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自己PRで『継続力』をアピールする方法と例文、ポイントまとめ

目次

「自己PRで継続力を効果的にアピールするにはどうしたらいい?」「継続力ってアピールになる?」と悩む就活生は多いのではないでしょうか。

実際、[継続力]は幅広い業界や職種で高く評価される能力の1つです。そのため自分の強みとして適切に伝えることができれば、企業からの評価を大きく高めることに繋がります。

本記事では、自己PRで[継続力]を効果的に伝えるためのポイントや注意点、例文を紹介します。継続力を強みにしたいと考えている就活生は、是非参考にしてください。

企業が「継続力」を評価する理由

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学生

[継続力]って本当にアピールポイントになるのでしょうか?

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アドバイザー

もちろんです!企業が[継続力のある人材]を高く評価することには理由があります。ここでは、企業が[継続力]を重視する理由を解説しますね!

企業が「継続力」を評価する理由

目標達成への強い意欲を持っているため

企業は、[目標達成への意欲が高い人材]を高く評価します。なぜなら、目標に向けて粘り強く取り組む姿勢は、高い成果を生み出すだけでなく、困難な状況でも成果を追求する力に繋がるからです。

また、目標達成に向けた努力の過程で得られる経験やスキルは、個人の成長にとどまらず、チームや組織全体の発展にも繋がります。

さらに、途中で諦めずに行動を続ける姿勢は、長期的な視点での成長も期待できるため、企業から特に高く評価されやすいです。

変化に柔軟に対応し、成長することができるため

現代のビジネス環境は急速に変化しており、成果を出し続けるためには、環境変化に適応する柔軟性が不可欠です。

そのため、企業は[継続的に学び続け、変化に対応しながら自身のスキルや知識をアップデートできる人材]を高く評価します。

また、この[変化に対応し続ける力]は、単に自身の知識を増やすだけでなく、新しい課題への適応力や問題解決力を磨くことにも繋がり、結果として組織全体の競争力を高める要素となるでしょう。

ストレスやプレッシャーに負けずに粘り強く取り組めるため

仕事にはストレスやプレッシャーがつきものです。そうした状況下でも、諦めずに業務を遂行できる[継続力]は企業に評価されやすい傾向があります。

また、ストレスやプレッシャーへの耐性がある人材は、冷静に状況を分析し、適切な対応を取ることができるため、リーダーシップが求められる場面でも活躍が期待できます。

失敗から学び、改善のための努力を続けることができるため

失敗は誰にでも起こり得るものですが、大切なことはそこから何を学び、どう改善へ繋げるかという姿勢です。継続力のある人は、失敗を[単なる挫折]ではなく、[学びの機会]として捉えます。

そのため企業は、[失敗から学び、改善を続けられる人材]を高く評価します。

失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢は、個人の成長を促進するだけでなく、組織全体の改善や成果向上にも貢献するためです。

コツコツと地道な努力を積み重ねることができるため

地道な努力の積み重ねは、一見地味に見えるかもしれませんが、最終的には大きな成果に繋がります。

そのため企業は、[日々の努力を怠らず、着実に取り組む姿勢を持つ人材]を高く評価します。こうした人材は、基礎を大切にしながら着実に成果を積み重ね、長期的な視点で物事を進める力があります。

また、目先の利益に捉われず、粘り強く努力を続ける姿勢は、チームや組織全体の信頼獲得にも繋がるでしょう。

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新卒採用において「継続力」を重視する業界もある!

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学生

実際に[継続力]を重視している企業ってあるんですか?

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アドバイザー

はい!特に以下のような業界では、[継続力]が重視される傾向にありますよ!継続的な努力が求められる職種が多いことが背景にあります。理由を紹介しますね。

  • IT業界
  • メーカー業界
  • エネルギー業界
  • 金融業界
  • コンサルティング業界
  • 医療業界
  • 教育業界

これらの業界では、短期的な成果だけでなく、長期的な視点での目標達成や課題解決が求められるため、粘り強く取り組む力が重要です

<[継続力]が求められる背景>
業界 求められる[継続力]
IT業界 システム開発やソフトウェアのアップデートが長期にわたり続ける必要がある
メーカー業界 製品の開発から市場投入までのプロセスが長く、その間の細かな調整や改善が欠かせない
教育業界 製学生の成長を見守りながら長期的な教育プランを実行する

このように、これらの業界では、予期せぬ問題や困難に直面しても諦めず、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢が求められます。

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【エピソード別】継続力をアピールした自己PR例文

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学生

他の就活生は、どんなエピソードを継続力の自己PRとして伝えているのでしょうか?

