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【頻出質問例付き】面接で評価される質問への答え方とは?

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目次

面接初心者の人は「面接って何聞かれるんだろう…」「どんな感じで答えればいいの?」という悩みを持っているのも当然です。

そこで、今回は面接での正しい答え方や、面接官のタイプ別の特徴・対策方法を紹介します。

本記事を読んで面接前にわからないことをなくし、余裕を持って面接に臨めるようにしましょう。

面接に挑む前に知っておくべきこと

面接に臨む前に知っておくべきことはたくさんあります。今回は面接の一般的な流れと、面接の評価基準について紹介していきます。

面接の流れ

面接は上記のような流れで行われます。それぞれの注意点を簡単に紹介していきます。

(1)受付

面接会場へはあまり早く着きすぎてしまうと迷惑となってしまうこともあるため、面接開始時間の5~10分前に着くようにしましょう。

また、受付では、「こんにちは。本日15時に面接のお約束をさせていただいております、〇〇大学の△△と申します。」といったように「学校名・氏名・目的」を必ず伝えましょう。

(2)控室で待機

企業によっては待ち時間に控室に通される場合があります。

のような場合は見られている意識を持ち、「足を組む、深く座る、周りの人と話す、本を読む、携帯をいじる」といったような行為は避けましょう。

(3)入室

ドアを3回ノックし、面接官に「どうぞ」と言われてから開けるようにしましょう。

入室しドアを閉めたらその場で面接官の方を向き、本日はよろしくお願い致します」と大きな声で挨拶し一礼します。

お辞儀は1秒間キープすると礼儀正しい印象を与えることができます。

一礼したら椅子の横に立ち、面接官に「お座りください」と言われたら「失礼します」と会釈をしてから着席します。

(4)面接

面接では「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」のような様々な質問を通して、志望度からその人の人柄などにについて、様々な観点から就活生を評価しています。

また回答内容だけでなく、話し方や態度も評価基準とされているため、どのような答え方をすれば良いのか予めチェックしておきましょう。

詳しくは本記事中の「面接で質問に答える際に注意すべきこと」で紹介しています。

(5)退室

面接官が「本日の面接は以上です」と面接終了の合図を出したら面接終了となります。

着席したまま「本日はありがとうございました」と述べ一礼し、次は椅子の左側に立ち「失礼致します」と再度一礼しドアの方へ向かいます。

ドアの前まで来たら、面接官のほうへ向き直り、「失礼致します」と言ってから深くお辞儀をし、入室の時同様、面接官に背を向けないよう注意しましょう。

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面接の評価基準

評価基準を知っておいた方がより効果的な面接対策を行うことができるため、面接に臨む前に、評価基準を知っておきましょう。

第一印象、基本的なマナー

面接では第一印象や基本的なマナーをチェックしています。

第一印象は、その人のその後の印象に大きな影響を与えると言われており、就活でも同様に第一印象が就活生の評価に大きく関わってきます。

そのため良い第一印象を与えるためにも、面接に臨む前に基本的なマナーについて勉強しておきましょう。

企業の理解度が高いか、自社で活かせるスキルがあるか

企業はより志望度が高い学生を採用したいと考えています。

企業の理解度が高い学生は志望度が高いと判断されやすいため、企業研究は必ず行い、志望度の高さをアピールしましょう。

また、スキルをアピールする際は、その企業で活かせるスキルを必ず伝えるようにしてください。

価値観が合うかどうか

企業はより志望度が高い学生を探しているということは先ほどお伝えしましたが、それだけではなく価値観もチェックしています。

いくら志望度が高くても企業と学生の価値観が合わなければミスマッチに繋がってしまう可能性があるため、企業は面接のうちに学生の価値観を知ろうとしています。

関連記事:
【就活初心者必見】面接の流れとマナーを紹介|受付~退室まで網羅しよう!

