「自己PRで継続力をアピールするには?」「そもそも継続力って企業からのウケいいの?」
上記のような不安や疑問がある人に向けて、本記事では自己PRで継続力をアピールする際の方法や注意点、例文を紹介しています。
自己PRで継続力をアピールしようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
自己PRでは企業が求めている”継続力”をアピールする
“継続力”とひと言で言っても「どんな仕事でも最後までやり遂げることができる」「長期的に働いてくれる」「困難なことでも工夫や努力を続けられる」など、企業によって解釈が異なります。
そのため自分が志望している企業はどんな”継続力”を求めているのかを事前に調べてから自己PRを考えるようにしましょう。
ここでは、面接官が考える”継続力”のイメージをいくつか紹介します。
自己PRで継続力が評価される理由(1):どんな仕事でも最後までやり遂げることができる
何かを継続して取り組んでいると、必ずどこかで嫌なことや辛いこと、トラブルが発生するものです。
しかしこのような状況の中でも「どうやったら続けられるのか・トラブルを回避できるのか」と改善策を考え、行動し続けることは誰にでもできることではありません。
そのため逆境にめげず、ひたむきに取り組むことができる人は、仕事にもコツコツと取り組み、経験を積み重ね、成長することが期待できるため、企業から高い評価を得られるでしょう。
自己PRで継続力が評価される理由(2):長期的に働いてくれる
継続して何かに取り組んだ経験は、ひとつの場所で長く努力したことを表します。
そのため地道に努力して経験を積み、スキルを身に付けて成長できる人材は、企業にとって採用するメリットは大きいと言えるのです。
というのも企業は時間と費用をかけて新卒採用を行います。そのためすぐに辞めるのではなく、徐々にスキルを身に付け、成長することを期待しているのです。
サークル・バイト・ゼミなど、自分なりに何か1つでも長く続けて来た人は、そう簡単に物事を投げ出さない人だと評価を得られるでしょう。
自己PRで継続力が評価される理由(3):困難なことでも工夫や努力を続けられる
「継続力がある」ということは、物事を途中で投げ出さない意思の強さや、責任感があるとも捉えることができます。
また何かを継続した経験は、そのことに対して真面目に向き合って取り組んだ結果です。
仕事で信頼を得るためには、任された物事に責任をもって真面目に取り組むことが大切です。何事にも真面目に取り組めれば、「この人になら仕事を任せられる」と周囲にも思ってもらえます。
当たり前のことですが、途中で物事を投げ出さない責任感や真面目な姿勢も必要とされています。
自己PRで”継続力”をアピールする方法
自己PRを書く際は上記のフレームワークに沿って書くようにしましょう。

結論では自分の長所が”継続力”であることを端的に述べ、その後に自分の長所が”継続力”であることを証明できるエピソードを伝えます。
そして自分のとった行動によってどんな結果になったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である”継続力”を活かし、どうやって志望企業に貢献するかを述べましょう。
自己PRの詳しい書き方については以下の記事で紹介しているので、自己PRを考える際は参考にしてみてください。
関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
自己PRで”継続力”をアピールする際の注意点
自己PRで”継続力”をアピールする際は以下の点を意識してみてください。
せっかくの長所もアピールの仕方によって面接官に与える印象は大きく異なってしまうため、正しいアピールの仕方を理解しておきましょう。
自己PRで継続力をアピールする際の注意点(1):なぜ続けられたのかを明確に伝える
自己PRで”継続力”をアピールする際は”何を続けてきたのか”はもちろんですが、 どうして続けてこられたのか についても書くようにしましょう。
企業は自己PRを通して学生の人柄をチェックしようとしているため、なぜ継続することができたのか、そのモチベーションは何だったのかを伝えることで、あなたの人柄をよりアピールすることができます。
自己PRで継続力をアピールする際の注意点(2):数字を用いて伝える
自己PRで”継続力”をアピールする際は数字を用いて具体的に伝えるようにしましょう。
ただ「~~を続けてきました」と伝えるよりも「~~を3年間続けてきました」と伝えた方が面接官に伝わりやすくなります。
面接官に説得力のあるアピールをするためにも、定量的に伝えるようにしましょう。
自己PRで継続力をアピールする際の注意点(3):”継続力”の言い方を変える
自己PRで”継続力”をアピールするのは問題ありませんが、”継続力”をアピールする就活生はたくさんいるため、他の就活生との差別化を図るためにも、他の言葉を使ってアピールしてみましょう。
例えば、「目標達成に向け試行錯誤し、努力し続けることができる」などといったように具体的な言葉で伝えるようにしてみてください。
他の言い換え例も以下で紹介します。
- 学び続ける向上心がある
- 何事もコツコツと続けられる
- ポジティブに行動し続けられる