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アドバイザー

他の就活生が[継続力]をアピールする際に使っている自己PRをいくつかパターン別に紹介しますね。是非参考にしてみてください!

継続力をアピールした自己PRの例文

アルバイト編

私は一度決めたこと、目標に対して明るく前向きに最後まで粘り強く続けることができます。学生時代にアルバイトで塾講師を経験し、担当した生徒の数学の成績を60点上げた経験があります。最初は正負の違いもままならない生徒でしたが、部活と勉強を両立できるような目標を定めて、計画通りに課題を解いてもらいました。生徒が理解できるようにグラフや例を挙げ、かみ砕いて説明し、勉強意欲が下がらないように工夫して指導しました。飛躍的に成績を伸ばすことができ良い結果に繋がりました。また、アルバイト歴も大学一年生の4月に始めて以来、現在まで続けております。

部活動編

私は継続力があり、何事においても成果を上げることができます。私は幼少期から現在まで継続してサッカーをしています。大学でも体育会サッカー部に所属しており、週6日全カテゴリー優勝を目指し日々トレーニングを行っています。私は、所属カテゴリーで1年生の頃から試合に出場させていただいており、チームの勝利に貢献してきました。今年は、チームの主軸としてプレーしています。チームは開幕戦から現在まで全勝しており、チームをプレー面だけでなく、メンタル面でも支えています

サークル編

私の強みは継続力です。私は、将棋のサークルに所属していました。しかし、周りにはなかなか自分との練習相手が居ませんでした。そのため、他大学の友人や社会人などをSNSを用いて集め意見交換をしたり、交流をすることで互いに競い合い成長できる関係になり大学入学当初の実力はアマチュア初段でしたが、三段まで実力を伸ばせました。この経験を活かして、困難に衝突をしても根気よく挑戦したいです。

留学編

私の強みは「継続力」だ。私は、大学時代にフランス語とアラビア語の勉強を始め、試行錯誤しながら勉強を継続してきた。アフリカや中東へバックパッカーとして行った際に、「現地語を話せることが出来れば、現地人との関係をそれまで以上に深められる」と感じ勉強する事を決意した。しかし、部活やバイトが忙しく、両言語は独学だったので余り進歩している事を実感できなかった。言い訳をして諦める事が悔しかったので、私は毎朝4時に起き、日課の5キロランニングをする前にフランス語とアラビア語のディクテーションを30分ずつこなすようにした。また、大学の講義でも言語の授業を多く取ると共に国籍が異なる友人をできる限り作り自分から話しかけた。途中、「こんな言語頑張ってどうもならない」と気落ちする事もあったが持ち前のガッツで努力を継続した。結果、フランス語検定二級とアラビア語検定に合格することが出来き、現地へ行った際も何となく相手の伝えたい事を理解することが出来た。この経験を通じて、継続することの大切さを学んだ。

学業編

■例文1

私は、継続力に自信があります。この強みは、高校時代の学業において最も発揮されました。高校入学当初、定期テストの出来は平均レベルで良くも悪くもありませんでした。成績改善の為、私は、授業時間や通学時間を有効活用し、集中して勉強に取り組みました。この取り組みを継続した結果、学内模試、定期テストで学年トップの成績をとることができました。 この継続力は、開発を進める上で重要な素質であると自負しております。