面接での正しい答え方

以下は面接でよく聞かれる質問です。

■自己PRを教えてください
■長所を教えてください
■短所を教えてください
■どんな人と言われますか?
■苦手な人はどんな人ですか?
■尊敬する人を教えてください
■趣味を教えてください
■特技を教えてください
■座右の銘は何ですか?
■ストレス発散方法はありますか?
■自己紹介をお願いします
■あなたを動物・モノに例えると?
■リーダーシップをとった経験はありますか?
■休み日はどうやって過ごしますか?
■自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください
■あなたの大切にしている言葉を教えてください
■あなたにとって仕事とは何ですか?
■仕事で大切だろ思うことは何ですか?
■仕事のやりがいは何だと思いますか?
■企業選びの軸を教えてください
■卒業論文のテーマは何ですか?
■なぜ留年したのですか?
■最も得意であった授業を教えてください
■嬉しかったことは何ですか?
■辛かった・苦しかったことは何ですか?
■今までどんなアルバイトをしましたか?
■成功体験を教えてください
■失敗体験を教えてください
■今までで一番感動したことを教えてください
■〇〇大学に入った理由を教えてください
■学部を選んだ理由を教えてください
■学生時代頑張ったことを教えてください
■サークルについて教えてください
■ゼミについて教えてください
■なぜこの職種を志望するのですか?
■当社の業界に必要なものは何だと思いますか?
■当社は第一志望ですか?
■最後に何かありますか?
■転勤は可能ですか?
■当社の強みや事業戦略についてどのように考えていますか?
■最後に質問はありますか?
■将来やりたいことは何ですか?
■入社後具体的にやってみたい仕事は何ですか?
■10年後のあなたはどうなっていますか?
■仕事を通じてどのように成長したいですか?
■他にどんなところを志望していますか?
■なぜこの業界を志望しているのですか?
■当社を知ったきっかけは何ですか?
■他社の選考はどの程度進んでいますか?
■最近読んだ本で最も興味を持ったのは何ですか?
■今日のニュースで最も興味を持った記事を教えてください
注意点
厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、”人生観、生活信条に関すること””思想に関すること””尊敬する人物に関すること”などは採用選考時に配慮すべき事項であり、就職差別につながるおそれがある事例に抵触する可能性があります。しかし、就職活動で聞かれやすい質問の一つでもあります。

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

面接では基本的にどんな質問も結論から答えるようにしましょう。

回答の細かい構成については質問によって異なってくるため、ここからは各質問内容ごとのフレームワークを見ていきましょう。

自己PRを教えてください

自己PRは以下のフレームワークに沿って回答します。

自己PRのフレームワーク

まずは結論として「私の長所は〇〇です」と、一番最初に自分に強みを簡潔に伝えます。

強みを伝えたら、その強みの根拠となるエピソードを伝えます。エピソードを伝える際の注意ポイントは以下の3点です。

(1)取り組んだ出来事を伝える
(2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える
(3)結果を伝える

エピソードを伝えたら、最後はその強みを入社後どのように活かして企業に貢献していくかを伝えましょう。

ここまででフレームワークと注意点については理解できたと思います。続いては、自己PRの回答例文を紹介していきます。

自己PRの回答例文
【結論】 私の強みは、「相手の立場に立って物事を考えられる点」です。 

【エピソード】 私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様の殆どをリピーターにするという目標掲げていました。具体的には受付時に雑談を通したヒアリングを行い、お客様にとって最適なプラスワンの提案を徹底しました。その結果、お客様目線に立って相談から提案を親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 

この事から、相手の立場に立って物事を考える事は、信頼関係を構築する上で非常に重要であると学びました。

【入社後】 この経験を生かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案が出来る社会人になりたいと考えています。 

この例文では先程お伝えしたフレームワークに沿ってしっかりと書かれています。このようにフレームワークに沿って具体的に書くことができれば、わかりやすい自己PRを伝えることができます。