- 最後までやり抜くことができる
- 困難なことも諦めずに継続できる
- 常に高い目標に向かって努力できる
- 困難にも耐えられるストレス耐性がある
上記の言い換えを参考に自分だけのキャッチコピーを作りましょう。
自己PRで継続力をアピールする際の注意点(4):継続して当たり前だと思われることは言わない
自己PRで継続力をアピールする際は「継続して当たり前だ」と思われることをアピールするのは避けましょう。
例えば「大学の授業を休まずに4年間受け続けた」「アルバイトを2年間続けた」など、ただ続けていたというだけのエピソードは主体性に欠け、あなたの魅力が十分に伝わりません。
誰もが当たり前にやっていることではなく、あなただからこそできた継続力のエピソードを伝えられるとより良い自己PRになるでしょう。
自己PRで継続力をアピールする際の注意点(5):短所と矛盾しないようにする
自己PRで継続力をアピールする際は、短所と矛盾していないかを必ずチェックしましょう。
例えば、自己PRで「継続力がある」と伝えているのにもかかわらず、短所で「集中力がない」と伝えてしまうと「この人は継続力があるのか、ないのかどっちなんだろう…?」「本当に継続力なんてあるのかな?」と不信感を与えてしまう可能性があります。
このように質問に対する回答が矛盾していると自己分析不足と判断されてしまうため、自己PRでアピールしたい内容を決めたら短所と矛盾していないか必ず確認してください。
自己PRで”継続力”をアピールした例文
ここでは自己PRとして継続力をアピールしている例文を7つのカテゴリーごとに紹介していきます。
自己PRを考える際に参考にしてみてください。

●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ
自己PRで継続力をアピールした例文:アルバイト編
⇨エピソードの部分でどのような計画をたてたのかまで書けるとより具体的に伝えることができます。
また、学んだこと・入社後について触れられていなかったため、この経験から何を学び、その学びを入社後志望企業でどのように活かすことができるのかを伝えましょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:部活動編
⇨エピソードの部分で「チームの勝利に貢献してきました」とありますが、どのように貢献してきたのかについて書くとあなたについてより深くアピールすることができます。
また、本記事で紹介しているフレームワークの「結果・学んだこと」「入社後」について全く触れられていないため、文字数が少ない場合でも「結果・学んだこと」には振れ、可能であれば自分の能力を通して企業に貢献できることをアピールするようにしましょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:サークル編
⇨上記のフレームワークの流れに沿って綺麗な構成で書けています。
「入社後」の部分で志望企業の事業内容と絡めもっと具体的にどう貢献できるのかをアピールできるとさらに良い自己PRになります。
自己PRで継続力をアピールした例文:留学編
⇨エピソードが具体的に書けていてとてもわかりやすいです。
しかし「入社後」について触れられていないため、入社後どのように貢献できるのかを書き、志望企業に必要な人材であることをアピールしましょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:学業編
■例文1
⇨開発を進める上で重要な素質があることはアピールできているため、さらに具体的に開発職でどのように自分の長所を活かしていけるかまで書けると良いです。
■例文2
⇨数字を用いてアピールできていることで、成果について具体的にイメージすることができ、わかりやすい回答となっています。また、この経験を通しての学びについてもしっかりと書けています。
入社後にどのように志望企業に貢献していくかについても書けると完璧な自己PRとなるでしょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:趣味編
■例文1
⇨とても綺麗な構成で書けています。さらに良いアピールをするためにも、「入社後」の部分をもう少し具体的に企業の事業内容と絡めて書くようにしましょう。
■例文2
⇨まず最初に結論として自分の長所が何なのかについてひと言で書きましょう。
また、経験で培った継続力を実際に活かすことができたエピソードについて書けていて、汎用性があることをアピールできています。「入社後」についても書けるとさらに良いでしょう。
まとめ
本記事では自己PRで継続力をアピールする際の考え方や注意点、例文を紹介してきました。
継続力は仕事をする上でとても大事な素養と能力となるため、うまくアピールすることができれば、企業に良い印象を与えることができるでしょう。
しかし継続力はやや抽象的な言葉であるためストレートに「継続力があります」と伝えるよりも、もっと具体的な言葉でアピールするようにしてください。
そうすることでより魅力的な自己PRを作成することができるはずです。
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