■例文2

私は「継続力」で、苦手であった英語を克服しました。高校時代から英語が苦手であった私は、大学1年次の英語の英語の授業で、C判定を受けてしまい、そのことに危機感を覚えた私は英語の学習として、TOEICに取り組みました。そして、TOEIC700点を目標に、毎日1時間の通学時間でのリスニングの練習と就寝前の30分間で問題演習を行い、2014年の10月から2015年の6月までに2度、TOEICの試験を受けましたが、いずれも500点を超えられないという結果となってしまったことから、普段の学習を見直しました。そこで問題で疑問が出る度、大学の英語課の教授に質問に行くことで、わからない点を無くすことに努めた結果、2016年の8月に680点を取得することができ、現在も700点超えを目標に学習に努めています。これらの経験から、継続する中で、正しい方法を学び、人の意見を参考にすることの大切さを学びました。

趣味編

■例文1

私の長所は継続力です。この力が身についたきっかけは、二十年近く趣味のピアノを続けてきたことです。ピアノは短期間ではうまくならず、一方で毎日弾かないとすぐに指が動かなくなってしまいます。またコンサート本番では舞台に一人なので、すべて自分だけが頼りです。そんな中毎日練習を行ってきたことで継続力が身に付きました。継続した練習の結果、百人規模のピアノのコンクールでは、数人のみが貰える賞を頂くことができました。この継続力のおかげで、勉強や運動、読書など他の習慣を継続できるようになり、今の自分を支えています。社会人となってからも、根気よく継続した努力をして、チームや会社の成果に繋げたいと思います。

■例文2

私は、幼い頃からクラシックバレエを10年間続けていました。初めて出場したコンクールで予選落ちし、実力の無さを痛感し、効率的に上達するための練習方法を考えるようになりました。その結果、コンクールで納得する評価を得られるようになりました。悔しい思いも、大勢の観客を前に仲間と作り上げた華やかな舞台も経験し、継続的に努力することや同じ環境で努力する仲間の大切さ、チームで1つのものを作り上げる充実感を学びました。また、目標を粘り強く諦めない姿勢が身につきました。特に、この経験で培った継続力は、高校・大学受験の勉強、サークル活動、実験と20枚以上の実験レポートの作成を毎週こなしていたことなどあらゆる場面で活きていると感じます。

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これって継続力として書ける?就活生のよくある悩み

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学生

1つのことを長く続けた経験って、自己PRで継続力としてアピールできますか?他にも、自分の経験が本当にアピールになるのか不安で……。

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アドバイザー

はい、大丈夫です!1つのことを地道に続けてきた経験は、継続力の証として立派なアピールになりますよ。
以下では、継続力を強みにしたい就活生のよくある悩みにお答えしていくので、是非参考にしてくださいね。

バイトを長く続けた経験は継続力になる?

自己PRで継続力があることを、一つのバイトを大学入学当初からずっと続けている経験を元に書くのはどうなんでしょうか?
内容が薄いなと思うのですが、なかなかエピソードがなくて困ってます。

引用:Yahoo!知恵袋

結論から言えば、1つのアルバイトを長期間続けた経験は、継続力をアピールするエピソードとして十分に活用できます。「長く続けた」という事実自体が、あなたの継続力の証明となるからです。

ただし、「続けていただけ」という表面的な伝え方では、内容が薄いと感じてしまうのも無理はありません。継続力をより効果的に伝えるには、[なぜ続けられたのか][どんな工夫や努力があったのか][その経験を通じてどう成長したのか]といった点を掘り下げることが大切です。

以下のような視点で深掘りしてみると、エピソードに厚みが出て、説得力が増すでしょう。

  • なぜそのアルバイトを選び、続けようと思ったのですか? (興味、目標、理由など)
  • 継続する中で、どのような困難や課題に直面しましたか? (忙しい時期との両立、人間関係の悩み、業務上のミスなど)
  • それらの困難や課題に対して、どのように工夫し、乗り越えてきましたか? (時間管理術、コミュニケーション能力、問題解決能力など、継続するために意識したこと)
  • 継続したことで、どのような変化や成長がありましたか? (スキルアップ、責任感の向上、周囲からの信頼など)
  • その経験を通して得た学びや成長が、入社後どのように活かせると考えていますか? (目標達成への粘り強さ、責任感を持って業務に取り組む姿勢など)

途中でやめた経験でも継続力になる?