自己PRの他の回答例文も見たいという方は以下の記事を御覧ください。

関連記事:
面接で「自己PR」を聞かれた時の効果的な答え方~回答例10個紹介~

短所を教えてください

短所を答える際は以下のフレームワークにそって回答します。

短所のフレームワーク

まず結論の部分で「私の短所は〇〇です」と簡潔に伝えます。

短所を伝えたら、自分の短所だと思った理由を過去の経験を踏まえて話し、その短所を改善するためにどのような行動をとったのかを伝えます。

改善方法を伝えたら、最後に、短所を改善するために行ってきた努力や経験を通して、入社後どのように活躍できるのかを具体的にアピールしましょう。

また、短所を伝える際は、「遅刻癖がある」などの社会人としてNGな短所、「コンサル志望なのに人と話すのが苦手です」などの志望職種に支障が出る短所を伝えるのは避けるようにしてください。

ここまでで短所を答える際の注意点やフレームワークについて理解できたと思います。続いては短所の回答例文を紹介していきます。

短所の回答例文
【結論】 私の短所は、人見知りをしてしまうことです。 理由としては、相手にどう思われているのかを気にしすぎているからだと考えています。

【エピソード】 学生時代の焼き肉店でのアルバイトで初出勤の日に、分からないことを自分から聞くことができませんでした。その結果、無駄に時間を費やしてしまいアルバイトのメンバーに迷惑をかけてしまいました。 

【改善方法】 この経験から現在は、自分で頑張って分からないことがあったらすぐにメンバーに聞くようにしています。また、人見知りを改善するためにアルバイトの新人や、サークルの新入生たちに自分から声をかけるように心がけています。 このような取り組みの結果、以前よりも打ち解けるスピードが早くなったと感じています。

【入社後】 貴社に入社しても、プロジェクトをチームのメンバーと円滑に進めるために自分からコミュニケーションをとっていきたいです。 

この例文は先程の「結論→エピソード→改善方法→入社後」のフレームワークに沿って伝えられています。

短所の他の回答例文も見たいという方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:
面接で「短所は何ですか?」と質問された時の正しい答え方~回答例18個紹介~

面接で質問に答える際に注意すべきこと

ここでは面接官の質問に答える際に注意すべきポイントを紹介します。

エピソードの大きさより、その過程をアピールすべき

就活生の中でも面接で答えるエピソードは「大きな成果を出したものでなければいけない」というようにエピソードの大きさを気にしている人も少なくないと思います。

それは間違いです。エピソードは必ずしも大きくなければいけないというわけではありません。

質問に回答する際に大切なことは、「過程をアピールする」ということです。

いくら何か良い実績を残したエピソードがあったとしても、その際の過程がしっかりとアピール出来ていなければ良い評価を得ることはできません。

面接官はその人が残した実績だけを知りたいわけではなく、取った行動や考え方などの過程からその人の人柄や価値観を知ろうとしているのです。

そのため、エピソードの大きさにこだわるのではなく、自分の人柄を存分にアピールできるようなエピソードを選ぶようにしましょう。

長く話しすぎないようにする

面接での基本は簡潔に伝えるということです。

「たくさんアピールしたい!」と思い、ダラダラ話してしまうと、かえって何を伝えたいのかわからなくなってしまい逆効果です。

そのため、話すのが苦手でどうしても長くなってしまうという人は、1分以内でまとめられるように日頃から練習しておくようにしましょう。

面接では自己PR、志望動機と様々な質問をされます。何を聞かれても1分以内で答えられるように練習しておくと、面接本番でも簡潔に伝えることができるようになるためオススメです。

表情や聞く態度に気をつける

面接では話す時はもちろん、話を聞く時の態度も非常に重要です。

話す時は笑顔で、面接官の目を見てハキハキ話すことを意識し、話を聞く際は、話している人の方へ視線を向け、相槌を打ちながら聞くようにしましょう。

面接では話す内容だけでなく、面接中の態度についてもチェックされているため、意識して臨むようにしてください。

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面接官のタイプ別特徴と対策方法

面接官のタイプ別特徴と対策方法

面接官と一言で言っても、様々なタイプの面接官がいます。ここでは面接官のタイプ別の特徴と対策方法について紹介しています。

社交型面接官

社交型の面接官は、就活生の話に対して相槌を打ったり、褒めてくれたりと、良い反応をしながら聞いてくれます。

一見就活生からしたら、「良い感じかも!」と期待してしまいやすいのがこの社交型面接官の特徴です。

この面接官にあたった場合の注意点としては、ダラダラと話さないということです。

面接官がフレンドリーに話を聞いてくれるとなると、安心感からか長く話してしまう就活生も少なくありません。

しかし、社交型の面接官でも面接は評価をつける場であるため、簡潔に話すことを心がけ、緊張感を持って臨みましょう。

受け身型面接官

受け身型面接官の特徴は、あまり質問をしてきません。

例えば「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれた際に「母です」と答え、「そうなんですね…」と終わらせてしまう面接官もいます。

