々感じています。

私の強みである「状況把握力と他者意識」を活かし、一人のスカイマークとして様々な角度からお客様の幸せへバトンが繋ぐことができるよう、貴社に貢献して参ります。

→将来成し遂げたいことや自身の強みについてはしっかりと書けています。さらに良い志望動機にするためには、なぜその企業を選んだのかについてもっと具体的に書けると熱意の伝わる志望動機となるでしょう。

引用元: unistyle/ 選考通過者本選考ES(スカイマーク23卒)

上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。

下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。

ユニスタイル_志望動機_CTA

まとめ

本記事では航空業界の動向や職種から、評価される志望動機の書き方、例文を紹介してきました。

本記事でも紹介したように、航空業界ではFSCとLCCの競争が激化や、抱えている課題に対してそれぞれの企業が様々な施策を行っています。

そのため、各企業がどのような施策や事業を展開しているのかを把握し、具体的且つ説得力のある志望動機を作成しましょう。

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  • 「航空業界を目指すならではの志望動機とはどういう内容?」
  • 「航空業界で評価される志望動機を書くにはどうしたらいい…?」
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このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、就活生一人ひとりの就活状況をお伺いした後に、状況にあったアドバイスの実施や希望や適正に合った企業の求人情報を紹介しています。

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