自己PRで継続力をアピールしようとして、 私が幼稚園から大学一年生まで続けた習い事の書道を書こうとしたのですが、 結局やめてるんだから継続力では無いなと思いました。
書き方を変えればいいのでしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

結論から言うと、途中でやめた経験を、[継続力]のエピソードとして直接アピールすることは難しいかもしれません。しかし、その経験から得た学びや成長を適切に伝えることで、前向きな姿勢や改善意欲を示すことは十分可能です。

大切なことは、[なぜやめることになったのか][そこから何を学び、どのように行動を変えようとしているのか]を具体的に示すことです。そうすることで、一見ネガティブに見える経験も、成長ストーリーとして前向きに伝えることができます。

具体的には以下のような深掘りをしてみてください。

  • なぜ途中でやめてしまったのか? (目標設定の甘さ、事前の調査不足、予期せぬ困難、自分の適性との不一致など)
  • その経験から何を学びましたか? (自分の限界、興味関心の方向性、目標設定の重要性、困難への対処法など)
  • その学びを、次にどのように活かそうとしていますか? (より慎重な目標設定、事前の情報収集の徹底、困難に直面した際の新たなアプローチなど)
  • もし、その経験の中で「これは頑張った」「工夫した」と言える期間や取り組みはありましたか? (たとえ最終的にやめてしまったとしても、一定期間努力した過程や、何かを改善しようと試みた経験があれば、それは継続力の一端を示す可能性があるため)

中高の部活動経験は今でも通用する?

就活の自己prについて 大学生です。自己prを継続力にしようと考えています。
大学で何もしていないわけではないのですが継続力が人生でいちばん発揮されたのが中高6年間の部活でそれを書きたいのですが大丈夫でしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

中高6年間、部活動を継続した経験は、自己PRとして十分に説得力のあるエピソードです。

しかし単に「長く続けた」という事実だけでは、あなたの魅力を企業に十分に伝えることはできません。大切なことは、その経験からどんな力が身についたのか、現在の自分にどう活かされているのか、そして社会に出てからどう活かしたいのかを、あなた自身の言葉で具体的に伝えることです。

そのため自己PRを作成する際は、単なる過去のエピソードだけでなく、次のような要素を意識して盛り込んでみてください。

  • なぜその部活動を続けられたのか?(目標、動機、続けるための工夫など)
  • その経験からどんな学びや成長があったのか?(忍耐力、リーダーシップ、チームワークなど)
  • その学びが現在のあなたにどう活かされているか?(大学での活動やアルバイト、インターンでの実践例など)
  • 入社後、どのようにその継続力を活かして仕事に取り組みたいか?(目標達成への粘り強さや責任感など、社会での具体的な活用シーン)

ガクチカと被っていても継続力のアピールになる?

自己PRとガクチカでエピソードが被るは大丈夫ですか?
(最終的な結論は違います「自己PRでは応用力、ガクチカでは継続力)

引用:Yahoo!知恵袋

結論から言うと、ガクチカと自己PRのエピソードが被っていても、問題ありません。

また同じエピソードを使っても、継続力をアピールすることは十分可能です。しかし、同じエピソードを使う場合は、それぞれの質問意図に応じた[伝え方]をすることが非常に重要です。

▼企業が[ガクチカ]と[自己PR]を求める意図
  • ガクチカ
  • 目的: あなたの過去の行動からプロセスや人柄、ポテンシャルを知りたい
    例: どのような目標に向かって取り組み、どのような困難を乗り越えたか

  • 自己PR
  • 目的: あなたの現在の強みから、企業への貢献意欲や適性、将来性を知りたい
    例: どのようなスキルや強みを持ち、それをどう活かせるのか

同じエピソードを使う場合でも、ガクチカでは[行動・背景]、自己PRでは[強みと再現性(活かし方)]というように、フォーカスすべきところを分けて伝えるようにしてください。