これが受け身型面接官です。

就活生は面接とは「なぜ?」ともっと回答に対して面接官が深堀りをしてくれるものだと思っていることが多いため、終わってみたらあんまりアピールできなかったという結果になることも少なくありません。

しかしそれではせっかくの面接が勿体ないですよね。

そのため、もし面接で「この面接官は受け身型面接官だな」と感じた際は、面接官からの反応を待たず続けて話すようにしましょう。

例えば、「尊敬する人は誰ですか?」「母です。なぜなら~~」となぜ母親を尊敬しているのかについて、自分から話すようにしましょう。

そうすることで、面接官からの深堀りがないことによるアピール不足を防ぐことができます。

圧迫型面接官

圧迫型面接官の特徴としては、回答に対して否定的であったり、聞く態度が悪い、とことん深堀りをしてくるというものが挙げられます。

面接中に「これ圧迫面接だ~」と感じて焦ってしまう就活生もいると思いますが、全く焦る必要はありません。

圧迫面接をされてる際は怒られていると思い不安になってしまうと思いますが、圧迫面接をしている面接官も本当に怒っているわけではありません。

圧迫面接を通して、就活生のストレス耐性をチェックしているのです。ストレス耐性というのは社会人にとって重要な資質であり、必要なものとなります。

面接官はストレスがかかっている状況下でどのような対応ができるのかを見ることでストレス耐性があるかどうかを面接の時点で見極めるため、圧迫面接をしてくると言えます。

そのため圧迫面接をされた際は、冷静に対応しましょう。

焦ってしまったり、パニックになってしまうと面接官から「ストレス耐性がないな」と判断されてしまう可能性もあるため、「あぁ、わざと怒ってるのか」くらいの気持ちで対応するようにしましょう。

論理型面接官

理型面接官の特徴は、就活生の回答に対して「なぜ?なぜ?」とたくさん深堀りをしてきます。

これは就活生が面接のエピソードとして言っているだけなのか、本当の姿なのかを判断するために深堀り質問をしていると言われています。

論理型面接官は就活生の回答に対して必ず深堀りをしてくるため、予め自分で回答に対する深堀りされそうな質問内容を考え、それに対する回答を用意しておくと良いでしょう。

例としては以下のような深堀り質問が挙げられます。
※今回は例として自己PRの深堀り質問を紹介しています。

私の強みは、多文化環境でのコミュニケーション能力です。

フィリピンの現地IT系企業にて計2ヶ月間インターンとして勤務した際に、イギリス、タイ、ベトナム、インドといった現地メンバーで構成されるチームで開発案件を進め、中国企業との共同開発案件にも携わり、英語環境での会話力に加えて、相互の文化的側面の理解、非英語ネイティブ同士の意思疎通におけるリスクヘッジなど、グローバルな環境下でのコミュニケーション経験を多く積むことができました。

【想定追加質問】
・相互の文化を理解するために具体的にどのような取り組みをしましたか?
・意思疎通のリスクヘッジをする際に気をつけていたことは何ですか?

面接でよく質問される志望動機、自己PR、ガクチカ、その他の質問に関しても全て自己分析をしっかり行っておかないと面接官の深堀りには対応できないため、必ず自己分析をした上で面接でよく聞かれる質問に対する回答を考えるようにしましょう。

まとめ

本記事では面接での正しい答え方やよく聞かれる質問を紹介しました。

また、面接官のタイプによって、面接の雰囲気は大きく異なってくるため、面接官のタイプ別特徴や対策方法についても解説しています。

本記事を読んで面接の準備を万全にしてから、面接に臨むようにしましょう。

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