その際、「その経験から得た強みが、入社後にどのように活かせるのか」を明確に示すことができると、企業が求める人物像と合っていることをアピールできるでしょう。

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内定とれる気しない_CTA

「継続力」が伝わる!自己PRの構成テンプレート

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学生

「継続力があること」を効果的にアピールするには、どのような構成で伝えれば良いでしょうか?具体的な例があれば教えてください。

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アドバイザー

自己PRは[結論]→[エピソード]→[結果・学び]の構成で伝えると効果的です。以下にて詳しく解説しますね。

自己PRの構成テンプレート

(1)結論:自分の継続力を簡潔に伝える

まずは、自分の強みが『継続力』であることを明確に伝えましょう。

  • 私のアピールポイントは、粘り強く物事に取り組める継続力です。
  • 私の強みは、困難な状況でも冷静に対応し、最後までやり抜く姿勢です。

このように、最初に結論から述べることで、「これからどのような話をするのか」が明確になり、面接官の理解も深まりやすくなります。

そのため、自己PRの冒頭では[自分のアピールポイント]をしっかりと提示することが重要です。

(2)エピソード:継続力を発揮したエピソードを伝える

次に、実際にその強みが発揮された具体的なエピソードを伝えましょう。

エピソードは、あなたの考え方や価値観、行動力を示す重要な要素です。そのため、以下のようにできる限り誰が聞いてもイメージがしやすいエピソードを選ぶようにしてください。

お客様に「金輪際この店で接客をするな」と怒鳴られました。その時私は留学に来た意味を思い出し、「留学中だけでいいから頑張ってみよう」と決意したのです。圧倒的なリスニング力不足に気づいた私は英会話のCDを毎日1時間聴きながら復唱しはじめ、英単語も毎日2時間勉強。頭の中もできるだけ英語で考え、友人にも会話中でも間違いを指摘してもらうようにするなど、周りにも積極的に働きかけました。

上記のようなエピソードを選ぶと、具体的な行動と粘り強さが自然に伝わるため、面接官があなたの強みを実際の場面でイメージすることができるでしょう。

この際、「なぜ続けられたのか → どのように工夫したのか→ どんな結果を得たのか」 を順を追って説明すると、[継続力]の具体的な内容がわかりやすく伝わります。

(3)結果・学び:継続力を発揮したその結果や学びを伝える

最後に、自分がとった行動によってどのような結果が得られたのか、またその経験を通して何を学んだのかを伝えましょう。

結果については、「〇〇を実行したことで、売上を40%向上させた」というように具体的な数字を用いることで、継続力が実際に成果に結びついていることが明確に伝わります。

また、その経験を入社後どのように活かしたいのかという意欲もあわせて伝えることができると、説得力が増します。特に、志望企業の業務内容やシチュエーションを想定した意気込みを加えると、「この人は活躍が期待できそうだ」「自社にマッチしそうだ」といったポジティブな印象を与えることができるでしょう。

▼結果・学びの例文

結果、次第に会話力が伸び、お客様との会話も9割以上理解できるようになったことで、大きな自信がつきました。この経験から積極的になることで状況を改善できると学びましたが、帰国後は英語を話す機会が減りました。留学を終えた今の課題は「英語を日常生活に盛り込むこと」。英語力の維持・向上の為には積極性だけでなく継続力が大事であると考えます。

▼結果・学びの例文 入社後の意気込みの例文

  • 社会人となってからも、根気よく継続した努力をして、チームや会社の成果に繋げたいと思います。
  • 1つのことをやり切った時に感じる達成感や、やりがいをバネに継続することができたので、これからも継続を意識して生きていきたいです。

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面接官に響く!継続力を裏付ける伝え方の工夫

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学生

自己PRで[継続力]をアピールしようと思っているんですが、他の就活生とエピソードがかぶってしまいそうで心配です…。

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アドバイザー

たしかに[継続力]をアピールする就活生は多いです。ただし、あなたらしさを引き出す工夫をすれば、他の就活生に埋もれることなく、面接官にしっかりと印象を残すことができますよ。具体的なポイントをご紹介しますね。

「継続力」を裏付ける伝え方の工夫

数字を用いて具体的に伝える

自己PRで[継続力]をアピールする際は、何をどれくらい続けているのかを数字を用いて具体的に伝えましょう。

例えば「アルバイトを続けてきました」よりも「同じアルバイトを3年間続けてきました」と伝えた方が、取り組みの規模や時間の長さが明確になり、説得力が増します。

また、数字を使わない場合、聞き手によって継続の程度や成果の大きさの印象が異なってしまう可能性があります。

そのため、具体的な数字を用いて定量的に示し、より正確にかつ説得力のある自己PRを伝えることを意識してください。

「なぜ続けられたのか?」背景や程を伝える

自己PRで継続力をアピールする際は、[何を続けてきたのか]だけでなく、[なぜ続けられたのか]という背景や過程を意識して伝えましょう。

企業は、単に継続した事実だけでなく、どのような考えや気持ちで取り組んできたのかを通じて、あなたの人柄や価値観を理解しようとしています。

具体的には、「どんな目標があったのか」「どんな困難をどう乗り越えたのか」といった背景を伝えることで、継続力があることだけでなく、あなたの考え方や人柄も伝わりやすくなります。

「継続力」を別の言葉に言い換える

自己PRで[継続力]をそのままアピールするのも良いですが、他の就活生と差別化するために[継続力]を別の言葉や表現に言い換えることも効果的です。

例えば、[目標達成に向け試行錯誤し、努力し続ける力]や[困難な状況でも諦めずに取り組む力]など、具体的な行動や思考が伝わる表現にすることで、より説得力のあるアピールになります。

こうした表現は、単に継続する力以上に、向上心や問題解決力なども併せて伝えることができ、企業の印象に残りやすくなるでしょう。

その他の言い換え例は、以下を参考にしてください。

  • ポジティブに行動し続けられる
  • 最後までやり抜くことができる
  • 困難なことも諦めずに継続できる
  • 常に高い目標に向かって努力できる
  • 困難にも耐えられるストレス耐性がある

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逆効果になるかも?継続力を伝えるときの注意点

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学生

振り返ると部活とか[継続したこと]はあるし、私でも[継続力]をアピールする自己PRが作れる気がしてきました!

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アドバイザー

それは素晴らしい気付きですね!継続力は多くの企業が評価するポイントですし、しっかり伝えられれば強みになります。ただし、伝え方によっては誤解を招いたり、逆効果になってしまうこともあるので注意が必要です。ここでは、「継続力」をアピールする際に気をつけたい3つのポイントを紹介しますね!

「継続力」を伝えるときの注意点

継続して当たり前だと思われることは言わない

自己PRで[継続力]をアピールする際は、「誰でもやっていそう」「やって当たり前」と思われる内容をアピールすることは避けましょう。

例えば、「大学の授業に4年間休まず出席した」「アルバイトで3年間一度も寝坊しなかった」といったエピソードは、継続していることに間違いはなくとも、[あなたならではの工夫]や[困難を乗り越えた背景]が見えづらく、あなたの魅力が十分に伝わりません。

誰もが当たり前にやっていることではなく、あなただからこそできた継続力のエピソードを選ぶことを意識してください。

自慢にならないようにする

継続力をアピールする際、「○○を続けて表彰された」「全国大会で優勝した」といった成果を前面に出しすぎると、自慢話と受け取られてしまう可能性があります。

もちろん、その成果自体は素晴らしく、努力の証です。しかし、企業が本当に知りたいことは[結果]そのものではなく、[過程]です。

「なぜ続けられたのか」「どんな工夫をしてきたのか」「困難をどう乗り越えたのか」、といったあなたの人柄や考え方、価値観が伝わるエピソードを求めています。

そのため、成果を伝える際は、その過程や取り組みに重点を置き、謙虚な姿勢で伝えることを心がけましょう。

短所と矛盾しないようにする

自己PRで[継続力]をアピールする際は、短所と内容が矛盾していないかを必ず確認しましょう。

例えば、自己PRで「継続力がある」と伝えているのにもかかわらず、短所で「集中力がない」と伝えてしまうと「この人は継続力があるのか、ないのかどっちなんだろう…?」「本当に継続力なんてあるのかな?」と疑問を持たれ、説得力が欠けてしまいます。

このような矛盾があると、自己分析が不足している印象を与えてしまう可能性があります。

自己PRでアピールしたい強みを決めたら、それに関連する他の質問(短所やガクチカなど)と矛盾していないか、あらためて確認するようにしましょう。

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